エアコン

実は知らない店員も多い!?エアコンの正しい選び方 基礎編 

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家電店の店員も意外と知らない正しいエアコンの選び方は?

今年も暑い季節がやってきましたね。エアコンが大活躍する季節です。

「電気代が安くなるっていうし、そろそろ買い替えかなぁ」
「壊れちゃったから急いで買い換えなきゃ!」

そんな方も多いでしょう。
そこで、家電店にエアコンを探しに行くと、ズラーーーっとたくさんのエアコンが並んでいるわけです。

「種類多すぎ・・どうやって選んだらいいの?」
そんな風に思うのも無理はありません。見た目が同じ様なものがたくさん並んでる上に、値段はピンからキリまであるんですから。

そこで仕方なく近くの店員さんにどれがいいのかを聞いてみるわけですよ。
こうなっちゃうと後はもう店員の言いなりですよね。
でも、それって信じていいんでしょうか?
自分で選べたらいいなと思いませんか?

そこで本日はエアコンの選び方を1から解説したいと思います。

解説する項目と目次

 その他のエアコン解説ページ
エアコンの選び方総合(エアコンの種類・選ぶ手順など)

メーカー比較前(三菱、パナソニック、日立)

メーカー比較後半(富士通、ダイキン、シャープ、東芝)

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ステップ1
基本中の基本 畳数の見方

エアコン選びで一番重要といってもいいのが対応畳数の見方です。

例としてパナソニックのXシリーズを見てみましょう。

パナソニック 超省エネ(高級)モデル
冷房時主に10畳 CS−X287C

こちらの機種はカタログやメーカーページを見ると”冷房時主に10畳用”と説明があります。

ですが、これはあくまで目安というか”エアコン用語”なんです。そのまま鵜呑みにしないほうが良い言葉です。

次に能力(エアコンのパワー)を詳しく見てみましょう。

この表がエアコンの能力の解説です。

”畳数のめやす”の部分を詳しく見てみると
冷房時 8~12畳
暖房時 8~10畳
と書いてありますね。

つまりこの機種は冷房のときに8~12畳くらいの部屋でつかうといいわけ
・・・ではありません

これが最初の落とし穴というか、これもエアコン用語ですね。

この表の正しい見方は

木造(平屋・南向き・和室)の場合
冷房8畳 暖房8畳

鉄筋(南向き・中層階・洋室)の場合
冷蔵12畳 暖房10畳
となります。

簡単にまとめると
✅戸建て・普通のアパート→左の小さい数字
✅鉄筋コンクリートのマンション・団地→右の大きい数字
がそれぞれ対応の畳数となります。

つまり、冷房時主に10畳の機種は戸建てに取り付けする場合、冷暖房ともに8畳対応ということになります。
紛らわしいかもしれませんが、メーカーのカタログも家電店のチラシも全てこのルールで書いています。ぜひ覚えておいて下さい。

ちなみにこれは東京を基準とした対応の畳数です。
もっと暑い地域では冷房を、寒い地域では暖房のパワーが足りるように、1ランク大きめのサイズにするといいですね。

 

ステップ2
これが難しい 暖房はつかうのか?

同じ対応畳数でも、機種によって大幅にパワーは違う!

エアコンの畳数を決める際にもうひとつ考えていただきたいのが暖房機能のことです。
実は暖房機能を使う・使わないによって選ぶべき畳数、選ぶべき性能ががらっと変わってきます。

「使うかもしれないけど決まってないなぁ・・」という方も多いでしょうが、これは前もってはっきりと決めておいたほうが良いです。

なぜなら、残念なことに暖房を使おうと思って購入していないエアコンの暖房機能はあまり実用的ではないからです。

「エアコンの暖房を使ってみたけどぜんぜん温まらなかった」
そんな経験をしたことがある方も多いかと思います。

 

エアコンの暖房が物足りない原因は・・


「エアコンが古いから効かないのかなぁ」
なんて思った方もいるでしょう。

確かにそれはあるのかも知れませんが、もっと決定的な原因は”暖房を使う予定でエアコンを選んでいない”ことにあります。

先ほどの主に10畳用のエアコンの話に戻ります。

CS-X287Cは先ほどの説明に照らし合わせて考えると、戸建て住宅の場合冷房・暖房ともに対応は8畳です。

しかし冷房だけを考えた場合、地域にもよりますが10畳の部屋で使っても大体問題なく冷えてしまいます。

そうすると
売る側はより売りやすい、冷房だけでぎりぎりのサイズをすすめ
買う側はより買いやすい、冷房だけでぎりぎりのサイズを選んでしまうわけです。

こうして”冷房は問題ないけど、暖房が効かないエアコン”が出来上がります。
最近では住宅事情の変化から、エアコンで暖房を使う方も非常に多くなってきています。ですが、夏場の購入ですとどうしても冷房基準で選びがちになってしまいます。

冬に「暖房は物足りないな・・」とならないためにも暖房を使う・使わないはしっかり決めておきましょう。

 

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ステップ3
グレードを決める

エアコンは性能によりおおまかに4つのグレードに分ける事ができます。
上から順に価格が高く高性能です

グレードごとの大まかな特徴

超省エネ機種

✅省エネ性能が高い(主に省エネ性能で★4つ以上)
✅暖房も得意
✅自動で省エネしてくれる(エアコン自体が賢い)
✅清潔機能にも力が入っている

メーカーの顔となる代表機種です。そのメーカーの特徴がもっとも出るグレードです。主にリビング用ですが、その高い清潔性・快適性から寝室につける方も多いです。

例 超省エネモデル
三菱 MSZ−ZW2817

・省エネ基準達成率 124%
・特徴 360℃ムーブアイ極み(高精細・全体)
・通風路/ファン/熱交換器の3箇所が防汚加工

 

準省エネ機種

✅省エネ性能は下のランクより少し良いくらい(主に省エネ性能で★3から4つ)
✅暖房性能も実用的
✅超省エネ機種から少し機能をダウンさせた機種が多い

性能としては全体の中間から上位にかけての位置づけとなります。価格が超省エネモデルに近い事もあり、「ここまできたら超省エネにしておこう」となる場合が多いです。売り場でもやや影が薄いグレード。
 

例 準省エネ機種
三菱 MSZ−X2817

・省エネ基準達成率 115%
・特徴 ムーブアイ極み(高精細・前方のみ)
・通風路/ファンの2箇所が防汚加工

 

 

フィルター自動掃除機種

✅省エネ性能は販売可能な基準ギリギリかその付近(省エネ性能★2つ)
✅暖房機能はついているが、上二つに比べパワーが落ちる
✅シンプル機能でフィルター掃除はつけたタイプが多い

省エネ・暖房性能は高くはないものの、今ではスタンダードとなっているフィルター自動掃除がついたタイプ。寝室や子供部屋につける場合が多いですす。
 

例 フィルター自動掃除モデル
三菱 MSZ−L2817

・省エネ基準達成率 101%
・ムーブアイ(中精度・前方のみ)
・ファンのみ1箇所が防汚加工

 

シンプルモデル

✅省エネ性は基準ギリギリ
✅フィルター自動掃除も無い
✅機種によってはちょっとした付加機能あり

昔ながらの特別な機能のないエアコンです。メーカーによってはイオンだったりセンサーだったりがついている場合もあります。予算優先のモデルとなります。

例 シンプルモデル
三菱 MSZ−GE2817

・省エネ基準達成率 100%
・特徴 フロアアイ(床のみ)
・防汚加工なし

 

エアコンの価格による機能・性能の違いは
エアコンの選び方(総合)のページでまとめています。

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省エネ性能の★マーク解説

エアコンの省エネ性能を分かりやすく比較する為に省エネラベリング性能というものが有ります。

経済産業省、資源エネルギー庁が統一したルールを定めていますので、どのメーカーも同じ基準で性能を比較することが出来ます。

省エネ性能の良し悪しは5段階の★マークで表されています。

例えばこれがCS-X287Cの省エネラベルです。Xシリーズはパナソニックの超省エネ(高級)モデルですので、5点満点の評価になっています。

この★マークが多いほど省エネ性が高い機種ということになります。
そして、省エネ性が高い機種は暖房性能も良く、快適性が高いです。

つまり
省エネ=暖房能力が高い=快適性が高い=星が多い
ということです。

理由を説明するとながーくなってしまうのでまた次の機会にしたいと思います。
そういうものだと思ってもらえると助かります。

ちなみに星1つの機種はありません。発売してはいけない決まりになっています。
つまり実質は星2つが最低で、星5つが最高ということになります。

これまでの説明でいくと「星5つのエアコンを選んでおけば間違いなし」ということになるんですが、なかなかその通りには行きません。なぜなら、当然5つ星の機種は価格も高いからですね。

 

そこで、お部屋別に選び方の例をご紹介しておきます

リビング

迷わず超省エネ機種です。リビングはその家の中でも一番広く、一番いる時間が長い場所です。
暖房を使うならゆとりを持ったサイズを選びましょう。

高い清潔性を持ち、センサーなどの快適機能が自動で更なる省エネを行ってくれます。長い時間使うほど電気代に差が出ます。

 

寝室


ここは意見が分かれるところですね。
✅暖房を使う・快適性を求める→超省エネ
✅価格優先だが自分でフィルター掃除はあまりしない→フィルター掃除付き
✅価格重視→シンプルモデル
となります。一番選び方に幅が出やすいお部屋です。

 

子供部屋


多く方は予算優先で選びます。
価格重視→シンプルモデル
フィルター自動掃除機能を付けるつけないあたりが迷いどころかもしれません。

 

エアコンの選び方 基礎編まとめ

  • エアコンの対応畳数は結構分かりにくいので、表の見方をしっかり覚えましょう
  • 暖房を使う・使わないは最初に決めておきましょう
  • エアコンは性能によって大きく4つのグレードに分けられる
  • 省エネ性能が高い=暖房性能も高い ので出来るだけ★マークが多いものを選びましょう
  • 取り付けする部屋によってどれくらいのグレードにするか見当をつけましょう

以上エアコンの選び方基礎編でした。
これだけ分かっても実際にどれを選んだらよいかは分かりませんね?
まだまだエアコンシリーズは続きます。
次回 省エネ性・暖房機能についてまとめました

夏だけじゃもったいない!暖房にも使えるエアコンの選び方。

エアコンの能力の見方をさらに詳しく解説!これをきちんと理解している店員は意外と少ない! さて、エアコンの選び方第2弾です。 前回は基本中の基 ...

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