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炊飯器

【どのメーカーがいいの?】店員オススメ!炊飯器の選び方と各メーカーの特徴

更新日:

炊飯器の種類とオススメ品を紹介。あなたの好みはもっちり?しゃきり?
メーカーはどこがいい?それぞれの特徴は?

「ご飯は毎日食べるから、チョット奮発して良い炊飯器買っちゃおうかしら・・」
こういった声はよく聞くのですが、実際に炊飯器を選ぶとなると難しいものですよね。

「どんな商品があるの?」
「どうしてこんなに値段が違うの?」
「どのメーカーがいいの?」
などなど、いろいろな疑問が浮かんでくるのではないかと思います。

それに、たとえ機能が良いとか口コミが良い商品があったとしても、それが自分の好みに合っているかを判断することも難しいですよね。

そこで本日はどういった基準で炊飯器を選べば良いのかも含めて、基礎知識からおすすめ機種まで紹介させていただきたいと思います。

解説する項目と登場機種

基礎の説明がかなり長くなっています。おすすめ機種の紹介だけみたい方はスキップ機能をお使いください。

おすすめ機種の紹介までスキップ

 

美味しく炊くのに重要なのは”火力”

メーカを紹介する前に、まずは炊飯器の基礎知識から解説したいと思います。

まず最初に頭に入れておいていただきたいことは、基本的にはどのメーカーさんでも同じ目標を持って炊飯器を作っていると言うことです。

その共通の目標とは”高火力を実現すること”です。

「ご飯は強火で炊くと美味しい」と言う話は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

例えば、かまどや飯盒を使って、噴きこぼれるくらいの火力でたいたご飯は”美味しいご飯"の代表的なイメージになっていますよね。

また、炊き上がりにこだわる人やお店では、直火を使って炊いていたりしますが、これも電気より直火の方が火力が強いからです。

逆のパターンでは、”登山をして気圧の低いところで炊いたご飯は美味しくない”と言う話もありますよね。沸騰の温度が低いせいで上手に炊けないわけです。

このように、ご飯を美味しく炊くためには火力が重要なポイントとなっているんです。

では、炊飯器における火力の違いはどういったところで生まれるのでしょうか。

炊飯器で火力に影響する要素は、大きく分けて3つあります。

①加熱の方法 マイコンとIH
電気を熱に変えるにはどうしたら効率が良いか

②炊飯の方法 圧力を採用するかしないか
発生した熱で効率よく温度を上げる方法は何か

③内釜の素材 発熱・蓄熱・熱伝導
熱をいかにお米に伝えることができるのか

炊飯器の説明では内釜とか熱源とか、いろいろな特徴やポイントが取り上げられたりしますが、基本的にはどれも高火力の実現のための工夫と考えていただくとわかりやすいかと思います。

そして、高火力の実現のためにどこにどれくらい力を入れるかで、メーカーの特徴が出たり、炊飯器の価格の差がついたりしています。

それでは、もっと詳しく各項目をみてみましょう。

 

炊飯器の違い①
加熱方式2種類

現在販売されている炊飯器の加熱方式は

マイコン式

IH式

の2種となっています。それぞれ特徴を解説します。

マイコンヒータータイプ


これが1番安いタイプで買いやすい価格なんですが、おいしさもそれなりですね。昔ながらの炊飯器の炊き方です。

今回の「ちょっぴり奮発しておいしく炊ける炊飯器を買おう」の趣旨と外れてしまうのでチョットだけ解説します。

マイコンヒータータイプは炊飯器の底面に熱線が入っており内釜をしたから加熱していく方式です。最近見かけない電気コンロをイメージしていただくとよいのですが、火力が弱いのが難点です。

 
こんなのです。火力が弱いですよね。

内釜の底面から熱を伝えるので、上下で温度ムラができやすく、炊きムラができやすいというでメリともあります。内釜も薄いものが多く、蓄熱性が低いため保温性能も高くはありません。

▶︎おいしさよりも価格優先
▶︎炊きたてしか食べない(保温しない)
▶︎容量いっぱいに炊かない

こういった条件がそろっているのであれば十分実用の範囲ではあると思います。

 

IHタイプ

現在ではIH方式を採用する炊飯器が主流となっています。

IHとは電磁誘導のことで、内釜に電気を流し内釜自体を発熱させています。マイコン式はヒーターの熱を内釜に伝えていたのに対し、IH式は内釜自体で発熱していると言うことです。

ヒーター▶︎内釜▶︎お米で熱を伝えるよりも、内釜▶︎お米で直接熱が伝わった方がロスが少なくて効率がいいですよね。

 
こんなイメージです。ヒーターよりも高火力。

 

IHクッキングヒーターも電気コンロに比べて加熱が早くて、しかも火力が高いですよね。これは鍋やフライパンなど、金属自体が発熱しているので電気の無駄がないからなんです。

IH炊飯器も同じことが言えるわけですね。

このように、炊飯器には2つの種類があり、今家電店に並んでいる炊飯器の主流でおいしく炊けるのはIHタイプです。

炊飯器の種類2つ
①マイコンタイプ
②IHタイプ

もちろんIHがオススメですし、種類としてもIHの方が多いです。D現在の炊飯器の基本はIHと考えて頂ければOKです。

「じゃあIHのやつなら良いのね」と思った方、もう少しだけ待ってください。

今、人気のある炊飯器にはIH+圧力炊き機能が付いているものが非常に多いのです。

 

炊飯器の違い②
炊き方の種類 圧力or圧力なし

次に炊き方の種類をご説明します。

今の中級機以上で多く採用されている炊き方は、IHで加熱してさらに圧力を加える方式となっています。”圧力炊き”とか”圧力IH”と表記されているものが該当します。

圧力炊きって?

圧力炊きとは、炊飯中に内釜を密閉することで内部の気圧を上げて炊飯する方式です。気圧が上昇することで沸点も上がりますから、100℃以上の高温でご飯を炊くことができます。

圧力鍋を使ったことがある方はイメージしやすいと思うのですが、圧力鍋で調理すると火の通りがよくて、煮物なんかはおいしく出来上がりますよね。炊飯器でも同じことなんです。

圧力炊のメリットは高温で炊飯することで、お米のもちもち感をより一層引き出せることにあります。

日本人はもちもちが好み?

食感をあらわす言葉には、サクサクとかシットリとかジューシーなどありますが、人気の第1位はモチモチのようです。

確かに、ご飯の場合でもパサパサよりももっちりが良いとされていますよね。この、もっちりしたご飯を炊くのに適しているのが圧力炊きと言うわけです。

だからと言って高級な炊飯器が全て圧力炊きかといえば、そんなことはありません。中には、あえて圧力炊きを採用していない機種もあるんです。圧力炊きも万能というわけではなく、苦手なことがあるようです。

それでは圧力炊きと圧力なし、それぞれどんな特徴があるのかを見てみましょう。

圧力炊きの特徴

圧力炊きのメリット

①圧力をかけることで、100℃以上の高温沸騰。お米が粘りのあってモチモチした食感に。

②それなりのお米(言い方は悪いですが安いお米)でも圧力の力でモチモチさせるので日本人が好む食感に仕上がりやすい。

 

圧力炊きのデメリット

①圧力をかけることでお米が変形したりつぶれてしまうことがある。

②お米の特徴が出ずらい。お米にかかわらずもちもち傾向の炊き上がり。

 

圧力無しの特徴

圧力なしのメリット

①圧力をかけない分、お米が変形したりつぶれたりする割合がすくない。

②ふっくら仕上がりやすい。

③お米本来の特徴が出やすい。水分が多いとかしゃきり感があるなどが素直に出る。

圧力なしのデメリット

①お米の特徴が出やすいので、それなりのお米はそれなりにしか炊けない。

②もっちり感は圧力炊きに劣る

このように圧力炊きにもデメリットは少しはあるようですね。

圧力炊きを採用している機種でも、圧力をかけないコースを選択することは可能です。そういう面では圧力炊きを採用している機種の方が幅広い好みに対応できるのではないかと思います。

実際に、圧力炊きを採用しているメーカさんは多く、今では全機種通して圧力炊きを採用していないのは三菱の一社のみとなっています。

以前はタイガーも圧力炊きを採用していなかったのですが、今では圧力炊き搭載機がメインとなっています。幅広い好みに対応できる圧力炊き採用機種がシェアとしても高くなっているということですね。

▶︎炊飯方式2種類
①圧力炊き無し
②圧力炊き有り

個人的なオススメは好みの食感を実現しやすい圧力炊き採用の機種です。選べる機種の幅が多いのも圧力炊き採用モデルとなっています。

ここまで【炊飯器の種類】【炊き方の種類】を見てきましたが、これで終わりではありません。

最後は内釜の重要性について考えてみましょう。

 

炊飯器の違い③
内釜も非常に重要

これまでの話の通り、おいしいご飯を炊くには高火力が必要不可欠です

そこでIHや圧力を採用してきたわけですが、そもそも、もっとハイパワーな炊飯器って作れないのでしょうか。

残念ながら、もともとの火力を上げるのには限度があります。家庭用のコンセントは1,500Wと上限が決まっているからですね。

そこで重要な役割を担うのが内釜です。限られた電気をいかに無駄なく熱に変え、お米に伝えるか。これが重要なポイントになります。

そこで内釜に注目して商品を見ていくと、各メーカーによっていろいろな種類の素材をつかった内釜があることがわかります。

有名なものだと・・
▶︎タイガーの土鍋
▶︎パナソニックのダイヤモンド竃釜
▶︎象印の南部鉄器 
など、いろいろあるんですね。

各社様々な内釜を採用しているわけですが、これだけ種類豊富なものをどうやって比べたらいいのでしょうか。

”価格”が一番わかりやすい指標

少しイヤな言い方になりますが、結局値段で比べるしかないと思う部分はあります。
「なんだよ!高いのがいいのはわかってるよ」と思われるかもしれませんが・・

内釜には大きく分けて3つの要素が求められます。
①蓄熱性の高さ(熱を閉じ込める)
②発熱性の高さ(素早く強く加熱できる)
③熱伝導率の高さ(電気を無駄なく熱にする)

各メーカーさんはそれぞれに適した素材を探したり、組み合わせることで高火力を目指しています。

何を重要視し、どのバランスにするかの考え方はそれぞれ違っていて、どれが正解と断言することはできないのではないかと思います。

さらに言えば、優れた素材の使用されている比率も価格によって異なります。

例えば銅・土鍋・炭などが熱伝導率や発熱性・蓄熱性が高いと言われていますが、その辺の高価な素材をフル活用しているのは一部の高級モデルだけです。

例 土鍋が特徴のタイガーの場合

▶︎高級モデル→土鍋内釜
▶︎中級モデル→土鍋コーティング
▶︎お手ごろモデル→土鍋要素なし

さらには内釜の形状の工夫や、特殊な素材(ダイヤモンドなど)の使用による熱伝導効率のアップなどさまざな要素が絡まりあって決まっているんです。

つまり内釜の良し悪しは、
内釜の素材×素材の使用比率×内釜の厚さ×特殊加工と、いくつもの要素で決まります。

このように、内釜の良し悪しを決める要素は非常に多く、複雑に絡み合っています。それなのに全部のメーカーでどれが優れているのかなんて正直比べようが無いです。

よく”内釜は重くて厚いほうがいい”と言割れますが、内釜の厚さはひとつの要素でしかなく、それだけで内釜の良し悪しは決められないんです。

同じように「銅が熱伝導に優れている=銅釜が一番」とも言い切れ無いわけです。

「じゃあ、どうやって判断したらいいの?」

こうなると価格を基準にするしかないのではないかと思います。
価格の高い炊飯器ほど効率の良い素材を使って、工夫を凝らした内釜を使っているだろう」という考え方ですね。

がっかりな説明になってしまいましたが、これが1番わかりやすくて、おそらく実態に近い指標ではないかと考えています。

これでようやく【炊飯器の種類】【炊き方の種類】【内釜の種類】の説明が終わりました。

最後は実際に機種をみてみましょう。

オススメのメーカーは?

ここからはメーカーごとに機種を紹介していきます。

これまでの内容を頭の隅っこにおいて読んでいただくと、各メーカーさんの特色がわかりやすくなるのではないかと思います。

それではそれぞれの特徴とおすすめ機種を見てみましょう。

おすすめ機種は2機種ずつ紹介します。
そのメーカーの特徴が一番出やすい最高級モデルで1つと、一番売れ行きがよくコストパフォーマンスが良い中間モデルで1つの計2機種ずつ紹介します。

▼高級モデル
”ご飯にはこだわりたい”という方向けのモデルです。
それぞれのメーカーの技術・考えを余すところなく結集させたメーカーの代表となる機種です。

▼中間モデル
”ちょっと奮発して良いの買っちゃおうかな”という価格帯のモデルです。
なるべく予算を抑えた上でもこの辺を選んでいただければ安全安心というモデルを紹介していきます。

 

メーカーごとの特徴とおすすめ機種の紹介

掲載順がオススメ順です。

パナソニック
最高級モデル SR−SPX107

”この機種こそ炊飯器の代表”と言えるくらい売れ行きも人気も高い機種です。

最高級モデルなので結構な価格なのですが、それでも売上ランキングの上位を常にキープしているモンスター商品です。

一体どんな魅力があるのでしょうか。

特徴は・・

Wおどり炊き

 パナソニックといえばおどり炊きですが、実はおどり炊きには2種類あるんですね。

▼元祖おどり炊き”圧力式”
おどり炊きの元祖は三洋電機の圧力を使ったおどり炊きです。
加圧と減圧を繰り返しお米を躍らせて炊きムラを抑制します。

▼パナソニックの技術”交互高速対流式”
一方パナソニックの得意分野はIHの制御技術です。火加減が上手と思っていただければいいです。
IHクッキングヒーターも生産するパナソニックの強みですね。

火力を内側と外側で高速切り替えすることでお米を躍らせています。

 

三洋電機の圧力式おどり炊き
パナソニックのIH制御式おどり炊き
この2つが組み合わさったのがWおどり炊きです。

期待に答えたSPXシリーズ

もうだいぶ前の話ですが、三洋電機がなくなるときに三洋の炊飯器や電池部門はパナソニックに吸収合併されました。そのときに”パナソニックと三洋のいいとこ取りをした炊飯器”が発売されるのではと期待されていたのですが、実際にはなかなか登場しなかったんですね。

それが数年経ってようやく実現されたのがこのSPXシリーズと言うわけなんです。家電好きからすれば、まさに理想の炊飯器だったわけです。炊飯器2大人気メーカーの夢の共演といった雰囲気でした。

今ではさらに年月がたち、SPXシリーズも7世代目を迎え更なる進化を遂げています。

 

▼新型では
SPX107からはさらにパワーアップしており、最終仕上げに追い炊き行程が追加されました。最後に高温で仕上げることで、お米からさらなる旨みと甘みを引き出しています。
 

高温スチーム

▼スチームでハリ・ツヤキープ
圧力炊きはもっちりとした食感になるメリットが反面、ご飯が潰れやすデメリットもありましたね。

そこでパナソニックでは炊飯工程の最後にスチームを投入し、ご飯にハリとツヤを与えています。圧力炊きの利点である高温でお米の旨味を引き出しつつも、食感がベタッとなりすぎないように仕上げることができるということですね。

▼最後まで旨味を引き出す
この時に使っているスチームはただの蒸気ではなく、220℃もある過熱水蒸気です。オーブンレンジの説明で耳にしたことがある方もいるかもしれませんね。

過熱水蒸気には温度の低いところに集まりやすい・食品内部まで侵入しやすいと言う特性があります。炊飯の最後で過熱水蒸気を使うことで、お米の芯まで熱を届け旨味を十分に引き出すことが可能となっています。

また、溶け出した旨味によってお米表面がコーティングされ、適度な粘りを持ち、香りが引き立つ仕上がりを実現しています。

▼保温も得意
保温開始から6時間後と12時間後にスチームを自動投入しご飯のパサつきを抑えます。

また、スチーム再加熱機能も搭載しており、加熱を手動でスタートさせればスチームを使って熱々に温めてくれます。レンジでも温めることはできますが、スチームの方が乾燥しにくいですし、みんなの分をまとめて温めることができるので便利ですね。
 

大火力かまど釜・全面6段IH

▼軽くて丈夫で熱伝導が高い内釜
内釜表面をダイヤモンド粒子を練り込んだフッ素でコーティングしています。ダイヤモンドは耐久性が高いだけでなく熱伝導に非常に優れています。

丈夫で高火力な優秀な内釜です。熱伝導の良い素材を贅沢に使っている分、内釜の厚みが抑えられています。軽くて扱いやすい内釜を備えた高級炊飯器は希少です。使い勝手が良いのも重要なポイントですよね。

最上位モデルのSR−SPX107は内釜にメーカー5年保証が付いています。それだけ丈夫さに自信があるということですね。

▼内釜全体を覆う6段IH
内釜に電気を通すためのIHコイルは内釜側面に5段と内蓋にも1段の合計6段も内臓されています。内釜をすっぽりと包むことで、内釜全体をより早く・ムラなく発熱させることが可能です。

内蓋IHはパナソニック独自のもので、内釜上部(内蓋とお米の間の空間)の温度も下がらないようにすることで、内釜全体の温度をキープするのに役立っています。
 

豊富な炊飯コース

▼10種の炊き分け
このSPX7シリーズでは、スチームの量や温度・加圧時間を調節することで、細かく食感を調節することができるようになっています。

食感は普通・硬め・柔らかめ・もちもち・しゃっきりの5通りあり、それぞれに2段階の強度で合計10種類もの中から選ぶことができます。

「我が家の好みはこの食感」
「今日はカレーだから少し硬めかな」
こんな時でも簡単に炊き上がりの調節が可能です。

▼その銘柄の良さを引き出す
他にも”銘柄炊き分けコンシェルジェ”機能を搭載しており、お米の銘柄を選ぶだけで特徴を引き出す火加減に自動で調節してくれます。

お米の話をしていると、「うちは田舎から美味しいお米が届くんだ」とか「地元のこの銘柄が好きなんだ」など、お米にこだわりを持っている方は少なくないようです。そんなこだわり派の方はこの機種でベストの炊き上がりを追求していただくのもいいのではないかと思います。

登録されている銘柄は50種もあり、全国の銘柄に幅広く対応しています。
 

こんな場合にオススメ

①パナソニックの高いIH技術で熱を効率よく伝えるお米に伝える
②三洋から受け継いだ圧力炊きの技術で炊きムラを抑制
③最後はスチームでふっくら、旨味をコーティング
④炊きわけも細かく対応しており、好みの仕上がりを選ぶことができる

三洋とパナソニックの強みが見事に組み合わさった、まさに死角の無い炊飯器と言えるんじゃ無いかと思います。

火力・炊き方・仕上げのどれをとっても高いレベルを実現していて、さらに幅広い好みにも対応できると非常に万能感の強い1台となっています。

▶︎好みがわからなくて迷っている
▶︎どれもよく見えて決められない
▶︎お米にはこだわっている
▶︎本体が高くても好みに合わなかったらと不安を感じる

こんな場合にはお米の旨味と特徴が引き出せて、しかもオールマイティーなパナソニック SR−SPX107がおすすめです。

 

パナソニック
中間オススメモデル SR−PA107

■SPX→PAの主な差は
W圧力炊き→圧力式おどり炊き
スチームあり→スチームなし
と、なっています。

おどり炊きの元祖は圧力だけでしたし、スチームがなくても実用的な保温性能はありますから、十分な機能は備えていると考えることができます。

特徴は・・

可変圧力おどり炊き

最高級モデルのSPXシリーズとと同じ可変圧力炊きを採用しています。加圧の強度を調節することで効率よく対流を生み出しおどり炊きを実現しています。

この可変というのがポイントなんですね。通常の圧力炊きは加圧をかけるか・かけないかの2通りでしか圧力を調節することができません。PAシリーズでは圧力の加減をすることでより効率よく対流を起こし、炊きムラを低減させているんです。

圧力が最大の時では沸騰温度が105℃に達しお米の甘み・旨みを引き出します。

 

最上位機種に迫る全面発熱5段IH

内釜に電気を伝えるためのコイルを内釜全体を包み込むように5段に分けて配置しています。先ほどの6段に比べて1段少ないと言っても、画像を見ていただくとわかるようにIHコイルは内釜全体をしっかりとカバーしていますね。

パナソニックの魅力である内蓋IHもしっかり採用されています。

最上位モデルのSPX107は6段IHと1段多いのですが、本体価格が約2倍となっています。コスパとしてはこちらが優秀と言えるのでは無いでしょうか。

 

お掃除しやすいステンレスフレーム

こちらも最上位モデルと共通の特徴です。

内釜周りがステンレスで汚れに強くさらにフラットな構造なのでお手入れが楽チンです。

汚れがたまりにくく拭き取りやすい構造と言えます。最近はこの形状が増えてきていますね。

従来の形状だと赤線のあたり(蓋の留め具周辺や縁の部分)に段差があって、ご飯粒や水滴がたまったりしやすですよね。しかも段差が邪魔で拭き取りにくいです。

ご飯の味に直接影響するわけでは無いことかもしれませんが、お手入れしやすいことも商品の魅力の1つですし、せっかくなら清潔な炊飯器で炊きたいですよね。

こんな場合にオススメ

パナソニックPAシリーズは、5段IHと圧力炊きの高温で旨味を引き出して炊き上げています。

炊き分けは銀シャリ・硬め・柔らか・もちもちの4通りですが、この炊飯器のスペックを生かすならもちもちがおすすめです。

▶︎もちもち・柔らか目が好み
▶︎お手入れしやすい機種が欲しい
▶︎保温はあまりしない

炊飯工程では5段IHと圧力を採用していますから、長時間の保温をしない場合は十分な性能を持っているかと思います。スチームこそありませんが、もっちりした食感がお好みでしたらこちらがお得なんじゃないかと思います。

炊き立て重視で、コスパの高い機種をお探しでしたらパナソニック PAシリーズがおすすめです。

 

東芝
最高級モデル RC−10ZWL

独自の真空機能は炊き上がりの良さにも、保温にも大きく貢献しています。東芝の炊飯器ってあまりピンとこない方も多いかもしれませんが、一番最初に電気式の炊飯器を作ったのは実は東芝なんですよ。長い歴史と蓄積されたノウハウを持っているんです。

特徴は・・

真空浸し&真空保温

 東芝独自にして最大の特徴といえば真空機能です。

▼真空浸し
炊飯工程にかかる時間はだいたい50分程度ですが、実は炊飯の最初の約20分はお米に水を吸わせているだけなんです。そうしないとご飯が硬い仕上がりになってしまうからですね。

早炊きコースを使うとご飯が固めに仕上がりますが、あれはこの吸水工程をを行わず急に炊き始めることが原因となっています。

真空浸しの場合
吸水の時に内部の空気を抜く
 ↓
するとお米からも空気が抜ける
 ↓
空気が抜けた分、お米に水が浸透する

これで一晩お米を水につけたのと同等の効果を見込むことができます。

水を十分に含んだお米は加熱した時に芯まで熱が通りやすく、お米の旨味や粘りが出やすくなるんです。お米の中に入った水も加熱されて、お米の中からも加熱することができるからですね。

また、お水を十分に吸ったお米は、みずみずしく冷めても美味しいご飯になります。お弁当やおにぎりにもおすすめです。
 

▼真空保温
また、保温の時にも空気を抜くことでご飯の乾燥・変色を抑制しています。

最長保温時間は40時間です。さすがに半日を超えると少しづつ変化がわかりますが、朝炊いて夜食べるくらいならほとんど変化がわからないくらいの実力があります。

 

かまど本羽釜


▼背の高い内釜で連続沸騰を実現
なんども書いてきまいしたが、美味しいご飯を炊くのには強火が欠かせません。ですが、実際に強火を維持しようと思うと、なかなかうまくいかないものなんですね。

理由の一つは先にも書いたようにコンセントから取れる電気には上限があることなんですが、もう一つの理由は吹きこぼれが起きてしまうからなんですね。

本来、強火をずっとキープするのが理想なんですが、多くの炊飯器では沸騰が強くなり吹きこぼれそうになると一時的に火力を弱めてしまいます。

それが、東芝の本羽釜では背の高い内釜を採用することで吹きこぼれを防止し、強火の維持が可能となっています。

さらにこちらの最上位モデルであるZWLシリーズは全面備長炭コートがされており、遠赤外線の力がより一層うまみをより引き出してくれるんです。

▼丸みのある羽釜形状
この内釜のもう一つの特徴は、その丸みのある底面の形状にあります。

そこが平らな形状に比べると、こういった丸みのある形状の方が対流が起きやすことは想像がつきますよね。パナソニックのおどり炊きと同じ発想と言えますが、あちらが圧力とIHの交互対流を使って炊きムラを低減させていたのに対し、こちらの東芝では内釜の形状を工夫することでムラを抑えてると言うわけですね。

また、この内釜の内側のそこ面にはなだらかな波のような起伏があり、沸騰の泡を集中させることでより強い対流を生み出しています。
 

真空ならではの炊飯コース 

▼11段階の食感調節
”しゃっきり”から”もちもち”までが11段階に分かれており、お好みに合わせて選択することが可能です。パナソニックでは”ふっくら”とか”銀シャリ”のように仕上げの幅が広かったのに対し、こちらは歯ごたえの調節がメインになりますね。

パナソニックのような幅広い炊き分けも便利ではありますが、ある程度仕上がりの幅を絞った上で硬さだけを調節する方法が東芝には向いているかと思います。

ZWLシリーズの魅力は大火力と真空を組み合わせることで、旨味と粘りを引き出して炊き上げることでしたね。そこの部分は変えないで、硬さだけを調節する方がこの炊飯器の魅力を引き出せるのではないかと思います。

▼玄米白米混合コース
玄米の健康効果が注目を集める中で、玄米を食卓に取り入れてみたいという方もいるのではないでしょうか。

とはいえ、玄米を食べやすい食感に仕上げるのはなかなか大変なようです。玄米は水を吸いにくいため、一晩程度お水につけておかないとぼそぼそした食感になってしまうからですね。

そこで活躍するのが真空吸水機能です。真空の力で短時間でもしっかりと吸水を行い、玄米でも食べやすい食感に仕上げることができます。

洗米したらすぐに炊飯してOKで、炊きあがりまでは2時間弱となっています。通常の炊飯よりは長くはなりますが、玄米炊きとしては驚くほど短時間です。

また、このZWLシリーズでは白米と玄米の混合炊飯にも対応しています。

白米と玄米は一緒にしてしまうとちょうど良い食感に炊くことが難しいとされています。白米は吸水や炊飯時間を長くしすぎるとべちゃっとしたり、柔らかくなりすぎたりしますし。一方、玄米は吸水や加熱を十分に行わないと硬くてぼそぼそした食感になってしまいます。

それが、この機種には真空吸水機能がありますので、白米にもハリと弾力を与え、柔らかくなりすぎないように炊くことができるんです。もちろん玄米もしっかり吸水しているので食べやすく仕上がります。

 

こんな方にオススメ

①真空吸水でしっかりと吸水
②圧力炊きで大火力に
③背の高い羽釜で強火をキープ
東芝ZWLシリーズは、このようにお米の芯までしっかり熱を加えることに力を入れた機種となっています。

芯まで十分に熱の通ったお米は粘りと旨味が引き出され、本来の味や香りを感じることができる炊きあがりとなっています。

おすすめのコースはもっちり目で、個人的にはもっちり・粘り系の炊き方では一番ではないかと思っています。

パナソニックの方がスチームがある分ややふっくらよりな仕上がりですね。

パナソニックは炊きあがりの幅が広い万能型なのに対して、東芝はとにかく強火で旨味・粘り・香りを引き出すのに特化している印象があります。どちらが良いかはお好みですね。ふっくら・ツヤよりならパナソニック、もっちり粘りよりなら東芝といったところでしょうか。

▶︎ご飯は粘りがある方が好き
▶︎お米の味って言われてもピンとこない
▶︎お弁当やおにぎりでもパサパサしない炊飯器が欲しい

味と香りがしっかりと引き出された仕上がりですので、「うちのご飯ってこんな味だったんだ」と実感していただける1台ではない方お思います。

 

 東芝
中間オススメモデル RC−10VSL

東芝ラインナップの中で”圧力”と”真空”両方を兼ね備えた炊飯器としては一番手頃な価格のモデルです。内釜の丈夫さも人気の理由となっています。

特徴は・・・

真空浸し&真空保温搭載

説明は先ほどのZWLシリーズ同様になります。

東芝にはこれよりも買いやすい価格帯のVRLシリーズというのがあるんですが、そちらだと真空機能はあっても、圧力炊きが無いんですね。

先ほどもお話しましたように、真空で吸水して強火で炊いてこそ、ご飯の芯から加熱され美味しさを引き出すことができるんです。

強火の実現のためには高い沸騰温度を実現できる圧力炊きはなくてはならないものなんですよね。

ですから、せっかく東芝で選ぶなら真空と圧力を備えたVSLシリーズがおすすめになります。
 

 

お手入れ簡単フラットプレート

最上位モデル同様に内釜の周りがフラットになっています。

汚れても段差や隙間が少ないので、汚れもさっと拭くことができます。

 

鍛造かまど銅釜

こちらの内釜は熱伝導の高い銅を採用しています。

羽釜のような丸みのある形状ではないものの底面は対流を起こしやすいカーブを描いた形状となっており、さらに底面は対流を助けるWAVE加工がされています。

熱をしっかりとお米全体に伝えることで、炊きムラを抑制し、旨味を引き出すことに役立っています。

このVSLシリーズよりもさらに上位のモデルでVXLシリーズというのがあるのですが、そちらだともっと丸い形状の内釜となっています。ただし、銅コーティングであることと釜の厚みは5mmが5mmということが共通なので、VSLシリーズの方が割安感はあるのでは無いかと思います。

あとは私個人の体感でしか無いのですが、内釜が一番丈夫なのは東芝では無いかと思います。

こんな方にオススメ

東芝の魅力である真空と圧力を兼ね備えた中で、もっとも買いやすい価格の機種となっています。

炊き上がりとしては上位モデル同様に、もっちり粘りのある食感です。最高級モデルに比べるとややうまみのコーティング感は減るものの、美味しさを引き出す様々な工夫は健在です。

真空浸しで冷めても美味しい、真空保温で時間が経っても劣化が少ないという特徴も引き継いでいます。

▶︎吸水時間をあまり取らない
▶︎保温することも多い
▶︎内釜が丈夫なモデルが欲しい

「お米は一晩水につけておくといい」という話を聞いたことがある方は多いと思うのですが、実際にやるかと言われると、ちょっと面倒ですよね。

なるべく美味しく食べたいけど、手間はかけたく無いとお悩みの方には真空機能のある東芝がおすすめです。
 

 

三菱電気
最高級モデル NJ−AW108

あまり炊飯器のイメージがないメーカーさんかもしれませんが、今の高級炊飯器ブームを作り出したのは三菱といっても過言ではありません。

もう10年以上前になるのですが、炭をくりぬいて作った内釜を採用した10万円もする炊飯器を発売したのが三菱です。当時、10万円の炊飯器はかなり話題を集め、まさに高級路線の火付け役となったのです。

このAWシリーズは”元祖高級炊飯器”の発売から10周年を記念した特別モデルの2世代目の機種となります。唯一、圧力炊きを全く採用していないこだわりのメーカーさんです。

特徴は・・・

みずみずしいプリッとした食感

 圧力炊きをあえて採用しないことにより、もっちりよりは粒感の強いプリッとした食感の炊き上がりです。

比較的かみごたえのあるみずみずしい食感で、噛めば噛むほどお米の味と甘みが広がる仕上がりとなっています。ただ硬めなのとはちょと違うんですね。

圧力炊きは沸騰の温度をあげることができる反面、お米がつぶれやすい傾向があることはこれまでの話の通りです。簡単にいえばお米が煮崩れを起こしてしまうことがあるということです。

かまどで炊いたご飯は美味しいと言われる理由は、ハリとツヤがある炊き上がりという食感の部分も関係しているのですが、このハリとツヤは煮崩れしてしまったお米では再現が難しいという考え方です。

ちょっと話は逸れるんですが、このプリッとした食感のご飯が冷めた時はコンビニのおにぎりが近いと感じました。

コンビニのおにぎりって冷めても美味しいですし、べちゃつかないですよね。あれは油を少量混ぜて炊いているという話を聞いたことがあります。お米に旨味をコーティングし、口当たりをよくする効果があるようで、お料理好きの方の間では割とよく聞くテクニックのようです。

この、冷めても粒感が残って美味しい・旨味のコーティング感があるご飯という部分が三菱とコンビニおにぎりで似ている部分なのですが、もちろん三菱の炊飯器は油を混ぜて炊いているわけではありません。

では、どうやって粒立ちやみずみずしさを実現しているのでしょうか。そこで重要な役割を果たしているのはやはり内釜です。

 

本炭釜

職人さんが約100日かけて、手作業で炭素材料から内釜を削り出します。つまり100パーセント炭素材でできた内釜ということです。

「炭火焼は美味しい」とか「備長炭を入れてご飯を炊くといい」という話を聞いたことがあると思います。これは、遠赤外線の効果で熱を奥まで浸透させていることも理由の1つなんです。

ですから、炭でできた内釜でご飯を炊くということは一つの理想形とも言えるかと思います。

ですが、炭で内釜を作るのはちょっと難しい部分があったんですね。

①加工が難しい
②効率よく電気が通らない不安

炭素材を炊飯器ぴったりのサイズに加工するのはなかなかの手間のようです。だからこそ職人さんが手作業で1個ずつ生産しているわけですね。さすが日本の職人さんです。

さらに、今主流となっているIHは内釜に直接電気を流して熱を発生させているわけですから、電気の通りやすい金属を採用するのが普通です。

それが、意外なことに炭は非常にIHと相性がよく、素早く強く発熱させることができるようです。

これが三菱本炭窯の挑戦であり、発見だったと言えるのではないかと思います。

炭の持つ発熱力の高さと、遠赤外線による熱の浸透の2つの効果でお米を芯まで加熱しています。これにより、圧力やスチーム・真空機能を使うことなくお米の味や旨味を引き出しているんですね。

 

豊富な炊飯コース

▼銘柄芳醇炊き
登録されて30のお米の銘柄から選択するだけでお米の特徴を引き出してくれるコースです。

パナソニックの銘柄コースと同じ目的の機能で、こちらは30銘柄が登録されています。銘柄を選んだ上でさらにもちもち・しゃっきり具合や硬め柔らかめを選べるようになっており、食感調節のきめ細やかさはこちらが有利となっています。

 

▼炊きわけ名人
さらに普段のご飯は、お好みの炊き上がりをなんと15段階の食感から選ぶことができます。

▶︎自分の好みにより近い食感を探す
▶︎使っているお米に適した炊き方を探す
▶︎料理のないようによって炊き方を変える
こんな時に便利な機能となっています。

三菱AWシリーズは圧力炊きを採用していないので、ある意味で炊き上がりの幅が狭いというか、好みに合わせた炊き分けが苦手なように見えてしまいます。圧力・スチーム・真空などを使って仕上がりを調節するような方向性ではなく、シンプルに強火で炊くだけだからですね。

だからこそ15段階という食感の調節があることは非常に大きな意味があるんです。炊き方はシンプルに大火力を活かす方向で良くても、炊き上がりの好みまで制限されてしまってはもったいないですからね。

こんな場合にオススメ

①炭窯は発熱性も高く内釜全体がムラなく発熱
②遠赤効果も合わさりしっかりお米の芯から加熱
②圧力をかけずにハリ・ツヤのある仕上がり

みずみずしく粒感の強いプリプリした食感は他のメーカーとは一線を画しています。これまで炊飯器を買い替えてもどれも似たように感じてしまい、いまいちピンとこなかった方にはこちらがオススメです。

▶︎粒感のあるしっかりした炊き上がりが好み
▶︎今の炊飯器は圧力炊きばかりでどれも似たように感じる
▶︎お弁当やおにぎりで食べることが多い

もっちり主流の炊飯器業界ではありますが、もちろんしゃっきり硬めの方が好みという方もいますよね。

硬めの炊き上がりだと、パサパサしたり・ぼそぼそしたりと時間が経ったご飯のように感じてしまうこともありますが、AWシリーズではハリのあるみずみずしい仕上がりになることが魅力です。

 

三菱電機
中間オススメモデル NJ−VX108

本炭釜ではないもの炭コーティング採用で遠赤効果は健在です。連続沸騰も搭載さてれており、充実の内容となっています。

特徴は・・

可変超音波吸水

本炭釜ではないものの、しっかりとお米の芯から加熱したいという目標は変わっていません。

そこで活躍するのが超音波です。東芝の真空吸水と同じ理屈なのですが、お米にしっかりと水を吸わせることでお米の芯まで熱を届けます。

浸しの工程で超音波を使い、お米の中までしっかりとお水を浸透させています。もちろん音波ですから、何か聞こえたり・振動を感じたりすることはないのですが、ものすごく細かい振動でお米を揺すって水を染み込ませていると考えていただければOKです。

このVXシリーズでは可変超音波を採用しており、硬めから柔らかめの炊き上がりに合わせて吸水量を調節しています。

ちなみに1つしたのグレードのVVシリーズだと可変ではなく一定の超音波なので、そういった細かい食感の調節はVXシリーズの方が得意です。

 

七重加熱&連続沸騰

 IHのコイルがなんと7段あり、内釜全体を強力に発熱させます。

炭窯とはいかないまでもしっかりと熱を閉じ込め、強火のキープを実現しています。

火力もVX→VVシリーズで比較しますと・・
7段→5段ヒーター
熱密封リングあり→なし
内蓋遠赤あり→なし

このように本体の見た目もそっくりで、内釜も同じスペックのVXとVVシリーズですが、高火力を実現するための機能はやはりVXシリーズが有利となっています。

 

備長炭コーティング厚釜

内釜の外周と胴回りに炭コーティング加工がされています。遠赤外線効果でお米の芯まで火を通し美味しさを引き出します。

内釜自体は普通の形状ではありますが、実は羽釜のように熱を逃がさない作りになっており、7段ヒーターの熱を断熱材と熱密封リングで閉じ込めています。内釜だけでなく、本体全部を使って羽釜の利点を再現しているわけですね。

こんな方にオススメ

もちもちよりもシャッキリ派の方にオススメの商品です。

硬めのしゃっきり派の方には三菱AWシリーズがおすすめではありますが、価格はちょっとネックになってしまいますよね。

そんな時にはこのVXシリーズがおすすめです。圧力炊きを採用しておらず、お米の特徴が素直に出やすいのはAWシリーズと共通となっています。

超音波吸水でお米にしっかりと水を含ませていますから、炊きたてだとプリプリ、時間が経ってもパサつかずハリがある仕上がりとなっています。

 

以上ここまでが特にオススメ中級・高級モデルです。

残りの象印・タイガー・日立は高級機よりもお手頃価格品が魅力的なので別でまとめてあります。

 

まとめ

バランスの良さではパナソニックがナンバーワン。

Wおどり炊きは炊飯器を長く見てきた人にとっては長年の夢とも言える機能です。
食べやすく美味しさも引き出されているのが実感できます。

 

粘りとうまみは東芝が有利。

お米の一粒までうまみをしっかりコーティングしているのが実感できる炊き上がりです。
どちらかというと柔らかめが好みの方は東芝がオススメです。

 

逆に固めがお好みであれば迷わず三菱。

圧力炊きをあえて採用せずかまどの炊き方を追求しています。ハリのあるプリッとした炊き上がりでは三菱ならではです。

 

以上簡単にまとめてみました。お好みの機種は見つかりましたでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございます。

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