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【メーカー比較】エアコン選び!我が家にぴったりの機種はどれ?後編

更新日:

「説明を聞いても結局どれがいいのかわからない!」

「やたらと〇〇のメーカーをすすめられたけどこれでいいの?」

このページでは前回に続きメーカーさんごとの特徴を紹介していきます。

 

その他のエアコン解説ページ

今回はエアコンのメーカー選び解説後編です。

先に以下の2記事を読んでいただくとスムーズかもしれません。

▼前編はこちら

メーカー比較 三菱・パナ・日立

▼エアコン探しで最初に読んでいただきたい記事はこちら

紹介するメーカーと目次

はじめに
全体空調とは

お部屋全体を快適な空間にすることをコンセプトとしており、

”家族みんながお部屋のどこにいても快適”

を目指したエアコンです。

 

本体の特徴

部分空調メーカーではセンサー機能が大きな特徴になっていたのに対し、

全体空調メーカーでは気流制御が大きな特徴となっています。

この辺でも方向性の違いが感じ取れますね。

全体空調メーカーの特徴としては

”大きなフラップ”を持ちパワフルな気流で

お部屋全体に風を届けることを得意としています。

 

パワフルと言っても風がガンガン当たるような気流ではなく、

冷房→天井沿いに風を送り降り注ぐような優しい冷房

暖房→床面までしっかり風を届け足元からしっかりと温める

と、上質な空調を目指した設計となっています。

 

今回登場するエアコンは・・

各メーカーさんの特徴がはっきりと出る代表機種を例に解説していきます。

超省エネモデルとかフラッグシップ機種とか言われる、主にリビング用のモデルです。

一番高級なグレードとは限りませんが、まぁ価格の高い方の機種にはなります。

共通する特徴

▶︎高い省エネ性

▶︎高い暖房能力

▶︎高い快適性

▶︎高い清潔性

この辺はどの機種も共通です。

同じグレード同士で比べた時はだいたい8割くらいは同じ内容になるんですね。

特徴だけ読むと極端に違うイメージを持つ方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。

「どれもいい機種だけど、あえて比べるならこんな違いがある」

くらいに思っていただきたいです。
 

性能はこっちが断然いいとかではないのでそれだけは頭に入れておいていただけるとありがたいです。

「うちの環境だと絶対部分空調がいい」とか

「大きな部屋にこの機種はもったいない」

とかそういったことではありません。
 

今回登場するメーカーとシリーズ

▶︎富士通 Xシリーズ

▶︎ダイキン Rシリーズ

▶︎シャープ Xシリーズ

▶︎東芝 DRシリーズ

それぞれ運転の特徴・清潔機能の特徴・その他の特徴に分けて解説していきます。

 

富士通 Xシリーズ

この機種について解説します
代表機種 AS−X40H2


”お部屋のどこにいても・いつでも快適”と言う全体空調の考えが一番色濃く出ている機種だと感じます。

今年はさらに熱交換器加熱除菌機能も追加され清潔性も向上しています。

運転の特徴

これが優れもの”デュアルブラスター”

富士通のXシリーズと言えばなんと言ってもこの”デュアルブラスター”が特徴です。

本体両サイドに送風用のファンがついています。

ここから出てくる風はエアコンの冷暖房ではなく、横から吸い込んだ部屋の空気です。

サーキュレーター(送風機)が一体になっているということですね。
 

■デュアルブラスターの利点

冷房の場合

冷たい風が体に直接当たらないように天井から降り注ぐような気流を作るのは今のエアコンではスタンダードです。

この機種では降り注ぐ冷風と両サイドの風と混ぜて自然な風にすることにより、より一層エアコン冷房の不快感を軽減しています。

 

さらに、デュアルブラスターで風の流れを作ることにより体感気温を下げ、エアコンの冷房の風(濃い青の風)を使う割合を抑えて運転します。

また、冷房の風はエアコンの電気代がかかりますが、デュアルブラスターの風(水色の風)はただの送風なので電気代を抑えることができます。
 

暖房の場合

足元めがけて暖気を送るのは先ほどお話した通りなんですが、暖かい風は吹き上がりやすく足元に止めるのが難しいんです。

暖房時のデュアルブラスターはこの暖かい空気が吹き上がるのを防ぐため、暖気に蓋をするように送風されます。


足元に暖房を止めるだけでなく、お部屋全体に暖房を広げるのにも役立っています。
 

冷暖房共通の利点

風を部屋全体に広く行き渡らせるのが得意なモデルとなっています。

▶︎広いリビング

▶︎L字など変形したお部屋・続き間

でもムラを抑えた効率良い運転が可能となっています。

温度分布俯瞰図例

 

リモコンで温度を測定

この機種では床面の温度を測るセンサーを搭載しています。

部分空調メーカーと比べると多項目・高精度のセンサーとは言えないかもしれません。

ですが、リモコンに温度センサーを内蔵し、人の活動スペースの温度をダイレクトに測定しています。

シンプルですが効果的な方法ではないかと思います。

このリモコン温度センサーと温度センサーを組み合わせて無駄な効率良い運転を行い、省エネをサポートしてくれます。

 

清潔機能の特徴

熱交換器加熱除菌

熱交換器に付着する結露を熱し、お湯にすることで嫌なニオイやカビ菌を抑制する機能が新しく搭載されています。

熱交換器は自分で掃除することができない部分ですから、お湯でキレイに洗ってくれるのは頼もしいですね。

 

メタルハイコート

富士通の場合はファンの部分に汚れに強い加工が施されています。

 

その他の特徴

毎日快適モード

お部屋の温度・湿度を測定し、必要な時に自動で運転してくれるモードです。

お子様の留守番などつけっぱなしは不安だけど、必要だったら使いたいという時に便利ですね。

お部屋を快適に保つコンセプトにぴったりの機能で、いつでも・どこでも・みんなが快適というコンセプトを表す機能だと感じます。

 

プラズマ空清

日立・東芝同様に電気の力でホコリをキャッチするタイプの空気清浄機能を搭載しています。

フィルターの目詰まりによる能力の低下が少なく、気軽に使える空気清浄としてあると嬉しい機能ですね。

 

富士通まとめ

なんと言ってもデュアルブラスターの存在が特徴となる機種です。

他のメーカーに似たものがなく、非常に大きな魅力を持っている機能ですね。

これだけで富士通を選ぶ理由になると思っています。

こんな場合は富士通がおすすめ

「お部屋の一部だけ冷暖房が効いているのが苦手」

「広い部屋・変形の部屋・つづき間に取り付け」

「エアコンの風が直接当たるのは・・」

デュアルブラスターはいいこといっぱい。

ワイドリビングには富士通X!

 

ダイキン Rシリーズ

この機種について解説します
ダイキン AN−40VRP

うるさら7の愛称の通り無給水加湿が特徴ですね。エ

アコンで加湿機能付きは全メーカー通してもこのシリーズだけになっています。
 

運転の特徴

垂直気流×サーキュレーション気流

冷房は天井沿いに・暖房は足元めがけてを忠実に再現した気流制御です。

大きなフラップで風をしっかりとお部屋広くに届けます。

定期的にサーキュレーション気流(風を循環させる)を行うことで、温度ムラをより一層抑制しています。

また、新機能の冷房垂直気流は窓からの熱を抑えた送風を行います。

窓からの熱でできた温度ムラを感知すると自動で垂直方向に風を送るんです。(図の水色の点線の気流)
 

揺らぎ運転

自然の風に近い強弱の波のある運転を行うことも可能です。

扇風機でいう”リズム風”と同じですね。外で服自然な風を再現することにより、エアコンの風の不快感を軽減する効果が見込めます。

外で時々吹くサーっとした風って気持ちいいですよね。

 

清潔機能の特徴

ストリーマ技術

プラズマ放電の一種で強力な抗酸化分解力を持っています。

プラズマクラスターやナノイーのように室内に放出するわけではなく、エアコン内部の清潔維持に貢献しています。
 

ストリーマの使い道
①空気清浄

空気清浄に使う集塵・脱臭フィルターに付着したカビや花粉にストリーマを照射。

室内に放出するわけではなく、取ったホコリに対して照射しています。
 

ストリーマの使い道
②内部クリーン

エアコン内部の熱交換機・通風路に照射。主にカビ菌の繁殖の抑制の期待が持てます。

 

その他の特徴

うるる加湿

エアコンで唯一の加湿機能です。

ダイキンといえばこの機能を思い浮かべる方も多いでしょうか。

給水なしで使える便利な加湿機能です。

水分は外の空気中の水分を室外機で回収しています。

加湿器ほどの加湿力はありませんが、給水不要で手軽に暖房の乾燥を抑制してくれるのが嬉しいですね。

 

吸気換気

エアコンとしては珍しい吸気による換気機能を搭載しています。

室外から空気を取り入れるので、室内の気圧が少し上昇します。

他のお部屋からの隙間風の侵入を抑えます。

 

ダイキンまとめ

垂直気流・ストリーマ・うるる加湿と独自機能が豊富なダイキン。

これらの付加価値に魅力を感じるのであれば他に変わりが無い1台となっています。
 

こんな場合はダイキンがおすすめ

「窓からの日射がきになる(窓側の壁設置)」

「加湿機能を使ってみたい」

「エアコンの風になるべく当たりたくない」

独自機能満載のダイキン。

加湿機能は唯一無二。

 

シャープ Xシリーズ

この機種について解説します
シャープ AY−H40X2

全体空調よりのメーカーに入れましたが、センサー機能にも力を入れているシャープ。

好みにもよりますがプラズマクラスターはシャープだけですね。

今年は最高濃度のプラズマクラスターNEXTが採用となっています。

運転の特徴

エアロダイナミックフォルム

風の吹き出し口部分に空気抵抗を減らすためのパーツを多用した設計となっています。

緩やかにカーブしたフラップ・ルーバーが滑らかに風を送りだし、効率良い気流を作り出すことができmす。

また、とても大きなフラップが冷房・暖房で異なる方向に開き、しっかりと快適な風を届けます。

冷房はフラップをスキージャンプの滑走路のようにして風を天井沿いに飛ばします。

暖房時は風の出る方向を逆にすることで風を押さえ込み、しっかりと足元に温風を届けます。
 

人感センサー

床面の温度・人の位置・日差しの変化など複数の項目をセンシングし、ボタン一つでさらなる省エネを目指します。

エアコンの近くにいる時、遠くにいる時で吹き出しの距離を変えて効率よく運転してくれます。

 

清潔機能の特徴

外せるルーバーと洗えるパーツ

ホコリが付着しやすい吹き出し口付近のパーツを取り外しして洗うことが可能です。

ルーバーを外すことで通風路まで拭き掃除ができるようになっています。

また、エアコン内部も凹凸が少なくお手入れしやすい形状になっています。
 

プラズマクラスター(内部)

お部屋に放出するイメージの強いプラズマクラスターですが、エアコン内部の清潔維持にも役立っています。

カビが繁殖しやすい高温・多湿な環境になると自動でエアコン内部にプラズマクラスターを放出します。

わずかな電気代でエアコン内部のカビ抑制が期待できます。

エアコン内部全体に効果が行き渡りやすいのがプラズマクラスターなどイオン系の清浄の利点です。
 

チタニアコート

ファン部分にホコリに強い加工が施されています。

この辺の機能は各社ほぼ共通で採用されていて、定番と行っていい機能ですね。

 

 

その他の特徴

プラズマクラスターNEXT(部屋に放出)

シャープといえばプラズマクラスターですね。

プラズマクラスターには3種類というか、3つのグレードがあり、スタンダードな7000と高濃度25000、さらに濃度の高いNEXT(50000)に分かれています。
 

プラズマクラスターNEXTはカビ菌やニオイの抑制の効果が期待できるのはもちろん、ストレス軽減や集中力アップまで期待できるようです。
 

本当に効果があるのか疑問に思っている方も多いかもしれませんが、ファブリーズなどをよく使う方には馴染みやすい機能ではないでしょうか。

プラズマクラスターは分解でファブリーズは中和なので方法は異なりますが狙いは同じです。
 

プラズマクラスターは消臭や菌の抑制などの働きを終えると水と二酸化炭素に分解されます。

イオンとしてずっと浮遊できるわけではありません。

ですから、どんどん放出してお部屋全体に行き渡らせるために高濃度であることが重要なんです。
 

パナソニックのナノイーも高濃度化したことから一定の人気がある機能といえますね。

私も結構好きで幾つかイオン発生器を使っています。
 

シャープまとめ

気流制御は全体空調よりであるものの、センサーによるさらなる省エネ・快適にも力を入れています。

プラズマクラスターはシャープだけ。

こんな場合はシャープがおすすめ

「お部屋のニオイ・カビが対策がしたい」

「お部屋全体を快適にしつつもムダは省いて行きたい」

「自動お手入れも欲しいけど自分で手入れできる部分は自分でしたい」

プラズマクラスターのシャープ。

清潔性にはこだわりあり。

 

東芝 DRシリーズ

この機種について解説します
代表機種 RAS−E406DR


大清快の名前の通り空気清浄に力を入れた機種となっています。

独自のエナジーセーブコンプレッサーも要注目です。

運転の特徴

エナジーセーブコンプレッサー

2つのシリンダーを搭載したコンプレッサーでパワフル〜微弱運転まで調節可能です。

エアコンの強弱の運転の幅は広いですが、それでもある一定以上弱く運転することはできません。

設定温度に達すると運転は弱めていくんですが、それでも冷えすぎる状況になると運転を送風に切り変えています。

その場合、再度冷風を出すときに立ち上げに少し余分に電気が必要となります。

エナジーセーブコンプレッサーの場合は1シリンダー運転に切り替えることにより微弱な運転が可能で、より電気代のロスが少ない運転が可能となっています。

きめ細かな温度調節が可能ということですから快適性も高いですね。

このクラスの普通のエアコンはだいたい150w程度の運転が最小となります。

それに対しこちらの機種では最小50w程度から冷房運転が可能となっています。

最近では扇風機でも弱・中・強だけでなく微風運転を搭載しているものが増えてきていますね。

つまり、微調整できることは快適で便利に使いやすくなるということですね。
 

節電モード

上で解説した1シリンダーの最小運転に固定して運転するモードです。

リモコンのボタン1つで簡単に設定可能です。
 

控えめの運転になりますので少しだけ使いときに重宝します。

「エアコンつけたいと思っても電気代を考えて我慢してしまう」

「つけると寒い・消すと暑い」

そんなときに微弱運転が役立ちます。

消費電力は45wと扇風機並みに低く、1時間の電気代は約1.2円です。

24時間・1ヶ月つけっぱなしでも電気代は900円弱と気軽に使える冷房となっています。
 

清潔機能の特徴

マジック洗浄熱交換機

熱交換器には温度差により結露した水滴が付着します。

この水滴を使って汚れを洗い流すのがマジック洗浄です。

熱交換器に汚れを浮かせやすい加工が施されており、わずかな水分でも汚れを洗い流すことが可能となっています。

熱交換器に水滴がつくのは他のメーカーも同じなので、どのメーカーであっても洗浄していると言えなくもないです。

ですが、こういった汚れを洗い流す技術は東芝の得意分野と言えます。
 

楽ダストボックス

フィルター自動掃除で取れたホコリは室内機内部のダストボックスに貯められます。

普通はこのダストボックスを定期的に取り出してゴミ捨てをする必要があるんですが、この機種の場合は掃除機でホコリを吸引できるようになっています。

付属のお掃除ノズルを手持ちの掃除機の先端にセットすればダストボックス内のゴミを直接吸い出すことが可能です。

わざわざ高い位置にあるエアコンの中からボックスを取り出さなくて良いのでお手入れが楽になりますね。

 

その他の特徴

プラズマ空清

電気の力でホコリをキャッチするタイプの空気清浄です。

東芝の空気清浄は適応面積20畳とエアコンとしては最大級です(200V機種の場合)。

リビング用の大型空気清浄機の能力には及ばないものの、十分実用的な能力は持っています。

手入れやフィルター買い替えが不要で手軽に使える空気清浄で、空気清浄の単独運転も可能です。

 

東芝まとめ

エナジーセーブコンプレッサーで扇風機の代わりに使える節電モード搭載。プラズマ空清もと合わせて活躍の場の広いエアコンです。

こんな場合は東芝がおすすめ

「空気清浄が得意な機種が欲しい」

「少しだけエアコンを使いたい」

「つけると寒い・消すと暑いと感じることが多い」

空気清浄の東芝。

エナジーセーブコンプレッサーも大きな魅力。

 

富士通・ダイキン・シャープ・東芝4社まとめ

運転の特徴

冒頭にもお話したように大きなフラップを利用した効果的な気流が共通です。

そういった意味では似たような特徴と言えるかもしれません。

そんな中で一際注目を集めるのは富士通のデュアルブラスターではないでしょうか。

サーキュレーターとエアコンが連動して運転するなんて便利すぎます。

ということでこの中では富士通が一番おすすめとなっています。
 

清潔機能の特徴

室内機内部の汚れ防止加工はもはやスタンダードとなっていますね。

特に空気の綺麗さを売りとするシャープ・東芝は力を入れているように感じます。
 

シャープの外せて洗えるパーツは手間さえかければ一番清潔にしやすいのではないでしょうか。

通風路付近の見えない汚れの不安も減らせますね。
 

その他の特徴

富士通→熱交換器高温除菌

ダイキン→無給水加湿

シャープ→プラズマクラスター

東芝→広範囲プラズマ空清

富士通は気流の特徴が強かった反面付加機能は地味かもしれません。

その他のメーカーははっきりとした特徴がこの部分に現れていますね。

どれに魅力を感じるかが選ぶポイントになるかと思います。
 

最後に

全体空調としてはやはり富士通が優秀でしょうか。

それ以外だと東芝・シャープは知名度や人気の割に性能は他のメーカー同様に高いです。

意外に感じた方も多いんではないでしょうか?

この2社は商品の入れ替え期間が微妙にずれる場合があり、型落ちシーズンでも残っていることがあります。

そんな時は狙い目になる機種ですね。

長くなりましたがエアコンのメーカー特徴比較でした。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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