なんだかちょっと大げさなタイトルなんですが、なぜかこのブログには
「買ってはいけないエアコンメーカー」
というキーワードで、見に来てもらう方も多いようです。
店頭にいる時だって、「買わない方がいいやつありますか?」なんて聞かれたことないです。
そんなわけで本日は・・
買ってはいけないエアコンメーカー
について、私なりにお答えしてみたいと思います。
あくまで私、たった1人の考えということでご覧いただければと思います。
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買ってはいけないエアコンメーカー
エアコンメーカーといえば・・
三菱
富士通ゼネラル
日立
ダイキン
パナソニック
東芝
シャープ
このあたりが有名どころですね。
加えて、手頃な価格のコロナあたりも多くの家電店で扱いがあります。
この中で考えるなら・・
買ってはいけないというか、おすすめしたくないようなメーカーは特にないです。
どのメーカーも別に問題ないと思います。
エアコンメーカーは他にいくつもありますが、そもそも見かけることがそれほどないはずです。
そういった意味では、最初からお買い物の候補から外すべきメーカーっていうのはないです。
あえて挙げるなら
作り始めて間もないメーカー
そんな中であえて「うーん・・」っていうメーカーをあげるとすれば、
ここ数年ちょっとずつ出てきている・・
▶︎アイリスオーヤマ
▶︎ハイセンス
▶︎ハイアール
あたりですかね。
他に・・
▶︎ニトリ
▶︎ヤマダ電機オリジナル
とかもすすめずらい気持ちがあります。
メーカーどうこうっていうよりは、作り始めてすぐのメーカーはちょっと・・っていう感じですね。
まぁ、エアコンでアイリスオーヤマとか、ハイセンスっていうイメージもないでしょうから、候補に入れている方はごく少数ではないかと思います。
アイリスは某大手家電量販店では、取扱い初めて数年で取扱い中止になりましたね。
その後、復活したみたいですけど・・。
まぁ、不具合もかなり多かったみたいなので、当然の成り行きかと思います。
やっぱりエアコンみたいな構造が複雑なものは、長く作っている有名メーカーが安心かと思います。
おすすめメーカー
エアコンを選ぶ際に、
「どのメーカーがいいか?」
について悩む方は多いようです。
ちなみに大手5社って言われたら、ダイキン・パナソニック・日立・三菱・富士通を思い浮かべす。
正直、この5社は団子状態という印象ですね。
ただ、三菱・ダイキン・パナソニックは価格が高めの傾向にあり、「高いお金払ってまで選ぶ必要あるかな?」って思う部分があります。
最近は原材料費高騰などで各社値上げが続いているということもあり、日立・富士通の値頃感が目をひきます。
東芝・シャープはリビングに採用されるケースは少ないですが、価格が安めとういことで寝室や子供部屋あたりには良いかと思います。
とはいえ、エアコンの機種選定において、メーカー選択はそれほど大事なことではありません。
むしろ・・
サイズ選定やグレード選定のほうがずっとずっと重要です。
参考程度に考えてください。
有名メーカーでも
注意が必要なモデル
さて、おすすめしたくないメーカーの話は終わっちゃったんですけど、
「大手のメーカーなら全部おすすめか?」と聞かれれば、やっぱりそうでもない
というのが正直なところです。
そこで、メーカーごとに注意が必要なモデルをあげていきたいと思います。
何か問題があるっていうわけではないので誤解しないでくださいね。
場合によってはもったいないかも・・っていうくらいのお話です。
ダイキン
トップクラスに人気のメーカーですが、実はダイキンが一番審議が必要なメーカーですね。
で、その分内容がいいならいんですけど、スペック的には他メーカーの同等品と比べ、特別優れているという感じでもないです。
特に悩ましいのが、知名度も高いうるさらシリーズですかね。
Rシリーズ(うるさらX)
AN403ARP
エアコンでは珍しい、加湿機能と換気機能がついているシリーズです。
給水なしで加湿できるのはいいんですが、「加湿器の代わりになる」みたいに期待が大きすぎるパターンが多いのが困りものです。
換気機能も、ないよりはあった方が便利だとは思うんですけど、換気量は少なめです。
加湿にしても、換気にしても中級クラスのモデルのちょっとした便利機能でついているなら嬉しいんですが、残念ながら一番の高級モデルにだけついている機能なんですよね。
「結局使ってない」みたいなお客さんも割といるようです。
一番高いモデルを買って、付くのがちょっとした加湿とか換気、それでいて価格はエアコン全体で見てもトップクラスということで、購入は慎重に考えてもらえればと思います。
三菱
Xシリーズ
MSZ-X4023S
代表モデルのZシリーズに迫るくらい性能は良いのですが、その分値段もZシリーズと近くなりがちですね。
人気は圧倒的にZシリーズの方が高く、価格競争も激しいです。
性能は決して悪くないんですけど、「これならあと少し足してZにした方がお得じゃない」ってなりやすいモデルです。
まぁ、言い方はきついかもしれませんが、中途半端な印象です。
ほとんど売れるのを見かけることはありません。
予算は絶対〇〇円以内とかのパターンならあるかもしれないですけどね・・。
日立
寒冷地EKシリーズ
こちらは寒冷地シリーズのメガ暖白くまくんです。
これも三菱Xと同じで、そこそこいいんですけど、割安感がない感じなんですよね。
少し予算を足せば人気の高いXKシリーズにできますからね。
ある意味気の毒なポジションのグレードです。
パナソニック
以前、パナソニックのエアコンでは自動排出フィルター自動お掃除のせいで取り付けができないケースがちょこちょこありました。
今のXシリーズ・EXシリーズは、自動排出とダストボックスを切り替えできるようになったので、そう言った心配はなくなりました。
あえていうならFシリーズですかね。
パナソニック Fシリーズ
パナソニックの一番シンプルなグレードです。
最近は一番下のグレードでもちょっとした特徴みたいな機能があったりするものですが、こちらは驚くほどプレーンなスペックですね。
まぁ、そういうのを求めているケースで、なおかつ他のモデルよりも安いならいいと思うんですけど、他のメーカーより高い場合には選ぶ理由はないかなぁって思います。
東芝・シャープ
どちらも似たようなことが言えるので、一緒に紹介します。
▶︎東芝で言えば空気清浄(Mシリーズは非採用)
▶︎シャープで言えばプラズマクラスター
これらが各社の最大の特徴となっています。
どちらもあったら嬉しい機能ではありますが、機種選びの決め手になるほどのものではないように感じます。
個人的にはプラズマクラスターは好きなんですが、エアコンよりも空気清浄機あたりについている方が相性が良いんじゃないかと感じます。
東芝の空気清浄もエアコンの中では優秀な方なんですが、空気清浄機と比べてしまったら本当に「ちょっとしたもの」ですね。
そいったわけで、どちらも決め手に欠ける印象です。
富士通
かつてはSVシリーズやHシリーズなど微妙なポジションのモデルもありましたが、最近はラインナップが整理され、微妙なものは無くなりました。
現状はどのシリーズも「ケースによっては使い所があるな」という感じです。
以上、買ってはいけないエアコンメーカーと、メーカー別の注意が必要なモデル紹介でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。