エアコン 家電コラム

【店員が考える】エアコンの取り付け工事までの日数を短縮する方法3選

では早速、本日のテーマはこちら。

エアコンの取り付け日を早める方法はあるか?

この内容でお伝えしたいと思います。

みなさんなんとなくイメージあると思うんですけど、夏になるとエアコンの工事が混み合い・・

取り付けまでに長い期間がかかる

ことがあります。

一番混み合う時には・・

2週間くらいならまだいい方で、1ヶ月を超えて待たないといけない

みたいなケースも出てきます。

「こんな暑いのに、そんなに待てるわけないでしょ!」

ってなりますよね。

そんなわけで、取り付けまでの日数を縮めることができるかもしれないポイントをお伝えしたいと思います。

初めに

初めにお伝えしておきたいんですけど・・

取り付けまでの日数に関しては、「どうにもならない」というのが基本です。

夏のピークには・・

「壊れちゃったんでなんとか早く取り付けできませんか?」

→「ごめんなさい」みたいなやりとりが1日中続く感じです。

そこには希望の光はありません。

夏はエアコン本体の価格も高い時期なので、早めに買っておいてもらうのが何よりも有効な手段です。

とはいえ、エアコンは夏に壊れるもの。

可能性は低いものではありますが、日数短縮のポイントをお伝えしたいと思います。

これからお伝えするのは、私の経験や他所の家電店に勤める知人から聞いた範囲のものです。

全然違う仕組みの家電店もあるかもしれませんので、その点はご了承ください。

取り付けが遅くなる原因

エアコンの設置までに長い日数が必要になるケースは、主に2つの原因があります。

①在庫がなく、入荷待ち

半導体不足などが原因で、商品が入荷するまで時間がかかるパターンです。

去年はこのパターンでしたね。

ニュースなんかでも取り上げられるので、在庫不足を心配する方は割といらっしゃいます。

ですが、実は品薄が原因で工事日が遠くなるというパターンは普段はそれほど起こりません。

多いの次のパターンです。

②工事車両の予約がいっぱい

在庫があっても、工事の車両が空くまでは取り付けができません。

こっちのパターンでお待たせすることのほうが断然多いです。

在庫に関しては、「こっちの機種なら在庫ありますよ」とか言えるんですけど、工事の予約がいっぱいなのはどうにもなりません。

人手不足が原因っていう感じです。

ということでこのページでは・・

「在庫はあるのに工事が先になるパターン」について、試せる対策をお伝えします。

 

ポイント①
複数回るなら別の家電店に行く

少しでも早く取り付けたいということで、いくつかの家電店を見て回る方もいると思います。

その際なんですが・・

同じ系列の家電量販店を回るのは効果がありません。

ヤマダ電機同士とか、ケーズデンキ同士で回っても意味がないです。

回るなら、別の名前の家電量販店にしてください。

ヤマダ電機でダメならケーズへ

ヨドバシでダメならビックへ

と、別の系列に行くようにしてください。

というのも、同じチェーン店なら、どの店舗で調べても同じ結果になるからです。

エアコンの在庫や工事車両は、各店舗ごとにあるわけではありません。

エアコンの在庫は"集中倉庫"みたいなところにあって、いくつかの近隣店舗で共有して使うようになっています。

工事の車両も、工事の拠点となる場所でまとまっている感じですね。

在庫や工事の空き状況はデータ化され、それを店舗のスタッフが確認できるようになっています。

どの集中倉庫の在庫を使うのか、工事拠点から訪問するのかは、訪問先の住所によって自動で決まります。

ですから、同じ系列内のどの店舗でデータを見ても、同じ集中倉庫や工事拠点のデータを見ることになり、同じ結果になります。

「あっちの店はいつもガラガラだし、工事も早いかも」みたいなことを考えても効果はないです。

そんなわけで・・

いくつか店舗を回るなら別の会社を回るようにしてください。

 

ポイント②
電話よりも店舗へ

店舗に行くよりも「電話で確認したほうが早い」と思う方も多いでしょう。

確かにそうなんですけど、電話よりは店で直に確認するほうが少しだけ有利です。

先ほどお伝えしたように、工事の受付可能件数はデータで管理されています。

飲食店のネット予約みたいな感じで

○ 空きあり
△ 残りわずか
× 予約不可

みたいな感じです。

で、このデータはオンラインなので、随時更新されます。

夏の最盛期には、「さっきまで空きがあったのに、機種の説明をしている間にいっぱいになった」ということもあります。

他の店も予約を取るので、どんどん予約可能枠がなくなっていくんですね。

そんな状況ですから、電話で問い合わせがあったとしても「残りわずか」の表示になっている日にちを案内することは避けます。

店に到着するまでに予約可能枠がなくなっちゃいますからね。

ちなみに、電話で予約とか、あらかじめ予約可能枠だけ押さえる的なことはできないです。

そんなことしたら、枠だけ押さえるスタッフとか、お客さんが大量に出ちゃいますからね。

それに対して、店での案内であれば「今1枠だけ空いているので、すぐに申し込んでいただければこの日に行けます」というケースは割とあります。

というわけで、電話で聞くよりも、店で直接やりとりする方が少しだけ有利です。

 

ポイント③
朝イチに行く

一度埋まった予約可能枠が、少しだけ空くこともあります。

日付変更とか、キャンセルなんかもありますからね。

そういったデータはすぐには反映されず、精査され翌日の朝に反映されます。

ですから、土日にたくさん受け付けて一旦予約がいっぱいになったのに、月曜の朝に見たらちょっとだけ空いていたみたいなこともあります。

まぁ、そうやって空くのは僅かですから、すぐに無くなります。

そんなわけで、朝イチが少しだけ有利になります。

補足ですが、一度工事の日程を決めた後で「予約可能枠が空いて、早められる時には教えて」というのはできません。

そういうシステムがないです。

ですから、混み合う時期には「工事の日程を一度決めたら、早めることはできない」という感じです。

急な用事などで日程を変更する際には、延期する方向でしか変えられないのでご注意ください。

あと、予約の変更に関しても注意が必要です。

予約を変更する際は「予約の取り直し」になります。

「1日後ろにずらしたい」だけだったとしても、予約がいっぱいだったら変更できません。

「空きがあるのは最初の予約の2週間後です」みたいなケースもよくあります。

できるだけ予定が入らなそうなそうな日に予約を入れることをおすすめします。

以上、エアコンの取り付けを早めるポイントの紹介でした。

繰り返しになりますが、これを実行したからといって早まる保証はないというか、可能性は限りなく低いです。

計画的な買い替え、早めの予約をおすすめします。

少しでも参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがというございます。

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