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実は知らない店員も多い!?エアコンの正しい選び方 基礎編 

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エアコン選びのポイントは省エネ?暖房?チェックするポイントは?

家電の中でも特にエアコン選びを難しく感じている方も多いのではないでしょうか。それもそのはず、エアコンは価格も高い上に場合によっては何台も取り付けないといけないこともありますからね。

省エネ性能と本体価格のどちらを優先したらいいかお悩みの方も多いかと思います。

加えて
▶︎暖房性能は?
▶︎どんな機能があるのか?
▶︎フィルター掃除や清潔機能は?
▶︎お部屋ごとにどう予算を配分するか?
▶︎取り付け工事はどうなるのか?

などなど、考えなくてはいけないことがとっても多いですよね。

多くの方は家電店の店員さんに相談しながら選ぶのではないかと思いますが、それだと店員さんの意見がかなり大きく影響してしまいますよね。

それがエアコンに詳しい店員さんならいいんですが、実はエアコン専門の店員さんって意外と少ないんですね。やはり季節での需要の変動が大きいので、エアコンの専門でいられるスタッフは限られてしまうわけですね。

特に夏場はエアコン売り場がとても混み合いますからスタッフ総動員で案内したりするのですが、それだと普段はあまりエアコンに慣れ親しんでいないスタッフも加わることになります。

どの人がエアコンの専門スタッフかなんて見た目ではわかりませんよね。それなら自分である程度の知識をつけて、自分のお家にぴったりの機種を選べたら良いと思いませんか?

ということで本日はエアコンの選び方を基本から解説したいと思います。

この記事はエアコン選びの基礎を解説しており全部で3ページあります

1ページ目 畳数の見方・省エネと暖房の関係性の解説

2ページ目 グレード(価格帯)ごとの主な機能の違い

3ページ目 グレード比較の例や電気代・暖房性能の違い

▼メーカーの特徴解説・比較・おすすめ品の紹介はこちら

▼お手頃価格のエアコンでお探しの場合はこちら

 

ステップ1
基本中の基本 畳数の見方は?

エアコン選びで一番重要といってもいいのが対応畳数の見方です。

例としてパナソニックのXシリーズを見てみましょう。

パナソニック 超省エネ(高級)モデル
冷房時主に10畳 CS−X288C

こちらの機種はカタログやメーカーページを見ると”冷房時主に10畳用”と説明があります。

果たしてそのまま10畳のお部屋につけて問題ないのでしょうか?

次に能力(エアコンのパワー)表を詳しく見てみましょう。

この機種は冷房のときに8~12畳くらいの部屋で使うのに適しているかと言うと、実はそうではないんです。

これが最初の落とし穴というか、エアコン用語のようなものです。

この表の正しい見方は

木造(平屋・南向き・和室)の場合
冷房8畳 暖房8畳

鉄筋(南向き・中層階・洋室)の場合
冷蔵12畳 暖房10畳
となります。

簡単にまとめると
▶︎戸建て・普通のアパート→左の小さい数字
▶︎鉄筋コンクリートのマンション・団地→右の大きい数字
がそれぞれ対応の畳数となります。

つまり、冷房時主に10畳の機種は戸建てに取り付けする場合、冷暖房ともに8畳対応ということになります。

紛らわしいかもしれませんが、メーカーのカタログも家電店のチラシも全てこのルールで書いています。ぜひ覚えておいて下さい。

ちなみにこれは東京を基準とした対応の畳数です。もっと暑い地域では冷房を、寒い地域では暖房のパワーが足りるように、1ランク大きめのサイズにするといいですね。

 

ステップ2
暖房はつかうのか?省エネと暖房の関係性

同じ対応畳数のモデルでも、機種によって大幅にパワーは違う!

エアコンの畳数を決める際にもうひとつ考えていただきたいのが暖房機能のことです。

実は暖房機能を使う・使わないによって選ぶべき畳数、選ぶべき性能ががらっと変わってきます。

「使うかもしれないけど決まってないなぁ・・」という方も多いでしょうが、これは前もってはっきりと決めておいたほうが良いです。

なぜなら、残念なことに暖房を使おうと思って購入していないエアコンの暖房機能はあまり実用的ではないからです。

「エアコンの暖房を使ってみたけどぜんぜん温まらなかった」そんな経験をしたことがある方も多いかと思います。

 

エアコンの暖房が物足りない原因は・・

 「エアコンが古いから効かないのかなぁ」なんて思った方もいるでしょう。

確かにそれはあるのかも知れませんが、もっと決定的な原因は”暖房を使う予定でエアコンを選んでいない”ことにあります。

冷房基準でサイズを選んでいる

先ほどの主に10畳用のエアコンの話に戻ります。

CS-X288Cは先ほどの説明に照らし合わせて考えると、戸建て住宅の場合冷房・暖房ともに対応は8畳です。

ですが、冷房だけを考えた場合は地域にもよりますが10畳の部屋で使っても大体問題なく冷えてしまいます。エアコンは暖房よりも冷房の方が得意なんですね。

ですが、暖房はあくまで8畳の対応と考えていただいた方が良いと思います。。暖房は苦手ですからきちんと適応したサイズを選んでおかないとパワー不足になりがちなんですね。

なるべく予算を抑えたいという気持ちは当然あるかと思いますが、予算を重視しすぎてギリギリサイズを選んでしまうのは逆にもったいない選び方になってしまうかもしません。

冬に「暖房は物足りないな・・」とならないためにも暖房を使う・使わないはしっかり決めておきましょう。

暖房が得意なエアコンとは?

エアコンの対応畳数をしっかり選べばそれで暖房も安心かというと、残念ながらそうとも言い切れません。エアコンには暖房が得意な機種とそうでない機種があるので、その点もチェックしておかないといけません。

エアコンの暖房のパワーは実は省エネ性と大きく関係しています。

詳しくはこちらのページで解説していますが、簡単におさらいしておきましょう。

意外に思う方も多いかもしれませんが、エアコンは電気代の安い省エネ型の機種ほど暖房のパワーが強いです。逆じゃないですよ。

電気代が高い機種は、簡単に言えば電気を使うのが下手なので暖房のパワーが不足しやすいです。エアコンは気温が低いと効率が下がる特性があるので、特に暖房は性能の差が顕著に出てしまうんですね。

省エネ性能や暖房が得意かをチェックするためのポイントは2つあります。

 ①省エネ性マークや省エネ基準達成率

▼省エネ基準達成率メーカーさんのカタログやwebサイトではこのように省エネ基準達成率が表記されています。

省エネ基準達成率が100%未満は発売自体できないので、家電店で見かけることはまずありません。基準が改定された直後だったり、アウトレットなどの古い品でなければ100%は必ず達成していることになります。

省エネ基準達成率は
▶︎エアコンの容量(サイズ)
▶︎室内機の寸法
▶︎その他機能
などによって変わりますので同じ容量同士で比べるのが基本となります。

▼省エネ性マーク
省エネ基準達成率を多段階で評価してものが省エネ性マークです。家電店などで見かけたことがあるかもしれませんね。

★マークが多いほど省エネになります。★1つは省エネ基準達成率が100%未満を表すので発売できませんから、実質★2つが最低ラインとなります。

暖房が得意なエアコンとは概ね星が4つか5つあるモデルと思っていただければOKです。
 

 ②低温暖房能力

もう一つのチェックポイントは低温暖房能力です。

低温暖房能力とは外気温が2度の時に発揮できる暖房のパワーのことです。先ほどの能力表をもう一度みてみましょう。

この右下の数値が低温暖房能力です。何度か書いているように、エアコンは気温が下がるほど効率が下がってしまうものです。この機種の場合、最大では7.1kwの暖房能力があるものの、外気温が2度の時では5.6kwまでパワーが低下してしまいます。

ちなみになんですが、能力の欄に書いてあるkwは消費電力のことではなく、冷房なら室内から取り除ける熱の量を、暖房なら室内に供給できる熱の量を表しています。昔はカロリーで表していたのですが、その方がイメージしやすいかもしれないですね。(消費電力のWの方が電気代に関係する数値ですが、ここだけみても省エネ性が高いかはわかりません。)

当然低温暖房能力の数値が高いほど暖房のパワーがあるということになるんですが、数値だけみてもどれくらいの暖かさかわからないですね。

そこで、省エネ性が低い機種(暖房が苦手)と省エネ性が高い機種(暖房も得意)を比べてみましょう。サイズは寝室やリビングに取り付けることの多い10畳用で比べてみます。

まずは星2つのお手頃機種の例です。

三菱 MSZ−GE2818

★2つで低温暖房能力3.5

次は暖房も得意な省エネ機種の例です。

三菱 MSZ−ZW2818

星5つで低温暖房能力5.4kw

このように同じ10畳用でも1.5倍程度もパワーに開きがあります。せっかくなのでもう一つ比べてみますと・・

2つ小さいサイズ
省エネ機種の6畳用
MSZ−ZW2218

星4つで低温暖房能力4.1kw

暖房が得意な順に並べると・・
1位 省エネ型10畳用 5.4kw
2位 省エネ型6畳用 4.1kw
3位 お手頃10畳用 3.5kw
このようになり、お手頃価格の10畳モデルは、省エネモデルで2サイズダウンした6畳用のパワーにも満たないことがわかります。これでは冬本番の時にパワー不足のなるのも仕方ないですよね。

このように省エネ性と暖房の性能は連動して高くなります。ですから、エアコン暖房をお考えの方は必然的に省エネ性が高い機種が候補となるんですね。(寒冷地仕様には例外もあります。)

とはいえ、暖房の得意な省エネ型は本体の価格も高くなってしまいます。

①暖房もエアコンで賄う
②他の暖房と併用する
③暖房はエアコン以外を使う
どのパターンにするかを考えてから省エネ性の高い機種にするかどうかを考えていただければ良いかと思います。

▶︎電気で暖房するならエアコンが圧勝

ちなみにエアコンと電気暖房の併用は無理ではないですが、電気の使いすぎになる可能性が高くなります。エアコンと併用するなら電気以外の灯油やガスの暖房が好ましいですね。灯油やガスを避けるなら、電気を使う暖房の中ではエアコンがダントツで効率が良いのでエアコンに予算を集中した方が良いかと思います。

電気暖房は電気を熱に変えることで部屋を温めています。つまり、電気を使った分しか暖かくできません。

それに対して、エアコンは少ない電気でコンプレッサーを動かし、空気中の熱を集めることで部屋を温めているので、電気暖房の何倍も効率よく電気を使うことができます。

 

ステップ3
機能を知ってグレードを選ぶ

エアコンは性能や機能によりおおまかに
シンプルモデル
 付加機能モデル
③自動お掃除付きモデル
④準省エネモデル
超省エネモデル
の5つのグレードに分ける事ができ、大まかな機能や性能の傾向があります。

グレードごとの違いを見る前に、どんな部分に注目したら良いのかを簡単にみておきましょう。

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