エアコン

【完売直前】旧型でお買い得な寒冷地エアコンおすすめ3選【2022】

では早速、本日のテーマは・・

おすすめ旧型寒冷地エアコン3選

このテーマでお話ししたいと思います。

登場するのは

三菱ズバ暖 XDシリーズ

パナソニックフル暖 TXシリーズ

富士通 ゴク暖 DNシリーズ

いずれも2022年モデルで、10月くらいで生産完了となっている旧型品です。

すでに完売モデルも出ているので、在庫切れの際はご容赦ください。

おさらい

前回は、寒冷地エアコンの購入お勧めパターンを紹介しました。

▼動画はこちら

その中で、予算を抑えつつしっかり暖房したい場合は、ミドルグレードをベースとした寒冷地仕様モデルがおすすめですとお伝えしています。

ということで、今回はその具体的なおすすめモデルを紹介したいと思います。

今回は1位を決めるようなランキング形式ではなく、おすすめ3選となっています。

 

三菱 XDシリーズ

ではまず最初に三菱XDシリーズ。

4.0kW(主に14畳)
MSZ-XD4022S

ズバ暖の愛称でお馴染みで、寒冷地仕様エアコンとしてはおそらく1番人気のメーカーなんじゃないでしょうか。

人気なだけあって、旧型の在庫の減りが早く、サイズ次第で完売になっています。

特徴①
ムーブアイ

三菱といえば、高性能センサーであるムーブアイが大きな特徴です。

ムーブアイにもいくつかグレードがあり、こちらのXDシリーズにはスタンダードムーブアイが採用されています。

人の位置や状態、お部屋の床音や壁温度などを見ることで、自動で快適な運転を行なってくれます。


一般的にエアコンは設定温度に達したかどうかを判断する際に室内機に吸い込んだ空気の温度で判断します。

ただこの場合、天井付近が暖かいようなときには早めに暖房の運転を弱めてしまうことがあったり、逆に天井際が暖かいと判断して冷房しすぎてしまったりと言うことがあります。


ムーブアイは、床や壁等の温度から体感温度を測り、人の位置も見て冷やしすぎない、温めすぎない快適な空調を実現してくれるというわけです。

特徴②
2段構えの清潔性

XDシリーズは、清潔性が高いこともおすすめのポイントです。

汚れんボディ・お任せボディ・外せるボディの3つの清潔機能を備えています。

汚れんボディと言うのは本体内部のコーティングのことで、汚れやすいと言われる熱交換器とファンの部分に、ホコリと油に強いコーティングがされています。


ハイブリッドナノコーティングと言うかっこいい名前が付いています。

また、冷房のあとは室内機の中に結露した水滴が残りカビの原因になりやすいわけなんですが、カビクリーンシャワーと言う低濃度オゾンでの自動のカビ予防機能もあります。

さらにXDリーズは、自分で掃除する時も楽ちんです。

フィルターお掃除メカを簡単に取り外しできるので、汚れてないかチェックしたり掃除機で埃を吸ったりすることも可能です。

また風の出口のルーバーとかフラップと呼ばれる板状の部分も外したり、脇に避けたりできるので風の通り道まで拭き掃除することができるようになっています。

現在のミドルグレード以上のエアコンは大体自動お掃除とか自動お手入れっていうのは付いているものですが、すべての範囲をカバーしているわけではありません。

こちらのXDシリーズのように、自分での手入れも簡単にできるようになっているというのがポイント高いです。

ということで、コーティングや自動お手入れで汚れがつきにくい、さらに自分でチェック、お手入れもしやすいと言うことで2段構えの清潔機能が魅力です。

特徴③
電気集塵空気清浄

その他の機能としては、ヘルスエアーという電気集塵による空気清浄機能も搭載しています。

イメージとしては、静電気を使って細かなチリやホコリを集めると言うもので、単体の空気清浄機に及ぶものでは無いんですが、おまけで付いている分には嬉しい機能っていう感じです。

 

三菱XDおさらい

と言うことで三菱XDシリーズは

▶︎ムーブアイで冷房も暖房も快適

▶︎幅広いパーツのコーティングや、お手入れしやすい構造など汚れ対策もバッチリ

▶︎ちょっとした空気清浄もできてうれしい

と言う感じでバランスよく機能が揃っていると言う印象です。

ムーブアイが自動的に効率的な運転をしてくれるので、特に少人数で使うときにカタログ数値以上の省エネ効果を期待できるのが三菱の魅力です。

 

旧型モデルの見分け方

新型もすでに出始めているので、旧型と新型を買った番で見分ける方法をお伝えしておきたいと思います。


三菱の型番は数字4桁が含まれています。

このうちセント2桁はエアコンの容量を表し、下二桁は年度を表しています。

下2桁が22止まっていればこれが旧型お買い得品。

下2けたが23になっていれば新型と見分けることができます。

 

パナソニック TXシリーズ

次はパナソニックです。

4.0kW(主に14畳)
CS-TX402D2


パナソニックといえば、フィルター自動お手入れの自動排出機能が特徴です。

特徴①
唯一の自動排出

他のメーカーの場合、自動掃除で取れたほこりはダストケースに溜まり、ゴミがいっぱいになったら自分でダストケースを外して捨てる必要があります。

パナソニックTXシリーズなら、自動排出なのでゴミ捨ての手間がありません。

1回に取れるホコリはごく微量なため、外に排出しても問題ないそうです。

自動排出については、排出時に吸引の音がする、自動排出用の配管が詰まったり、配管を通じて虫が中に入ってきたりと言うリスクもゼロでは無いので、僅かなリスクもあるかもしれません。

あと、自動排出用の配管が余分に必要になるため、隠蔽配管等取り付けの状況によっては使えないこともあります。

そんなわけで、若干賛否ある感じではあるんですが、パナソニックだけの貴重な機能ということで、他のメーカーとの差別化要素となっています。

特徴①
コーティング&ナノイーX

またパナソニックTXシリーズも、しっかりと汚れ対策が施されています。

熱交換器はホコリレスコーティングと言う、これも水と油に強いコーティングがされており、さらに内部のファンの部分は防汚・防カビコーティングがされています。

各社熱交換器の汚れ対策は結構注力している場合が多いんですが、さらに中のファンの部分は何もしてなかったり防カビだけになっていることも多いです。

その点、ファンもしっかり防汚コーティングを借りしている三菱とパナソニックは印象がいいです。

あと、パナソニックと言えばナノイーXも有名ですね。

ナノイーXは、室内に放出して臭いケアするようなこともできますし、エアコン内部に保湿してカビ対策としても使われています。

汚れ防止コーティング+ナノイーXで清潔って言う感じです。

特徴③
無線LAN内蔵

機能的な部分では、今回紹介する中で唯一無線LAN子機を内蔵しています。

ですから、おうちにWi-Fi環境さえあれば、スマホアプリでエアコンも操作も可能です。

アプリでは、外出先からエアコンのオンオフができるので、お出かけしてからエアコン切り忘れたなんて言う時にオフにすることもできますし、家に帰る前に冷暖房しておくなんて言うこともできます。

またウィークリータイマーと言う曜日ごとにエアコンの運転時間を設定する機能もあるので、リモコンで毎回タイマーを設定する必要がなくなります。

ウィークリータイマーでは、エアコンがつく時間だけではなく、消える時間まで設定しておくことができるので消し忘れがなくて安心です。

TXシリーズまとめ

ということでパナソニックTXシリーズは・・

▶︎フィルターの自動掃除のホコリの自動排出で楽ちん

▶︎内部コーティングに加え、ナノイーXで清潔

▶︎アプリで便利と、こちらもバランスよく機能が揃っているような印象です。

ナノイーXに無線LAN内蔵と、今時のエアコンって言う感じで使いやすいんじゃないかと思います。

旧型の見分け方

じゃあ、パナソニックも新型と旧型の見分け方をお伝えしておきたいと思います。

パナソニックの型番にも3桁の数字が含まれています。

先頭の2桁は容量を表し、下一桁が年度を表しています。

旧型お買い得品狙いの場合は、282とか402のように下一桁が2になっているものが狙い目です。
 

富士通 DNシリーズ

ではおすすめ3つ目、富士通ゼネラルDNシリーズです。

4.0kW(主に14畳)
AS-DN402M2

富士通って言うと・・

「聞きなじみがない」とか、

「なんかあんまり知らないし地味そう」

みたいなイメージを持つ方が多いような気がします。

まぁそれはメーカーさんもわかっていることで、その分お買い得な価格になりやすい傾向があります。

それでいて基本性能はしっかりと高いので、実は結構お勧めです。

特徴①
加熱除菌

1番の特徴はやはり、熱交換器の加熱除菌でしょう。

ハイドロリック熱交換器と言う汚れが落ちやすい熱交換器を採用しており、冷房や除湿の結露水で汚れを洗い流した後、水分を加熱しお湯によるしつねつ効果でカビ菌細菌を除菌しています。

他のメーカーはカビの抑制って言う表現なんですけれども、富士通はお湯を使うので除菌と言う表現を使っており、付着してしまったカビや細菌にも効果を発揮すると記載があります。

ちなみに湿熱効果っていうのは、90度のサウナには入れるけれど、90度のお風呂には疲れないって言うのと似た理屈のようです。

ファンの部分にコーティング等がないのはちょっと寂しくはあるんですけど、1番汚れやすいのはやはり熱交換器なのでそこを強力に加熱除菌してくれると言うのは魅力です。

特徴②
プラズマ空気清浄

機能的な部分では、三菱XDシリーズと同様に電気集塵空気清浄を備えています。

また本体室内機が高さ25センチと、今回紹介する中では1番コンパクトになっています。

カーテンレールの上など限られた場所でも、取り付けできる可能性が高いモデルですね。

一般的に、こういった室内機がコンパクトなモデルは省エネ性能や暖房性能が下がることが多いんですが、このDNシリーズは省エネ性能・暖房性能供に他に負けない数値となっています。

富士通DNおさらい

▶︎加熱除菌で清潔

▶︎ちょっとした空気清浄機能もあり

▶︎コンパクトでもしっかりとした性能

それでいて価格はお手頃傾向にあるので、メーカー名にこだわりがない方や、たくさんの機能はいらないよって言う方には非常に良い選択肢じゃないかと思います。

旧型の見分け方

では、富士通も旧型の見分け方をお伝えしておきたいと思います。

富士通の場合も3桁の数字があり、最後の1桁が年式を表しています。

また、その後ろのアルファベットも順に進むので

旧型は282Mとか402Mなどとなり

新型は283Nとか403Nなどとなります。

はい。ここまでオススメ3選でした。

ここまでの振り返りをかねて、各社の省エネ・暖房の数値をまとめておきたいと思います。

省エネ基準は2010年目標を使用。サイズはリビングでよく使われる4キロ(主に14畳向け)の場合です。

  三菱XD パナソニックTX 富士通DN
省エネ基準達成率(%) 110 112 118
年間電気代の目安(円) 40,100 39,300 37,300
低温暖房能力(kW) 7.8 8.0 7.8
暖房最大能力(kW) 10.8 10.3 10.8

電気代の目安は、およそ夏3ヶ月、冬に3ヶ月、1日18時間使った場合の電気代です。

これが他のエアコンに比べて高いのか・安いのかを判断するための数値が省エネ基準達成率という感じですね。

省エネ基準達成率は100パーセントが最低で、14畳向けの寒冷地モデルだと130くらいあれば優秀っていう感じです。

また、暖房の能力については主に低温暖房能力という、外気温が2℃の時にどれくらい部屋に熱を供給できるかという数値を使うことが多いです。

  三菱XD パナソニックTX 富士通DN
熱交換器 埃・油
+低濃度オゾン
埃・油
+ナノイーX
抗菌・防カビ
+加熱除菌
ファン 埃・油 防汚
自分で手入れ とてもしやすい しにくい できる

清潔性に関しては楽なのは自動排出のパナソニックなんですけど、自動排出メカがある分、自分での手入れは非常にしにくくなっています。

それに対して、三菱はお任せもできるし、自分でもチェックして普通は手が届かないような場所まで手入れできる魅力があります。

富士通がその中間って言う感じですかね。

今回の場合は、多少の違いはあるんですけど、ミドルグレード同士ということで、似たり寄ったりの数値になっています。

なので、基本性能は大体同じで、あとは清潔性や便利機能で気に入ったものがあるメーカーを選ぶっていう方法がスムーズでいいんじゃないかと思います。

 

その他のメーカー

その他のメーカーについても簡単にお話ししておきたいと思います

ダイキン

エアコンの話になると、かなり高確率でダイキンはどうなんですか?って聞かれるほど人気のメーカーです。

今回のラインナップ当てはめると、HXと言うモデルが該当しますかね。

スペックとしてはこれまでお勧めした3つのメーカーに比べて、暖房性能が少し弱くなるので、個人的にはちょっと微妙じゃないかと思っています。

  三菱XD パナソニックTX 富士通DN ダイキン
省エネ基準達成率(%) 110 112 118 110
年間電気代の目安(円) 40,100 39,300 37,300 40,100
低温暖房能力(kW) 7.8 8.0 7.8 7.0
暖房最大能力(kW) 10.8 10.3 10.8 9.7

さっきの表にダイキンも混ぜてみたいと思います。

暖房性能に関しては、最大値も、暖房能力も他のメーカーより低い数値となっています。

まぁ、低温暖房能力で、0.5くらいなら誤差っていう気もするんですけど、0.8〜1.0位違うと、ちょっと気になるっていう感じですね。

  三菱XD パナソニックTX 富士通DN ダイキンHX
熱交換器 埃・油
+低濃度オゾン
埃・油
+ナノイーX
抗菌・防カビ
+加熱除菌
クリアコート
+ストリーマ
ファン 埃・油
+低濃度オゾン
防汚
+ナノイーX
自分で手入れ とてもしやすい しにくい できる できる

清潔性に関しても、ストリーマによるエアコン内部の清潔維持機能はあるものの、他メーカーのコーティングや清潔維持機能に比べて特別優れているような印象はないです。

それでいて価格は高めになるので、ダイキンのファンだとか、人気のメーカーを使いたいと言う場合以外にはおすすめ度は高くないです。

メーカーのイメージとかブランド力みたいなものも性能と捉えることができるので、そのイメージ的なものに予算を出せるのかって言う話ですね。

日立

日立は今回のコンセプトにぴったり当てはまるようなグレードがないので、省略します。

あえて挙げるとすればRKシリーズというのが値段が手頃な寒冷地仕様なんですけれども、

▶︎こちらは2.8キロ主に中小向けのサイズまでしかなく

▶︎またどのサイズであっても100ボルトコンセントで使えるようになっているため他の200ボルト機種に比べるとパワーが出なくなっています。

例えば6畳の寝室とかで寒冷地モデルを使いたいと言ったときには良い選択肢にはなるのですが、リビングで使うってなると候補から外れてしまいます。

また日立の大きな魅力であるファンロボも搭載されていないため、オススメとしても低くはなってしまいます。

他にはミドルハイグレードみたいな位置づけでEKシリーズと言うのもあるんですが、これは価格がちょっと高めの傾向があります。

そこまで行くなら最上位のXKになることがほとんどで、非常に影が薄いモデルとなっています。

そんなわけで、日立はこの動画のコンセプトにぴったり当てはまるモデルがないって言う感じです。

東芝

東芝の鑑別塩もミドルグレード対応機の機種がなく今回は省略します。

以上、その他のメーカーについて一言コメントでした。

 

まとめ

それでは最後に簡単におさらいしておきたいと思います。

冷暖房・清潔性バランスよく備わっており、特に弱点っぽいものがないのが三菱XDシリーズです。

今回は特におすすめの順位っていうのつけているわけでは無いんですが、あえて1を決めるならこちらじゃないでしょうか。

ただズバ暖の人気は高く、在庫の減りも早いので、早くに完売してしまうと言う恐れもあります。

残っていたらラッキーと言う感じですね。

ホコリレスコーティングやナノイーX、さらに最初からアプリ対応と旬のエアコンを体感できるのがパナソニックです。

自動排出機能は賛否あるものの、ダストケース方式にも切り替えができるので、大きなデメリットではないかと思います。

この中では値段が高い場合も多いので、その時の価格次第と言う感じです。

加熱除菌にコンパクトな室内機、省エネ暖房も優秀なのが富士通DNシリーズ

価格面で有利な場合が多いので、予算を抑えてしっかり暖房したいと言う時にお勧めのエアコンです

ただ常に安いとは限らないので、その辺のチェックは必要かと思います。

以上ミドルグレード寒冷地仕様エアコンのおすすめ商品紹介でした

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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