洗濯機

【店員おすすめベスト3】洗濯機はどれを買ったらいい?縦型・ドラム式おすすめベスト3

縦型・ドラム式 人気と実力を兼ね備えたおすすめ品は?

家電店の店員が人気モデルを紹介!

ドラム式を先頭に、年々進化し続ける洗濯機。

種類も多いですし、家電の中でも大きめのお買い物で、いろいろ迷ってしまうことも多いと思います。

どうやって選んだらいいかわからない

そんな風に思っている方も多いはずです。

最近の流行りや、基礎的な部分もお話したいところではあるのですが、

「なるべく難しく無いように、どれがおすすめか教えて!」

という方もいるんじゃないかと思うんですね。

そこで本日は、

これを選んでおけば安心という

「ドラム式&縦型の人気と実力を兼ね備えたおすす品」

を紹介させていただきたいと思います。

 

おすすめ品だけ見たい方は▼の目次スキップ機能をお使いください。

洗濯機の基礎
ドラム式or縦型

そろそろうちもドラム式にした方がいいの?
ドラム式って何がいいの? 我が家にもおすすめ?

売り場でもこんな質問をいただくことがあります。

まずは基本からと言うことで

洗濯機は大きく分けて・・

①ドラム式(斜めドラム)洗濯機

②縦型洗濯機

この2つの種類があります。

どちらを選ぶかを考える際に、まず最初に決める必要があるのは

乾燥機能を使う予定があるかどうか?

です。

シンプルに説明するなら・・

▶︎乾燥を使う場合
→ドラム式がおすすめです

▶︎乾燥は使わない場合
→縦型がおすすめです

このようになります。

理由は簡単で、ドラム式の方が乾燥が得意だからです。

ドラム式=乾燥が得意な洗濯機と覚えていただければOKです。

コインランドリーや専用の乾燥機なんかもドラム式に近いですよね。

大体、週に1回以上乾燥を使うなら、ドラム式をおすすめします。

 

容量の基準は?

洗濯機はここ10年くらい、縦型・ドラム式ともに大容量化が進んでいます。

時間の節約だったり、お水の節約だったりと

まとめ洗いする方が増えたからですね。

洗濯物の量の目安

1人1日1.5kg

つまり、
4人家族なら1日6kg
2人暮らしでも3日で9kg

このような目安となります。

悩んだ時は・・

▶︎縦型なら8kgモデル

▶︎ドラム式なら10kg以上

この辺りが売れ行きがよく、割安なことも多い容量となっています。

基礎知識の話はこれくらいにして、つぎはおすすめ品紹介をしていきたいと思います。

まずはドラム式洗濯機からです。

 

ドラム式のおすすめメーカー

ドラム式では、相変わらずパナソニックが根強い人気がある印象です。

ただ、例年とは少し状況が変わっている部分もあります。

メーカーごとの動向をざっくりまとめます。

パナソニック

今年はマイナーチェンジかつ、目立った変化もないですかね。

昨年に続きレギュラードラム全ラインナップがメーカー指定価格となっています。

簡単にいうと、どの家電店でも同じ価格で表示し、同じ価格で販売するというものです。

交渉やキャンペーンなどによる値引きもできませんので、どの家電店で買っても同じ価格になります。

モデルチェンジ前の売り尽くしでもそれほど価格が下がっておらず、以前ほどの勢いは無いように感じます。

 

東芝

今年はマイナーチェンジ主体となっています。

ハイスペックでありながら、発売から時間が経つとしっかり値下がりしていくということで、相変わらず手頃な感じがあります。

特に、指定価格のパナソニックと比較したときに、スペックはそれほど変わらないのに値段は東芝の方がずっと安いみたいなケースは多いです。

 

日立

らくメンテが好評の日立。

2023年11月には初のヒートポンプ採用モデルも登場ということで、一層注目は高まっています。

とはいえ、最初の世代は避けるのが無難というのがセオリーではあります。

また、パナソニックに続きメーカー指定価格も導入されます。

価格面でも評判の面でも当面は様子見ですかね。

 

シャープ

他社のような際立った特徴はないかもしれませんが、欲しいものは一通り揃っています。

それでいて価格面で有利になりやすいということで、物価の上昇が目立つ昨今、ますます注目度は上がっている印象があります。

パナソニックが指定価格になったこと

日立がヒートリサイクルをやめて省エネ面で不利になったこと

このあたりが理由で再注目されている感じですかね。

メーカー概要

パナソニック

上質で省エネなヒートポンプ乾燥にいち早く取り組んだのがパナソニックです。

その他にも効率良い洗濯槽の回転や泡洗浄など、「ドラム式は洗浄力が悪い」という弱点の改善に熱心に取り組んできたメーカーさんです。

加えて、洗濯機に限らず"時短"を強く意識しており、スピード乾燥をはじめ、最近では洗剤の自動投入など家事負担軽減機能も多く搭載されています。

共働き世帯増加など、時短要素は今や欠かすことができませんよね。

そういった時代の変化への対応力や、先を見据えた機能追加など、さすがと思わされることの多いメーカーさんです。

ただ、残念ながら今年はレギュラードラムが全ラインナップ指定価格での販売となっています。

その点で、評価は割れるかもしれません。
 

東芝

これまでの不満を解消するのが好きなメーカーさんです。

ドラム式にありがちな、洗濯時間が伸びてしまったり、振動が大きくなったり・・といった不満を上手に解消しています。

最近では乾燥ダクトの自動お手入れなんていうのもありますね。

たくさんの魅力があるものの、それに伴ってデザインは大きめというか、ゴツめな気がします。

「そこまでは必要ないかも・・」って思われやすい雰囲気はあるかもしれません。

「今までドラム式使ったけどいまいちだったなぁ」という場合は、多くの不満解消機能を持つ東芝がおすすめです。

昨年に引き続き注目度は高いです

 

日立

昨年は一部のモデルで・・

▶らくメンテ採用

▶洗濯~乾燥時間大幅短縮

と大きな変化がありました。

好調ではあるものの、今年は初のヒートポンプ式採用や指定価格導入といったこれまでにない変化もみられます。

たすこし様子見したい気持ちですね。

 

シャープ

そのかわり省エネ性はかなり高いですね。

本体価格も他社より有利になりやすい、販売期間の後半戦では要注目という感じです。

 

メーカーまとめ

今年は・・

パナソニック
→メーカー指定価格で買いにくさあり

日立
→大幅変更で少し様子見したい

東芝
→今年はマイナーチェンジ

シャープ
→相対的に買いやすい

という感じで、四つ巴という雰囲気もしています。

当面はらくメンテ推しで日立人気が続きそうですね。2

 

ドラム式洗濯機のお買い得時期は?

ドラム式の買い時

ドラム式洗濯機は例外はあるものの、だいたい夏の終わりから秋にかけてモデルチェンジがあります。

つまり、モデルチェンジの少し手前、夏頃に買っていただくのがお得です。

発売から10ヶ月経過くらいが狙い目といってもいいですね。それ以上待つと、在庫が少なくなってしまって買いにくくなってしまうこともあります。

特に大手量販店での購入を考えている方は"待ちすぎ注意"ですね。

 

ドラム式おすすめモデル

今年は日立がフルモデルチェンジを迎えました。

パナソニック・東芝は昨年がフルモデルチェンジということで今年は変化は少なめです。

 

パナソニック
NA-LX129C

洗濯容量 12kg 乾燥容量 6kg
時間(洗濯/洗濯〜乾燥) 32/98分
使用水量(洗濯/洗濯〜乾燥) 83/55L
運転音(洗い/脱水/乾燥) 32/41/46dB
乾燥方式 ヒートポンプ
温水洗浄 あり
洗濯〜乾燥1回の電気・水道代 約38円
液体洗剤・柔軟剤自動投入 あり
風呂水ポンプ あり 洗濯槽自動洗浄 あり

おすすめポイント

トリプル自動投入

大容量化 12kg洗濯・6kg乾燥

基本性能の高さ・使いやすさもばっちり

新型の特徴

このLX129Cで新たに加わったのが"選べるタンク"です。

前モデルのLX129Bでは、トリプル自動投入ということで

洗剤1種類+柔軟剤2種類を自動投入のタンクにセットしておくことができました。

新型のLX129Cでは柔軟剤のタンクのうちの1つに、酸素系液体漂白剤をセットすることができるようになりました。

手短にいえば、液体漂白剤の自動投入もできるようになったということです。

性能は十分

洗濯や乾燥の性能は、これまで通りの充実した内容となっています。

パナソニックは時短を意識しているだけあって、洗濯〜乾燥が約98分と驚くほど早いです。

洗浄方法は、従来の泡洗浄をさらに進化させた"スゴ落ち泡洗浄"となっています。

新採用の泡生成ボックスで素早く泡を作り、こちらも新採用の高浸透バブルシャワーで衣類に洗剤成分を浸透させます。

そこにパナソニックが得意な洗濯槽のクイック反転を交え、洗剤と機械の力を合わせてしっかり洗浄する方式です。

また、最近の高級ドラム式ではスタンダードになっている"温水洗浄"もパナソニックが先駆け的存在ですね。

洗浄時の水温をあげることで、より洗剤の効き目を高め、皮脂よごれにしっかりアタックしてくれるんです。

常用することはないかと思いますが、ここぞというときにも頼れる性能となっています。温水でさらにつけ置きコースを使えば、普段のお洗濯ではなかなか落としきれない皮脂による黄ばみなどにも有効です。

便利機能も充実していて、特におすすめなのが
▶︎液体洗剤&柔軟剤自動投入
▶︎カラータッチパネル液晶
▶︎ナノイーで消臭
この3点ですね。

特にパナソニックが強く推しているのがトリプル自動投入です。

本体内のタンクに液体洗剤と柔軟剤を約1パック分まとめて入れておくことができます。

今年は酸素系液体漂白剤もセットできるようになったので、さらに洗濯開始までがスムーズになりました。

カラータッチパネルも「なくていいよ」って思っている方が多いと予想しているんですが、個人的にはぜひおすすめしたい機能です。

こちらは多機能で便利が売りの洗濯機ですが、「使い方がわからないから洗濯と乾燥しかしない」ってなちゃうこともあるような気がします。

ですから、直感的に操作ができるタッチパネルが有利だと思うんですね。

 

NA-LX129Cの評価

マイナーチェンジではあるものの、液体漂白剤も自動投入できるようになった点は要チェックです。

また、時短性能・省エネ性能も相変わらず優秀です。

メーカー指定価格ということで、以前に比べれば買いにくい状況ではありますが、ドラム式を検討する際には候補に入ることも多いんじゃないかと思います。

 

東芝
TW-127XP3

洗濯容量 12kg 乾燥容量 7kg
時間(洗濯/洗濯〜乾燥) 35/96分
使用水量(洗濯/洗濯〜乾燥) 80/61L
運転音(洗い/脱水/乾燥) 32/37/48dB
乾燥方式 ヒートポンプ
温水洗浄 あり
洗濯〜乾燥1回の電気・水道代 約61円
液体洗剤・柔軟剤自動投入 あり
風呂水ポンプ あり 洗濯槽自動洗浄 あり

おすすめポイント

機能盛りだくさんハイスペック

抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX

スピード洗濯~乾燥96分

こちらも今年の変化は少なめになっています。

洗濯・乾燥・お手入れなど、いろいろな機能があり、まさにハイスペックという雰囲気ですね。

パナソニックLX129Cの1番のライバルモデルという印象があります。

洗浄方法は、前モデルに引き続きウルトラファインバブルEXが採用されています。

ウルトラファインバブル洗浄EX

ウルトラファインバブルは目に見えないほど小さな泡で、洗浄成分を衣類の繊維の奥まで届けます。

加えて、マイクロバブルが剥がれ落ちた汚れをキャッチし、衣類への再付着を抑えています。

 

洗濯~乾燥96分と、乾燥容量7kgとしては驚異的なスピードとなっています。

電気代はパナソニックの方が安いですが、この大容量・スピードは大きな魅力ですね。

 

TW-127XP2の評価

繰り返しにはなりますが、

ウルトラファインバブルEX

温水洗浄

スピード洗乾

UV除菌

ここまで揃って、かなりのハイスペックです。

それでいて、価格はパナソニックのLX129Cよりも数万円安いというケースもよくあります。

「パナソニックがいいのはわかるけど、いくらなんでも高すぎる」ということで、こちらに流れてきている印象はあります。

 

シャープ
ES-X11B

洗濯容量 11kg 乾燥容量 6kg
時間(洗濯/洗濯〜乾燥) 35/155分
使用水量(洗濯/洗濯〜乾燥) 75/49L
運転音(洗い/脱水/乾燥) 30/37/39dB
乾燥方式 ヒートポンプ
温水洗浄 あり
洗濯〜乾燥1回の電気・水道代 約36円
液体洗剤・柔軟剤自動投入 あり
風呂水ポンプ あり 洗濯槽自動洗浄 あり

おすすめポイント

トップクラスの省エネ性

低騒音も

全体的にハイレベルではあるものの、ライバルモデルが多く影が薄くなることもしばしば。

ですが、電気代の値上がりが気になる昨今では、省エネ性能の高さで注目度がアップしています。

例年の流れとしては、販売機関の中盤から後半にかけて価格がグッと下がり、それから注目が集まる感じですね。

洗浄の特徴としては"マイクロ高圧洗浄"を採用している点が挙げられます。

高圧のシャワーで汚れを弾き飛ばしながら洗浄します。

弾き飛ばすということで、泥汚れなど固形の汚れに強いイメージがあります。

そして注目は乾燥機能ですね。

ヒートポンプとヒーターを併用した、ハイブリッド乾燥NEXTが採用されています。

ヒートポンプで省エネ&上質

ヒーターでカラッと

と、乾燥力と省エネ性を両立しています。

 

省エネ性能は他社をいれてもトップクラスの性能となっています。

水道代まで合わせても洗濯~乾燥1回あたり約32円ですから、驚くほど安いですね。

乾燥時間は155分と長めですが、寝ている間とか、外出中に、というように使う場合は問題ないでしょう。

また、ES-X11Aは静音性にも優れています。

  

特に乾燥時でも40dB以下というのは優秀ですね。

便利さの面では、乾燥フィルターの自動お手入れも注目です。

乾燥フィルターについたホコリをダストボックスに自動で集めるようになっています。

ゴミ捨ては1週間目安で、たまったホコリを捨てるだけと楽チンです。

これまで通り、乾燥ダクト自動お手入れ。洗濯槽自動お手入れもあり、お手入れ機能は充実している印象です。

今となっては上位モデルでは当たり前になりつつある、洗剤自動投入も採用しています。

 

ES-X11Bの評価

トップクラスの省エネ性

トップクラスの静音性

自動お手入れ機能も充実

ということで、スペック面では不足はないっていう感じですね。

むしろかなり良い出来だと思います。

ただし、ライバルモデルが強力なので、価格次第という雰囲気も否めません。

シャープは例年、販売期間の中盤から後半にかけて、グッと値段がさがるので、そこから本領発揮といえるかもしれません。

 

日立
BD-STX130J

洗濯容量 13kg 乾燥容量 7kg
時間(洗濯/洗濯〜乾燥) 36/93分
使用水量(洗濯/洗濯〜乾燥) 94/65L
運転音(洗い/脱水/乾燥) 34/37/48dB
乾燥方式 ヒーター
温水洗浄 あり
洗濯〜乾燥1回の電気・水道代 約60円
液体洗剤・柔軟剤自動投入 あり
風呂水ポンプ あり 洗濯槽自動洗浄 あり

おすすめポイント

大容量13kg洗濯&7kg乾燥

他にはないお手入れ性"らくメンテ"

今年一番大きな変化があったのが日立ですね。

まず大きなトピックとして、初のヒートポンプ式乾燥採用があります。

ずっと「日立はヒートポンプ式を出さないのか」と言われ続けてきたわけですが、ヒートリサイクルを廃止から約2年のこのタイミングで登場とは意外です。

そしてついに日立もメーカー指定価格が導入されました。

価格競争による値下げ合戦もありませんし、値下げ交渉もできないという例のアレです。

発売時で37万円オーバーという価格設定なので、さすがにちょっと高すぎる印象はあります。

洗浄方法は新たにナイアガラ"循環2段"洗浄が採用されています。

少ないお水でも、流量を増やすことで洗浄力を確保しています。

節水洗浄のデメリットである、ごわつきやすさ、黒ずみをおさえる狙いがあります。

また、最近の上位モデルではもはやスタンダードとなっている温水洗浄も搭載されています。

今年は温度調節もできるようになり、目的に合わせてコースを選べるようになっています。

乾燥機能としては、これまでどおりシワの少ない風アイロンが採用されています。

今年は洗濯~乾燥時間も大幅短縮され、ついに100分を切るようになりました。

パナソニックや東芝と同じくらいに早いです。

日立のドラム式洗濯機といえば"らくメンテ"が好評です。

▼これまで

▼らくメンテ

▼ゴミは糸くずフィルターへ

このように、乾燥フィルターにつくホコリを糸くずフィルターに集約させる方式となっています。

大容量糸くずフィルターが採用されており、ゴミ捨ては月に1回程度でOKとのこと。

もちろん液体洗剤・柔軟剤の自動投入も搭載されています。

新型STX130Jでは、柔軟剤タンクの容量が増え1,000ml容量となっています。

 

BD-STX130Jの評価

好評のらくメンテ

大容量13kg洗濯・7kg乾燥

日立初のヒートポンプ式乾燥採用

ということで期待したくなるところではあるのですが、

日立初のメーカー指定価格商品

ということでネガティブに感じる面もあります。

いくらなんでも37万円で値引きなしは高すぎます。

メーカー指定価格は値引きができないとはいっても、発売から時間が経過することで値下げされていくことはあります。

これまでの日立は時間の経過で順当に価格が下がる傾向があったので、このSTX130Jも発売して少し経てば値下げがあるんじゃないかと思います。

ヒートポンプ式も初めてということなので、当面は様子見をおすすめしたいと思います。

 

縦型洗濯機の基礎知識

ここでは縦型の主役となる

乾燥機能なしのインバーター搭載モデル

を紹介させていただきます。

乾燥機能をつけるならやはりドラム式優先でおすすめしたいですし、インバーターの無い洗濯機は昔の洗濯機と代わり映えしない部分も多いですからね。

縦型でありながらも

▶︎節水
▶︎清潔性
▶︎静音性

これらを持ち合わせたインバーターモデルこそが主役と言えると思っています。

ここでは乾燥なしモデルに限って紹介しています。

乾燥付きモデルは▼のページでご覧ください。

【タテ型乾燥付き】洗濯乾燥機の選び方とおすすめ品 ドラム式とどっちを選ぶべき?

続きを見る

 

縦型洗濯機のおすすめメーカー

縦型洗濯機で選ぶ場合の候補は主にこの3つになります。

縦型洗濯機人気ベスト3

①日立 ビートウォッシュ

②パナソニック すっきりフロント

③東芝 ZABOON

縦型のリーダーは日立です。

節水洗浄と洗濯槽自動洗浄にいち早く取り組んだのが日立ですからね。

今ではどれも日立に近づいてしまい、差が小さくなってはしまいました。

それでも、ずっとトップを走ってきた実績と、有利な方法を先取りしているちょっとした差は評価されるポイントとなっています。

迷ったら日立を選べばOKで
→デザインが気に入ったならパナソニック
→静かさ重視なら東芝

こういった選び方がスムーズかと思います。

前置きでも書いたように、基本は8kg容量で選んでおけばお得な場合が多いです。

 

縦型インバーターモデルのお買い得時期は?

買い時は

縦型洗濯機の買い時は春の終わりから初夏にかけてです。

月でいうと4~5月くらいでしょう。

ただし2020年はいろんな事情でイレギュラーが発生しています。

日立ビートウォッシュ、パナソニックのすっきりフロントなんかは入荷が止まるとすぐに在庫が底をつく印象があります。
 

ネット通販&お店を気にせずと言うことならある程度ゆっくり選んでも大丈夫ではあります。

とはいえ、あんまり待ちすぎても価格対抗の相手がいなくなって値下がりが鈍くなったり、逆に値上がりしてまうケースもあります。

旬を逃さず思い切ってお求めいただくことをおすすめします。

 

縦型洗濯機のおすすめベスト3
とその他の候補

では、縦型モデルを見ていきましょう。

記事が長くなってしまったので、大きな特徴だけ抜粋しています。

↓縦型洗濯機の人気モデルは、こちらのページでより詳しく紹介しています。

【店員が解説】縦型洗濯機なら日立・パナソニック・東芝ならどれがおすすめ?選び方は?

続きを見る

よろしければ、合わせてご覧ください。

 

日立
BW-V80J

洗濯容量 8kg 乾燥容量 なし
洗濯時間 28分
使用水量 92L
運転音(洗い/脱水/) 32/38dB
乾燥方式 なし(送風)
洗濯1回の電気・水道代 約24円
液体洗剤・柔軟剤
自動投入
なし
風呂水ポンプ あり 洗濯槽自動洗浄 あり

おすすめポイント

ナイアガラ洗浄&すすぎで衣類清潔

洗濯槽自動洗浄&ガラストップで本体も清潔

新型の変更点

新型のBW-V80Jでは、前モデルよりも洗濯時間が5分短くなっています。

"節水でもしっかり洗える"の元祖といえば日立のビート洗浄ですね。

"お水をたくさん溜めないと衣類が動かずしっかり洗えない"。これが従来の縦型洗濯機の問題点だったわけです。

そこで日立が始めたのが"ビート洗浄"です。衣類をパルセーターで持ち上げ、動かしながらもみ洗いを行うんです。

これならお水をたくさん溜めなくても、衣類が一箇所に留まってしまう心配が少ないわけですね。

今では流量をアップさせた"ナイアガラビート洗浄"へと進化し、よりしっかりとした洗浄力となっています。

あとは、日立といえば・・の"洗濯槽自動洗浄"も忘れてはいけません。

今では多くの洗濯機で自動洗浄が採用されていますが、

▶︎清潔な水道水で洗浄
▶︎洗濯槽の上部のフチから洗浄
というのは日立ならではの魅力です。

さらにガラス蓋も採用しており、洗濯機内部だけでなく、見た目も綺麗に保ちやすくなっています。

 

BW-V80Hの評価

節水にしても、洗濯槽自動洗浄にしても、今となっては日立以外の洗濯機でも採用されています。

縦型洗濯機に関しては、日立のダントツ人気が続いたこともあり、他のメーカーがー日立に寄っていったような印象ですね。

そんなわけで、日立だけの・・のような目立った特徴は減ってはしまいました。

それでも最初に節水や自動洗浄を始めただけに、有利な方法を採用できてはいます。

他のメーカーさんは全く同じように真似することはできないですから、ちょっとだけ不利になっちゃうわけですね。

今年はマイナーチェンジではありますが、洗濯時間を5分短縮とスピードアップしています。

30分を切ると結構早くていいよねっていう気持ちになります。

日立のおすすめポイント

際立った何かがあるわけではないですが、実績はナンバーワンです。

「どれがいいか迷って決められない」

そんな時にはビートウォッシュがおすすめです。[/st-cmemo]

 

 

パナソニック
NA-FA8H3

洗濯容量 8kg 乾燥容量 なし
洗濯時間 35分
使用水量 97L
運転音(洗い/脱水/) 32/39dB
乾燥方式 なし(送風)
洗濯1回の電気・水道代 約26円
液体洗剤・柔軟剤
自動投入

なし
風呂水ポンプ あり 洗濯槽自動洗浄 あり

おすすめポイント

パワフル立体水流

出し入れしやすく見た目も良いすっきりフロント

多彩な洗浄コース

大きな羽がついたパルセーターで、衣類をしっかりと動かして洗います。

昔に戻った感じがしますね。正直こっちの方が汚れ落ちは良いのではないかと思います。

その代わり日立の方がちょっとだけ衣類に優しかったり、節水しやすかったりというメリットはあるように思います。

バランスが良いのが日立で、洗浄力ならパナソニックがやや有利になるでしょうかね。

まぁ、汚れ落ちはどちらも良いので、ここは大事なポイントではないかなぁと思います。

 

ビートウォッシュとどちらを選ぶか悩んだ時にポイントになるのが"すっきりフロント"形状ですね。

すっきりフロントは、ボタン類が奥に配置されています。

すっきりフロントのメリット

○洗濯槽がちょっとだけ近い

○洗濯物の水滴でボタン類が汚れない

また、投入口が広い設計にもなっていますので、衣類の出し入が楽チンなのがパナソニックと覚えてもらえればOKです。

 

手前にボタン類がない分洗濯槽が近いとは言っても、他のメーカーさんに比べて1〜2cm程度近いくらいのちょっとした差です。

身長によってはほとんど影響ないかもしれません。

デザインとしては凹凸が少ない、見た目にすっきりした印象となっています。凹凸が少ないことで、フタにホコリがついてしまった時も拭き掃除しやすいこともメリットとなります。

 

洗剤自動投入モデルも

今年はラインナップが増え、洗剤自動投入モデルも選ぶことが出来ます。

洗濯容量 8kg 乾燥容量 なし
洗濯時間 35分
使用水量 97L
運転音(洗い/脱水/) 32/39dB
乾燥方式 なし(送風)
洗濯1回の電気・水道代 約26円
液体洗剤・柔軟剤
自動投入

あり
風呂水ポンプ あり 洗濯槽自動洗浄 あり

時間や水量などのスペック面ではFA8H2と同じでですが、

FA8K2には・・

+洗剤自動投入

+次亜除菌

が追加されています。

乾燥なし洗濯機の8㎏で自動投入は貴重ですから、これも決め手になることがあるかもしれません。

専用錠剤を使用することで次亜除菌コースも使うことが出来ます。

 

NA-FA8H2の評価

泡洗浄や立体水流も魅力ですが、他社との大きな違いはすっきりフロントデザインにあるかと思います。

高級感とまでは言わないまでも"新しい洗濯機"と言ったデザインですよね。

使い勝手と見た目を含めたデザイン性が決め手になるでしょうかね。

今年からはお洒落着コースが追加されています。

これまであった”おうちクリーニング"コースよりも、短い時間で型崩れを防ぎながら洗うことができるようになりました。

「見た目もよくて、拭き掃除もしやすいデザインが好み」

「普段はしっかりジャブ洗って欲しい」

「でもお洒落着を洗うことも多い」

こういった場合はおすすめのモデルとなります。

 

東芝
AW-8DH3

洗濯容量 8kg 乾燥容量 なし
洗濯時間 39分
使用水量 99L
運転音(洗い/脱水/) 26/37dB
乾燥方式 なし(送風)
洗濯1回の電気・水道代 約27円
液体洗剤・柔軟剤
自動投入
なし
風呂水ポンプ あり 洗濯槽自動洗浄 あり

おすすめポイント

低振動・低騒音ナンバーワン(洗い時)

注目の"ウルトラファインバブル洗浄"

東芝DDインバーターといえば静かな洗濯機の代名詞ですね。

夜間の洗濯が多い、集合住宅だから運転音が気になるなど、

「少しでも静かな洗濯機が欲しい」

という場合は東芝で決まりです。

静かなのはあくまで洗い時だけで、脱水時は日立・パナソニックと同等の音がします。

とはいえ、脱水時間は最後の10分程度ですから、洗濯機を動かしている間の6〜7割くらいの時間は静かと言うことになります。それなら選ぶ価値はあるのかなぁと。

洗浄方法としてはウルトラファインバブルと呼ばれる目に見えないほど小さな泡で、洗剤の成分を繊維の奥まで届けるようになっています。

デザインとしてはホワイト系一色で、加えて角張ったデザインということもあり、かなりシンプルスタイリッシュ方向なデザインとなっています。

場合によってはカクカクしていて"箱っぽい"デザインと受け取られることもあるようですね。確かに・・。

東芝だけのもう一つの特徴といえば、"水流パワーボタン"があることでしょうか。

いつものお洗濯コースのままでも、ボタン一つでお水の流れる強さを弱・中・強と変更可能です。

洗濯コースを変えたり、洗い時間を調整したり、などといったことをしなくても簡単に洗う強さを変更できるんですね。

特に小さなお子さんがいるなど汚れ物が多いご家庭では活躍の機会が多そうな機能ですね。
 

AW-8DH3の評価

静かで、低水温にも強くて、洗濯のパワーも簡単に切り替え可能となかなか優秀な内容となっています。

節水や清潔維持も日立・パナソニックから特別劣るようなこともありません。

ポイント

欠点も少なく、総合的にはおすすめしやすいスペックとなっています。

特に

「なるべく静かな洗濯機が欲しい」

「汚れ物を洗うことが多い」

こういった場合にはおすすめです。

 

縦型その他の候補

その他に縦型で候補になりそうなのは・・

▶︎シャープ
▶︎おすすめモデルの大型サイズ

このあたりでしょうか。

シャープの穴なし洗濯槽について

シャープの縦型洗濯機といえば"穴なし洗濯槽"ですね。

詳しい話は別のページでしているので簡単にだけ書いておきますと、

⭕️節水性が高い
⭕️洗濯槽の裏側の汚れが槽内に入らない

❌洗い時に音が響きやすい
❌カビが生えないなど、誤解が多い

こういった特徴があります。

何度か書いているのですが、私はメリット・デメリットが極端なよりはバランスが良い性能が好きです。

ですから、シャープがおすすめベスト3には入らないです。

とはいえ、穴なし洗濯槽のファンという方もいらしゃるので、良いものではあるんだろうなぁと思っています。

 

シャープ
ES-GV8H

洗濯容量 8kg 乾燥容量 なし
洗濯時間 35分
使用水量 83L
運転音(洗い/脱水/) 35/38dB
乾燥方式 なし(送風)
洗濯1回の電気・水道代 約22円
液体洗剤・柔軟剤
自動投入
なし
風呂水ポンプ あり 洗濯槽自動洗浄 あり

穴なし洗濯槽は節水性が高いというだけあって、使用水量は83Lと頭一つ抜けて他社より少ないです。

東芝の99Lと比べると、16Lもの差がつくことになります。

とはいえ、お水16Lは水道代に換算すると約4円です。

年間300回洗濯するとして、それでも1200円の差程度にしかならないんですね。

穴なし洗濯槽は音が大きいといったデメリットもあるので、それなら普通の洗濯槽の方がバランスが良い性能でいいかなって個人的には思っています。

悪い製品というつもりは一切ありませんが、おすすめする決定打に欠けるようには思っています。

他社より1万円くらい安く出ていれば価格面の魅力で戦っていけるかなぁといった印象ですね。

それでもインバーターはインバーターです。ノンインバーターを選ぶよりは断然こちらがおすすめです。

ポイント

いろいろ書きましたが、シャープの洗濯機はリピーターも多いです。

「穴なし洗濯槽を使っていたけど、また同じのがいいな」

「なるべくお得な節水モデルはどれ?」

こんな時に候補になるモデルです。

 

まとめ

長くなりましたので簡単に振り返っておきます。

ドラム式
→予算が許すなら万能型で時短家事にもぴったりのパナソニックがおすすめです。できれば温水付きモデルですね。

「予算的にそこまではちょっと」と言う場合は日立の中間クラスがお得です。
 

縦型
→特に希望がなければ日立のビートウォッシュがおすすめです。

デザインが気に入ったならパナソニック、静かさを求めるなら東芝といった選び方になります。

 

以上、おすすめ洗濯機ベスト3+おまけでした。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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