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【狙い目テレビ】実力とお得さを兼ね備えたテレビを店員が紹介

では、早速、本日のテーマはこちら

今すぐにでもおすすめできる

実力とお得さを兼ね備えたテレビを紹介

この内容でお届けしたいと思います。

2022年末→2023
現在の状況

現在のテレビコーナーといえば、2022年モデルも出揃い、少し時間が経ったところです。

「まだまだ新製品価格だな」

と言うものもあれば

「これ、結構いいモデルなのにもうこんなに値下がりしたの!?」

と言うモデルも出てきています。

ということで、年末年始を控えた、この時期に

今すぐにでもお勧めできる、値下がりグループのテレビ

を紹介していきたいと思います。

 

紹介するモデル

今回はサイズ別に4モデル紹介します。

紹介する機種はこちら・・

65インチでソニーのX95J

55インチでパナソニックのLZ1800

49インチでパナソニックのLX900

50インチでレグザのZ670L

この4機種で、いつも通り特徴を紹介していきます。

また今回紹介するモデルは、カカクコムの人気ランキングでも上位にランクインしているモデルとなっています。

せっかくなので、今売れてる理由というのも併せて考えてみたいと思います。

65インチ ソニー
XRJ-65X95J

種類 4K液晶テレビ
倍速 あり
スピーカー出力 50W
ネット動画アプリ 豊富

では、まず65インチから

このブログでは何度か名前は出てるんですけど、今回改めてしっかり紹介したいと思います。

こちらは、今年のモデルではなく、昨年から引き続き販売されています。

普通は1年で販売終了するんですけれども、2年目を迎えるというレアパターンですね。

そして、なんとこちら、昨年のソニー4k液晶最上位モデルです。

X95J
画質について

では、画質の部分からお話ししていきたいと思います。

X95Jは・・

▶︎認知特性プロセッサーXR

▶︎バックライトの部分駆動

採用となっています。

この2つについては何度か紹介しているので、軽くおさらいだけしておきます。

XRは・・

人が目で感じる自然な美しさを実現する技術です。

1世代前のX1 ultimateは明るく華やかで綺麗ではあったんですが、いやいや白っぽさがありました。

それがXRになって色がしっかり出るようになったと言う感じです。

バックライトの部分駆動は、明るいところはしっかり明るく、暗いところはしっかり暗くするためのものです。

さらにX95Jは、ブライトブースターという、黒い部分の電流を明るい部分に集め、コントラストを向上させる技術も備えています。

アクセサリーなどの明るいものがしっかりキラっと光っていると、映像としてリアルになるような気がします。

このように・・

XRでで、色のメリハリ

バックライト部分駆動で明暗のメリハリを表現しつつ

コントラストブースター10で光のリアルさ

を付け加えていると言う感じです。

これだけでも充分に凄いんですが、X95Jの魅力はこれだけではありません。

←よくある液晶テレビ  X95J→

X95Jは視野角の広いX-wide angleが採用されており、斜めから見ても色の変化が少なくなっています。

個人的には、テレビにおいて視野角は結構重要だと思っています。

視野角の話

売り場でよくこんなパターンがあります。
お客様が来店し、どのテレビがきれいに見えるかいくつも見比べているという状況です。

それで、タイミングを見計らって声をかけたりするわけなんですけど、

その時、たまたま目の前にあるテレビを指差して

「これが1番きれいに見える」

っておっしゃるわけですね。

そんな時は

「比べる時は正面同士で比べてみてください。」

という風ににお伝えします。

それで隣のテレビの正面に移動すると・・

「今度はこっちが1番きれいに見える」

と言うふうに変わるわけです。

多くの液晶テレビは、斜めから見ると色が白っぽくモヤっと見えるので、そのせいで評価が変わってしまったというわけです。

この時、距離で言うと移動したのは1メートルかそこらです。

それくらいの距離で1番綺麗に見えるか、そうじゃなくなるかが変わってしまうわけです。

これを家に当てはめると、ソファーの端と端位の距離でも、同じように色が変わってしまうと言うことになります。

実際に家で見るときには隣に比較対象がないので、そこまで気になる事はないとは思います。

ですが、せっかくいろいろな機種を見比べて購入していただくのですから、お家でもできるだけ近い画質で楽しんでいただきたいと言う気持ちがあります。

という理由で、視野角が広いということは割と大事だと思っています

X-wide angleだからと言って、斜めから見た時の色合いが全く変わらないというわけでは無いんですが、それなりに色が変わるのを軽減してくれているように見えます。
 

X95J
音質

スピーカー出力は合計50W

下からの出力がメインで、補助でサイドスピーカーが付いています。

時々、「ソニーの高級機は画面から音が出る」と思っている方もいるんですが、こちらは該当しません。

あれは有機ELだけです。

50Wスピーカーは

「普通よりはいいかな」

っていうレベルでしょうか。

例によって、ソニーはサウンドバー連携を見込んだスピーカー構成となっています。

これだけの値段のテレビを買って、まだ追加投資の余地があるとなると、購入のハードルの高さは感じます。

アコースティックセンターシンク
対応モデルの例

↑これで安い方ですから、編成難易度は高めですね

とはいえ、伸びしろがあると考えれば、ロマンもあると言うことで、ソニーっぽいと感じます。

X95J
その他の機能

その他の特徴については、こちらもソニーではお馴染みGoogle TV採用で豊富なアプリに対応しています。

また、スマホ連携もアンドロイド、iPhoneともに対応でテレビに画面を出力することができるようになっています。
 

X95J
人気の理由

X95Jはカカクコムで、現在人気ランキング第3位となっています。

売れている理由はやはり画質でしょう。

少し細かい話になるんですが、液晶テレビには大きく分けて

①VAパネル

②IPSなどの高視野角パネル

の2種類があります。

これはどちらも一長一短で、VAパネルはコントラストが高いけれども、その代わりに視野角が狭い。

IPSパネルは視野角は広いけれども、コントラストはそこそこと言う格好になっています。

  VA IPS
コントラスト
視野角
全体の明るさ

それと、直接パネルの種類に関係あるのか分かりませんが、経験上、VAパネルの方がパッと、明るくて見栄えがいい場合が多いように思います。

ですから、VAパネルは・・

「視野角だけは惜しいよね」

っていう感じになりがちです。

X95Jは非公表ではありますが、まぁ見たところ、VAパネルで間違いなさそうです。

ですから、そんじょそこらのテレビだったら、視野角が狭いと言う弱点を抱えるわけです。

それがこちらのX95Jはお伝えした通り、X-wide angleで視野角が広いので、こうなります。

  X95J IPS
コントラスト
視野角
全体の明るさ

と言うわけで、画質面においては、ほぼ隙のないスペックという印象です

前回4K液晶人気の4モデルの紹介をしたんですが、X95Jを入れていいなら、これが頭1つ抜けていると思っています。

ミニLEDを除けば、4K液晶最強の座にいるんじゃないでしょうか。

しかもそれが発売から1年以上経過して、価格がいい感じに下がっているわけです。

それは売れるに決まってます。

X95Jは55インチはラインナップにありませんし、75インチは普通に値段が高いので、65インチだけが候補になるって言う感じです。
 

75インチ
XRJ-75X95J

75インチは価格次第という感じですね。

「次は65インチを買おうと思っていた」

って言う方は、まず真っ先にこのモデルをチェックしていただきたいと思います。

 

55インチ 有機EL
TH-55LZ1800

種類 4K有機ELテレビ
倍速 あり
スピーカー出力 80W
ネット動画アプリ 主要のみ

じゃあ次は55インチです。

今回紹介する中では、唯一の有機ELテレビです。

ポジションとしてはパナソニック有機ELで、2番手にあたるグレードです。

LZ1800
画質について

LZ1800は、ダイナミックハイコントラスト有機ELディスプレイが採用されています。

これが何かと言うと、放熱プレートの入ったパナソニック独自構造のパネルです。

放熱プレートは、画面を明るくするために必要なパーツと思ってもらえればOKです。


従来よりも、特に明るいシーンが綺麗になるという言う感じですかね。

明るさを出せると発色が良くなり、表現力も上がるように感じます。

個人的には、有機ELテレビを選ぶ上では、放熱プレートがあることを最重要視しています。


そして、ここにパナソニックの持ち味であるヘキサクロマドライブ+が加わり、バランスの良い発色を実現しています。

確か、パナソニックの人が「明るさと色を3次元的に捉える」とか言っていた気がするんですが、要は色合いのクセが少なく、広く好まれる色合いという感じですね。

ダイナミックハイコントラストディスプレで明るさもあって、ヘキサクロマドライブで色も綺麗。

そこに、有機EL持ち前の明暗差のある輪郭付近のキリッと感や、グッと引き締まった黒も加わって、画質としてはかなり優秀という感じがします。

LZ1800
音質について

スピーカーは上下で合計80ワットとなっています。

音の良し悪しは、出力の数値だけで決まるわけでは無いんですけれども、80ワットを超えるスピーカーは同じパナソニックのLZ2000とレグザのX9900L位ですかね。

"低音ドーン"みたいな派手な感じではなく、中音から高音が明瞭な綺麗目の音だと感じます。

加えて、上のスピーカーから出た音は、天井に反射して耳のほうに届くので、聞こえやすく、クリアなスピーカーと言う印象です。

迫力重視と言うよりは、聞き取りやすさや、聞き疲れしにくさ重視の方にお勧めです。

LZ1800
その他の特徴

ネット動画アプリは決まったものだけ使えるという格好ですが、有名どころは大体揃っている感じです。

他には、パナソニックではお馴染みの転倒防止スタンドが採用され、手軽にできる安全対策として好評です。

また今年はオートAI機能が強化されています。

これまでも、部屋の明るさなど、環境にあわせた画質調整と言うのはありました。

それに加えて、オートAIはどんな映像が映っているのかまで考慮して、最適な映像に調整してくれる機能です。

中にはダイナミックモードに固定とか、見るものによってモードを変えるって言う人もいるかもしれませんが、多くの方は買ったときの設定でそのまま使うと言う話もあります。

LZ1800は最初からオートAIモードになっているので、何もしなくてもテレビが勝手に実力を発揮してくれるというわけです。

LZ1800
人気の理由

こちらも売れてる理由を考えてみましょう。

このダイナミックハイコントラストディスプレイと言うのは、昨年の最上位JZ2000に採用されていたのと同じものです。

▶︎JZ2000は光沢パネル

▶︎LZ1800は半光沢パネル

と言うことで全く同じとは言えませんが、それを差し引いても、有機EL最上位クラスの画質を体感できるテレビといって差し支えは無いんじゃないかと思います

加えて、有機elで重要な放熱プレートが2番手グレードで入っているのは、このLZ1800とレグザのX8900Lくらいですね

ということで・・

▶︎昨年最上位並みの画質

▶︎スピーカーも上にくるのは数えるほど

と言うことで非常に優秀なスペックとなっています。

個人的には、最強の2番手グレードだと思っています。

価格とスペックを見たときに、有機ELテレビの中で、今最も現実的な選択肢となるテレビじゃないでしょうか。

X8900L

ちなみに、レグザのX8900Lは割と近いスペックになっています。

X8900Lは低反射パネル採用ということで、LZ1800よりもわずかにマットな質感に見えます。

好みや、設置環境に合わせて選んでいただければと思います。

今回は放熱プレート採用の部分で一日の長があるパナソニックを優先してお勧めしました。

49・50インチ

49インチと50インチは、横幅で言うと約2センチ 指1本分程度の違いなので、二台並べてい比べないとなかなかわからない位の差です。

大きさとしては同じ程度と考えて良いと思います。

49インチ 液晶
TH-49LX900

種類 4K液晶テレビ
倍速 あり
スピーカー出力 30W
ネット動画アプリ 主要のみ

パナソニックの4K液晶3グレードあるうちの、真ん中のグレードとなります。


こちらのLX 900には43インチもあるのですが、43インチはiPSパネルじゃないので、これから説明する内容は当てはまらないものもあります。ご注意ください。

LX900
画質について

パナソニックの液晶テレビと言えば・・

IPSパネル採用で視野格が広い

ことが大きな強みとなっています。

テレビ売り場で何台も並んでている中ざっと見渡すと、立ち位置によっては、この機種だけすごくきれいに見えたりすることもあります。

先ほどお伝えした通り、視聴位置による影響を受けにくいというのは、それだけで大きなメリットだと思います。

そしてこちらも、LZ1800同様にヘキサクロマでバランスの良い発色となっています。

ぱっと明るいと言うよりは、くっきりした感じでしょうか

「色が深い」と言う風におっしゃるお客様もいらっしゃいます。

派手で目を引くと言うよりは、見やすさを重視しているような画質です。

LX900
音質について

音質に関しては30ワットスピーカーとなっており、リビング向けとしては標準的なレベルです。

49インチの想定は・・

▶︎お部屋の広さで言えば6畳

▶︎視聴距離で言えば0.9から1.8メートル程度

となっています。

それに見合ったスピーカー性能と言う所ですかね。

 

その他の特徴

その他の特徴としては、上で紹介したLZ1800同様に・・

▶︎転倒防止スタンド採用

▶︎ネット動画アプリは主要なものはほぼ対応

となっています。

LX900
人気の理由

この49LX900は、動画作成時点でカカクコムの人気ランキング1位のモデルとなっています。

人気の理由は、おそらくちょうど良さにあるんじゃないかと思います。

LX900は2番手グレードということで、何か突出した特徴があると言うわけではありません。

とは言え、IPSパネルで視野角が広く、そのほかも全体的にバランスよく整ったスペックで、特にこれといった弱点もないように感じます。

ですから、これぐらいで満足と考える方が多いのも頷けます。

そんなわけで、まさにちょうどいい価格と性能のテレビと言う雰囲気です。

 

50インチ 液晶
レグザ 50Z670L

種類 4K液晶テレビ
倍速 あり
スピーカー出力 60W
ネット動画アプリ 主要のみ

ミニLED Z870L・875L
従来液晶 Z770L
従来液晶Z670L

というように、レグザの液晶としてはミニLEDを入れれば3番手に当たるグレードとなります。

Z670L
画質について

画質面の特徴としては、今回唯一の

▶︎量子ドット採用モデル

という点が挙げられます。

量子ドットはよく・・

純度の高い色

と説明されるんですが、平たく言えば「色が濃い」と言う感じです。

特に、赤を基調とした色が鮮やかの印象です。

色が濃いことに関しては、それがいいときもあれば、違和感がある時もあると言う感じです。

ですから、量子ドットと言う理由だけで、高画質だと判断することはできません。

下手をすれば、色が濃くなることで、ウェットでべたっとした色合いになることもあります。

そんな中、こちらのZ670Lは高輝度パネルも採用しており、色と明るさをうまく整えていると言う感じがします。

"映像次第で、ハマる時はハマ"るっていう感じですかね。

ご検討中の方は、ぜひ実物をチェックしてみてください。

Z670L
音質について

音質面の特徴としては・・

▶︎上下で60Wのスピーカー

が採用されています。
・先ほど紹介したLX900が30W

・ソニーの3番手液晶であるX90Kは20W

となっていますので、この価格帯としては、優秀なスピーカーと言えるかと思います。

また、この世代からはドルビーアトモスに対応しています。

ドルビーアトモスは、上方向を含む立体音響の技術で、臨場感、あるサウンドを楽しむことができます。

加えて、このZ670Lは重低音立体音響システムZと言うことで迫力も感じます。

最近ではNetflixなどで、ドルビーアトモスに対応した作品をポツポツ見かけるようになってきました。

そんなわけで、新作映画お好きな方にはお勧めのテレビとなります。

 

Z670L
その他の特徴

ネット動画アプリは決まったものだけ使える格好となっています。

有名どころは大体揃っていますが、DAZNには非対応なので、その点はご注意ください

今年からは、リモコンのネット動画アプリのダイレクト起動ボタンが増えています。

複数のサービスを使っている方は、いちいちホーム画面に入らずにアプリを選択できるので、便利に感じられるんじゃないでしょうか。

また、Z670Lには首振りスタンドが採用されています。

今回紹介する中では、唯一視野角がやや狭いモデルとなっていますが、首振りスタンド採用と言うことで正面を向けやすくなっています。
 

Z670L
人気の理由

こちらも売れてる理由を考えてみると・・

▶︎量子ドット

は好みはあるかもしれないものの

▶︎高輝度倍速パネル

▶︎上下60ワットスピーカー

と、3番手とは思えない充実のスペックとなっています。

ここまで揃ったミドルグレード、なかなかないよねって言う印象です

こちらは8月に発売と、まだ比較的新製品ということで、家電量販店の価格はそれなりというところです。

ただ、量販店以外では大きく値下がりしてきているので、時期に量販店も下がってくるんじゃないかと様相しています。

 

おさらい

はい、ここまでサイズ別に4モデル紹介してきました。

特に注目度が高いのは、やはりソニーの昨年の最上位X95Jですかね。

 

ついで、ちょうど良いバランスのLX900かなと思います。

 

 

カカクコムの人気ランキングは・・

49LX900が1位

65X95Jが3位

と高い順位に入っています。

低価格路線の商品が上位に来やすい中、こういう100,000円とか200,000円クラスが上位に来てるのは信頼度高いなぁって思います。

こう言った、本当の狙い目みたいな商品は皆さんどうやって見抜いているだろうと不思議に思います。

私は家電店の店員をしていなかったら絶対にわからないだろうと思って、関心しちゃいます。

あとは、有機ELの中で人気トップのLZ1800も注目ですね。

今年は原材料費高騰などの影響で、発売価格が高くなっているモデルが多い状況です。

その中で、昨年のJZ1000よりも画質・音質ともにアップして発売したにもかかわらず、よくここまで値段が下がってきたなぁと思います。

  JZ1000(2021) LZ1800(2022)
ディスプレイ ハイコントラスト ダイナミック
ハイコントラスト
スピーカー 下向き
30W
上下方向
60W

有機ELを使ってみたいなーと言う方は、ぜひ店頭で画質をチェックしてみてください。

では本日はここまでにしたいと思います。

最後までご視聴いただきありがとうございます。

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