掃除機

【ダイソンV12・V15】新型ダイソンの改善点 デジタルスリムなど前モデルとの違いは?

ダイソンから、新たに2シリーズのコードレスクリーナーが発表されました。

▶︎ダイソン V12シリーズ

▶︎ダイソンV15

相変わらずコードレス掃除機では高い人気を誇るダイソン。

今回の新型モデルが気になっている方も多いんじゃないかと思います。

そんなわけでこのページでは・・

▶︎ダイソンの特徴

▶︎V11やデジタルスリムなど、旧モデルとの違い

▶︎V12・V15どっちを買ったらいいか?

などを中心に紹介していきたいと思います。


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新型 V12・V15のポイント

それでは早速、新型のV12とV15を見ていきましょう。

V12 detect slim
(SV20FFN)

V12シリーズにもいくつかモデルがありますが、これが一番主力になるモデルですね。

V12 detect slim
(SV20ABL)

detect slimの付属品が多いバージョンです。

 

V15 detect
(SV22ABL2)

V15のフルスペックモデルがこちらになります。
 

それぞれの違いやポイントは後半で紹介していきますね。

 

新型は"detect"

新型のV12・V15はともに・・

▶︎ヘッドについたレーザーで目に見えないホコリを可視化(フローリング)

▶︎吸引したゴミを大きさごとにディスプレイに表示

▶︎ゴミの量に応じて強さを変えるオートモード搭載

こういった機能が追加されています。

よりしっかりとゴミを除去し、それを目で見て実感できるようになったわけですね。

また、吸っているゴミの量がわかるにようになったことで、オートモードも追加となっています。

ゴミの量に応じて、自動で吸引力を調整してくれるわけですね。

国内では

国内メーカーでは

▶︎日立などのLEDライト付きヘッド

▶︎パナソニックのクリーンセンサー

といったように、ゴミの可視化や、運転パワーの自動調節はなじみのある機能ですね。

そういった意味では、使い勝手の良さを売りにする国内メーカーに少し近づいた印象があります。

レーザーを使ったり、ゴミのサイズを検出したりとダイソンらしくアレンジした感じですね。

それいる?

小さなゴミの可視化や、吸ったゴミのディスプレイ表示ってなくてもいいように感じてる方も多いんじゃないかと思います。

まぁ、確かになくても困るものではないですよね。

でも、使ってみると意外といいんですよ。

吸ってるのがわかる

私も以前はパナソニックのゴミ発見センサーモデルを使っていました。

その時も、センサーはあった方が良いって思ってました。

掃除した結果が目み見えると、キレイになったのが実感できるんですね。
 

オートモードは便利

オートモードはコードレス掃除機には相性の良い機能じゃないかと思います。

自動で吸引力を調整してくれるわけですから、

▶︎ 充電された電気を効率よく使える

▶︎ いちいち強・弱の切り替えしなくていいから楽ちん

こんなメリットがあります。
 

デメリットは重量

後半で詳しく紹介しますが、V12はデジタルスリムというモデルがベースと思われます。

そのデジタルスリムですが、重量が1.9kgだったんですね。

V12では、レーザーやゴミ検知が加わった分300g増え、2.2kgとなっています。

 

あったら便利だけど

そんなわけで、

レーザーを使った可視化・吸ったゴミの表示機能は、なくても困らないけど、あったら便利に感じられる機能って言う感じですね。

まぁ、ただでさえコードレス掃除機は価格が高いので、なしならなしで前モデルを選ぶのも手じゃないかと思います。
 

吸引力は?

モデルチェンジに伴って吸引力もアップしているようです。

カタログを見ると・・

▶︎ V12は50%アップ(デジタルスリム比)

▶︎ V15は130%アップ(販売中のダイソン比)

こんな感じで書いています。

でも、注意書きまでよく見ると・・

"クリアビンがゴミでいっぱいの時に、強運転モードの場合"

といった条件が書いてあります。

悩むほどでもない

"いつでも"だったらともかく、こういった限定的なシチュエーションだけの数字ではちょっと判断に困っちゃいます・・。

実際に使って試した感じでは、前モデルとそれほど大きな差はないかなぁっていう感想です。

まぁ、もともとダイソンは吸引力がいいですからね。

というわけで、吸引力の面では、新型を買うか・旧型を買うかの決め手にはならないかなぁって思っています。

スクリューツールに変更

これまで、いくつかのモデルにはミニモーターヘッドという小さな吸口が付属していました。

それがV12・V15からはスクリューツールへと進化しています。

役割は同じなんですが、回転ブラシの形状が変わり毛がらみがしにくくなっています。

これも機種選定の決定打にはなりにくいかもしれませんが、特に髪の長い方にとっては嬉しい改良じゃないかと思います。

 

V12・V15の違いとポイント

では次は、モデルごとの違いを見ていきましょう。

V12はバランスの良いモデルで・・

① V12 Detect Slim Fluffy
  (SV20FF)

② V12 Detect Slim Total Clean
  (SV20ABL)

の2つのモデルがあります。

①SV20FFと、②SV20ABLの違いは性能は同じで、カラーと付属品が違うだけとなっています。

V12はボタンスイッチ

 

V12では従来とは異なり、押しボタン式のスイッチが採用されています。

「ダイソンはトリガーをずっと握っていないといけないんですよ」

というように弱点として言われたり

「ずっと握っているのは指が疲れる」

といったマイナスの口コミがあったりします。

V12ではこういった意見を踏まえ、普通の掃除機と同じボタン式の電源スイッチが採用されています。

 

V15はハイパワー&長時間

V15は

1.  V15 Detect Total Clean

の1モデルのみとなっています。

V15はトリガー式スイッチ

こちらは従来通りのトリガーを握っている間だけ運転する方式となっています。

こちらはこちらで

▶︎手を離せばすぐにOFFになる

▶︎電池の無駄遣いを減らすことができる

というメリットがあります。

ボタン式とどっちが優れているとは言いにくいですね。

理にかなっているのはトリガー式かなって思いますけど、手が楽なのはボタン式だと思います。

 

それでは次にそれぞれのモデルのポイントを見ていきましょう。

 

① Dyson V12 Detect Slim Fluffy
  (SV20FFN)

重量 2.2kg
運転時間
(ヘッド装着時)
エコ 約50分
中 約30分
強 約5分
充電時間 約4時間
電源スイッチ ボタン式

ポイント

  • 要望の多かった押しボタンスイッチ採用
  • 基本モデルでもツール充実
  • バランスよく使いやすい性能

2つあるdetect slimの付属品少なめのモデルがこちらです。

少なめとはいっても・・

▶︎スクリューツール

▶︎充電スタンド

他に隙間ノズルなどが付属しています。

また、従来のダイソンで多く採用されていたトリガー式スイッチではなく・・

▶︎押しボタン電源スイッチ

が採用されています。

スクリューツール

スクリューツールは家具の隙間・マットレス・車内・ソファーなど、いろいろな場所に使えるツールです。

せっかくコードレス掃除機なのですから、いろんなところを掃除できたら便利ですよね。

先ほども紹介したように、このモデルでは毛がらみがしにくいブラシ形状が採用されています。
 

充電スタンド

"ダイソンは壁に穴を開けないと収納できない"といったことが以前は割と言われていました。

このモデルには自立式の充電スタンドが付属していますので、収納の心配はなさそうですね。
 

主力モデル

現在販売されているダイソンにはいくつもの種類がありますが、今後の主力はおそらくこのモデルになるかと思います。

性能のバランスも良いですし、付属品も多過ぎず少なすぎずちょうどいいかなぁっていうモデルですね。
 

② Dyson V12 Detect Slim total clean
  (SV20ABL)

重量 2.2kg
運転時間
(ヘッド装着時)
エコ 約50分
中 約30分
強 約5分
充電時間 約4時間
電源スイッチ ボタン式

ポイント

  • 性能はSV20FFと同じ
  • ダイレクトドライブクリーナヘッドも付属
  • 付属品も多い

2つあるdetect slimの付属品多めのモデルがこちらです。

▶︎ダイレクトドライブクリーナーヘッド

▶︎フトンツール・延長ホース

と、付属品が増えます。

スダイレクトドライブクリーナーヘッド

硬いブラシのついたヘッドで、カーペット専用というイメージです。

カーペットメインのお宅や、フカフカのラグを使っている時に向いています。

ブラシが硬く、ヘッド自体に保護が少ないためフローリングには不向きという印象です。

※ ヘッドの役割の違いについては、こちらのページで説明しています。
 

フトンツール・延長ホース

スクリューツールでもマットレスなどの掃除はできます。

ですが、スクリューヘッドではブラシの回転が強いため、繊細な生地や羽毛は痛めてしまうこともあります。

フトンツールは回転ブラシが付いてませんので、スクリューツールよりも幅広い素材に使うことができます。

その時にあると便利なのが延長ホースですね。

ホースを伸ばして掃除ができ、本体を動かす必要が減るわけですね。

 

状況次第

ダイレクトドライブヘッドは・・

▶︎カーペットやラグについたペットの毛を吸いたい

という状況で役に立ちます。

フローリングメインなら必要ないかと思います。

そんなわけで、一部の方向けのモデルというイメージが強くなっています。
 

Dyson V15 Detect total clean
  (SV22ABL2)

重量 2.61kg
運転時間
(ヘッド装着時)
エコ 約60分
中 約30分
強 約12分
充電時間 約4.5時間
電源スイッチ トリガー式

ポイント

  • 吸引力・運転時間はダイソントップクラス
  • 付属品が多いモデルのみ

V15はV12 total cleanと同様の付属品となっています。

▶︎吸引力は最高クラス

▶︎運転時間もV12よりも長い

▶︎その代わり重量は重め

▶︎V15はトリガースイッチ採用

このような違いがあります。

ハイパワー

本体が大きめなだけあって、吸引力はコードレス掃除機全体でもトップクラスとなっています。

また、強運転で12分運転と、他のコードレスクリーナーと比べても長めの運転時間となっています。
 

しっかりお掃除

V12よりもやや重い分、ハイパワーで運転時間も長くなっています。

▶︎掃除機は休日にまとめてかける

▶︎大掃除など長時間使用もある

▶︎いろんな場所を適したツールで掃除したい

こんな場合におすすめのモデルとなっています。

 

価格的には・・

フルスペックモデルだけあって、価格はかなり高めですね。

条件が合えばおすすめなんですが、やっぱり値段の差を考えるとSV20FFに落ち着くケースが多くなるかなぁっていう印象です。
 

前モデル
デジタルスリム・V11との違い

ダイソンV12・V15には、それぞれ性能の近い前モデルがあります。

▶︎V12はデジタルスリムがベース

▶︎V15はV11がベース

もちろん価格の違いもあり、

「最新と、1つ前でどっちがいいか悩む・・」

そんな方もいるんじゃないかと思います。

そんなわけで、主な新旧の違いも比べておきたいと思います。

デジタルスリム→V12の違い

以前のダイソンシリーズから軽量化もしつつ、バランス良い性能のデジタルスリム。

V12はこのデジタルスリムに近いスペックとなっています。

充電スタンド付きモデルで比べると・・

Digital Slim Fluffy
(SV18FFN)

重量 1.9kg
運転時間
(ヘッド装着時)
エコ 約40分
中 約25分
強 約5分
充電時間 約3.5時間
電源スイッチ トリガー式

 

デジタルスリム→V12の主な違いは・・

  デジタルスリム V12
電源ON・OFF トリガー式 ボタン式
レーザーでゴミ発見
吸ったゴミを分析
運転時間※ 弱 約40分
中 約25分
強 約5分
弱 約50分
中 約30分
強 約5分
重量
ローラーヘッド装着時
1.9kg 2.2kg
ミニヘッド 従来の形状 毛がらみの少ない形状

▶︎V12は要望の多かったボタン式スイッチ採用

▶︎運転時間も若干V12が長い

▶︎V12はゴミを可視化するレーザー・吸ったゴミの分析あり

▶︎重量はデジタルスリムが300g軽い

このように、V12の方が全体的に高性能ではあるものの、その代わりに重量が若干増加しています。

注目は電源スイッチ

デジタルスリムとV12でどっちが良いか? についてはその時の価格次第って言う感じがします。

正直、デジタルスリムでも十分の性能は良いですからね。

その上を目指してV12にするかどうかは結構意見が分かれそうです。

「これくらいの差ならデジタルスリムで十分」

というケースもあれば・・

「せっかく買うなら少し足してでも最新がいい」

みたいなケースも出てくると思います。

その中でも、注目されそうなポイントは電源スイッチじゃないですかね。

「電源スイッチを押さえっぱなしは手が疲れそう・・」

こんな場合はV12が良いかと思います。
 

V11→V15の違い

V11は・・

▶︎重量がダイソンシリーズでも重い方

▶︎その代わりハイパワーで運転時間が長い

という特徴のモデルです。

現在は販売終了になっており、まず見かけることは無いシリーズとなっています。
 

充電スタンドが付属で、ツールも多いモデルだとこちらですね。

V11 Absolute
(SV14ABL)

重量 2.72kg
運転時間
(ヘッド装着時)
エコ 約40分
中 約20分
強 約8分
充電時間 約3.5時間
電源スイッチ トリガー式

V11→V15の主な違い

  V11 V15
電源ON・OFF トリガー式 トリガー式
レーザーでゴミ発見
吸ったゴミを分析
運転時間※ 弱 約40分
中 約20分
強 約8分
弱 約60分
中 約30分
強 約12分
重量
ローラーヘッド装着時
2.72kg 2.61kg
ミニヘッド 従来の形状 毛がらみの少ない形状V

▶︎運転時間をはじめ、全体的にV15が高性能

▶︎V11よりもやや軽くなっている

ダイソンV11は太めのローラーヘッドが採用されていましたので、重量はかなり重かったです。

ところが、V15ではスリムローラーヘッドに変わったことにより、全体の重量がやや減っています。

コードレスとしては重め・・

V11・V15ともに最近のコードレス掃除機としてはかなり重い部類に入ります。

吸引力や運転時間は申し分ないんですけどね・・。

そんなわけで、主力はデジタルスリムやV12になるでしょう。

「とにかくパワー重視」

「運転時間ができるだけ長い方がいいなぁ」

こんな場合はV15が良いかと思います。

逆に

「毎回の掃除は20分くらいかなぁ」

「パワーも大事だけど、あんまり重いのはなぁ・・」

っていう場合はデジタルスリムやV12が良いかと思います。

まとめ

最後に簡単におさらいしておきましょう。

▶︎V12・V15はレーザーとゴミを数値化が加わりました。

▶︎それに伴ってオートモードが使えるようになっています。

▶︎今後はデジタルスリム・V12が主力になっていくと予想します。

▶︎デジタルスリムとV12でどっちがいいかは状況次第です。

▶︎V12は要望の多かったボタン式電源になっています。

こんなところでしょうか。

ちなみにダイソンマイクロやオムニグライドはこちらのページで紹介・比較しています。

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少しでも参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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