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【レグザX8900K】東芝 Android TV搭載有機ELテレビ X8900Kの解説

この6月、東芝からAndroid TV搭載の有機ELが登場となりました。

シリーズ名はX8900Kですね。

X8400の後継と思われる型番となっていますが、X8400とは違いも多くなっています。

そこでこのページでは・・

▶︎X8900Kの特徴

▶︎X8900Kの画質

▶︎X8400との違い

この辺りについて説明していきたいと思います。


 

X8900Kの概要

レグザXシリーズの8000番台は、有機ELのスタンダードクラスという位置付けですね。

東芝で2種類ある有機ELの中で最上位がX9400Sで、2番手がX8900Kという順になっています。

サイズは 65・55・48の3種類となっています。

55インチ
55X8900K

 

有機ELレグザ2モデル/st-minihukidashi]

有機ELレグザの主な違いはこのようになっています。

  X9400S X8900K
画質
倍速 あり あり
スピーカー出力 142※1 72
タイムシフト対応 あり なし
Android TV
低反射パネル

※1 48インチは72W

X8400→X8900Kの主な変更点

前モデルに当たるX8400との主な違いはこのようになっています。

  X8400 X8900K
サイズ 48・55 48・55・55
倍速 あり あり
スピーカー出力 72 72
タイムシフト対応
Android TV
低反射パネル

違い①
Android TVになった

X8900Kは、東芝初のAndroidテレビとなっています。

Androidテレビは、スマートフォンのような使い心地のテレビですね。

多くのアプリを追加して楽しむことができるメリットがあります。

プレイストア(アプリストア)があるっていえば、Androidスマホユーザーの方はピンとくるかもしれませんね。

それに伴い、今まで対応していなかったTVer・GYAOなどのアプリに対応となっています。

アンドロイドTVになったことで、これまでよりも対応する動画配信サービスは増えました。

ですが、残念ながらNetflixには非対応になってしまいました。

Netflixを見たい場合はX9400Sにするか、別で動画プレーヤー(対応のゲーム機やアマゾンのファイヤースティックなどが必要になります。

違い②
HDMI 4K120P入力対応

2021年秋のソフトウェアアップデートで、HDMI 4K120P入力・VRRに対応予定です。

プレイステーション5でゲームする場合に、これまでよりも動きが滑らかになると思ってもらえればOKです。(対応するゲームの場合)
  

違い③
ドルビーアトモス対応

X8900Kでは、新たにドルビーアトモスに対応しています。

ドルビーアトモスというのは、最新の立体音響技術で、上方向の臨場感の再現も得意としています。

よく、スピーカーシステムなんかで「5.1チャンネル」とか言ったりしますが、それの進化版みたいに思ってもらえればOKです。

この立体音響を体感するためには、対応する映像が必要となります。

ドルビーアトモス対応の映像は、UHD Blu-rayやネットフリックスなどの映像配信サービスで取り入れられつつあります。
 

違い④
低反射パネル

東芝の有機ELとしては初の、低反射パネルが採用されています。

反射自体はするものの、光の反射や写り込みをやや低減させる効果があります。

 

主な変更点はこんな感じですね。

 

スペックアップしたもの

前モデルのX8400と比べた時に、新型のX8900Kが優れているポイントは次のようになります。

▶︎X8900Kの方が優秀なポイント

⭕️Android TV

⭕️HDMI 4K120P入力・VRR対応

⭕️ドルビーアトモス対応

⭕️低反射パネル採用

Android TVになったことで、これまで対応していなかった豊富なアプリに対応となりました。(Netflixは非対応)

低反射パネルも、購入の決め手になることは少ないながらも、あれば嬉しいものじゃないかと思います。

 

❌できなくなったこと・ダウンしたもの

逆に、前モデルのX8400ではできていたのに、新型X8900Kのではできなくなったこと・前よりも性能ダウンしたポイントもあります。

▶︎X8400よりもダウンした部分は・・

❌Netflix非対応になった

❌画質は独特な風合いに・・

❌2画面表示できなくなった

❌レグザリンクダビング非対応になった

何度か書いてるように、Netflixが非対応になってしまったのは結構イタイかなぁって思います。

また、2画面表示も「あったら嬉しい」って感じる方は多かった印象ですね。

必須ではなくても、ないと寂しい感じがします。

レグザリンクダビング

レグザリンクダビングとは・・

テレビに取り付けた外付けHDDに録画した番組を、レコーダーにダビングする機能のことです。

外付けHDDに録画した番組は、テレビを買い換えると見れなくなってしまいます。

そのため、録りためた番組をレコーダーに移動させたいというケースに役立ちます。

(※レグザリンクダビングは、テレビ・レコーダーがそれぞれ対応している場合にのみ使うことができます。)

X8900Kはこのレグザリンクダビングも非対応になってしまったわけなんです。

 

といったように、前モデルのX8400に及ばないポイントもいくつかあるわけですね。

 

X8900Kは買いか・待ちか?

最後にX8900Kの感想をまとめておきたいと思います。

▶︎メリット

⭕️スタンダードクラスとしては優秀なスピーカー

⭕️低反射パネル採用

▶︎デメリット

❌Android TVになったのはいいけど、Netflixがないのは残念

❌画質は他の有機ELと比べると結構違和感がある

こんな感じでしょうか。

画質など、前モデルの方がよかった点がいくつかあり、「よほど東芝ファンというわけでなければ、あえて選ぶほどではないかなぁ」っていう気持ちです。

低反射も良いですが、その分画質でハンデを負ってしまったような印象があります。

低反射に魅力を感じる場合はパナソニックの有機ELが良いかと思います。

パナソニック 55インチ
TH-55JZ1000

こちらであれば・・

⭕️ハイコントラストパネルで色鮮やか

⭕️ブラックフィルターで反射の影響を低減

⭕️首振りスタンドで映り込みを避けやすい

⭕️Netflixも対応

スタンダードクラスながら画質はかなり良いです。

変な癖がなく色が綺麗に出ていますし、ノイズ処理や動画性能も良いですね。

スピーカー出力は30WとX8900Kに及びませんが、総合的にはパナソニックの方がメリットが大きいかと思います。

 

X8900Kまとめ

新たにAndroid TV・低反射パネル採用と、製品発表時は期待していたモデルでした。

でも、実際に店頭に並ぶと画質がちょっと独特すぎて微妙な評価になってしまいました。

性能云々というよりは、価格で他社と競って行くのかなぁっていう印象ですね。

東芝が希望であれば、X9400Sをおすすめしたいと思います。

簡単にですが、参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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