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【omni-glideは微妙・・】ダイソン新型コードレス オムニグライドの性能は? バルミューダとどっちがいい?

ダイソンから新しいコードレス掃除機が発売されました。

シリーズ名は"omuni-glide"となっていて、これまでのVシリーズとは別の路線となっています。

新型が発売されるたびに注目を集めるダイソン。

「どんなものか気になる」

「他の掃除機と比べてどうなの?」

「バルミューダとどっちがいい?」

など、色々気になっている方も多いんじゃないかと思います。

そこで、このページでは

ダイソンの新型コードレス オムニグライドの特徴と弱点

について説明していきたいと思います。

はてな

初めに要点まとめ

Q. 新製品だけど、どうなの?
→ フローリング専用なので、正直微妙です。

Q. 他と比べると?
→ 普通にデジタルスリムとか、MICROがいいと思います。

Q. バルミューダにも同じようなのあったよね。どっちがいい?
→ バルミューダには勝っている部分も多いですが、やはりネックはフローリング専用という部分です。

バルミューダはカーペットもOKですが、かなり重いです。

そのため、基本的にはダイソンのデジタルスリムの方をおすすめします。

オムニグライドのポイント

ではまず新型ダイソンの概要とポイントを見ていきましょう。

家電店で扱われるモデルは次の1モデルのみとなっています。

ダイソン omni-glide
SV19OF

種類 コードレス・サイクロン式
運転時間 エコモード 約18分
強モード 約5分
重量 1.9kg

スペックはどんな感じ?

ヘッドまで装着時の重量は1.9kgとなっており、コードレス掃除機全体で見ると中間くらいの軽さですね。

現在ダイソンの主力モデルとなっているデジタルスリムと同じ重量です。

運転時間がエコモードで18分も普通レベルと言った感じです。

付属品が多く、要望の多い"充電収納スタンド"が同梱なのは嬉しい方が多いんじゃないかと思います。
 

最大の特徴は?

基本スペックだけ見ると、今までのダイソンと大差ないように見えるかもしれません。

でも、しっかりとオムニグライドだけの特徴もあるんです。

オムニグライドの一番の特徴はこの2本ローラーのヘッドですね。

2本のローラーはそれぞれ逆方向に回転し、押しても引いてもスイスイすすむようになっています。

ダイソンの説明では「浮いているように軽快で自由自在な操作性。」ですね。

使ってみたところ、確かに軽い力で動きますし、方向転換も軽快だと感じました。

ただ、"浮いている"というほどではないかなぁっていうのが正直な感想ですね。

大きな弱点あり!!

スイスイ軽快にすすむのは良いのですが、残念ながらオムニグライドは

フローリング専用で、カーペットには対応していません。

カーペットで使うと摩擦が大きくなるせいか、ローラーの回転が止まってしまいます。

フカフカの絨毯はダメとかならまぁしょうがないって思うんですけど、結構毛足の短いカーペットとかマットでもローラーが止まるのが大きなデメリットとなっています。

2本のローラーを搭載した弊害が出ているのかなぁって思います。
 

そのほかのポイント

大きな弱点はあるものの、良いポイントもたくさんあります。

⭕️さすがダイソンの吸引力

⭕️お手入れも楽な部類

⭕️排気もキレイ

⭕️ボタン式スイッチ

 

ダイソンの遠心分離は他メーカーを含めてもトップじゃないでしょうか。

風の通り道が常に確保される構造なので、吸引力の低下がほとんどありません。

あと、すぐに目詰まりするフィルターがないので、お手入れも楽とは言わないまでも、マシな部類かと思います。

また、ダイソンのダストケースから排気口までは、とても密閉性が高くなっています。

排気が変なところから漏れず、しっかり空気清浄フィルターから出るようになっているので安心です。

「握りっぱなしが必要で指がだるい」と言われていたトリガー式スイッチから、普通の掃除機と同じ押しボタンスイッチに変更になっています。

バッテリーも簡単に着脱できるので、バッテリー交換も楽になっています。

ちなみにバッテリー寿命は、毎日フルで使って充電した場合で大体3年くらいの目安です。
 

他と比べるとどう?
買い? 待ち?

じゃあ次は簡単にダイソンのほかのモデルや、他メーカー品と比べていきましょう。

ダイソンの現在の主力モデルはデジタルスリムですね。

オムニグライド同様に、充電スタンド付属のモデルだとこちらになります。

ダイソン デジタルスリム
SV18FF Dyson Digital Slim Fluffy

種類 コードレス・サイクロン式
運転時間 エコモード 約40分
中モード 約25分
強モード 約5分
重量 1.9kg

オムニグライド
強・弱の2段階調整で、運転時間は弱でも約18分

デジタルスリム
弱・中・強の3段階で、運転時間は弱なら約40分

重量はどちらも同じ1.9kgとなっています。

2.0kgを切ってくると、多くの方がそれほど違和感なく使える感じじゃないかと思います。

なんと言っても、デジタルスリムはカーペットもOKです。

操作感は、オムニグライドほどのスイスイ感はないとしても、スリムローラーで割と軽い使い心地ですね。

ということで、総合的にはデジタルスリムがおすすめです。
 

他のメーカーと比べると・・

次は参考に他メーカーの人気商品と比べてみましょう。

最近の国内メーカーで人気なのは日立ですかね。

日立 パワーブーストサイクロン
PV-BH900H

種類 コードレス・サイクロン式
運転時間 標準モード 約40分
強モード 約5分
重量 1.9kg

運転時間や重量はダイソンデジタルスリムに近い内容ですね。

流石に吸引力や排気性能はダイソンに分がありますが、日立にもメリットがあります。

日立のメリット

⭕️強力自走でスイスイすすむ

⭕️押しても引いても吸うスマートヘッド

⭕️ライトでゴミを照らしながら掃除できる

オムニグライドとは違った方法ですが、スイスイすすむ操作性や、前後に動かしても吸引できる部分では似ていますね。

だったら、フローリング専用のオムニグライドよりもこっちがいいかなって思ってしまいます。
 

基本的には"待ち"

"買い"か"待ち"かでいうなら、"待ち"ですね。

やはりフローリング専用っていうのは大きなデメリットかと思います。

いくらフローリングがメインのお家でも、ちょっとはラグとかマットもあると思うんですよね。

あと、最近の軽量コードレス全体に言えることですが、ダストケースはかなり小さめです。

毎日掃除するならいいんですけど、休みの日にしっかり掃除するようなスタイルには向いていないです。

まぁ、軽快な使い勝手が売りですから、毎日ちょこちょこ掃除する想定なんでしょうね。

そう考えれば、効率の良い組み合わせではありますけど・・。

とはいえ、やっぱり

フローリング専用という部分が気になるので、トータル的には微妙

っていう評価になってしまいます。
 

バルミューダと比べると・・

なんでダイソンがこんな微妙な掃除機を発売したかといえば、多分バルミューダが話題になっているからじゃないかと思います。

テレビとかで見かけたことありますか?

バルミューダ The Cleaner
C01A

種類 コードレス・サイクロン式
運転時間 標準モード 約30分
強モード 約10分
重量 3.1kg

バルミューダって?

バルミューダは、東京の家電メーカーです。

最初は扇風機などの空調系家電がメインでしたが、水を使うトースターで有名になった感じですね。

スッキリスタイリッシュなデザインの家電が多いことも特徴ですね。

性能はいいものもあれば、微妙なものもあります。

で、この掃除機はどっちかというと、微妙な方に入るかなぁと思います。
 

特徴は似ているけど・・

オムニグライド同様に、浮いているような操作感を売りにしているのですが、それにしても本体が重すぎです。

重量3kgオーバーは、もうそれだけでアウトっていうケースが多いです。

「ダイソンは重い」ってよく言われていた時代でも2キロ台後半ですからね。

3kgを超えるってなると、もはや見る影もないシャークのエヴォフレックス並の重さということになります。

ホバー式なのでヘッドが床についている時は良くても、持ち運びや取り回しには厳しいって感じる方が多いんじゃないかと思います。

ちなみに、コード付き掃除機で人気のこちら

東芝 VC-CF30 これの本体からホース・ヘッドまで全部合わせて3.6kgです。

3.1kgがいかに重いかわかるんじゃないでしょうか。

サイクロン構造は流石にダイソン有利

あと、フィルター式サイクロンなのでこまめなお手入れも必要です。

吸引力・排気性能・お手入れ性は流石にダイソン有利ですね。

というか、そもそも掃除機みたいな設計ノウハウが必要な家電で、比較的新しいメーカーの、しかも1世代目から成功するなんていうパターンはちょっと考えられません。
 

デザインはいいけど・・

こちらはオムニグライドとは違って、カーペットにも対応しています。

それに、デザインは好きな人が多いんじゃないでしょうか。

でも、やっぱり重すぎるんですよね。

それに、変則的なヘッドはこれまでにもありましたが、ヒットした試しはないです。

重くなることに加えて、ゴミが挟まりやすくなったり、引っかかったりしやすいなど動作的にリスクが増すからですね。

というわけで、バルミューダに関しても微妙かなって思っています。
 

まとめ

最後に簡単に振り返っておきましょう。

ダイソンオムニグライドは

▶︎従来のダイソンよりも軽いかけ心地が○

▶︎ただし、フローリング専用です。

▶︎基本的には価格帯の近いデジタルスリムがおすすめです。

▶︎バルミューダの場合もあまり良い印象はないです。

場合にはよるものの、幅広く使えるデジタルスリムが優先でおすすめです。

少しでも参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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