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【有機EL vs 液晶】有機ELテレビと液晶テレビはどっちがいい? メリット・デメリットを店員が解説

お店でテレビのご案内をしていると・・

液晶テレビと有機ELテレビはどっちがいいですか?

なんて質問をいただくことは多々あります。

主にリビング用テレビの場合ですね。

みなさんの中にも、

▶︎有機ELがどんなものか?

▶︎液晶と有機ELのメリット・デメリットは?

みたいに気になっている方も多いんじゃないでしょうか?

そんなわけで、このページでは

有機ELと液晶テレビではどっちがいいいか?

について説明していきたいと思います。

ちなみによくある有機ELについての質問と回答はこんな感じですね。

よくある質問

Q. 有機ELと液晶はどう違う?
A. 簡単にいうなら有機ELの方がキレイに見えます。

Q. 有機ELと液晶で悩む?
A. 予算が許すなら有機がおすすめです。

Q. これからは有機ELになるの?
A. リビングに限れば割合は増えると予想されます。

Q. 有機ELはデメリットがあるって聞くけど?
A. 本体価格が高いくらいで、それ以外は大きなものはないです。

では、それぞれの項目についてもう少し詳しく見ていきましょう。

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そもそも有機ELってなに?

"有機EL"って言われても、聞きなれなくてどんなものかイメージがつかみにくいですよね。

でも、言葉の意味とか原理とかはそんなに重要じゃないです。

有機EL=価格は高い分、今までよりもキレイなテレビ

って思ってもらえればOKです。

今までのテレビというのは、みなさんが多く使っている液晶テレビですね。

もしかしたらプラズマテレビを使っているという方もいるかもしれませんが、いずれにしても有機ELの方が画質面で有利です。
 

これからのテレビは有機ELが主流になる?

「これからのテレビは有機ELになるんですか?」といった質問もよく受けます。

まぁ、せっかく買うのに"時代遅れの品"みたいなのは嫌ですもんね。

でも安心してください。

結論だけ先にいうなら、有機ELは主流にはならないと予想しています。

有機ELは比較的価格も高いですし、サイズも一番小さくて48インチですからね。

寝室や自室などに置くにはちょっとハードルが高いです。

リビング用モデルに限っていうなら、少しずつ割合は増えていくと思いますが、完全に有機ELばかりになるような雰囲気は今のところないです。

現状では、リビング用のテレビを購入する際のだいたい3割くらいの方が有機ELを選んでいるくらいの体感ですね。
 

有機ELのメリット・デメリット

まず最初に有機ELと液晶の大まかな違いを見ておきましょう。

有機ELと液晶の違いは画質にあります。

「え・・それだけ?」って思う方も多いかもしれませんが、結構大きな違いがあるんです。

それでは次にもう少し詳しく見ていきましょう。

 有機ELのメリット

⭕️画質が良い(真っ黒が表現できる)

⭕️斜めから見ても色合いの変化がほぼない(視野角が広い)

⭕️音質が良いモデルも選べる
 

メリットが少ないように見えるかもしれませんが、液晶テレビにはないキレイさ・表現力があるのが有機EL最大の魅力です。

特に"真っ黒"が表現できるというのが、画質面ではとても重要なんですね。

メリット①
真っ黒が表現できる

真っ黒の重要さと見え方

液晶テレビの弱点は”真っ黒"が表現できないことです。

普段見ていて"黒"だと思っている部分は、実は黒っぽいグレーでしかないんですね。

それに対して、有機ELテレビは"真っ黒"が表現できるわけなんです。

真っ黒が表現できると・・

▶︎メリハリのある引き締まった映像になる

▶︎そのおかげで鮮明さや・クリア感・立体感などを感じられる

こんなメリットがあるんです。

 

実際に見比べてもらうのが一番なんですが、手軽に知りたい方のために雰囲気を似せたイメージ画像を作ってみたいと思います。

"真っ黒" VS "黒っぽいグレー"

スマホやパソコンで見るように、画像をそれっぽく加工してみました。

黒がしっかりしていると、メリハリがあって引き締まっているのがわかるかと思います。

明暗の差がしっかり出ている方がクリアに見えたり、鮮明に感じられるものなんですね。

もう少し単純にすると・・

このように、黒がしっかりしていると、メリハリのある鮮明な画像になるわけなんですね。

これが有機ELの最大の魅力となっています。

映像次第では液晶有利の場合も

トータルすれば有機ELの方がキレイに見えるケースが多いですが、映っている場面によっては液晶の方が有利なケースもあります。

液晶の上位モデルは、有機ELよりも画面が明るいものが多く、鮮やかというか華やかな画面になることもあるんですね。

明るい方が派手ですし、ぱっと見では目を引きますからね。
 

好みもありつつ、画質は有機EL有利

画面の映り方にはもちろん好みがあります。

いろんなテレビの画質を見比べていただいた時の反応も様々で、お客様ごとにかなりばらつきがあるんですね。

とはいえ、トータル的には有機ELの方がキレイに見えるという方が、私の経験上9割は超えている感じです。

なんなら98パーセントくらいの方が有機ELがキレイに見えるってお答えになりますね。

というわけで、

画質がキレイなのは有機ELで、ネックは価格という状況となっています。

有機ELのメリット②
正面以外からもキレイに見える

有機ELテレビは視野角が広いというのも大きなメリットです。

特に、最近の液晶テレビの上位モデルは、斜めが苦手なパネル(VAパネル)を使っているものが多くなっています。

ちなみにソニー・東芝・シャープの主力モデルはVAパネルですね。

有機ELと液晶の斜めからの見え方

有機ELは、正面以外からでもほぼ色合いの変化はありません。

それに対して、液晶テレビの多くのモデルでは、正面からずれるほど色合いが白く靄がかったように見えてしまうんですね。

特にもともと明るい画面の場合、液晶テレビを斜めから見ると余計に白っぽく見えるケースもあります。

斜めから見ると色合いが変化するって言う経験は、結構多くの方がお家のテレビで経験ある方も多いんじゃないでしょうか。
 

有機ELのメリット③
スピーカーが良いモデルもある

液晶テレビでもスピーカーの性能が良いモデルはあるにはあります。

ですが、有機ELの方がよりスピーカーが充実したモデルも選ぶことができるようになります。

例えば液晶テレビの大人気モデル、ソニーのX9500Hの場合・・

液晶テレビ
ソニー 55インチ X9500H

4K液晶テレビとしては最上位モデルですが、スピーカー出力は30Wとなっています。

これは、"普通のテレビ"の範囲っていう印象になります。

このモデルの場合、下向きのスピーカーですから、どうしても壁側に奥まったような聞こえ方になるんですね。

こもってるような感覚になりやすいです。

有機ELなら高音質モデルも

それに対して有機ELの場合は、スピーカー性能が良いモデルもしっかり用意されています。

代表的なものだと・・

パナソニック
有機EL HZ1800 55インチ

パナソニックの有機ELとしては中間性能ですが、それでもスピーカー出力は80Wもあります。

正面を向いたスピーカーに加え、上方向のスピーカーもあり、しっかりと音を届けてくれます。

上向きスピーカーから出た音は、天井を跳ね返って耳元に届くようになっています。

そのおかげで、しっかりと自分の方に音が出てきてるような印象になります。
 

東芝
有機EL X9400 55インチ

スピーカー出力はテレビ全体で見ても最大級の142Wとなっています。

こちらも前向きスピーカーだけでなく、反射して上から聞こえるスピーカーも採用されています。
 

画質も音質も揃う

このように有機ELなら画質も音質もワンランク上のモデルが用意されています。

まぁ、有機ELともなれば、画質面では十分なわけですから「次は音質も・・」ってなるのも自然な流れですね。

それに対して、液晶テレビは画質面でまだ頑張れる余地があるわけですから、音質は後回しってなりがちなモデルが多いです。

オプション的にシアタースピカーを用意しているメーカーも多いですね。

動きに強い?

「液晶テレビは動きに弱く、有機ELは強い」みたいなことも度々話題に上がります。

確かに応答速度は有機ELの方がずっと早いと言われています。

とはいえ、応答速度が早いだけでは残像感が完全に解消されれるわけでもありません。

あくまで私の経験上ですが、性能が良い液晶と有機ELで比べた場合、特に残像感に違いは見分けることができませんでした。

なので、有機ELの方が理屈からすれば"動きに強い"とはなるのですが、優秀な液晶と比べた場合にも見分けがつくかは微妙といったところです。

まぁ、液晶テレビには倍速機能がないモデルもありますから、そういったものと比べた場合は大きな差がでますけどね。

 

有機ELのデメリット

有機ELのデメリットというと

「寿命が短いって聞いたけど・・」

「電気代が高いんでしょ?」

「焼きつきが心配」

という声が多いですね。

まぁ、あっている部分もあるんですけど、古い情報も多いですね。

実際はどんなものか見て見ましょう。

有機ELと液晶の寿命

「有機ELの寿命が短い」は、ちょっと誤解のある表現です。

確かにテレビの中にある光源の部分だけ比べると、液晶テレビのLEDバックライトの方が長寿命です。

ですが、テレビはいくつもの部品が組み合わさってでき上がっています。

ですから、光源の寿命だけ違っても、テレビ全体で見ると寿命に違いは出ないです。

光源だけ寿命が違っても、それ以外の基盤や回路などの寿命は同じですからね。

そういう意味では寿命は同じになる理屈です。

テレビの寿命

いわゆるテレビの寿命、平均的な買い替えサイクルは約8〜9年というところですね。

有機ELの発光する部分のパーツの寿命は約3万時間程度と言われています。

(供給元は10万時間って言ってますが、よく言われる短い方で計算します。)

例えば

▶︎毎日5時間見る

10年使う場合、約1,8000時間

▶︎毎日10時間見る

10年で約36,500時間

このように、毎日欠かさず10時間くらい見るという場合でもなければ、短く3万時間と見積もった場合でも十分な使用期間があると言えます。

そんなわけで、寿命の部分では"変わらない"って言うのが結論です。
 

有機ELは電気代が高い?

「有機ELは電気代が高いんでしょ」って言う声も売り場でよく聞きます。

まぁ、確かにこれはその通りですね。

液晶と比べるなら、有機ELの方が電気代は高い場合も多いです。

では実際にどれくらい違うか見て見ましょう。

電気代の例

それでは、リビング用でもっとも人気の55インチで、モデルはソニーどうしで比べて見ましょう。

いずれも1日あたり4.5時間見た場合の電気代です。

①液晶テレビ ソニー KJ-55X9500H

年間消費電力 237kWh/年

電気代になおすと、年間で約6,400円。

月の電気代なら約530円ですね。

②液晶テレビ ソニー KJ-55X8550H

年間消費電力 164kWh/年

電気代になおすと、年間で約4,400円。

月の電気代なら約370円ですね。

③有機ELテレビ ソニー KJ-55A8H

年間消費電力 206kWh/年

電気代になおすと、年間で約5,500円。

月の電気代なら約460円です。

こうやって比べて見ると、特に有機ELだけが電気代が高いわけではないですね。

ソニーの大人気液晶のX9500Hはとても明るく派手な画面な分、バックライトも多いので電気代が高めになります。

一方、同じ液晶でも、明るさ控えめのX8550Hは電気代も安めですね。

で、有機ELがその中間程度となっています。

仮に電気代の安い液晶のX8550Hと、有機ELのA8Hを比べても、月の電気代で100円も違わないということになります。

ですから、多くのお客様は電気代は気にしつつも、電気代を理由に有機ELを避けると言ったケースはほぼないです。
 

有機ELは焼付く?

最近はめっきり聞かれることも減りましたが、以前は「有機ELって焼きつきがあるんでしょ?」といった質問も多かったですね。

焼きつきというのは、ずっと同じ映像が続いた時なんかに、そこだけ色合いが変になったりする現象です。

有機ELの場合、特に黄色やオレンジ系の発色が緑がかって見えることが多いですね。

これは初期の有機ELでは確かにありました。

店頭の展示品も、少数ですけど、いくつか焼きついてしまうケースがあったんですね。

ですが、これは現在ではかなり改善されています。

店頭の展示品ではここ1年くらいは、焼きつき現象は見かけてないですね。

店頭の展示品は、毎日10時間くらいは電源ついてますし、中には同じデモ映像をループ再生しているものもありますがそれでも大丈夫です。

そう考えれば、焼きつきはリスクゼロとは言わないですけど、心配は少ない状況と言えますね。

さらに詳しく

アウトレットや中古など、古い世代の有機ELの購入を検討している方は注意が必要です。

大まかに言えば、4Kチューナー内臓し始めたあたりのモデルなら大丈夫かなぁというところですね。

古くても2019年、できれば2020年発売のモデルをおすすめします。

あと、正確なデータがあるわけではありませんが、格安系ブランドの方が焼きつきが多かったイメージがあります。

 

デメリットは価格の高さくらい

有機ELでよく聞くデメリットをまとめてきましたが、ネット記事で見かけるような大きなデメリットは今はもうないと知って頂けたかと思います。

そういった情報が嘘というわけではないですが、家電の進化は早く、すぐに状況が変わることもあるんですね。

そんなわけで、現状では

有機ELのデメリットは価格が高い

くらいのものと言っていいのではないでしょうか。

発売時の価格で比べれば、液晶の最上位よりも、有機ELの下位の方が値段が高い設定ですからね。

もちろん値段の高い分画質はいいですが、やっぱり20万円を超えてくると手が出しづらいといった方が多いです。

リビング用のテレビの場合、だいたい15万円くらいで予算を見てる方が多いですからね。

そっからさらに上位モデルを見ると、やっぱり価格は高い印象になるかと思います。

 

液晶テレビのメリット

次は液晶テレビについて見ていきましょう。

有機ELのメリットと内容が重なる部分も多いので、簡単に紹介していきたいと思います。

⭕️有機ELよりは価格が安い

⭕️サイズや種類が豊富

こんな感じになっています。

予算と性能のバランスが○

画質としては弱点はあるものの、上位モデルは年々しっかりと進化しています。

多くの方が「予算を考えるとこれで十分」と考えるモデルも多いですね。

つまり、"価格と性能が見合ってると感じやすい"という風に捉えることもできます。

サイズや種類も多い

また、有機ELはメインが55インチ・65インチがメインなのに対して、液晶テレビはリビング向けで43インチから大きいと85インチ程度まで豊富なサイズが用意されています。

グレードも有機ELよりも液晶テレビの方が種類が豊富なメーカーも多く、より豊富なサイズやモデルから選ぶことができるのが液晶テレビのメリットと言えます。
 

液晶テレビのデメリット

前半の内容と重なりますが、液晶テレビでは主に画質面でのデメリットがあります。

❌真っ黒が表現できない
→そのせいでメリハリがつかず、ぼやっとした映像になりがち

❌多くのモデルでは視野角を気にする必要あり

❌価格によって性能の差が大きい

こんな弱点があります。

液晶のデメリット①
真っ黒が表現できない

繰り返しになりますが、液晶テレビの最大の弱点は"真っ黒"が表現できないことにあります。

そのせいで、メリハリがつきにくく、ぼやっとした印象になりがちです。

お買い得モデルは特に

液晶テレビの中でも黒の表現力はグレードによって違っています。

例えば、ソニーのX9500Hはバックライトを部分的に駆動させることで、部分的にはしっかりと黒を表現できることもあります。

黒をなるべく黒に近づけているんですね。

それに対して、お買い得モデルの黒は、画面全体にかなりグレーっぽくなってしまいます。

 

液晶のデメリット②
斜めは苦手なモデルが多い

有機ELのメリットで書いた通り、液晶テレビは正面以外からの視聴を苦手とするモデルが多いです。

正面からずれるほど色が薄くなるというか、白くモヤっと見えてしまうんですね。

各メーカーの主力モデルでいうと、

▶︎ソニーのX9500H

▶︎東芝のZ740XやZ740XS

▶︎シャープのCN1

これらのモデルはVAパネルというものが使われており、斜め方向から見られるのを苦手としています。

少し強調していますが、斜めから見るとこんな感じの発色りになります。

ソニーのX9500H(55インチ以上)のX wide Angleのように、斜めからでも色合いの変化を抑えているモデルもあります。

ですが、有機ELと比べてしまうと、色合いの変化は大きいと言わざるを得ない状況となっています。

斜めに強い液晶

液晶テレビの中にも視野角が広い(斜めに強い)モデルもあります。

IPSパネルというものが使われている液晶テレビが該当し、主にパナソニックの液晶ビエラが該当します。

具体的にいうと、HX950・HX900(75インチを除く)・HX850・HX750シリーズはIPSパネルが採用されています。

家族みんなで揃ってテレビを見る機会が多い方にはパナソニックのビエラがおすすめです。

 

液晶のデメリット③
性能がピンキリ

液晶テレビは価格帯も広く、比較的お手頃な価格のモデルも多くなっています。

その分性能もピンキリで、お買い得モデルは弱点が目立つモデルも多いです。

よくお買い得と言われる東芝のMシリーズや、シャープのCL1シリーズなんかは視野角も狭いですし、動きにも弱いです。

テレビやネットでよく見かける

"安くても性能は良い" とか、

"コスパが良い"

みたいな情報に惑わされないように、より注意が必要なのが液晶テレビとは言えるかもしれません。

 

液晶テレビまとめ

有機ELの画質に及ばない部分もありますが、上位モデルに関しては年々少しずつ性能がアップしています。

多くの方が考える予算に近いのも液晶テレビになるでしょう。

そういった意味では選びやすいのは液晶テレビとなります。

まだまだ主役は液晶テレビですね。

 

まとめ

最後に簡単におさらいしておきましょう。

▶︎画質面では多くの場合有機ELが有利。
→予算が許すなら有機ELをおすすめします。

▶︎有機ELに、巷で言われているほどのデメリットはないです。

▶︎予算面も考えると選びやすいのは液晶テレビ

▶︎液晶テレビにも優秀なモデルはあるけど、注意が必要なモデルも多い

こんな風になっています。

少しでも参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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