洗濯機

【人気の洗濯機を一挙解説】縦型・ドラム式洗濯機のおすすめランキングと選び方の基準

ドラム・縦型我が家にはどっちがいいの?メーカー選びのポイントは?

洗濯機は毎日使ってよく知っているような気がしていても、いざ新しく買うとなるとなかなか決められないものですよね。

それもそのはず・・洗濯機には2万円くらいのものもあれば30万円くらいするものもありますからね。

その上メーカーもいろいろ、さらに縦型・ドラム式の形状の違いや乾燥機能の有無になど種類がたくさんありますからね。

「メーカーはどこがおすすめ?」

「そろそろドラム式にするべき?」

「乾燥付きも気になる!」

「節水や電気代に違いはあるの?」

みなさんそれぞれ悩んでいるポイントがあるのではないかと思います。
 

そこで本日は縦型・ドラム式など

▶︎どの種類にしたらいいか

▶︎それぞれの種類ごとの選び方の要点

▶︎メーカーごとの特徴とメーカー選びの基準

このあたりを中心にお話させていただきたいと思います。

メーカーごとの機能・特徴をまとめたページは他にもあるので、今回はその特徴を知った上でどうやって機種を絞っていくかの基準を多めに書いていきたいと思います。
 

「スペックや特徴はわかったけど、結局我が家にはどれがぴったりなの?」

そんな時に役立つページになればいいと思います。
 

洗濯機全般について解説・紹介しているため本文がとても長くなっています。

基礎は知っている・種類は決まっているという方は目次機能をご利用ください。

※この記事は全部で3ページあります。

1ページ目 洗濯機の基礎知識とドラム式のおすすめランキング
2ページ目 縦型洗濯乾燥機の選び方とおすすめランキング
3ページ目 縦型洗濯機の選び方とおすすめランキング

 

このぺージは各項目を詳細に解説・比較している超長文です。

最初にどんな洗濯機があるのか?人気なのか?を把握したい方にはこちらのぺージがおすすめです。

 

まずこのページでは人気のドラム式について、特徴紹介と同メーカー比較・他メーカー比較をしていこうと思います。

 

ドラム式洗濯機の特徴は?

ドラム式洗濯機から選ぶ時のチェックポイントは主に乾燥方式の違いです。

ドラム式は大容量が魅力とお話してきましが、省エネや節水などランニングコストも気になるところですよね。

せっかくなので

①ヒートポンプドラム式

②ヒータードラム式

③縦型洗濯乾燥機

④縦型洗濯機

この4つで費用を比べて見ましょう。

それぞれ代表的な機種で選んでみました。

このようにランニングコストでは、ヒートポンプ式が圧倒的に有利な結果となります。

と言っても、本体の価格の差も大きいですから必ずしもトータルが安くなるとは限りませんね。

ヒートポンプ式を基準にしてランニングコストを計算すると・・

▼VSヒータードラム
1回の差約37円
月に10回なら370円
月に20回なら740円

洗濯機の寿命7年まで続けると・・

月に370円差なら約31,000円

月に740円差なら約62,000円

これくらいヒートポンプ式よりもコストが高くなります。

ヒートポンプ式でも手頃なものであればヒーター式にプラス4〜5万円で手が届きますから、乾燥の頻度次第ではヒートポンプ式がお得になります。

それに、逆転まではしなくても、少し足して上質な乾燥のヒートポンプ式を選ぶことも十分に考えれられますね。

▼VS縦型洗濯乾燥機
1回の差約48円
月に10回なら480円
月に20回なら960円

洗濯機の寿命7年まで続けると・・

月に480円差なら約40,300円

月に960円差なら約80,600円

これくらいヒートポンプ式よりもコストが高くなります。

縦型洗濯乾燥機でも大型のものは10万円は超えてきますから、長い目でみればヒートポンプドラムがお得になるかもしれませんね。
 

ドラム式洗濯機ではヒートポンプ式を採用する機種がぐっと増えましたが、これくらいコストに差がつくなら納得できますね。

ヒートポンプ式とヒーター式の違い

ヒートポンプ式が低コストなことはわかっていただけたかと思いますが、利点はまだ他にもあるんです。

ヒートポンプ式乾燥は・・
除湿機やエアコンと同じように熱交換を利用しています。

少ない電気でコンプレッサーを動かし、周囲の空気を熱い部分と冷たい部分に分けるイメージです。

暖かい部分で温風を作り、冷たい部分では湿気を結露させ除湿機のように湿気を取りながら乾燥をしていきます。

湿気が少ない状態で乾燥できるので、高温の熱風でなくてもしっかり乾燥できるメリットがあります。

また、洗濯槽内の温度が上がりすぎないので、運転中でも一時停止でドアを開けることができます。

⭕️電気代が安い

⭕️温風で痛みや縮みが少ない

⭕️除湿のための水を使わない

⭕️途中でドアを開けることができる

まとめるとこのような利点があります。
 

ヒーター式乾燥は・・

ヘアドライヤー同様に電気を熱に変えて熱風を作り出します。

電気を使った分しか熱風を作れませんから、しっかり乾かすためには電気代がかかります。
 

また、乾燥のために高温の熱風を使いますので衣類は痛みや縮みが出やすくなります。

洗濯槽内も熱くなりますので、一時停止をしても冷めるまでドアはロックされます。

濡れた衣類から大量の湿気が出るのですが、そのままだと乾きにくくなってしまうので除湿をする必要があります。

ヒートポンプ式では除湿機が内臓されているようなものでよかったのですが、ヒーター式の場合は同じようにはいきません。

ではどうしているかというと、乾燥時にも水道水を流し続けることで温度差で湿気を結露させ除湿しています。

これを水冷除湿と言います。

先ほどの表で、ヒーター式の2機種は乾燥時の方が使用水量が増えていたのはこのためです。

❌電気代が高い

❌高温で縮みやすい

❌水道代が増える

❌冷めるまでドアは開かない

まとめるとこういったデメリットがあります。
 

最近ではヒータードラム式は減りつつありますので、特別なな理由がない限りはヒートポンプ式がおすすめとなります。

ちなみに、人気の日立は大きく分けるとヒーター式になりますが、ヒートリサイクルと言う独自の仕組みを使うことでヒートポンプ式に迫る省エネ性を実現しています。

ヒートポンプよりのヒーターといったところでしょうか。
 

これくらいで基礎はOKですね。それでは実際の機種を見ていきましょう。

ドラム式洗濯機のおすすめランキング

売り上げが良い+私のおすすめを合わせてランキング形式で紹介したいと思います。

ドラム式おすすめ1位
パナソニック NA-VX900A

洗濯容量 11kg 乾燥容量 6kg
時間(洗濯/洗濯〜乾燥) 32分/98分
使用水量(洗濯/洗濯〜乾燥) 78/55L
運転音 32/41/46 dB
乾燥方式 ヒートポンプ
洗濯〜乾燥のコスト 約38円
風呂水ポンプ あり 洗濯槽自動洗浄 あり

 

おすすめポイント

①驚異のスピード洗濯〜乾燥時間が98分でしかも低コスト

②温水洗浄やナノイーXなど豊富な機能と洗濯コース

③洗剤・柔軟剤自動投入&タッチパネルでもっと便利で使いやすい

ドラム式の中でもトップクラスに高価な機種にもかかわらず、充実のスペックで人気の上位をキープしています。

当然、洗濯機で一番重要な洗浄力も申し分ありません。

”泡洗浄W"機能で洗剤の力を十分に引き出して汚れをしっかり落とします。
 

ハンドソープやメイク落としでも同じですが、洗剤を泡状にすることで汚れをしっかり吸着し、浮かせて落とすことができるんです。
 

汚れの多い時や衣替えで長期保管する前には"温水洗浄”機能が役立ちます。

水温をあげることで洗剤の効きがよくなるだけでなく、皮脂汚れが落ちやすくなり、さらに高温コースなら除菌効果も見込めてニオイの元もすっきり洗い流すことができます。

洗濯〜乾燥98分のスピード乾燥は、忙しいみなさんの心強い味方となってくれるはずです。

お出かけ前や帰宅後の限られた時間で家事をこなすなら、時短は欠かせない要素ですからね。
 

それに、いくら静かになったとはいえ、運転音はやはり気になるものです。

早く終わるならそれに越したことはないはずです。
 

パナソニックならではのナノイーもさらにパワーアップし、ナノイーXが搭載されています。

毎回は洗わないスーツやオシャレ着の消臭や、洗濯槽内のカビ対策の効果が高まったわけですね。
 

NA-VX900Aが選ばれる理由はここ!

いろいろな魅力が詰まった機種ですが、みなさんが実際に購入の決め手にしたのはどんなところなんでしょうか。

洗浄力・スピード・清潔性・使いやすさとバランスよく高い基本性能

泡洗浄Wを使ったいつものお洗濯をはじめ、汚れが多い時には温水コース、洗えないものもナノイーで除菌と多彩な機能で様々な洗い物に対応することができます。

洗濯〜乾燥時間も早く、さらにナノイーXで内部も清潔に保てる、タッチパネルと洗剤自動投入で快適と全体を通して非常にハイレベルなスペックが人気の理由となっています。


省エネ&時短で家計も家事も応援

お家にいる時くらいはできればゆっくり過ごしたいものですよね。

家事を時短できる家電を求める方も多いはずです。

それでさらに節水・省エネにもなるなら売れ行きが良いのも納得です。

デザインもよくメーカーも安心のパナソニック

洗濯機はデザインで選ぶものではないかもしれませんが、頻繁に目に入るものですから気に入ったデザインのものを使いたいですよね。

NA-VX900Aはスタイリッシュなデザインなだけでなく、少しレトロ調を取り入れた丸みを帯びたフォルムがなじみがよくていいですよね。
 

さらにカラータッチパネルを採用しているので、ボタン類が少なくすっきりした印象があります。
 

パナソニックはヒートポンプ式ドラムのリーダーとしての実績があますから、高額なお買い物でも安心して選ぶことができますね。

「せっかく買うなら良いものを!」

「少しでも家事の手間を減らしたいな」

「ナノイーもタッチパネルも便利そうかも」

こんな時にはNA-VX900Aがおすすめです。

 

他のパナソニック機種と比べると・・

パナソニックではこの機種が一番おすすめではあるのですが、他の機種も気になりますよね。せっかくなので他のグレードとも簡単に比べてみましょう。

もう少し予算を抑えるなら・・
NA-VX800A
洗濯容量 11kg 乾燥容量 6kg
時間(洗濯/洗濯〜乾燥) 32分/98分
使用水量(洗濯/洗濯〜乾燥) 78/55L
運転音 32/41/46 dB
乾燥方式 ヒートポンプ
洗濯〜乾燥のコスト 約38円
風呂水ポンプ あり 洗濯槽自動洗浄 あり

 

▼NA-VX900A→VX800Aの主な違い

ナノイーX→ナノイーなし

ふんわりジェット乾燥→ジェット乾燥

タッチッパネル→ボタン式

1グレードダウンとは言ってもスピード洗濯・乾燥や温水洗浄機能などはしっかりと採用されています。

ナノイーXがなくなってしまうのでカビ抑制など清潔性は少しダウンしてしまいますが、洗濯槽の自動お手入れ機能は健在です。

衣類の除菌・消臭やカビ抑制を使いたい方はVX00Aを選びましょう。

乾燥時に強風で衣類のシワを低減する”ジェット乾燥”もVX900Aの方が風がワイドに広がり効きは良いですが、シワにならないわけではありませんし、アイロンがけするなら影響はほとんどないかと思います。

タッチパネルではなくなりますが、説明書をしっかり読んで慣れてくればボタン式でもいいですよね。

ただし、多数のボタンが配置されるので見た目のすっきり感は少し減るかもしれません。

「多機能よりも基本充実がいいな」

「洗濯槽は自分でも手入れするからナノイーはなくても」

「どうせアイロンかけるし乾燥のシワはそれほど・・」

こんな場合にはVX800Aを選んでも良さそうですね。スピード乾燥98分の魅力は健在ですからね。

 

スタンダードな内容でOKなら・・
NA-VX700A
洗濯容量 10kg 乾燥容量 6kg
時間(洗濯/洗濯〜乾燥) 30分/114分
使用水量(洗濯/洗濯〜乾燥) 78/55L
運転音 32/42/46 dB
乾燥方式 ヒートポンプ
洗濯〜乾燥のコスト 約40円
風呂水ポンプ あり 洗濯槽自動洗浄 あり

 

▼NA-VX800A→VX700Aの主な違い

温水洗浄あり→なし

洗剤自動投入あり→なし

洗濯容量11kg→10kg

洗濯〜乾燥98分→114分

大きな魅力であった温水洗浄と洗剤の自動投入はなくなってはしまいます。

ですが、どちらも従来の洗濯機にはついていなかったものですから、特に問題ないと考える方もいらっしゃるかと思います。

洗濯容量も1kg減ってはしまいますが、11kgの上限近くで毎回洗う方も少ないでしょうからそれほど気になりませんね。

洗濯〜乾燥も114分と少し時間が長くなりますが、ドラム式で主流な洗濯〜乾燥時間は160分程度ですから十分に早いと言っていいでしょう。

「特別なコースは使わなそうだなぁ」

「スタンダード性能と言っても今のものよりずっと省エネで時短だね」

「洗剤は使い分けたり、自分で調節したいな」

こんな時にはNA-VX700Aがお得ですね。ヒートポンプ乾燥の省エネ・上質な魅力が残っています。

ここまでおすすめ1位のNA-VX900Aの紹介と他のグレードとの比較でした。それでは第2位にいってみましょう。
 

ドラム式おすすめ2位
日立 BD-SX110E

洗濯容量 11kg 乾燥容量 6kg
時間(洗濯/洗濯〜乾燥) 33分/165分
使用水量(洗濯/洗濯〜乾燥) 78/53L
運転音 34/37/48 dB
乾燥方式 ヒートリサイクル
(ヒーター)
洗濯〜乾燥のコスト 約40円
風呂水ポンプ あり 洗濯槽自動洗浄 あり

 

おすすめポイント

こちらも液体洗剤・柔軟剤自動投入機能搭載の高性能モデルとなっています。

日立のドラム式にあるワイドタイプとスリムタイプのうち、スリムタイプにあたるモデルです。

スリムモデルとは言っても、ドラム式全体で見れば標準的な寸法です。

日立のワイドタイプは幅が特別に大きいので、それに比べてスリムタイプと言う表現にしているようですね。

ビッグドラムが特徴の日立ですからワイドタイプをおすすめしたい気持ちもあるのですが、本体幅が非常に大きく設置性が低いため今回はスリムタイプを一押ししたいと思います。
 

洗い工程のポイントは”ナイアガラ洗浄"を採用していることです。

通常ドラム式洗濯機ではお水が少ない中でさらに衣類を落として叩き洗いしますので、衣類の繊維が寝てしまいそのまま天日干しした場合にゴワつきが残る場合もあります。

タオル類なんかは特にそうですね。
 

お水を増やして洗濯すればゴワつきは低減させることができますが、それではせっかくの節水と言うメリットがなくなってしまいます。

そこで日立ではお水をポンプで大量に循環させ、たっぷりのお水で洗っている状況を再現しゴワつきを低減させているんです。

循環ポンプの運転音が加わるので洗い工程の音は少し大きくなりますが、これまでのドラム式の弱点を見事に補った画期的な洗浄方法がこのナイアガラ洗浄というわけです。

 

パナソニック同様に温水洗浄コースもしっかり搭載しています。

着るたびに洗っていても、エリや袖の汚れは少しずつ黄ばんでくることもありますから、定期的に温水洗浄を使っていただくことで黄ばみ予防をしていただく使い方がおすすめです。

 

乾燥機能で見逃せないポイントは”風アイロン”機能ですね。

時速300kwにもなる高速風で衣類を広げ、シワを抑えた仕上がりを実現しています。

風アイロンの人気を受け、近年では他メーカー品であってもシワ低減乾燥機能を備えるものは出てきていますが、やはり元祖の日立が風量が多くおすすめです。
 

加えて、お出かけ前に便利な”スチームアイロン”機能も搭載しています。

スチームアイロンはその名の通りアイロン代わりに使う機能で、蒸気の力でシワとニオイをとる役割がありシャツ2枚の場合約15分ほどで仕上がります。

アイロンのようにピシッとまっすぐになるわけではありませんが、お出かけの準備をしている間に使えるのは便利ですよね。

風アイロンとスチームアイロンは名前が似ていますが、

▶︎風アイロン→濡れた衣類を乾かす時のシワを低減

▶︎スチームアイロン→乾いた衣類のシワをとる

このように別々の役割を持った機能と言うわけです。
 

このように日立は、これまでの家庭用の衣類乾燥機の

①洗濯時のゴワつき

②乾燥時のシワ

といった悩みを解決するための工夫が施されたメーカーとなっています。
 

2位にした理由

非常に高機能な割りに価格もNA-VX900Aよりは手頃と非常にバランスの良い機種ですが、個人的にはやはりヒートポンプが有利かと思い2位としました。

先ほども少し書きましたが、BD−SX110Eはヒートリサイクルと言う独自の乾燥方式を採用しています。

モーターなどの機械熱を乾燥に利用することで省エネ性を高めているわけですね。
 

おかげで洗濯〜乾燥のコストはNA-VX900Aと同じ約40円と非常に低コストを実現しています。

ですが、時間は165分とVX900Aには及びません。
 

また、BD-SX110Eは空冷除湿と水冷除湿を切り替えることが可能(工場出荷時は空冷)なのですが、

空冷→除湿能力が低く、洗濯機置き場がムシムシする恐れが

水冷→除湿能力は上がるものの、使用水量が増加

このような弱点もあります。
 

その点ヒートポンプ式なら除湿能力もコストも安定していますから、やはりその点ではヒートポンプがやや有利かと思います。

水冷にしたからと言ってコストが急上昇するわけでも無いですけどね・・
 

(水冷設定時の使用水量の記載がないので不明ですが、だいたい20Lくらい(5円程度)になることが予想されます。月に10回乾燥でも50円程度の差ですので、本体価格の差からすれば小さなものです。)
 

あとは洗濯時の運転音がやや大きいことが気になる方もいるかもしれませんね。

ナイアガラ洗浄用の循環ポンプや風アイロン使用時の掃除機にも似た音は静かとは言えないものかと思います。
 

細かい点で2位にはなったものの、この価格・ヒーター乾燥にも関わらず高性能機種の代表とも言えるNA-VX900Aと競えているだけですごいことなんですけどね。
 

BD−SX110Eが選ばれる理由はここ

これまでのドラム式の弱点を解決

ドラム式を使ったことがある方の中には、洗濯だけした時のゴワつきや乾燥時のシワに悩まされていた人も多いのではないでしょうか。

ゴワつきにはナイアガラ洗浄、シワには風アイロンと心強い機能が備わっています。
 

設置しやすいスリムモデル

最初期の日立ドラムでは幅広モデルしか用意されておらず、機能や性能に魅力を感じていても設置できなくて諦めていた方もいたのではないかと思います。

今ではスリムタイプも用意されており、さらにスチームアイロンやナイアガラ洗浄・短時間お洗濯など機能も充実とより一層日立を選びやすい状況になったのではないでしょうか。 

「タオルのゴワつきが心配」

「乾燥のシワを低減できるなら是非」

「音はそんなに気にならないかな」

「日立がこのサイズになるのを待ってた」

機能やスペックを考えると非常にお買い得な価格設定と言えます。

個人的にはコスパ最高はこの機種ではないかと感じています。

他の日立機種と比べると・・

同じスリムモデルでもう1機種BD-SG100Eと言うお手頃な機種があるのですが、どういった違いがあるのかを簡単に比べておきますね。

 

風アイロンだけ欲しいなら・・
日立 BD-SG100E

洗濯容量 10kg 乾燥容量 6kg
時間(洗濯/洗濯〜乾燥) 45分/165分
使用水量(洗濯/洗濯〜乾燥) 78/60L
運転音 34/37/48 dB
乾燥方式 ヒートリサイクル
(ヒーター)
洗濯〜乾燥のコスト 約45円
風呂水ポンプ なし 洗濯槽自動洗浄 あり

▼BD−SX110E→BD−SG100Eの主な違い

ナイアガラ洗浄あり→なし
温水洗浄あり→なし
ナイアガラすすぎあり→なし
洗濯容量11kg→10kg
風呂水ポンプあり→なし
洗濯時間33分→45分
スチームアイロンあり→なし

洗濯容量の1kgの差はそれほどではありませんし、お風呂の残り湯もご家庭によっては使わないこともあるでしょうからそれは良いとして、せっかく日立なのにナイアガラ洗浄が非搭載なのが残念な点です。

洗濯時間45分も気になる方が多いかもしれませんね。

唯一風アイロンは採用されていますので、「機能はシンプルでいいけど乾燥のシワが気になる」と言う場合には良いかもしれません。

んー、でもやっぱりナイアガラ洗浄は欲しいとこなんですけどね・・

 

ドラム式 おすすめ3位
東芝 TW-127X8

洗濯容量 12kg 乾燥容量 7kg
時間(洗濯/洗濯〜乾燥) 35分/108分
使用水量(洗濯/洗濯〜乾燥) 80/61L
運転音 32/37/49 dB
乾燥方式 ヒートポンプ
洗濯〜乾燥のコスト 約38円
風呂水ポンプ あり 洗濯槽自動洗浄 あり

 

おすすめポイント

東芝の最高級グレードがこちらです。

ヒートポンプ乾燥や低振動設計を備えるなど性能は良い割には手頃な価格になっていることも多く、手の届く高性能モデルとして人気を集めています。
 

昨年から採用のウルトラファインバブル洗浄は、目に見えないほど小さな泡を作り、繊維の隙間に入り込むことで洗剤の力をしっかりと衣類の内部に届ける洗い方となっています。

洗剤の力をしっかりと引き出して洗うと言う点ではパナソニックと同じ方向性と言えるかもしれません。

もちろん温水洗浄コースもしっかり搭載しています。
 

いずれにしても近年の高級ドラム式洗濯機はどれも十分な洗浄力を持っています。

ですから、洗浄力よりはそれ以外の使い勝手の部分が決め手になることが多いのでは無いかと思います。
 

乾燥機能で注目するポイントは7kg対応の大容量乾燥です。これだけの量を一度に洗って乾燥までできたら便利ですよね。まとめ洗いするご家庭でも安心の容量だと思います。

シワ・ゴワつき低減機能もちろん搭載されています。

日立の方が風速が早いのかシワはやや少ない印象を受けますが、TW−127X7が乾燥時42dBに対しBD−SV110Bが48dBと乾燥時の運転音も大きめになります。

夜間やくつろぎの時間に静かに洗濯から乾燥までを終わらせないたい場合は東芝が向いているようですね。
 

また、低騒音の実現には振動吸収クッションも貢献しています。

脱水開始直後の水を多く含んだ重い状態と水分が抜けてきて軽くなってきた状態、それぞれに合わせてバネの硬さを変えることで振動を抑えるわけですね。

おかげで衣類の偏りに強く、脱水のやり直しなどを防ぐことで時間ぴったりに洗濯が終わりやすいといったメリットもあるんです。
 

TW-127X8が選ばれる理由はここ!

日立とはまた違った方向でこれまでのドラム式の悩みを解決するための機能が詰まった機種となっています。

ドラム式の悩みを解決!!

これまでのドラム式の不満でよくあるものとして”洗濯時間が長い・伸びる”ことが挙げられます。

ドラム式は少ないお水で叩き洗いするので、縦型のこすり洗いよりも長く時間をかける必要があったわけですね。
 

また、洗濯〜乾燥のトータル時間を短くするため強く脱水を行う必要もあり、回転速度をあげているので衣類の偏りが原因のエラーや注水のやり直しなどが起こることがありました。
 

TW−117X8は上記の通り洗濯槽を支えるバネの硬さを変えることで、振動を低減しています。

偏りエラーや注水仕直しは振動が基準値を超えると起こることなので、振動を抑えることで洗濯時間が延長されることを結果的に防いでくれるわけなんです。

もちろん運転音というか、振動音も低い越したことは無いですよね。
 

洗濯だけの場合も35分とスピーディになっています。

ウルトラファインバブルで洗剤の力を引き出すことでしっかりと汚れを落とせるようになってこそ、これくらい短い時間で終わらせることができるということですね。
 

だいたい10年くらい前のドラム式だと、50〜60分程度の洗濯時間がかかるのが主流でした。

しかもエラーや偏りで時間が伸びてしまうこともあるという・・。

「ドラム式を使ってみたけど、時間もかかるし縦型に戻そうかな」という風にお考えになる方もいらっしゃるくらいですから、洗濯時間が短くて、ぴったりに終わるということはとても大事なことだといえますね。
 

乾燥ダクト自動お手入れ機能もお悩み解決機能として見逃せませんね。

乾燥付き洗濯機を使ったことがある方の中には「だんだん乾きが悪くなってきたかも・・」という経験をされた方もいるのでは無いかと思います。
 

長年の仕様による様々な劣化ももちろん考えられますが、単純に通気口が汚れて風の通りが悪くなっているだけということもあります。

乾燥フィルターは手入れしやすくなっているので定期的にホコリをとっていても、風の通り道となるダクト部分はなかなかお手入れしにくいものです。

TW−127X8ならダクト部分の糸くずをお水で洗い流し、目詰まりを予防してくれるわけですね。

このようにドラム式の

▶︎時間が長い

▶︎振動が大きい

▶︎乾燥の効きが徐々に悪くなる

といった悩みを解決する機能が盛り込まれています。

「ドラム式を使っていたけどあまりだったなかったなぁ・・。縦型に戻そうかな。」

という方におすすめしたい1台となっています。
 

幅60cmで置けちゃう大容量

TW−117X6は本体幅60cmとドラム式としては標準的な幅で作られています。

ドラム式の設置を想定した洗濯機置き場であれば設置率は高くなっています。

乾燥容量も7kgと多くなっていますので、「まとめて洗って乾かしたい」と言った人の味方と言える内容となっています。
 

簡単にまとめると”音と時間”が気になる時におすすめの機種がTW−127X7です。

東芝最上位機種ということで全体的に高性能でしかもヒートポンプ式。

そして時期によってはNA-VX900Aよりもだいぶ価格は手頃ですからコスパ・質ともに重視する方におすすめしたい1台となっています。

 

長くなりましたがここまでドラム式のおすすめランキングと機種比較でした。

次は縦型洗濯乾燥機部門に移ります。

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