あなたのお家はどこが寒い?
シチュエーション別にオススメのセラミックヒーターを紹介!
リビングや寝室など長い時間を過ごすお部屋用の暖房器具はいろいろご紹介してきました。
これまでの暖房紹介記事
↓
電気暖房のオススメ品
【あったかいの?】電気暖房の選び方とオススメ機種
石油ファンヒーターのオススメ品
【コロナ・ダイニチ・トヨトミ】石油ファンヒーターのメーカーの選び方とオススメ
これでバッチリと思いきや、部屋が快適なほどそれ以外の場所の寒さが気になりますよね。
コタツから出たくないのと一緒の気持ちと言えばいいでしょうか。
例えば・・
キッチンの足元
トイレ
脱衣所
職場のデスク
この辺の寒さでお悩みの方も多いんじゃないでしょうか?
そこで本日は温風によりお部屋をふんわり温めることができるセラミックヒーターをご紹介したいと思います。
セラミックヒーターの特徴
まずは簡単にセラミックヒーターの特徴からおさらいです。
風の勢いや広がり方に違いはありますが、概ねヘアドライヤーと同じと思っていただければイメージがつかみやすいのでは無いかと思います。
メリット
⭕️つけると比較的早く温風が出る
⭕️狭い部屋ならあたたまる
デメリット
❌風が出るゴーという音がする
❌広くなるほど効果が薄い
カーボンヒーターと違い狭い部屋なら室温を上げることができるのが利点ですね。
その代わり広いリビングなどではメインにするにはパワー不足です。
適応の畳数は概ね
▶︎鉄筋コンクリートマンションで4.5〜6畳
▶︎戸建てやアパートで3畳程度
程度となります。
つまりトイレや脱衣所くらいのスペースなら問題ないということですね。
また、温風に当たっているえばそこそこ暖かいので、近くにおいて補助的に使うのに適しています。
セラミックヒーター選びのポイント
次にセラミックヒーターを選ぶ時に主に見るべきポイントを紹介します。
パワー(暖かさ)
セラミックヒーターの暖かさは機種によって若干の効率の違いはあるものの、基本的には消費電力の大きさで決まります。
電気を熱に変えているので、”消費電力=熱”となります。
残念ながら省エネ型というはないんですね。
使う電気を減らせば暖かさも減ってしまいます。
逆に言えば、無駄遣いしないことが省エネと言えます。
タイマーやセンサー運転があると無駄が出にくくておすすめです。
暖かさの目安
同じ”電気を熱に変える家電”として馴染み深いのがヘアドライヤーです。
ドライヤーはだいたい1200W程度の消費電力のものが多く、セラミックヒーターに近いと言えます。
吹き出し口付近の風は非常に暑く、長時間使うと汗ばんでくることもありますよね。
セラミックヒーターの場合、温風はもっと優しく出ますが、暖かさはだいたい同じ程度です。
近くなら暑くなることもありますが、部屋全体としては影響が少ないと言えます。
人感センサー
人感センサーがある機種では人がいなくなって時間が経つと自動で運転が切れるようになっています。
先ほど書いたように、セラミックヒーターは電気代がかかりやすい家電です。
センサーを使って無駄な運転や消し忘れを防止するのが上手な使い方ですね。
脱臭機能
お手洗いや脱衣所・キッチンなどはニオイの気になりやすい場所でもありますよね。脱臭機能があると、主に活性炭のフィルターでニオイを吸着してくれます。
タイマー機能
こちらも電気を無駄に使わないようにするためにある機能です。
決められた時間になると自動で電源が切れるオフタイマーを搭載する機種が主流となっています。
中には自動で電源を入れるオンタイマー機能がついたものもあり、朝や帰宅時の寒さをあらかじめ和らげることができる機種もあります。
会社・書斎にオススメシンプルタイプ
山善
DF-J121W
消費電力(電気代=暖かさ) | 強1200(1100) 弱600(550)W (60hz) |
人感センサー | ー |
タイマー | ー |
強弱の切り替えだけのシンプル機能ですが、その分一番お手頃な価格帯ですね。
▼シンプル機能で十分な場合も・・
会社のデスクや書斎で足元が寒い場合なんかにオススメです。
近くに置いて自分に向けて使うのなら人感センサーやタイマーがなくても問題ないですよね。
手を伸ばして自分で操作すればいいだけですよね。脱臭も特に不要かと思います。
パワーは強運転で1200wですからお手頃価格でも他の機種と暖かさは遜色ないです。
シンプルなもので十分という方もいらっしゃいますよね。
キッチン・トイレにオススメ
山善
DSF-VL085
消費電力(電気代=暖かさ) | 800(700W) (60hz) |
人感センサー | あり |
タイマー | あり |
人感センサーと消臭フィルター付きのモデルで、2通りの使い方が可能となっています。
①人感センサーで人が来た時だけON
②暖かさを設定して連続運転
②の場合は設定の暖かさに達するとオフ・室温が下がってくるとオンを繰り返す運転になります。
暖かさがキープできる反面、仮にずっとオン状態だと1時間あたり約22円の電気代となります。
結構高いんですよね。電気代も考慮するとセンサー運転が実用的かもしれません。
簡易的なものではありますが、消臭フィルター搭載となっています。
お手洗いやキッチンなどニオイが気になるスペースでの利用におすすめです。
キッチン・足元にオススメ
ダイニチ
EF-1200F
消費電力(電気代=暖かさ) | 強1200 弱670W |
人感センサー | あり |
タイマー | あり |
安全性が高いセラミックヒーターをお探しの方はこちらがオススメです。
このコンパクトなボディーで1200Wのハイパワーな点も大きな魅力となっています。
他のセラミックヒーターと大きな差こそ出ませんが、セラミックヒーターではこのモデルがトップクラスに暖かいなぁという印象があります。
高い安全性
これまで紹介した機種は全て転倒オフ機能が搭載されていますが、こちらの機種には揺れ感知センサーも搭載されています。
だいたい震度5相当の揺れで自動的に運転を停止します。
セラミックヒーター自体が倒れなくても、強く揺れれば近くのものが落ちてきたり倒れてきたら危険ですよね。
また、小さなお子様やペットがが本体を揺すった場合でも自動で運転を停止してくれまし、チャイルドロックも備えています。
他にも吹き出し口が塞がれた時や、室温が異常に上がった時には自動停止するようになっています。
他の機種よりもひときわ安全性が高い機種といえますね。
貴重なオンタイマー搭載
今回紹介の商品の中では唯一の電源オンタイマーも搭載しています。
▶︎朝起きた時に周りを暖かく
▶︎帰宅時の予備暖房
などに利用可能となっています。
寝室や子供部屋など乾燥が気になるお部屋の場合は加湿機能付のモデルも用意されています。
▼加湿機能付
EFH-1200F
加湿用の水タンクが加わるので本体のサイズは大きくなりますが、暖かさや電気代は同じ程度です。
加湿の能力としてはだいたい6畳程度までの目安となります。
暖房の対応畳数にマッチした加湿能力と言えますね。
パナソニック
DS−FTX1210
消費電力(電気代=暖かさ) | 強1170 中750 弱530W |
人感センサー | あり |
タイマー | あり |
縦置きも可能
縦横どちらにも置けるようになっています。
縦置きにすると設置スペースが少なくて済むので色々な場所で活躍できる機種ですね。
▶︎キッチンの足元
▶︎脱衣所
などは肌寒さが気になる場所かと思いますが、大きな暖房を置くのはちょっと邪魔になりますよね。
ナノイーで脱臭
こちらの機種はナノイーイオンによる消臭機能もありますのでキッチンや脱衣所など匂いの気になりやすい場所の暖房にオススメです。
また、暖房運転をしない時でもナノイーの単独運転が可能となっています。
3段階出力調節
パワーも3段階から選択可能ですので、無駄を抑えて省エネしやすい機種です。
快適さと省エネのためにもパワー調節は細かくできる方がオススメです。
そっくりな機種でこんなものもあります。
ナノイー単独運転なし
DS−FTX1201
違いは・・
▼DSF−TX1210
ナノイー単独運転(脱臭)可能。ブラウン色。
▼DSF−TX1201
ナノイーは暖房時のみ。ホワイト・ブラック。
DS−FTX1201は暖房使用時のみナノイー運転が可能です。
冬しか出しておかないという場合はこちらで十分ですね。
ちなみにナノイーなしのタイプもあります。
▼ナノイー機能(脱臭)なし
DS-FTS1201
ナノイーの消臭はいらないから価格を抑えたいという場合はこちらでOKですね。
まとめ
■手の届く範囲に置いて使うならシンプルタイプで大丈夫。
■トイレには脱臭機能がついたものがオススメ。
■オールラウンダーはパナソニック
■便利で安全なダイニチ
やっぱり便利に使うならパナソニックかダイニチがオススメです。
リビングや寝室など長時間過ごす場所で使うならダイニチがやや暖房の効きが良く、運転音も静かなのでオススメです。
場所をとらずに置きたい場合や匂いがきになる場所で使うならパナソニックのナノイー付きの機種がオススメです。
以上セラミックヒーターのオススメ品でした。
ダイソンが気になる方はこちらも合わせてご覧ください。
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