テレビ関連

【店員が解説】リビング向け液晶テレビで一番のおすすめモデルはどれ?

春といえばテレビの買い時シーズンですね。

そんなわけで、前回の有機ELテレビの比較に続き

まず初めに

▶︎テレビの選び方解説

その後

▶︎液晶テレビの人気モデルを比較

していきたいと思います。

サイズ

まずは画面のサイズから決めていきましょう。

リビング用として最も人気があるサイズは55インチとなっています。

人気のサイズということもあって・・

▶︎55インチが割安なことが多い

▶︎ラインナップも充実している

というように、55インチが一つの基準となっています。

一番売れてるのが55インチなので、言い換えれば「55インチで普通」くらいになってしまっている状況です。

それを踏まえて、洋服のサイズで例えるなら・・

65インチがLサイズ

55インチがMサイズ

49・50インチがSサイズ

っていう感じですね。

多分、皆さんが思ったよりもも大きいんじゃないかと思います。

10年前に比べ、テレビはかなり大型化が進んだんですね。

おすすめのお部屋の広さ・視聴距離は次のようになります。

  おすすめ畳数 距離(4K/2K)メートル サイズイメージ
49・50インチ 6 0.9/1.8 S
55インチ 8 1.0/2.0 M
65インチ 10 1.2/2.4 L

メーカーサイトやカタログだと「65インチで1.2メートルの距離がおすすめ」みたいに書いてあることがほとんどです。

まぁ、これは4k映像の場合っていう感じですね。

10年前から言われている基準だと、この2倍程度がおすすめ視聴距離となります。

ということで、一番売れ行きの良い55インチの場合、従来の基準で考えても2メートルの距離でピッタリという感じです。

あとは、普通よりは大きめがいいなぁっていう場合は65インチへサイズアップする感じですね。

この場合でも、従来基準で2.4メートルほど離れれば十分です。

逆に、スペースも限られてるし、もっと小さくていいかなぁっていう場合は49・50インチへサイズダウンする感じです。

 

予算

リビング用テレビの予算としては・・

「15万円くらいかなぁ。できれば12〜13万くらいだといいなぁ」

っていうお客様が一番多いでしょうか。

前のテレビもそれくらいで買っていて、同じくらいの予算で考えているケースが多い印象です

となってくると、

▶︎有機ELはちょっと予算オーバー

▶︎せっかく買うならちょっと大きめにしたい

ということで、55インチの液晶に行き着くわけです。

というわけで、液晶テレビの大手4社の人気モデルで比較していきたいと思います。

 

メーカーはどこがいい?

多分皆さんが一番気になっているのは、

「どのメーカーがいいの?」

というところじゃないでしょうか。

リビング向けテレビは・・

▶︎ソニーとパナソニックの2強

という状況です。

時々東芝、続いてシャープっていう感じですね。

ソニーとパナソニックが人気なのは、次のような理由があります。

実は液晶テレビには、大きく分けて2つの種類があります。

①視野角の広いIPSパネル

⭕️どこから見ても色の変化が少なく見やすい

▶︎リビングで家族揃ってテレビを見る場合

▶︎リビングだけでなく、ダインングやキッチンからもテレビを見たい

という時に有利なパネルです。

視聴位置の影響が少ないので、平均点が高い画質と思ってもらえればOKです。

②視野角が狭い代わりに明るく、メリハリのあるVAパネル

⭕️真っ直ぐ正面から見るとメリハリがあって綺麗

正面からズレるほどに色が白くモヤっ見える弱点がありますが、真正面から見たときはめちゃ綺麗です。

▶︎いつも正面から見る

▶︎1人で見ることが多い

という時に有利なパネルです。

視聴位置次第でIPSパネルよりも高得点は狙えるけれど、家族揃ってみる場合は平均点は低めになるイメージです。

今回比較するモデルのうち、IPSパネルはパナソニックだけです。

ソニー、東芝、シャープはVAパネルで、その中で一番人気がソニーとなっています。

唯一のIPSであるパナソニックと、VAのトップであるソニーが比較される格好になっています。

なので、構図としてはパナソニック対ソニーって言う格好になりやすいですね。

では、その点を踏まえて機種を比較していきましょう。

 

比較するモデル

今回比べるモデルは

パナソニック JX950

ソニー X90J

東芝 Z740XS

シャープ DS1

この4モデルです。

それぞれのポジションはこのようになります。

  パナソニック ソニー 東芝 シャープ
最上位 JX950 X95J Z740XS DP1
2番手 JX900 X90J Z670K DN1

全部が全部最上位というわけではなく、

「よく比較されるモデル同士」

で比べていきます。

予算的にも15万円前後というところですね。

では、メーカーごとに特徴を見ていきましょう。

 

パナソニック JX950シリーズ

種類     4K液晶
倍速 あり
スピーカー
出力
下+上
60W
視野角 広い(IPS)
ネット動画 主要どころ中心
スマホ連携 苦手

パナソニックの液晶テレビでは、最上位に当たるモデルです。

画質・音質・機能面どれをとってもバランス良い性能が魅力です。

画質

パナソニックといえば視野角の広いIPSパネルが魅力です。

一般的な液晶テレビは、テレビの正面からズレるほど画面の色がモヤっと白くなる傾向があります。

ですが、IPSパネル採用のこちらのモデルは、斜めから見ても色合いの変化がとても小さいのが特徴です。

▶︎家族揃ってテレビを見る

▶︎リビングだけでなく、ダイニングやキッチンからもテレビを見る

こんな時に有利なのがIPSパネルです。

今回紹介するモデルの中では、このJX950が唯一IPSパネルが採用されているモデルとなっています。

プレミアムディスプレイ

さらにこのJX950はプレミアムディスプレイが採用されています。

IPSパネルは、視野角が広い代わりに、画面が暗くなりがちという弱点があります。

そんな中、こちらのプレミアムディスプレイはバックライトが多く配置されており、明るさも十分となっています。

つまり、視野角も広くて明るさも十分と、弱点が少ないわけなんですね。

色合いとしては、特別に明るかったり、濃かったりということがない、フラットな感じに見えます。

プレミアムディスプレイのおかげで鮮やかさはありつつも、派手すぎず見やすい画質という印象です。

個人的に、今回紹介するモデルの中では画質でトップかと思います。

音質

スピーカー配置は下プラス上で、合計出力は60Wとなっています。

テレビ全体で見てもややいい目で、液晶テレビの中ではトップクラスの性能となっています。

音質も画質同様にフラット寄りで、特別低音が強いなどといったことはないです。

高音質って言うよりは、聞き取りやすいっていう感じに思ってもらえればOKです。

動画アプリ

パナソニックの場合、対応するアプリは決まったものだけとなっています。

YouTube・Netflix・アマゾンプライムビデオ・HULUなど主要どころ中心となっています。

ソニーやシャープなどのAndroidテレビに比べると対応するアプリは少なめですが、実際は充分と感じる方がほとんどという感じです。

その他の特徴

その他の特徴としては、

▶︎転倒防止スタンド

▶︎手動首振り対応

が挙げられます。

スタンドの土台部分に吸盤が入っており、テレビ台にくっつくようになっています。

かなり強く吸い付くので、地震などでテレビが揺れても倒れにくくおすすめです。

また、首振りにも対応していますので、ケーブルの抜き差しやお掃除の時に便利です。

ちなみに、新型に当たるLX950では首振りは無くなってしまうので、首振り機能が欲しい方は今が買い時です。

 

ソニー X90Jシリーズ

種類 4K液晶
倍速 あり
スピーカー
出力
下(+横少し)
20W
視野角 やや狭い(VA)
ネット動画 豊富
スマホ連携 得意

ソニーの4K液晶の中では2番手モデルに該当します。

ソニーの場合、最上位にX95Jがあるんですけど、X95Jは65インチ以上のみのラインナップなので、X90Jが比較されることが多くなっています。

画質

先ほども少し書きましたが、VAパネル系としては一番お客様の反応が良いのがソニーです。

色もしっかり出ていつつ、明るい画面ですね。

色合いはややパステルな雰囲気で、ぱっと見の印象が良いですね。

パナソニックがくっきりだとすると、こちらは華やかって言う感じです。

盛れる・バエる画質ならソニーです。

ただ、この90Jは普通のVAパネルなので、正面から見れば綺麗なんですけど、斜めから見るとちょっと色が白っぽくなります。

元がパステル系の色合いなので、白っぽくなっても違和感は少ないですが、斜めは苦手っていう感じですね。

音質

スピーカーは下向きで、合計20Wとなっています。

あと、サイドにもツイーターがついていますが、これはほんとにちょっと音が出るくらいの補助という感じです。

正直、この価格帯にしてはちょっと物足りないスピーカーという印象ですね。

今回紹介するモデルの中でも、出力は一番低くなっています。

個人的な感覚では、リビング用なら最低30Wくらいは欲しいなぁって思います。

まぁ、ソニーはサウンドバーも作ってますから、物足りない人はサウンドバーを使ってくださいというスタンスなんでしょうか。

ソニーって1台で完結するような構成の商品は少なくて、他機器との連携してこそ本領発揮というスペックになっていることが多いです。

動画アプリ

ソニーはAndroidTVが採用されており、数多くのアプリをダウンロードして追加することができます。

新しいアプリにいち早く対応する可能性が高いのも AndroidTVの魅力です。

実際にたくさんのアプリを使うケースというのは少ないでしょうけど、幅広いアプリに対応する安心感があると思います。

その他の特徴

Googleキャスト AirPlayの両方に対応していますので、androidスマホ iPhoneのどちらでもテレビに画面を映すことができます。

youtubeなどの動画アプリはテレビに入っているので、それほど使う機会は多くはないかもしれません。

でも、自分で撮った写真などをテレビで見たい時なんかに便利かと思います。
 

ここまでおさらい

ここまで、パナソニックJX950とソニーX90Jを紹介してきました。

55インチでおすすめはこの2モデルなので、どちらかで選んでもらえればいいかなぁと思います。

パナソニックは・・

▶︎視野角が広く

▶︎音もそこそこ良い

▶︎色もくっきりで見やすい

▶︎転倒防止や首振りなど便利さもあって

家族団欒のテレビとしておすすめです。

家族揃ってテレビを見比べて買う場合に好評なのがパナソニックという感じです。

ソニーは・・

▶︎明るめの発色で見栄えが良い

▶︎対応するアプリが多い

▶︎スマホ連携が得意

明るめの画面が好きな方、家電が好きな方におすすめという感じです。

こちらは、一人で買いに来た場合や、男性主体で機種を決める際に選ばれるイメージがあります。

まぁ、この2台で比べた場合、パナソニックは液晶最上位、ソニーは液晶2番手ですから、画質と音質に関してはパナソニックが有利という印象です。

ちなみにソニーのX95Jで比べる場合は、また話が変わってくるので、それは最後のおまけでお話しようと思います。

 

次は東芝・シャープについてです。

ここまで、パナソニック、ソニーがおすすめですと、お話してきたのですが、東芝、シャープのおすすめパターンもあるにはあります。

ということで、東芝から順に見ていきましょう。

 

東芝 Z740XSシリーズ

種類 4K液晶
倍速 あり
スピーカー
出力
前向き
80W
視野角 やや狭い(VA)
ネット動画 主要どころ
スマホ連携 苦手

東芝の液晶最上位モデルです。スペックは良い上に値段もソニー・パナソニックより手頃と、お得感がある内容となっています。

画質

色合いは、特に派手とか明るいとかを感じない、クセの少ない標準的な発色となっています。

個人的には、パナソニックに近い色合いで、よくいえば見やすい、悪く言えば特徴がないような印象です。

まぁ、液晶最上位ですから、もちろん十分綺麗ですけどね。

視野角はソニーと同じ程度で、テレビの幅くらいまでが綺麗に見える範囲かと思います。

音質

スピーカーは前向きの80Wで、今回紹介する中では一番出力が高くなっています。

重低音バズーカオーディオと言ってるだけあって、低音が強めに出ます。

個人的には 高音質 っていうほどではないですけど、映画だったらそれなりに迫力が出るかなぁっていう印象です。

音の綺麗さや聞き取りやすさ重視というよりは、やはり迫力重視という雰囲気ですね。

動画アプリ

東芝は、パナソニックと同じで、決められたアプリのみ使えるという格好です。

主要どころは揃っていますが、TVerがないのがネックになることがあります。

あと、最初はDAZNにも対応だったんですけど、少し前に非対応になってしまいました。

今回紹介するモデルの中では一番少なめの対応状況となっています。

その他の特徴

Z740XSの1番の特徴といえば、タイムシフトに対応していることです。

対応の外付けHDDを取り付けることで、チャンネル丸ごとの自動録画が可能になります。

好きな時に好きな番組を見れるということで、かなり便利な機能です。

一度使うとリピートでタイムシフト対応モデルを選ぶ方は多いですね。

テレビ側でこのタイムシフトに該当するような機能は他にないので、タイムシフトしたいなら東芝一択ということになります。

タイムシフトを使わないとなると・・

ただ、タイムシフトを使わない場合、6つのチューナーを常に余らせるということになります。

これが、なんか勿体無いって感じるんですよね。

だったら他の部分にお金がかかってるテレビを買った方がいいんじゃって思っちゃいます。

ちなみに、私がテレビを買った時、東芝を買わなかった理由がこれです。

ということで、タイムシフトに全てがかかっている感がある点が東芝の優先度が少し下がる理由です。

性能は悪くはないんですけどね。

タイムシフトを使わないってなっちゃうと、スピーカーは確かにいいけど、あとはそれなりのテレビって言う印象になっちゃいます。

 

シャープ DN1シリーズ

種類 4K液晶
倍速 あり
スピーカー
出力
下向き
35W
視野角 やや狭い(VA)
ネット動画 豊富
スマホ連携 androidスマホと仲良し

シャープの4K液晶では2番手のモデルとなっています。

この上にミニLED &量子ドットのDP1というグレードがあるのですが、DP1は値段が大幅に上がるので、この並びで比較対象になることはまずないですね。

画質

今回登場するモデルの中では一番色が濃いように見えます。

良く言えばメリハリがあって、悪く言えばべったとした色合いです。

ほんとのま正面から見た時は、くっきりしていて、色鮮やかで、黒も締まっているので、かなり良いかなぁと思います。

ただ、残念なのが、元の色が濃いだけに斜めから見た時の白っぽさが目立つような気もします。

音質

スピーカーは下向きの35Wで、ツイーターだけ前向きになっています。

まぁ、普通のリビング用テレビっていう感じですね。

アプリ

ソニー同様にandroidTVとなっていますので、対応するアプリはとても多いです。

その他の特徴

首振りスタンド採用となっています。

視野角の狭さを補うという面で役立つかと思います。

スマホ連携はそこそこ得意で、androidスマホならミラーリング可能で、

iPhoneの場合もキャスト対応のアプリならスマホの画面をテレビに映すことができます。

あと、低反射パネルになっており、光の映り込みがわずかに減ります。

ポイント

android TV・VAパネルということで、ソニーに近いスペックとなっています。

まぁ、性能が似ているなら、ソニーを選ぶっていう人が多い状況ですね。

それはシャープもわかっていることで、その分ソニーよりも割安な価格となっています。

ソニーっぽいスペックで、予算を抑えたい場合に候補になるのがシャープっていう雰囲気ですね。

あと、首振りが欲しくて、パナソニックが予算オーバーになる場合もシャープが選ばれます。

ということで、価格の手頃さを求める時に行き着くのがシャープっていう感じになっています。

 

4機種を比較すると

では、ここまでの内容をおさらいするために、私の個人的な意見で、画質・音質にそれぞれ順位をつけていきたいと思います。

画質は・・

1位パナソニック 2位ソニー 3位東芝 4位シャープ

音質は・・

1位東芝 2位パナソニック 3位シャープ 4位ソニー

こんな感じですね

画質に関しては好みで変わると思うのですが、どこから見ても色合いがほぼ変わらないパナソニックを一番高く評価しています。

本当に真正面から見た場合は、VAの方が有利なんですけど、常に正面っていうのはあんまり現実的じゃないかなぁって思うんですよね。

音質も好みではあると思おうのですが、一応出力が高くて前向きスピーカーの東芝を1位にしています。

総合的には実用性の高いパナソニックが1位、見栄えが良くてアプリも多いソニーが2位っていう感じですね。

最後にソニーとシャープの最上位も入れると

ソニーのX95Jを加えて考えるなら、X95Jが1位か、1位タイって感じですね。

ソニー
X95J

X95JはVAパネルでありながらも、視野角の広いXワイドアングルが採用されています。

パッと明るく華やかで、視野角もそれなりにある、とても弱点の少ない画質という感じです。

スピーカーも50Wになり、他社に見劣りしない数値になります。

正直、X90Jは物足りない感じも多いのですが、X95Jはさすがソニーって思います。

最強の液晶テレビって言ってもいいかもしれません。

 

シャープ
DP1

シャープのDP1もソニーに負けないくらい画質が良いです。

ミニLEDが採用されているだけあって、明暗の表現はX95Jより上じゃないかと思います。

現状の4K液晶では最高スペックじゃないでしょうか。

ただ、価格も最強すぎるので、ここまで予算を出すなら有機ELの方がいいんじゃないかと思っちゃいます。

性能の評価は最高クラスですけど、価格のせいでおすすめ度はあんまり高くないです。

今後の価格の推移次第では優先度が上がるかもしれません。

と、このような感じです。

最後までご視聴いただきありがとうございます。

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