オーブンレンジ 買ってはいけないシリーズ

"買ってはいけない"オーブンレンジ・電子レンジはある? パターン別に注意点を紹介!

このブログでは定番になりつつある”買ってはいけない"シリーズ。

今回はオーブンレンジ・電子レンジ編です。

実はオーブンレンジには

「この商品はおすすめし難い・・」みたいなものはないです。

でも、種類がとても多いだけあって、少し紛らわしいものもあるんですね。

そんなわけで、このページでは

オーブンレンジ・電子レンジ選びで注意した方が良いパターン

をいくつか紹介していきたいと思います。

メーカーはどこが良い?

みなさんが最初に気になるのは"メーカー"じゃないでしょうか。

おすすめメーカー

とりあえず有名メーカーの

▶︎パナソニック

▶︎東芝

▶︎シャープ

▶︎日立

この4つがおすすめです。

性能や安心感を考えれば、それ以外のメーカーはできれば避けた方がいいかなぁっていうくらいですね。

予算を抑えるなら

ひとり暮らしなどで予算を抑えたい場合は、上記の4メーカー以外でもOKです。

そういう場合は、あえて挙げるならYAMAZEN・KOIZUMIあたりが無難でしょうか。


 

では次は、具体的なシチュエーション別に注意ポイントを紹介していきます。
 

注意①
ヘルツフリーになっていない

ヘルツフリーというのは・・

東日本・西日本どちらでも使えるという意味です。

ご存知の方も多いかと思いますが、日本は東西で周波数(ヘルツ)が異なります。

東日本が50Hzで、西日本が60Hzですね。

最近の家電はどれもヘルツフリーなので、普段は気にしなくて大丈夫です。

一部、お手頃品に注意

ところが、低価格な単機能レンジの中には、いまだにヘルツフリーになっていないものがあるんです。

単機能レンジっていうのは、温め機能だけで、オーブン機能がない電子レンジのことです。
  

ヘルツフリー対応の例

↑こちらは50Hz専用のモデルとなっています。

あとはニトリとか、ホームセンターの6〜7千円くらいのモデルにもヘルツフリーになっていないレンジがあります。

OKパターン

「いつまで使うかわからないし、とりあえず安く済ませたい」

「引っ越すことは当分ない」

という場合はOKです。
 

NGパターン

「転勤が多くて・・」

「卒業したら引っ越しがあるかも」

こんな場合、東西をまたぐ引っ越しがあると使えなくなってしまいます。

実は私も、転勤に伴って買って半年のレンジを捨てるハメになったことがあります。

勿体無いですよね。

というわけで、

単機能レンジの場合は、ヘルツフリーになっているかチェックすることをおすすめします。
 

注意②
デザインで高価

ここ数年、デザインの良い電子レンジ・オーブンレンジが少しずつ出てきています。

レンジは冷蔵庫の次くらいにキッチンで目立つ家電ですから、デザインももちろん大事です

見た目も性能のうちですから、それに伴って価格が上がるのは納得です。

でも、

「デザインもいい、価格もそれなりにするし、性能も期待できるんじゃないの?」

なんていう誤解をするケースもあるんじゃないかと思います。

有名どころだとこのあたりですかね・・

オーブンレンジ
バルミューダ K04A

デザインや質感は好きな方が多いんじゃないでしょうか。

スッキリシンプルでスタイリッシュですよね。

でも、このスペックだったら他メーカーなら3万円以内で収まるかと思います。

OKパターン

「このデザインが気に入った。性能はそんなに気にしないよ」

「キッチンのアイテムはこの色で統一したいんだよね」

というように、デザイン優先で選ぶならOKです。
 

NGパターン

「良い値段だし、性能もきっとそこそこいいんだろうな」

「せっかくなら時短できたり、便利だったりするといいな」

こんな場合は有名メーカー品の方が良いかと思います。
 

もう一個デザイン重視のモデルを紹介しておきますね。

電子レンジ(温めのみ)
パナソニック NE-FL222

オーブンなしの温めだけで、この価格はやっぱりちょっと高いなぁって感じます。

レトロというか、ビンテージ風というか、デザインは特徴的でかっこいいとは思いますけどね。

せめて東芝みたいに高性能赤外線センサー採用など、スペック面でも納得できるポイントがあるとよかったんですけどね。

参考モデル
東芝 ER-XS23 

↑コチラは高性能赤外線センサー採用ということで、

「オーブンは必要ないけど、便利な温めが使いえたらいいな」

という場合におすすめです。

いずれにしても、デザイン重視のモデルと分かっていて買う分には何にも問題ないです。

でも、「なんかかっこいいし、性能も良さそう」って雰囲気で買ってしまうと、なんか違うってなるかもしれません。
 

注意③
安いようで割高

オーブンレンジ選びで大事な項目として、"赤外線センサー"が使われているかというものがあります。

自動温めの正確さに関係する部分なんですけど、お手頃価格のオーブンレンジには採用されていないケースが多いです。

目安で言うと・・

大体2万円くらいまでは赤外線センサーなし

となることが多いですかね。

関連

赤外線センサーについてはこちらのページで詳しく解説しています。

no image
【2段オーブン・過熱水蒸気って何?】販売員が疑問を解消!?オーブンレンジの選び方

続きを見る

 

例えば、この辺りが赤外線センサーなしに該当します。

赤外線センサーなし
例1 パナソニック NE-FS3B

この価格帯ともなれば、多くのモデルでは赤外線センサー搭載ですが、こちらのモデルは赤外線センサーは非搭載となっています。

センサーは蒸気のみとなっています。

これもスッキリスタイリッシュで、デザイン重視系に入るように思います。

OKパターン

「自動温めは使わない」

「このデザインが気に入ったなぁ」

こんな場合はOKです。

逆に「これくらいの価格ならそれなりの性能はあるだろう」みたいな決め方はNGです。
 

赤外線センサーなし
例 パナソニック NE-MS4B

パナソニックオーブンレンジのド定番シリーズです。

前モデルのNE-MS4Aはスイング赤外線センサー搭載でしたが、新型のNE-MS4Bでは蒸気センサーへとグレードダウンしてしまいました。

部品の調達とか高騰の影響なんですかね・・。

旧型は既に生産終了ですが、記事編集時点ではAmazonで販売があります。

旧型で値段も安くなっていますし、赤外線センサーもあるので残っていればこちらがおすすめです。

 

赤外線センサーなし
例3 東芝 ER-Y60

これも赤外線センサーなしのモデルとなっています。

それでこの価格は、むしろちょっと割高かなぁって思います。
 

代わりのおすすめ品

赤外線センサーあり
東芝 ER-YD70

こちらが東芝の赤外線センサー搭載の中で、一番手頃な価格のモデルとなります。

また、

ER-Y60がホワイト一色なのに対し、

ER-YD70はブラック・ホワイトの2色が用意されています。

ER-YD70 ホワイト

 

 

電子レンジ・オーブンレンジ の大きな注意パターンはこれくらいでしょうか。

まとめ

最後に少しだけおさらいしておきましょう。

▶︎単機能レンジの中にはヘルツフリーに対応していないものもあります。

▶︎最近はデザイン重視のモデルも出てきているので、雰囲気で買うと割高な場合があります。

▶︎自動温めを使う場合は、赤外線センサー付きモデルがおすすめです。

こんな感じですね。

簡単にですが、少しでも参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

▼トップページへ戻る

-オーブンレンジ, 買ってはいけないシリーズ

Copyright© 白物家電ブログ , 2024 All Rights Reserved.