テレビ関連

【最上位有機EL比較】2021年モデルで最強のテレビはどれか店員が解説

春はテレビの買い時シーズンとなっています。

1年で一番価格が下がっている時期ですね。

そんなテレビの買い時シーズンも、いよいよ終盤に差し掛かってきました。

そんなわけで、本日もテレビの解説です。

前回の液晶テレビの上位モデルの紹介に続き、

今回は各社有機elテレビの最上位モデル

を紹介していきたいと思います。

実質的な頂上決戦という感じですね。

ではまず最初に、本日紹介するメーカーとモデルをみていきましょう。

おすすめ順としては・・

1位 パナソニック JZ2000シリーズ

2位 ソニー A90Jシリーズ

3位 東芝 X9400Sシリーズ

4位 シャープ DS1シリーズ

この4モデルを解説していきたいと思います。

▼動画版はこちら

初めに

今回比較するモデルは有機elの最上位モデルです。

画質はどれも非常に綺麗で、甲乙つけ難いものとなっています。

同じ映像を流して比べても、違いがわかったり、わかんなかったりするくらいのちょっとした差なんですけど、

機種選びの参考になるようにあえて細かく比べています。

それに対して、スピーカーの性能はそこそこの差があるので、ここが機種選びの手がかりとなることが多いです。

■注意点

今回紹介するモデルは全て2021年モデルです。

すでに販売終了、もしくは終了間際の商品ばかりです。

在庫切れの際はご容赦ください。

 

ではおすすめ1位から順に紹介していきます。

パナソニック
JZ2000

種類 4K有機EL
サイズ 55・65
倍速 あり
スピーカー
出力
前+上+左右
125W
ネット動画 主要どころ
スマホ連携 苦手

パネルもスピーカーも特別仕様 画質・音質に優れた単体最強モデル

画質

パネル

独自設計・組み立てのダイナミックハイコントラストディスプレイが採用されています。

ちなみにジェイゼット1000はハイコントラストディスプレイなんですけど、さらに放熱性能をアップさせたのがジェイゼット2000になります。

しっかり熱を逃すことで、明るさをアップできると思ってもらえらばokです。

それで、明るさがアップすると、高コントラストな表現ができるようになります。

要するに、明るく映すべき場所をしっかりと明るくできるという感じです。

色合い

また、ヘキサクロマプラスという非常に優秀な色の調節機能も兼ね備えています。

特に黄色からオレンジ系の色が綺麗に出る特徴があり、人の顔も綺麗に見えます。

映像に人物が映ることはとても多いので、この点もJZ2000の評価が高くなるポイントとなっています。

明るさもあって、色も綺麗、コントラストもくっきりで、階調表現もうまいと、画質面では全有機ELでもトップと思える内容です。

実際に各社の最上位モデルを同じチャンネルにして比べると、一番メリハリがあって綺麗に見えるのがJZ2000かと思います。

音質

スピーカーは前向き+上と左右で合計125Wとなっています。

また、センタースピーカーという、セリフ用のスピーカーも備えており、声が聞き取りやすいのも大きな魅力です。

セリフが聞き取りやすいので普段使いにも良いですし、上下のスピーカーを生かした臨場感の表現も得意、さらに音楽も綺麗目で癖のない音という感じでとてもバランスが良い音質です。

実際に売り場で実演すると、お客様の反応が一番良いのがこのJZ2000です。

スピーカー出力的には東芝の142Wには少し及びませんが、音のクリア差ではこちらが上になるかと思います。

アプリ

パナソニックの場合、ネット動画のアプリは決められたものだけ使えるようになっています。

YouTube・Netflix・Amazonプライムビデオ・フールーなど有名どころは一通り対応しています。

ただ、ソニーやシャープなどアンドロイドテレビのモデルよりは対応アプリは少なめになっています。

その他

転倒防止と首振りスタンドが採用されています。

スタンドの台座の中に吸盤が入っており、テレビ台にくっつく構造になっています。

これはパナソニックだけの機能ですね。

あとは首振り機能もついています。

画面を見やすいように角度を変えるだけでなく、掃除や配線接続の際にも便利です。

有機ELで首振りがあるのは、パナソニックとシャープだけなので、これも意外と人気の高い機能となっています。

ポイント

好みや映す映像次第ではありますが、画質・音質ともに現環境最高峰かなと思います。

動画配信アプリこそアンドロイド系には及びませんが、主要どころは抑えているので実質的には十分かと思います。

テレビ単体で使って、一番良さが感じられるのはこのJZ2000じゃないですかね。

実用性が高いモデルだと思います。

新型の話

ちなみに新型のLZ2000が既に発表されています。

パネルの性能がさらにアップし、スピーカー性能もさらに向上と名実ともに最強になる予感がします。

ただし、最近よくある指定価格の商品なので、大きな値下がりはもう期待できないでしょう。

性能を突き詰めるなら新型を待つのもありとは思いますが、今よりも割高感が強くなるんじゃないかと予想しています。

 

ソニー A90J

種類 4K有機EL
サイズ 55・65・83
倍速 あり
スピーカー
出力
前(画面)
60W
ネット動画 豊富
スマホ連携 得意

画面がスピーカーでお馴染みのソニー有機ELトップグレード

画質

パネル

ソニーに関しても、従来のXRオーレッドコントラストから、放熱シートが採用されたXR オーレッドコントラストプロへと進化しています。

これも明るさ向上の役割があり、キラッと感の表現は上手になったように感じます。

色合い

また、新開発の認知特性、XRプロセッサーもたびたび注目されるポイントとなっています。

ポイント

ソニーの説明によれば・・

認知特性プロセッサーxrが、人がどう見ているかを判断し、自然で美しい映像を実現します

という内容になっています。

なんだか難しい説明なんですけど、結果をわかりやすくいうと 色がクッキリした っていう感じです。

ソニーの前モデルに当たるA9Gは色温度高めの、なんというか寒色系の映像だったんですけど、この変な癖がなくなったという印象です。

今でもパナソニックと比べるとややあっさりした色合いという感じですが、この辺は好みというところじゃないかと思います。

音質

ソニーの有機ELといえば、画面から音が出ることでお馴染みですね。

出力自体は60Wとそれほど高くはないのですが、前に向かって音が出るので迫力はあるように感じます。

バランス良い音というよりは、芯のあるクッキリ感重視の音寄りかと思います。

歌で例えるなら楽器の演奏は控えめで、歌声がはっきり聞こえるような感じです。

ソニーの最上位というと、すごく期待したくなる気持ちはあるのですが、やはりそこは60Wスピーカーということで、パナソニックや東芝には及ばないかなぁというのが正直な感想です。

ただ、ソニーはここで終わりではなくて、対応のサウンドバーと連携したり、AVアンプと接続して使ったりできるので、拡張性は高いです。

動画アプリ

A90JはアンドロイドTVをさらに進化させた、GoogleTVという仕組みで動いています。

アプリが多くて、自分の好きなネットコンテンツを探しやすいという感じですね。

ネット動画の需要はどんどん増えているので、いろんなアプリを追加して楽しみたいという方におすすめです。

その他

ソニーは大手メーカーで唯一、グーグルキャストとエアプレイの両方に対応しています。

Androidスマホ・iPhoneのどちらでも、スマホの画面をテレビに映すことができます。

自分で撮った写真なんかをテレビの大きな画面で見れるのは楽しいですね。

ポイント

画質は明るくてあっさり目なので、好みかなぁと思います。

とは言え、有機EL最上位ですからめちゃくちゃ綺麗な中でのちょっとした差ですけどね。

注目は、画面から音が出る仕組みということで、目立ったスピーカーの帯がないデザインとなっています。

▶︎このスッキリスタイリッシュなデザイン

▶︎画面から音が出る仕掛け

▶︎豊富なネット動画アプリが合わさって

最先端のテレビっていう雰囲気があります。

音質部分で言えば、最上位としては少し寂しい性能のようにも感じます。

ただ、逆に考えればサウンドバーやAVアンプと連携することでの伸び代があるとも言えるわけです。

この辺は実用性云々というよりは「ロマンあり」という感じですね。

単体ではパナソニックが優勢と思いますが、機材の揃った環境に組み込むなら最強じゃないかと思います。

新型の話

ちなみに新型は国内未発表ですが、海外向けモデルは発表済みとなっています。

新採用の量子ドット有機ELということで、なんだかすごそうな雰囲気があります。

とは言え、初物ですから、実物を見る前では評価できない状態ですね。

それに、多分めちゃくちゃ値段が高いと予想されるので、それも含めて評価は未知数っていう感じです。

 

東芝 X9400Sシリーズ

種類 4K有機EL
サイズ (48)・55・65
倍速 あり
スピーカー
出力
前+背中
142W※
ネット動画 主要どころ
スマホ連携 苦手

※48インチは使用が異なります
スピーカー出力も低いですし、放熱も入っていません。

タイムシフトと低音の効いたスピーカーが魅力のレグザ最上位グレード

画質

レグザ専用高コントラスト有機ELパネルということで、こちらもしっかり放熱プレートが入っています。(48インチを除く)

また、色調整は64色軸カラーイメージコントロールが採用されており、癖の少ない見やすい画質となっています。

明るさや色合いはバランス型で、パナソニックに近い雰囲気という感じです。

人物の表現はパナソニックよりもほんのわずかに落ち着いた色合いですが、赤からピンク系はこっちの方がクッキリしている印象です。

ただ、2つ並べて見比べないとわからないくらいの差ですね。

音質

現状あるテレビとしては最大の142Wスピーカーが採用されています。

この下の帯状の部分と、背中からも音が出ています。

背中から出た音は 後ろの壁、天井を反射して前に音が届くようになっています。

ただ、2回の反射で音を前に出すのは厳しいようで、音声がややこもって聞こえるケースもあるように思います。

テレビ本体が鳴っているように聞こえるといえばいいですかね。

とは言え、非常にパワフルなスピーカーなので、迫力はありますし、音楽のジリジリ感もない優秀なスピーカーではあると思います。

 

アプリ

パナソニック同様に、対応のアプリだけ使えるという感じです。

有名どころでは、ティーバーやDAZNが非対応ということで、アプリの数は少ない方ですね。

まぁ、この辺はクロームキャストとかAmazonのファイヤーTVスティックを外付けすることで解決できるので、そこまで神経質にならなくてもいいのかもしれません。

その他

なんといっても、東芝の特徴といえばタイムシフトマシンじゃないでしょうか。

外付けのHDDを追加することで、指定したチャンネルを丸ごと自動で録画してくれる機能です。

過去の番組を探して 見れる機能と思ってもらえればOKです。

好きなタイミングで好きな番組を見れる便利さから、このタイムシフト機能はリピーターが多いです。

他のメーカーにはない機能なので、タイムシフトを使いたい場合は東芝一択となります。

 

ポイント

1番の注目ポイントはやはり東芝だけのタイムシフト機能でしょうね。

ちなみに、一つ下のグレードに当たるX8400Kはタイムシフト機能には非対応ですから、タイムシフトするならX9400S一択です。

▶︎画質も申し分なく

▶︎最大級のハイパワーなスピーカーも備えていて

▶︎タイムシフトも対応と

スペック上は最強じゃないかと思います。

ただ、細かく見ていくとパナソニックとかソニーがいい部分も多いので、その辺がおすすめ3位の理由になっています。

新型の話

新型はスピーカー出力が90Wにダウンはするんですけど、ソニーみたいに画面から音が出るようになります。

これでしっかりと音が前に出るようになるはずなので、そこに期待ですね。

あと、ドルビーアトモスにも対応になるので、映画好きの方は嬉しいんじゃないでしょうか。

 

シャープ DS1シリーズ

種類 4K有機EL
サイズ 55・65
倍速 あり
スピーカー
出力

65W
ネット動画 豊富
スマホ連携 そこそこ

お手頃価格のハイグレード有機EL

画質

パネル

S-ブライトパネル採用で、こちらもしっかり放熱パネルが入っています。

前モデルのCQ1に比べると、明るく艶感のある映像になったように思います。

色合い

色制御はスパークリングドライブプラスで、諧調表現もよく際立った映像という雰囲気ですね。

色合いとしては、今回紹介する中では、ほんのわずかですが一番色が濃いように見えます。

映像によってそれがよく働いたりもしますし、ちょっと違和感があったりという感じですね。

音質

下向きスピーカーメインで65Wと、今回紹介のモデルの中では一番地味な性能となっています。

とはいえ、普及モデルのスピーカーが20から30W程度のものが多いことを考えれば十分優秀と言えるかと思います。

映画とか音楽を楽しむっていうのには少し物足りない気もしますが、普段使いには十分な性能っていう感じですね。

動画アプリ

アンドロイドテレビが採用されており、非常に多くの動画アプリに対応しています。

ネット動画の検索や文字入力のカーソル移動が他社に比べてちょっと遅いように感じますが、実用の範囲内ではないかと思います。

その他

パナソニック同様に、このDS1シリーズも首振りスタンドが採用されています。

ワイドリビングでも、自分のいる方に画面を向けられるので、根強い人気があります。

ポイント

今回紹介する中では 特別インパクトのあるような機能っていうのがなくて順位としては低くしています。

とはいえ・・

▶︎放熱プレートもしっかり入ってますし

▶︎スピーカーもそこそこ

▶︎アプリも豊富と

最上位に見あった構成にはなっています。

それでいて価格は他社の2番手有機ELと同じ程度になっていることも多いので、お得感は強いですね。

個人的にはA80JとかX8400Kよりはこちらの方が画質は上だと思いますし、JZ1000よりもこっちの方が音がいいと感じます。

というわけで、派手さはないけど、手が届きやすい価格で性能も十分良いモデルという印象です。

 

主な性能を比較

それでは最後に、簡単にこれまでのおさらいを兼ねて、各モデルの主要スペックを比較していきましょう。

画質

今回紹介したモデルは全て放熱の構造が組み込まれており、従来の有機ELよりも明るく、色が綺麗です。

性能はほぼ横並びなのですが、私はバランス良い映像が好みなので、パナソニック、東芝が綺麗に見えます。

あと、放熱プレートをいち早く導入して、改良してきたという点もパナソニックの画質が良いと判断する根拠になっています。

画質の差は少しだけ

ただし、差はわずかなので、気に入ったモデルで選ぶのが良いんじゃないかと思います。

例えば、なんとなくソニーが良さそう みたいに考えているお客様は結構多いんですけど、そういう直感的な気持ちを優先して選んで問題ないくらいの違いです。

 

音質

スピーカーの出力で比較すると東芝がトップでソニーが最下位なんですけど、

実際に聴き比べてもらった時のお客様の反応がいい順としては

1位 パナソニック JZ2000

2位 東芝 X9400S

3位 ソニー A90J

4位 シャープ DS1

こんな感じですかね。

やっぱり何か際立っているよりもバランス良い方が多くの方に好まれるように思います。

アプリ

▶︎ソニーとシャープはAndroid系で豊富なアプリに対応

▶︎パナソニックと東芝は対応のアプリだけ

例えばYouTubeやネットフリックス・プライムビデオ・フールーあたりのメジャー動画配信サービスはどのメーカーでも対応しています。

そこからさらに「いろんなアプリを探して楽しみたいか」っていうところで、Android系が良いのか、そうじゃなくてもいいのかを決める感じになります。

総合的には

画質・音質の両方に優れ、転倒防止・首振りスタンドなど便利さも兼ね備えたパナソニックが1位

画面から音が出る仕組みと、それを生かしたスッキリスタイリッシュなデザインで雰囲気の良いソニーが2位

総合力が高く、タイムシフトも対応の東芝が3位

十分ハイスペックだけど、この中だと地味な印象になるシャープが4位っていう感じになります。

価格も考慮するとシャープが一番お得で、パナソニックと東芝もかなり値下がりしていて買い時かなぁって思います。

ソニーが一番値崩れしなくて、スペックの割にはちょっと高いなぁって思うんですけど、まぁそれがブランド力なのかなぁって思います。

最後に

各社有機ELのトップグレード同士を比べてみました。

どのメーカーにも良い部分があり、総合的な満足度はかなり高いはずです。

新品在庫を探すのは難しいモデルもありますが、少しでも参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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