パナソニックのドラム式洗濯機の違い・選び方を紹介!!
ドラム式洗濯機といえばやっぱり代表はパナソニックでしょうか。
そんなパナソニックですが、
ドラム式洗濯機の種類が多い
ということで、「どれを選ぶのがいいの?」なんてお悩みの方も多いのではないのでしょうか。
そこで本日は
パナソニックのドラム式洗濯機の違いと選び方
についてお話していきたいと思います。
スポンサーリンク
パナソニックの人気の理由は・・
まずはパナソニックの人気の理由に簡単に触れておきたいと思います。
人気の理由
▶︎現在の斜めドラムと呼ばれる格好の洗濯機を最初に発売したのはパナソニック
▶︎ヒートポンプという省エネ乾燥を最初に取り入れたのもパナソニック
つまり、ドラム式洗濯機の基本的な部分はパナソニックがベースになっているといっても過言ではないんです。
さらに
▶︎温水洗浄
▶︎液体洗剤自動投入
など、ユーザーからの希望の声が多い機能を率先して採用もしてきました。
種類は大きく分けて2つ
次はドラム式の種類についてです。
パナソニックのドラム式には大きく分けて・・
①レギュラードラム
②キューブル
この2つのシリーズがあります。
①レギュラードラム
みなさんが想像するのはこういうデザインじゃないでしょうか。
▶︎省エネなヒートポンプ乾燥搭載
▶︎洗濯・乾燥容量も多め
という特徴があり、どちらかというと性能重視のシリーズとなっています。
②キューブル
直線的なデザインでカッコイイですよね。最近多い、シンプルモダンやヴィンテージインテリアにも合わせやすい雰囲気となっています。
▶︎乾燥は換気が必要な空冷式
▶︎容量もやや少なめ
ということで、どちらかというとデザイン重視の内容となっています。
レギュラードラムの違い
レギュラードラムには4つのモデルが用意されています。
主な違いはこんなところにあります。
VX900B | VX800B | VX700B | VX300B | |
普段の洗浄力 | ◎ 泡洗浄W | ◎ 泡洗浄W | ◎ 泡洗浄W | ◯ 泡洗浄 |
温水洗浄 | あり | あり | なし | なし |
液体洗剤自動投入 | あり | あり | なし | なし |
こんな風に
①温水洗浄&液体洗剤自動投入ありのグループ
と
②温水・洗剤自動投入なしグループ
に分けることができます。
それぞれ簡単にお話しておきますと・・
温水洗浄
毎日お洗濯していても少しずつ残ってしまいがちな皮脂汚れ対策や、衣替え前後のしっかりお洗濯におすすめの機能です。
毎回使うというよりは、
▶︎週に1回など定期的に使って汚れの沈着を防ぐ
▶︎汚れが多い、しっかり洗いたいなどいざという時に
使っていただくコースです。
液体洗剤・柔軟剤自動投入
洗濯機の本体にタンクを内臓していて、洗剤と柔軟剤をまとめて入れておくことができます。
洗濯のたびに自動で適量を投入してくれる便利な機能です。
「液だれちゃって、洗剤の容器がベタベタする・・」なんていうことありますよね。
自動投入なら、パックに入った洗剤を丸ごと1パックタンクに貯めておけて便利ですよ。
タンクは取り外して洗うこともできますから、しっかりと清潔に保てるようになっています。
▶︎いざという時の温水洗浄
▶︎便利な液体洗剤自動投入
この2つの機能があったらいいなぁという場合は、VX900AかVX800Aの上位2グレードに候補が絞れちゃいますね。
そこまでじゃなくてもOKという場合はVX700AとVX300Aが候補になります。
それじゃあ次は上位2グレードでの比較をしてみましょう。
NA-VX900B
普段の洗浄力 | ◎ 泡洗浄W |
温水洗浄 | あり |
液体洗剤自動 | あり |
ナノイーX | あり |
カラータッチパネル | あり |
スマホで洗濯 | あり |
パナソニックドラムの最上位グレードがこちらです。
▶︎普段のお洗濯は"泡洗浄W"でしっかり
▶︎いざという時には"温水洗浄"も
と、洗濯機能はもちろん万全です。
VX900Bの特徴
▶︎衣類の花粉対策や洗濯槽を清潔に保つ役割のあるナノイーX
▶︎画面を見ながら操作で使いやすいカラータッチパネル
▶︎洗剤自動投入を生かしたスマホで洗濯
これらの機能が備わっています。
ナノイーXはパナソニック独自の除菌・消臭効果が期待できるイオンで、衣類の花粉対策コースも用意されています。
また、洗濯槽の清潔性キープにもナノイーXが活躍するんです。
さらに、このVX900Aは使い勝手もいいんです。
カラータッチパネル搭載ですから、画面の案内通りに操作するだけと簡単なんですね。スマホに慣れている方なら違和感なく使っていただけると思います。
加えて、このモデルはスマホアプリを使って洗濯コースを設定したり、外出先からも洗濯スタートができるんです。(要Wi-Fi環境)
これは洗剤がタンクに入っているからこそできることですよね。
忙しい朝の時間に洗濯機の予約なんて面倒ですよね。
でも、スマホがあれば
▶︎休憩中の手が空いた時に洗濯の設定をしたり
▶︎帰りの時間がわかった時に合わせて洗濯スタート なんていう風に使うことができるわけなんです。
NA-VX900Bのポイント
「せっかくだからいいものを・・」
「普通の洗濯コース以外も使いたい」
「外出先からのスイッチオンは便利そう」
あとは、「ドラム式って難しそう、使いこなせるかしら・・」っていう方にもおすすめです。
カラータッチパネル搭載で画面の表示どおりにタッチするだけですから、直感的に使うことができますよ。
というわけで、総合力ナンバーワンはやっぱりVX900Bかと思います。
NA-VX800B
普段の洗浄力 | ◎ 泡洗浄W |
温水洗浄 | あり |
液体洗剤自動 | あり |
ナノイーX | なし |
カラータッチパネル | なし |
スマホで洗濯 | なし |
ナノイーXやスマホ連携こそはないものの
▶︎泡洗浄W
▶︎温水洗浄
▶︎液体洗剤自動投入 はしっかり搭載されています。
運転時間や使用水量・省エネ性能などもVX900Bと同じなんですね。
つまり、基本性能は十分に高いモデルなんです。
ちなみにこちらはボタン操作+液晶ディスプレイ表示となっています。
バックライト付きの大きなディスプレイで、上位モデルっていう雰囲気がありますよね。
NA-VX800Bのポイント
「スマホ連携じゃなくてもいいかな」
「操作は慣れれば覚えられそうだから、普通のボタン操作でいいかも」
「頑固汚れも多いから、温水洗浄は欲しいなぁ」
こんな場合はVX800Bがおすすめです。
基本性能は十分高いわけですし、今では高級機には標準的な機能となった温水洗浄もしっかり搭載されています。
特別なことを求めない限りは十分な性能と思っていただいてOKです。
NA-VX700B
普段の洗浄力 | ◎ 泡洗浄W |
温水洗浄 | なし |
液体洗剤自動 | なし |
ナノイーX | なし |
カラータッチパネル | なし |
スマホで洗濯 | なし |
泡洗浄W搭載で、普段のお洗濯はこれで十分という性能です。
目立った特徴こそはありませんが
▶︎省エネヒートポンプ乾燥
▶︎洗濯槽自動洗浄
など基本機能は一通り揃った内容となっています。
VX900B・VX800Bが洗濯〜乾燥で約98分とドラム式トップクラスのスピードなのに対し、こちらは114分と少し時間が多く必要になります。
とはいえ、それでも十分早い部類に入りますけどね。
ちなみにこちらもVX800Bと同じく、バックライト付きのディスプレイ液晶搭載となっています。
NA-VX700Aのポイント
普通の高性能洗濯機という雰囲気のモデルですね。
「普通の洗濯と乾燥くらいしか使わない」
「洗濯〜乾燥時間の約15分の差はそれほど気にならない」
「汚れが多い時はつけ置きするから温水まではいいかな」
そんな時にはVX700Bがおすすめとなります。
NA-VX300B
普段の洗浄力 | ◯ 泡洗浄 |
温水洗浄 | なし |
液体洗剤自動 | なし |
ナノイーX | なし |
カラータッチパネル | なし |
スマホで洗濯 | なし |
ここまでくるとついに泡洗浄Wもなくなって、普通の泡洗浄だけになってしまいます。
▶︎省エネなヒートポンプ乾燥
▶︎洗濯槽自動洗浄
といったドラム式洗濯機ならではの良さは残っています。
レギュラードラムでは唯一、お風呂の残り湯組み上げ機能がついていないのでご注意ください。
また、このモデルでは昔ながらのランプが光る操作パネルとなっています。
気にしない人も多いと思いますが、個人的には文字がたくさん並んでいる感じがしておしゃれさは薄れてしまう感じがします。
NA-VX300Bのポイント
ヒートポンプ乾燥搭載で、乾燥容量も6kgですから、
「乾燥性能はしっかりしたもので、なるべく予算は抑えたいなぁ」
っていう方にはおすすめです。
とはいえ、よほど価格が他のメーカーよりも安いというシチュエーションでもない限り、あえて選ぶ理由があるようなモデルでもないかと思います。
まぁ、泡洗浄だけだと特別汚れ落ちが悪いというわけではないんですけど。
レギュラードラムまとめ
この2つは近年の大きなトレンドですので、この先広く普及するかもしれません。
そういう意味ではやっぱりVX900B・VX800Bがおすすめです。
逆にそういった流行りものは気にしないということなならVX700Bでも十分な性能と言えそうです。
ということで、できれば700以上のシリーズを選んでいただくのがいいかなぁと思います。
キューブルの違い
次はおしゃれなデザインが特徴のキューブルシリーズについて紹介していきます。
キューブルの特徴
キューブルはどれも
▶︎空冷式ヒーター乾燥
▶︎乾燥容量もレギュラータイプより少ない
といった内容となっています。
とはいえ、デザインも性能のうちですから
「こっちの方がカッコよくて好き!」
「うちにはこのデザインの方が馴染みがいいでしょ!」
なんていう場合にはキューブルがおすすめです。
キューブルは
▶︎デザイン違いで2機種
▶︎容量違いで1機種
の、合計3モデルがラインナップされています。
VG2500 | VG1500 | VX750 | |
普段の洗浄力 | ◎ 泡洗浄W | ◎ 泡洗浄W | ◎ 泡洗浄W |
温水洗浄 | あり | あり | あり |
液体洗剤自動投入 | あり | あり | なし |
容量(洗濯/乾燥) | 10/5 | 10/5 | 7/3.5 |
NA-VG2500
普段の洗浄力 | ◎ 泡洗浄W |
温水洗浄 | あり |
液体洗剤自動 | あり |
ナノイーX | あり |
カラータッチパネル | なし |
スマホで洗濯 | あり |
泡洗浄Wに温水洗浄・液体洗剤自動投入、さらにはスマホ連携まで搭載しています。
乾燥機能はレギュラードラムが有利ですが、洗濯だけなら遜色ない内容ですね。
キューブル最上位モデルのVG2400はステンレスデザイン&静電タッチパネルが特徴となっています。
近未来っぽい感じもしつつ、アンティークっぽい感じもしつつと、いろいろなインテリアに合わせやすそうなデザインですね。
それでいて特別感もあって、スタイリッシュでと
「性能も大事だけどデザインもおしゃれな洗濯機が欲しい!!」
という方にぴったりの1台となっています。
操作部分はライトで浮き出るタッチキー方式となっています。
その時に操作可能なボタンだけ表示されるので、ボタンがずらっと並んでいるよりもわかりやすいんじゃないかと思います。
消灯している時にすっきりした見た目になるのも良い点ですね。
NA-VG2500のポイント
▶︎他にはないデザイン
▶︎洗濯性能もトップクラス
ということでおしゃれな洗濯機を探している方におすすめのモデルとなっています。
また、レギュラードラムよりも本体の奥行きが少ないので、すっきりと設置できるメリットもあります。
色合いが違っても良い場合は次のVG1500でも性能は同じなのでチェックして見てください。
NA-VG1500
普段の洗浄力 | ◎ 泡洗浄W |
温水洗浄 | あり |
液体洗剤自動 | あり |
ナノイーX | あり |
カラータッチパネル | なし |
スマホで洗濯 | あり |
性能はNA-VG2500と同じです。
すっきりしたホワイト系のカラーがお好みの方はこちらを選んでいただけばOKです。
NA-VG750
普段の洗浄力 | ◎ 泡洗浄W |
温水洗浄 | あり |
液体洗剤自動 | なし |
ナノイーX | なし |
カラータッチパネル | なし |
スマホで洗濯 | なし |
洗濯7kg・乾燥3.5kgまでと、ドラム式としては容量少なめのモデルとなっています。
新婚さん向けといった雰囲気ですね。
液体洗剤自動投入やスマホ連携はなくなってはしまいますが、泡洗浄Wと温水機能はしっかりと搭載しています。
容量にしても機能にしてもこれくらいで十分という方も多いのではないかと思います。
「キューブルのこのデザインは外せない!」という時に候補になるモデルになるでしょうか。
キューブルまとめ
洗濯性能は十分高いものの、乾燥はレギュラードラム有利の内容となっています。
そんなわけでやっぱり決め手になるのはデザインですね。
この直線的でキューブっぽいデザインが好みであれば十分におすすめできる内容となっています。
まとめ
以上、パナソニックのドラム式洗濯機の違いを紹介してきました。
いい意味で無難に選ぶならレギュラードラムがおすすめですが、キューブルのデザインも捨てがたいという方もいるんじゃないかと思います。
キューブルでも洗濯性能は十分なので、あとは乾燥を重視するかデザインを重視するかが分かれ道となるでしょうね。
個人的には同じくらいの価格帯だったらレギュラードラムを買った方がお得な感じはします。
ちなみに他のメーカーを含めたとしても、「ドラム式で一番いい洗濯機ってどれ?」って聞かれたらVX900Bって答えますね。
それくらいバンランスがよく、大事なポイントも抑えたおすすめできるモデルだと思っています。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
少しでも参考になれば嬉しいです。