洗濯機

【2021年11月発売】パナソニックの新型ドラム式洗濯機は久々のフルモデルチェンジ

ドラム式洗濯機では、最も注目度の高いメーカーのパナソニック。

そのパナソニックから、新型の2021年→2022年モデルが発表となりました。

新型のラインナップは4モデルとなっています。

新型4モデル

NA-LX129A

NA-LX127A

NA-LX125A

NA-LX113A

発売日は、いずれも2021年11月上旬の予定です。

パナソニックのドラム式としては、久々のフルモデルチェンジですね。

型番の付け方もちょっと変わっています。

というわけで、このページでは・・

 

▶︎進化したポイント

▶︎機種ごとの違い

▶︎メリット・デメリット

▶︎注意点

などを中心に、新型ドラム式洗濯機について解説していきたいと思います。

ドラム式洗濯機の基礎知識

ドラム式洗濯機の特徴や選び方のポイントはこちらのページで解説しています。

【店員おすすめベスト3】洗濯機はどれを買ったらいい?縦型・ドラム式おすすめベスト3

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進化したポイント

まず最初に、どんなところが変わったのか見ていきましょう。

洗濯機能

スゴ落ち泡洗浄

▶︎対応モデル LX129 LX127 LX125 LX113

パナソニックといえば、洗剤をしっかりと泡立てることで効果を高める"泡洗浄"でお馴染みですね。

新型モデルではこの泡洗浄がさらに進化し、"スゴ落ち泡洗浄"となっています。

スゴ落ち泡洗浄は・・

従来モデルに比べ

▶︎しっかり素早く泡立てる

▶︎泡立った洗剤液を勢いよく衣類にかけ、浸透させる

▶︎衣類の動きを増やし洗剤を全体に浸透させる

というふうにパワーアップしています。

泡立てる→洗剤液をかける→しっかり回す。という行程は従来モデルと同様で、それぞれの行程がちょっとずつ効率アップした感じですね。

全面改定ではなく、リニューアルっていう印象です。

4モデルとも同じ洗浄方法

昨年モデルでは「上位3モデルまでが"泡洗浄W"で、4番手は"泡洗浄"と、洗浄力に差がついていたいました。

それに対して、今年のモデルは「4モデル全てスゴ落ち洗浄」採用と、下位グレードまで一番良い洗浄方法が採用されています。

 

従来サイズで12kg洗濯

▶︎対応モデル LX129 LX127 LX125

パナソニックのドラム式は初となる、洗濯容量12kg対応モデルが登場となりました。

他のメーカーも含めれば、これまでにも12kg容量のものはありましたが、本体のサイズが大きめのものばかりでした。

それに対して、パナソニックは従来とほとんど変わらないボディサイズで大容量を実現しています。
 

乾燥機能

はやふわ乾燥


▶︎はやふわ乾燥対応 全モデル
▶︎洗濯〜乾燥98分対応 LX129 LX127

パナソニックでは、電気代が安く、衣類の縮みも少ない"ヒートポンプ"乾燥が採用されています。

従来モデルと比べ、洗濯容量が1kg増えているにも関わらず洗濯〜乾燥にかかる時間は従来通りの98分となっています。

LX129・LX125には
ふんわり感も残しつつ、衣類のシワを抑える"ふんわりジェット乾燥"機能が

LX125・LX113には
"ジェット乾燥"機能が採用されています。
 

便利機能

トリプル自動投入

▶︎対応モデル LX129 LX127 

人気機能である、液体洗剤・柔軟剤自動投入がパワーアップしました。

これまでは、洗剤1種類・柔軟剤1種類が自動投入に対応していました。

そのため、おしゃれ着用の洗剤を使う時は毎回手動で洗剤を入れる必要があったんですね。

新型モデルでは、洗剤を入れておくタンクが2つになったため、おしゃれ着よう洗剤も自動投入OKになったんです。

 

ここまでのポイント

新型モデルは・・

▶︎大容量 12kg洗濯モデルあり

▶︎洗浄・乾燥もリニューアル

▶︎上位モデルはトリプル自動投入

このように進化しています。

 

パナソニックのメリット・デメリット

新型の見所の紹介が終わったところで、簡単にパナソニックのドラム式のいいとこ・悪いところを紹介しておきたいと思います。

⭕️バランス良い性能

洗浄・乾燥・便利さ、どこをとってもハイレベルで、まさにドラム式の主役という感じのスペックです。

今年は大容量モデルも加わり、性能面でだけで言うなら大きな弱点はないかなぁって思います。

⭕️実績があり安心

ヒートポンプ乾燥・洗剤自動投入・温水洗浄など、今では採用されることの多い機能も、最初はパナソニックなんですよね。

常にドラム式洗濯機をリードしてきた工夫と、その実績があるのはパナソニックかと思います。
 

❌価格は下がりにくい

人気・シェアが高いだけあって、他のメーカーに比べると値下がりしにくい印象があります。

特に今年は統一価格のモデルもあり、価格面では不利な傾向になりそうと予想しています。

統一価格については次のパートで説明します。

 

注意点
統一価格

最近のパナソニック商品の一部には

全家電店で同じ価格設定

の商品があります。

どの家電量販店でも同じ価格で設定されていて、値引きも一切できないようになっています。

パナソニックの全ての商品というわけではありません。

洗濯機の場合に該当するのは・・
▶︎NA-LX129
▶︎NA-LX127

この2モデルが該当します。

私も詳しくないですが、そういう契約みたいですね。

まぁ、家電店は競争が激しいので、利益がなくても、なんなら赤字でも販売しちゃうことが多いです。

そういったアンバランスというか、異常事態を改善しようとする動きがあるわけです。

値下がりはある

価格交渉による値引きはありませんが、日付の経過による値下がりはあります。

発売から完売まで、ずっと同じ価格で販売するということではないんですね。

他メーカーの価格の動きに合わせて、ちゃんと少しずつは安くなっていきます。

とはいえ、やっぱり割高傾向になることは予想されます。

ポイントが付く場合は・・

ちなみにポイントが付くお店の場合は、ポイント分が価格に加算されるようになっています。

ですから、ポイントの有り無しでも差がつくことはありません。

どこで買っても平等な価格設定になっています。

モデル別解説

それでは次は、モデルごとにもう少し詳しくみていきましょう。

性能が高い順に紹介していきます。

LX129A

最上位モデル
NA-LX129

容量(洗濯/洗濯~乾燥) 12/6 kg
使用水量(洗濯/洗濯~乾燥) 83/55 L
運転時間(洗濯/洗濯~乾燥) 32/98 分
運転音(洗い/脱水/乾燥) 32/41/46 dB
乾燥方式 ヒートポンプ
トリプル自動投入
温水洗浄
ナノイーX
風呂水ポンプ
スマホ連携/カラータッチパネル ○/○

ポイント

  • 洗浄方法リニューアル&温水あり
  • 大容量でも洗濯~乾燥98分
  • トリプル自動投入など便利機能も充実

洗濯~乾燥

パナソニックの売りである

▶︎温水洗浄

▶︎スピード乾燥

はそのままに、大容量洗濯12kgにも対応した最上位モデルがこちらです。

今回は久々のフルモデルチェンジということもあり、洗い方もリニューアルされています。

便利機能も充実

液体洗剤2種類に対応の"トリプル自動投入"は、他メーカーにはない新機能となっています。

また、

▶︎操作がわかりやすい"カラータッチパネル"

▶︎衣類にも・洗濯槽にも清潔維持に役立つ"ナノイーX"

▶︎スマホ連携

など、注目の機能は全部入ってる感じですね。

ナノイーXは衣類の花粉対策・消臭・除菌効果が見込め、洗濯槽の清潔維持にも役立ちます。

また、スマホアプリに対応しており、外出先からの洗濯スタートにも対応しています。

家に帰る頃に仕上がるように予約すれば、乾燥後の置きジワを抑制することができるんです。
 

トータルすると・・

前年モデルのVX900Bの時から総合的にはトップ性能という感じでしたが、容量だけは他社が有利な面もありました。

それが今年は大容量洗濯に対応、パナソニックだけのトリプル自動投入も加わり、名実ともに最強スペックになったなぁという印象です。

予算が許すのであれば、間違いのない1台かと思います。
 

LX127A

2番手温水ありグレード
NA-LX127A

容量(洗濯/洗濯~乾燥) 12/6 kg
使用水量(洗濯/洗濯~乾燥) 83/55 L
運転時間(洗濯/洗濯~乾燥) 32/98 分
運転音(洗い/脱水/乾燥) 32/41/46 dB
乾燥方式 ヒートポンプ
トリプル自動投入
温水洗浄
ナノイーX
スマホ連携/カラータッチパネル ○/ー
風呂水ポンプ
備考 全家電店統一価格

ポイント

  • 最上位に迫るスペック
  • 洗濯・乾燥はこちらもトップ性能
  • 特別感のある機能はやや減少

洗濯~乾燥

▶︎スゴ落ち泡洗浄(NEW)あり&12kg洗濯OK

▶︎温水洗浄機能あり

▶︎スピード洗濯乾燥98分

と、洗濯~乾燥に関してはLX129Aと同等の性能を持っています。

2番手モデルとはいえ、基本の部分は抜かりのない内容となっています。

 

便利機能はやや減

トリプル自動投入・スマホ連携は搭載されていますが、ナノイーXとカラータッチパネルがなくなっています。

上位のLX129Aにするかどうかの分かれ目で、ここが悩みどころとなるかもしれません。

「洗浄力や乾燥力には直接関係ない機能だからなくても・・」って割り切るか、「せっかくだからより便利な方が・・」ってするかですね。

 

トータルすると・・

便利機能こそやや減るものの、基本性能は変わらずトップ性能となっています。

LX129Aとの一番の大きな違いはカラータッチパネルになるでしょうか。

操作方法だけでなく、デザインも変わるため、LX129Aの方が高級感・特別感がある雰囲気です。

そこまでを求めないならこちらのLX127Aで良いかと思います。

例年の流れで行くと、発売序盤から中盤くらいまではこちらの方が売れ行きがいい印象があります。

販売終了間際になると、値段の下がり具合次第で最上を選ぶ方が増える感じですね。

 

LX125A

自動投入なし・温水なしのスタンダード
LX125A

容量(洗濯/洗濯~乾燥) 12/6 kg
使用水量(洗濯/洗濯~乾燥) 83/55 L
運転時間(洗濯/洗濯~乾燥) 32/119 分
運転音(洗い/脱水/乾燥) 32/42/46 dB
乾燥方式 ヒートポンプ
自動投入
温水洗浄
ナノイーX
スマホ連携/カラータッチパネル ー/ー
風呂水ポンプ

ポイント

  • 温水・自動投入なし
  • 洗濯・乾燥は十分優秀
  • 便利機能も少なめ

洗濯~乾燥

▶︎スゴ落ち泡洗浄(NEW)あり&12kg洗濯OK

▶︎温水洗浄機能なし

▶︎洗濯乾燥時間は119分に

上位2モデルには及ばないものの、洗濯・乾燥は十分ハイレベルな内容となっています。

ただ、温水洗浄は今のトレンドなので、ないのはちょっと寂しい感じはします。
 

便利機能はやや減

こちらのLX125Aからは、洗剤自動投入機能はありません。

これも今のトレンド機能なので、ないのは少し物足りないような気もします。

あと、このモデルからは風呂水ポンプが非搭載となっています。

お風呂の残り湯を使っていた・使いたい方は注意してください。
 

トータルすると・・

全体的にはハイレベルと言えるモデルですが、とりわけ"ここ"っていう特徴にも乏しいモデルという印象です。

5年くらい前のハイスペックモデルを思い出すような構成ですね。

もちろん悪くはないというか、かなりいい目の性能なんですけど、決め手には欠けるかも・・って思います。

LX127Aとの価格差次第で評価が変わってくると予想しています。

LX113A

シンプルドラム
NA-LX113A

容量(洗濯/洗濯~乾燥) 12/6 kg
使用水量(洗濯/洗濯~乾燥) 83/55 L
運転時間(洗濯/洗濯~乾燥) 32/119 分
運転音(洗い/脱水/乾燥) 32/42/46 dB
乾燥方式 ヒートポンプ
自動投入
温水洗浄
ナノイーX
スマホ連携/カラータッチパネル ー/ー
風呂水ポンプ

ポイント

  • 温水・自動投入なし
  • 洗濯・乾燥は標準的
  • 便利機能も少なめ

洗濯~乾燥

▶︎スゴ落ち泡洗浄(NEW)あり

▶︎温水洗浄機能なし

▶︎洗濯乾燥時間は119分に

こちらは洗濯容量11kgモデルとなっています。

ドラム式では一番下のグレードだけあってシンプルな内容ですが、しっかりとスゴ落ち泡洗浄は採用されています。

洗濯~乾燥119分も他メーカーと比べれば早い方ですね。
  

便利機能はやや減

こちらも、

▶︎洗剤自動投入機能なし

▶︎風呂水ポンプなし

といった内容になっています。 

トータルすると・・

上位モデルに比べると洗濯容量が1kg減るのですが、多くの方は影響は受けないかなぁと思います。

11kgでも十分な容量ですからね。

ちなみに4人家族で2日間洗濯物を貯めるとちょうど12kgになります。

これくらいの分量で洗うことが多いなら、LX125Aが良いかと思います。

それ以外は特にデメリットというほどの部分はないのですが、他社と差別化する要素も少ない印象です。

これも価格の動向次第かなぁと思っています。

他社のヒートポンプ式のシンプルモデルと近い価格で推移すれば、スゴ落ち泡洗浄がついている分有利になるんじゃないでしょうか。
 

まとめ

最後に簡単におさらいしておきたいと思います。

▶︎今年は久々のフルモデルチェンジ

▶︎洗い方がリニューアル強化

▶︎注目は12kg洗濯とトリプル自動投入

▶︎LX129AとLX127Aは全家電店統一価格

▶︎LX129Aは名実ともに最高スペック

▶︎パナソニックらしい魅力が入っているのはLX127Aまで

▶︎その他のモデルは価格の動向次第

こんな感じです。

簡単にですが、少しでも参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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