「パナソニックにはどんな機種があるの?」
縦型洗濯機の機種と選び方のポイントを解説!
何かと悩むポイントが多い洗濯機選び。
メーカーが決まっても、次は


などまだまだ悩みは尽きませんね。
実はパナソニックはインバーター縦型だけでも11モデルもあるんです。
結構多いですよね。
そこで今回はパナソニックのインバーター搭載縦型洗濯機を全機種紹介します。
登場するのは・・
乾燥無しモデルの
→NA-FAシリーズ
→NA-JFA型
乾燥付きモデルの
→NA−FD型
→NA-FWシリーズ
です。
このページの内容
▼パナソニックって何がいいんだっけ?という場合 続きを見る
おすすめ品総合ページ
【店員おすすめベスト3】洗濯機はどれを買ったらいい?縦型・ドラム式おすすめベスト3
▼日立もきになるという場合 続きを見る
日立のラインナップ紹介
【ビートウォッシュ】日立縦型洗濯機のラインナップと解説
ステップ1
乾燥機能無しor有り
まず最初は乾燥機能をつけるか・つけないかを選ぶとスムーズです。
●浴室乾燥機能がある
●除湿器で乾かす
●十分な部屋干しスペースが確保できる
こんな場合は乾燥なしモデルを選ぶ方が多いです。
逆に
●花粉の時期は外に干せない・・
●雨続きだと困るなぁ
こんな場合は乾燥付きがおすすめです。
ヒーター乾燥無し
NA-FA/JFAで始まる型番は乾燥機能がありません。

脱水の一種と思っていただければOKです。
ヒーター乾燥有り
こちらは洗濯乾燥機です。
NA-FD/FWで始まる型番が該当し、熱風による乾燥機能を搭載しています。
今回は両方の機種を紹介していきます。
ステップ2
容量を選ぶ
乾燥ありかなしかが決まったら次は容量選びです。
大人1人の1日分の洗濯ものの量は約1.5kgでしたね。
ということで、4人家族なら6kgの洗濯物が出ることになります。
また、2人暮らしだとしても、2日に1度のお洗濯なら同じく6kgという計算になります。

また、乾燥ありを選ぶ場合には洗濯容量ではなく、乾燥容量が足りているかをチェックすることが重要です。
ココがポイント
乾燥付きモデルを選ぶ場合・・
例えば洗濯容量が8kgのモデルの乾燥容量は4.5kgまでとなります。
洗える量の半分くらいしか乾燥できないんですね。
ですから、洗った分をそのまままとめて乾燥したい場合には、洗濯容量ではなく、乾燥容量をチェックしてください。
ステップ3
スペースの確認
いくら大き目の容量が人気でも、スペースに収まらなければ使うことはできませんよね。
パナソニックで主に採用されているのはボディ幅55.4cmとなっており、他のメーカーよりもほんの少しスリムになっています。
また、一部これよりも大きかったり、小さかったりするモデルもあります。
スペック表に本体サイズも記載しておきますので合わせてチェックして見てください。

2槽式ようの防水パンでもない限りは奥行きは問題になることはほぼないですね。やっぱり問題は幅です。
洗濯機が設置できるかのスペースのチェック方法はこちらのページで紹介しています。
ここまでが大まかな種類の決め方になります。
あとは悩んだ時に決めるためのポイントを機種ごとにまとめていきます。
乾燥無しモデル
乾燥なしラインナップ
乾燥なしのモデルは
・7kg
・8kg(レギュラー)
・8kg(特別)
・9kg
・10kg
・12kg
このように6種類もラインナップされています。
乾燥なしのポイント
- NA-FA・JFAから始まる型番は乾燥なし
- 容量は7〜12kg
- 浴室乾燥や部屋干しスペースがある場合におすすめ
- 12kgタイプのみ温水洗浄機能あり
- 8kgのJFAはプレミアム的な位置づけ
まずはレギュラーシリーズのFAシリーズから見ていきましょう。
コンパクト幅
NA-FA70H8
洗濯容量 | 7kg | 乾燥機能 | なし |
使用水量(洗濯) | 92L | 洗濯時間 | 36分 |
運転音(洗い/脱水) | 32/39dB | 風呂水ポンプ | あり |
洗濯槽自動洗浄 | あり | カラー | ホワイト |
本体サイズ(幅×奥行き×高さ) | 520×573×1,021 mm |
7kgモデルとしても割とスリムな幅で、ボディ幅で52cmとなっています。
設置スペースに制限がある場合にはおすすめとなりますが、スペースが確保できるのであれば8kg以上がおすすめです。
注意ポイント
●スパイラルタンク
●ビッグサークル投入口
が採用されていません。

逆に設置スペースが限られているけどなるべく性能が良いものをお探しという場合にはうってつけの機種となっています。
標準幅
NA-FA80H8
洗濯容量 | 8kg | 乾燥機能 | なし |
使用水量(洗濯) | 97L | 洗濯時間 | 37分 |
運転音(洗い/脱水) | 32/39dB | 風呂水ポンプ | あり |
洗濯槽自動洗浄 | あり | カラー | ホワイト・シャンパン |
本体サイズ(幅×奥行き×高さ) | 554×618×1,024 mm |
1番人気の8kgタイプです。
この機種以降は先ほど出てきた
●スパイラルタンク
●ビッグサークル投入口
が採用されています。
サイズ・洗浄力ともに本来の実力が発揮できる内容なんですね。
また、このサイズから本来の洗濯槽サイズということもあり、薄手の布団洗いに対応します(要別売洗濯キャップ)。
売れ行きが良いことから、他の容量に比べて割安なことも多くなっています。

標準幅
NA-JFA807
洗濯容量 | 8kg | 乾燥機能 | なし |
使用水量(洗濯) | 109L | 洗濯時間 | 40分 |
運転音(洗い/脱水) | 32/41dB | 風呂水ポンプ | あり |
洗濯槽自動洗浄 | あり | カラー | ホワイト |
本体サイズ(幅×奥行き×高さ) | 554×626×1,017 mm |
パナソニックの"Jコンセプト"というプレミアム家電シリーズの1つがこちらです。
レギュラーのFAシリーズよりもちょっとだけ質がいいんですけど、機能的な違いは少しだけです。
JFAの特徴
JFAはプレミアム的な位置付けで、細かいところでまでこだわった作りになっています。
洗濯機能がどうこうとかではないので、それほど気にしなくていいかもしれません。
時々、洗濯槽が浅いことを気に入って選んでいただく方がいるくらいですね。

標準幅
NA-FA90H8
洗濯容量 | 9kg | 乾燥機能 | なし |
使用水量(洗濯) | 102L | 洗濯時間 | 38分 |
運転音(洗い/脱水) | 32/39dB | 風呂水ポンプ | あり |
洗濯槽自動洗浄 | あり | カラー | ホワイト・ベージュ系 |
本体サイズ(幅×奥行き×高さ) | 554×618×1,024 mm |
8kgモデルと全く同じ本体サイズで9kgタイプも選ぶことができます。
「少し大きめがいいかも」という方はにおすすめです。
とはいえ、この上に10kgもあるので半端といえば半端、丁度いいといえば丁度いいそんなサイズです。
本体サイズをなるべく抑えて大容量を求める方にオススメのモデルです。
標準幅
NA-FA100H8
洗濯容量 | 10kg | 乾燥機能 | なし |
使用水量(洗濯) | 110L | 洗濯時間 | 39分 |
運転音(洗い/脱水) | 32/39dB | 風呂水ポンプ | あり |
洗濯槽自動洗浄 | あり | カラー | ホワイト・シャンパン |
本体サイズ(幅×奥行き×高さ) | 554×618×1,024 mm |
8kgや9kgと同じスペースで10kgタイプも設置が可能となっています。
「どうせ買うなら大きいの!」
「毎日何度も洗濯機回すのが大変・・」
こんな風に思ったことのある方はこちらのモデルがオススメです。
標準幅
NA-FA120V3
洗濯容量 | 12kg | 乾燥機能 | なし |
使用水量(洗濯) | 150L | 洗濯時間 | 43分 |
運転音(洗い/脱水) | 37/39dB | 風呂水ポンプ | あり |
洗濯槽自動洗浄 | あり | カラー | ホワイト・シルバー |
本体サイズ(幅×奥行き×高さ) | 600×672×1,056 mm |
乾燥なしの洗濯機として唯一"温水洗浄"コースを搭載しています。
温水洗浄は襟袖などの蓄積汚れが気になる時に、定期的に使っていただくのにおすすめです。

容量も縦型としては最大級の12kgとなっています。
ただ、注意が必要なポイントもあって、
●使用水量やや多め
●洗い運転の音もやや大きめ
●時間もちょい長め
となっています。
容量を考えれば仕方ないことなのですが、容量をフルに使うことがないなら10kgの方がバランスがよくていいんじゃないかと思います。

乾燥無しモデルまとめ
おすすめは8kgが一番ですね。
次に10kgタイプがお買い得かと思います。
基本はスパイラルタンクになっている8kg以上で選ぶことをおすすめしますが、設置スペースが限られている場合は7kgタイプも候補に入ります。
乾燥付きモデル
乾燥付きモデルにもレギュラーのFWシリーズと、お手頃のFDの2つのシリーズがあります。
乾燥ありラインナップ
乾燥ありのモデルは
・8kg(お手頃)
・8kg(レギュラー)
・9kg
・10kg
・12kg
このように5種類もラインナップされています。
乾燥ありのポイント
- NA-FW・FDから始まる型番は乾燥あり
- 容量は8〜12kg
- FW-Kは洗剤自動投入
- 乾燥方式はヒーター水冷除湿
- 天気が悪い時など干し場所に困る場合におすすめ
- 12kgタイプのみ温水洗浄機能あり
- FDは8kgのみのお買い得版
パナソニックも日立と同様に水冷除湿乾燥を採用しています。
乾燥を使った時にも洗濯機置き場が湿気で蒸し蒸しするのを防ぐためのものです。
まずはお買い得なモデルから紹介します。
標準幅
NA-FD80H8
洗濯容量 | 8kg | 乾燥機能 | 4.5kg |
使用水量(洗濯/乾燥) | 97/117L | 洗濯/洗濯~乾燥時間 | 37//189分 |
運転音(洗い/脱水/乾燥) | 32/37/45dB | 風呂水ポンプ | あり |
洗濯槽自動洗浄 | あり | カラー | シャンパン |
本体サイズ(幅×奥行き×高さ) | 554×648×1,071 mm |
注意ポイント
●エコナビ
●ガラスフラットフタ
●洗剤自動投入
これらの機能が非搭載となっています。
それでも乾燥の方式はしっかり水冷除湿方式を採用しています。水冷除湿採用モデルの中では最安を狙えるモデルですね。

注目モデル
FW-Kシリーズ
液体洗剤・柔軟剤の自動投入&ガラストップ採用のメインモデルがこちらです。
本体タンクにあらかじめ液体洗剤や柔軟剤をセットしておけば、洗濯のたびに適量を自動で投入してくれるんです。
また、パナソニックで気になるポイントだったプラスチックフタから、汚れや擦り傷に強いガラストップに改良されているのがこちらです。
標準幅
NA-FW80K8
洗濯容量 | 8kg | 乾燥機能 | 4.5kg |
使用水量(洗濯/乾燥) | 97/117L | 洗濯/洗濯~乾燥時間 | 33//185分 |
運転音(洗い/脱水/乾燥) | 32/37/45dB | 風呂水ポンプ | あり |
洗濯槽自動洗浄 | あり | カラー | ホワイト |
本体サイズ(幅×奥行き×高さ) | 554×664×1,089 mm |
液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能あり
縦型乾燥付きの8kgとしては貴重な洗剤自動投入が採用されています。
自動投入は縦型では、日立だと12kgモデルだけで、他のメーカーでは採用されていない状況です。
乾燥機能の使用頻度が低い場合はこれで十分という方も多いでしょう。
洗濯がメインで乾燥は困ったときだけという方におすすめのモデルです。
標準幅
NA-FW90K8
洗濯容量 | 9kg | 乾燥機能 | 4.5kg |
使用水量(洗濯/乾燥) | 102/122L | 洗濯/洗濯~乾燥時間 | 34//185分 |
運転音(洗い/脱水/乾燥) | 32/37/45dB | 風呂水ポンプ | あり |
洗濯槽自動洗浄 | あり | カラー | ブラウン |
本体サイズ(幅×奥行き×高さ) | 554×664×1,089 mm |
液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能あり
8kgタイプと本体サイズ・乾燥容量が同じです。
洗濯の容量だけ1kg増えただけですね。8kg使っていたけどちょっと足りないかなという方におすすめです。
8kgタイプと価格が1万円以内ならこちらの方がお買い得感がありますね。
標準幅
NA-FW100K8
洗濯容量 | 10kg | 乾燥機能 | 5kg |
使用水量(洗濯/乾燥) | 110/131L | 洗濯/洗濯~乾燥時間 | 34//185分 |
運転音(洗い/脱水/乾燥) | 32/37/45dB | 風呂水ポンプ | あり |
洗濯槽自動洗浄 | あり | カラー | ホワイト・シャンパン |
本体サイズ(幅×奥行き×高さ) | 554×664×1,089 mm |
液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能あり
本体の幅は8・9kgと同じとなっています。

大容量モデル
FW−V
縦型モデルでは最大の12kgの洗濯容量・6kgの乾燥容量になっています。
液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能はないものの、その代わりに温水洗浄機能を搭載しています。
ワイド幅
NA-FW120V3
洗濯容量 | 12kg | 乾燥機能 | 6kg |
使用水量(洗濯/乾燥) | 150/175L | 洗濯/洗濯~乾燥時間 | 43//240分 |
運転音(洗い/脱水/乾燥) | 37/37/46dB | 風呂水ポンプ | あり |
洗濯槽自動洗浄 | あり | カラー | シルバー |
本体サイズ(幅×奥行き×高さ) | 600×672×1,073 mm |
12kgモデルだけの特徴として
●温水洗浄あり
●泡洗浄W
●ナノイー槽クリーン
このような特徴があります。
他のモデルが泡洗浄搭載に対して、こちらは泡洗浄Wとなっています。
簡単にいうと泡立てる場所が2箇所ある感じですね。

また、頑固汚れに強い温水洗浄も搭載されています。
洗浄力重視という方におすすめのモデルがこちらです。
ただし、こちらも乾燥なしの12kgと同様にやや使用水量多め・時間長め・音大きめと行ったデメリットもあるのでご注意ください。
乾燥付きモデルまとめ
乾燥無しモデル同様に8kg→10kgの順番でお買い得ですね。
価格重視ならFDシリーズという選択肢もありますが、基本はFWシリーズから選んでいきます。
10kgタイプまで本体サイズが同じなので、設置スペースが気になる方はパナソニックがおすすめです。
まとめ
乾燥有り・無しの機種の違いは・・
乾燥付きのKシリーズは
●便利な液体洗剤・柔軟剤自動投入
●ガラストップふた
と、なかなか注目度の高い仕上がりとなっています。
乾燥機能をご検討の方は”外で干せない時どうするか”を考えていただくといいですね。
●除湿機があって部屋干しでも問題無し
●浴室乾燥機能がある
こんな方は乾燥無しのモデルで大丈夫そうですね。
容量は乾燥あり・なし共通で8kgがメインで、次の狙い目は一番大きいサイズですね。
ご家族の人数と洗濯頻度によってお選びください。
大人1人の1日当たりの洗濯量は約1.5kgが目安です。
それではこれで紹介を終わります。
少しでも参考になれば嬉しいです。