今回用意してきたのはこちら。
ゲオオリジナルのコードレス掃除機です。
価格はなんと5,478円。
CMで見たときは4,378円だったんですけど、私が買いに行ったときはその価格は終わっていました。
まぁ、それにしても安ういということで、この価格でどれくらい使えるものなのか気になるところです。
というわけで本日は・・
▶︎この掃除機のスペックをチェックしつつ
▶︎他の格安掃除機と比べてみたり
▶︎床や車などで実際に使ってみたりしたいと思います。
開封・スペック確認
▶︎中に入っているもの
本体・延長パイプ・床用吸い込み口・ブラシ付き隙間ノズル・ソファ用ヘッド・充電収納スタンドです。
▶︎充電ケーブルはusbのタイプA
コンセントから給電するための変換アダプタは別売りとなっています。
型番はTSCG-02 ゲオオリジナルモデルで、輸入元はまたしてもティーズネットワーク。
夢グループのポータブルDVD・ドンキで買ったポータブルテレビと同じですね。
▶︎重量
本体の重量はハンディプラス隙間ノズルの状態で690グラム
床まで届くパイプとヘッドをつけた時で約880グラムです。
持った感じは結構軽いですね。
▶︎運転時間
最大持続時間は弱運転で30分、強運転で15分と、このサイズ感の製品としては長めとなっています。
ハンディクリーナーとして使用
それでじゃあまずはハンディとして使ってみます。
粉・砂・砂利を用意して、隙間ノズルを取り付けます。
まずは弱モードで吸ってみます。
まぁ、これくらいは吸えますよね。
ゴミを一回出して、次は強運転でもやってみます。
スパッと吸う感じではないですけど、これくらい吸ってくれるなら、フローリングに落ちたお菓子の破片なんかを掃除したりする分には使えそうな感じです。
試しに脱衣所で使ってみましたが、髪の毛なんかも吸い込むことは出来ました。
ただ、使った感覚で言えば、ちょっと頼りない感じはあります。
吸引力を比較
比べるのはアイリスオーヤマの1万円のコードレス掃除機(SCD-181P)です。
ペットボトルの底の部分に穴をあけ、中にカラフルなふさふさを入れます。
掃除機のノズルとペットボトルの口をテープで塞いで、スイッチオン。
弱運転なら同じくらい。
強運転ならアイリスの方がちょっと強いという感じですね。
重量や付属品・ヘッドの作りなど色々違うので単純に比べていいものでもないんですけど、5000円にしては頑張っているというところでしょうか。
ハンディクリーナーとしてちょっとした掃除をする分にはある程度使えそうです。
アイリスの方も決して強くないというか、まぁ正直に言えば貧弱な部類というところなので、それより弱いとなると、この先は厳しい戦いになりそうです。
なんとなく雰囲気は掴めたので、他のシチュエーションでも使ってみます。
フローリングを掃除
延長パイプとフロアヘッドを取り付けフローリングを掃除してみます。
糸屑と、青のりみたいに見えるのは色付きの砂です。
強運転で使います。
糸屑はすんなり吸えましたが、すなは何回か往復しないと吸えませんでした。
もうすでに結構厳しいですね。
次はドアのレールの上に粉・すな・小さめの砂利を用意します。
レールの溝には吸い残しが目立ちました。
吸い込めなかったゴミが大量に壁際に残りました。
フロアノズルが付属したので使ってみましたが、床掃除は実用レベルに届いていない感じがします。
カーペットで試す
ついでなので無理とは思いつつカーペットでも使ってみました。
見えているゴミすら何度もゴシゴシしないと吸えないので、これは問題外です。
まぁ、ここまでの掃除は想定されてないでしょうから、仕方ないところです。
車の掃除に使用
次は車の掃除に使ってみます。
スリムなボディでそこそこ持続時間もあるので、ちょうどいいかなって思うんですね。
それでは足元のマット部分を掃除します。
うーん。そこそこ吸うんですけど、ちょいちょい残る感じですね。
本体も軽く、スリムな形状で細かいところも掃除しやすいという意味では好感触ですが、この吸引力で車1台を掃除するのはダルいっていうのが正直なところです。
使えなくはないですけど、個人的にはコイン洗車場の100円で使える掃除機でいいやってなるのは時間の問題という予感がします。
補足なんですけど、この掃除機は車の掃除に使えますみたいな紹介はされていませんし、説明書には多量の砂や小石は吸うなと書いてあるので、そういう面でも車に使うのは適していない感じですね。
使ってみた感想
それではここまで使ってみた感想をまとめます。
▶︎ハンディとして使う場合はそこそこ吸う
棚の上とか壁際とか、普通の掃除機で届きにくい場所の掃除にはある程度使えそう
ただ、棚の上の埃とか床のちょっとした埃ならウェーブとかクイックルワイパーで済むよねって思ったりもします。
▶︎延長パイプとフロアヘッドを使う場合
これは実用性が低いですね。
ちょっとしたゴミを吸うなら使えなくはないですが、壁際とか溝みたいにちょっとでも条件が悪いとほぼ使い物にならない印象です。
▶︎車掃除をする場合
これも使えなくはないものの、吸引力はやや物足りないし、そもそも車を掃除して大丈夫なのかという不安もある。
と、こんな感じで、使えなくはないけど、活躍の場は限られそうだと感じました。
価格を考えれば悪い内容ではないんですけど、じゃあ一体どこで使うの的な中途半端さがありますね。
まぁ、これはこの製品がどうこうというより、この価格帯の掃除機がそういうポジションという気がします。
お手入れ方法
それでは最後に一応お手入れの様子をチェックしておきましょう。
背面側のボタンを押すとダストケースの蓋が開きます。
次に本体からダストケースを外し、中のフィルターを取り出します。
結構ゴミが絡まったり、張り付いたりしているので、これを市販のブラシなどで取り除きます。
そして、中のフィルターを取り出し、目詰まりした埃を取り除きます。
ちなみにダストケースやフィルターは水洗いすることもできます。
洗った後乾燥するまでその辺に置いておくのが嫌なので、私は洗いませんけどね。
ダストケースは小さいし、フィルターが目詰まりするとただでさえぎりぎりの吸引力がもっと下がってしまうので、使うたびに手入れするのが理想です。
と、こんな感じで、手入れは気が重い内容となっています。
まぁ、これはこの手のハンディはどれも似たり寄ったりなので、この製品だけ悪いわけじゃないですけどね。
まとめ
最後にまとめです。
ゲオのコードレス掃除機は・・
▶︎価格の割には頑張っていてハンディとしてはそこそこ使える
ただし、活躍できるシーンは限られそう
▶︎床掃除をするには実用的ではない
▶︎車の掃除には吸引力からしても製品の注意書きからしても適していない
▶︎手入れはよくあるコードレス掃除機並み
こんなところでしょうか。
どうせこの掃除機で広い範囲を掃除するなんて現実的じゃないんですから、持続時間をもっと短くして吸引力に振ってくれたらいいのにって思いますね。
もうちょい吸ってくれたら階段とか玄関周り用として使えるのになっていうところです。
5000円だからこんなもんといえばこんなもんとも思いますし
感じたことを素直に言うなら、わざわざ買いに行くほどじゃなかったとも思います。
以上、ゲオのコードレスクリーナを使ってみた様子とその感想でした。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございます。