今日は1番暖かい靴下はどれなのか探そうという試みです。
前回、電気毛布を導入し、暖まりながら電気代を節約することに一応の成功を納めた訳ですが、足元、特につま先はまだ寒いということで、足元の対策を考えることにしました。
そんな中テレビcmで見かけたのが、オカモトのまるでこたつソックスです。
メンズタイプ
まるでこたつのようにあったかいということで、なんか良さそうと思う反面、そこまで言われると「本当に?」とも思ってしう部分もあります。
そこで、暖かさを売りにしている靴下をいくつか買って、履き比べてみることにしました。
ということで本日は・・
▶︎買ってきたソックスを紹介しつつ、感想をお伝えしたり
▶︎保温力を測ってみたりして
暖かソックスNo. 1を決めてみようと思います。
今回は家で暖かく過ごしたいというのが目的なので、ルームソックスも比較対象に入れています。
それでは購入品を紹介します。
①オカモト まるでこたつソックス
購入時の価格は1780円と、今回購入した中で一番高いものとなっています。
丈は結構長めで、パッケージのイラストの通り、膝下くらいまであります。
足首より上側はふかふかで厚みがあり、下側はやや厚手程度となっています。
くるぶしのところにちょっとした出っ張りがあり、これで体を刺激することでより一層温まるということのようです。
②桐灰 足の冷えない不思議なくつ下
やや厚手で丈はくるぶしの上程度。目の細かいニットっぽい質感です。 裏地は短めの起毛素材になっています。
③ユニクロ ヒートテックソックス
セール価格で390円になっていました。
商品タグはヒートテックソックスとなっていますが、レシートとかオンラインストではヒートテックパイルソックスと表示されています。
見た目は普通のソックスですが、生地は厚めです。
④ユニクロのルームソックス
こちらもセールで390円でした。
ヒートテックソフトパイルヘザーハーフソックスというのが正式名称のようです。
ヒートテックソックスと同じくらいの厚みですが、こちらの方がややゆったりしており、丈も短めです。
足の裏に小さく滑り止めがついています。
⑤ワークマン ヒートアシスト
今回買った中では一番安く、4足セットで580円(一足あたり145円)でした。
生地は最も薄めで、足の甲のあたりが絞られるような作りになっています。
⑥ワークマン メリノウールルームソックス
やや厚手、丈短めで、裏地があってふかふかです。
足裏には全面滑り止めがついています。
⑦無印良品 足なり直角あったか綿厚手靴下
形や暑さはユニクロのヒートテックソックスに近いです。
つま先部分に赤いラインが入っており、他の靴下と見分けはつきやすいです。
⑧無印良品 ボアフリースルームソックス
今回唯一のモコモコのフリースタイプです。
表も裏もボアになっており暖かそうですし、締め付けが少なくゆったり履けそうですね。
この8つで比較していきたいと思います。
履いてみる&温度測定
それでは、履いてた感想をお伝えします。
左右で別々のものを履き、暖かさを比べつつ、ついでに履いてから10分後の足の表面温度も測ってみたいと思います。
温度計は0.5℃刻みなので大雑把なものですし、センサーの当て方によって多少差が出るので、参考程度にチェックしていきます。
まるでこたつ&足の冷えない
最初はまるでこたつソックスと足の冷えない不思議なくつ下です。
▼まるでこたつソックス
足首からふくらはぎあたりがふかふかの生地になっており、広範囲に暖かい感じがします。
ただ、つま先あたりはそんなでもないですね。
▼足の冷えない不思議な靴下
つま先まで裏地がついており、スースー感は少ないですね。
体感的にはつま先までしっかり厚手の足の冷えない靴下が暖かい気もするんですけど、
温度計の数値はまるでこたつの方が僅かに高くなっています。
まるでこたつの方がカバーする範囲が広い分、温度が上がりやすいのかもしれませんが、これくらいは誤差という気もします。
ここで悩んでも仕方ないので、一旦次に進みます。
ユニクロ HT靴下&HTルームソックス
次はユニクロのヒートテックソックスとルームシューズです。
ルームソックスの方がややゆったりフィットになっており、生地も少し厚めになっています。
また、ルームソックスには小さめの滑り止めがついています。
履いた感じとしては、ルームソックスの方が生地が厚い分、僅かに暖かい感じがします。
温度的にはどっこいですね。
ワークマン ヒートアシスト靴下&メリノウール
ワークマンのヒートアシストソックスとメリノウールルームソックスです。
ヒートアシストは今回用意した中で一番薄手の生地になっています。
暖かいという感じはあまりしませんが、冷たい空気をしっかり遮断している感じはあります。
土踏まずのあたりに絞りが入っていてフィット感がすごくいいですし、締め付け感もそれほど強くないので履き心地はいいですね。
メリノウールルームシューズはふかふかの裏地がついており、暖かさを感じることができます。
桐灰の足の冷えない靴下と似た印象です。
こちらは足裏全面に滑り止めがついていて動きやすさの面で有利な感じがします。
温度的にはどちらもあまり変わらないですね。
無印 厚手靴下&フリースルームソックス
最後は無印の足なり直角綿厚手靴下とボアフリースルームソックスです。
靴下は厚手でややタイトなフィット感ですね。
ユニクロのヒートテックソックスとかなり似ています。
ルームソックスはゆったりした履き心地ですね。
ふかふかな見た目の通り体感としてはこれが一番暖かく、温度的にも1℃くらいルームソックスの方が高いです。
これで一通り履き終わりました。
約5℃上昇
最初足の表面温度が27℃くらいだったんですけど、最終的には32℃くらいまで上がっています。
いや靴下すごいわ。
時間が経つほど足の温度が上がり、体全体としても温まるのが実感できました。
このままでは最初に履いたペアが不利になので、これだけもう一回チェックしてみます。
まるでこたつ&足の冷えない(2回目)
まるでこたつと足の冷えない不思議な靴下2回目です。
数値的にはそんなに差はなく、どちらも高い温度になっています。
次は、似たタイプ同士で比べていきます。
普通のソックスタイプ部門
ユニクロと無印はどちらも厚手で、ほぼ同じ印象。
これなら値段が安いユニクロでいいかなって感じます。
もう一つはこの中では薄手のワークマンヒートアシストと比べてみます。
ユニクロの方がやや厚手の分、僅かに温度が高いですね。
裏地ふかふか部門
ワークマンのメリノウールと無印のボアルームソックスを比べます。
ここでもボアルームソックスが強く、1℃程度温度が高いですね。
ゆったり・丈長め部門
まるでこたつと無印のボアルームソックスを比べます。
丈が長めということもあって、この2つはどちらも暖かく、表面温度も1番高くなっています。
やっぱり丈長めが強いんですかね。
これで、どれが暖かいのかなんとなくの雰囲気は掴めてきました。
ただ、これだけだと、温度の測り方とか、私のコンディション次第という感じもします。
もう少し公平な条件で比べてみたいところですね。
保温力をチェック
ということで、次は保温力を比べてみたいと思います。
ペットボトルにお風呂くらいの温度のお湯を入れ、靴下を履かせて30分待ち、どれくらい保温できているかチェックしてみたいと思います。
この方法の場合、温熱刺激とか吸湿発熱とかの効果はなくなると思うので、純粋な保温力が試される感じですね。
ペットボトルを用意し、開始前の温度を計測して付箋の上段に書き込みます。
今回は8種の靴下に加え、参考として靴下なしと、夏用靴下も用意しておきます。
それじゃあスタート
30分後
30分後の様子がこちらです。
2段目が水温 3段目が低下した温度です。
参考記録用の靴下なしペットボトルは水温が12℃下がり、夏用靴下は9℃下がっていました。
今回用意したあったか靴下を見ていきましょう。
全体をざっくり見渡すと、大体4段階くらいに分かれているように見えます。
普通の靴下タイプは8.5〜9.5℃程度下がっており、足の冷えない靴下もここに入ります。
こたつソックスは8℃低下で少し暖かく、
ユニクロとワークマンのルームソックスが7.5℃低下でさらに少し暖かい。
そして、無印のボアフリースが5.5℃低下と、頭ひとつ抜けて保温力が高い結果となりました。
温度計が0.5℃刻みということで、1℃くらいなら誤差という見方もできるんですけど、無印のボアフリースソックスは優位な差と言っていいと思います。
まぁ、これは履き比べた感覚から言ってもしっくりきます。
優勝&ベスト3
リラックスタイムならボアフリース
ということで、暖か靴下ナンバーワンは無印良品のボアフリースルームソックスに決定です。
あったかかったですもん。これ。
あと、ゆったりサイズということで、朝起きて布団から出た時にさっと履いたり、寝る前にさっと脱げるというのも魅力です。
締め付け感もほとんどないのでリラックスタイムにピッタリという感じですね。
ただし、ゆったりフィット故にずり落ちてきそうというか、脱げそうなソワソワ感はありますし、ダボダボっとして生地が余っているような違和感もあります。
いずいっていうやつですね。
あと、保温力が高いだけあって、時にはムレ感を感じることもあります。
家事するなら
メリノウールが優秀
その辺のバランスも良いものということで考えると、ワークマンのメリノウールも良かったですね。
裏地があって暖かいですし、締め付けすぎず、緩くもないというちょうどいいフィット感、そして足裏は全面滑り止め付きということで、快適度は高いです。
買う前は全然気にしてなかったんですけど、足が滑らないっていいものですね。
掃除に洗濯と、動くときはこっちをメインにしたいと思います。
外出するならヒートアシスト
そして、もう一つ個人的に気に入ったのがワークマンのヒートアシストですね。
温度的にはあまり振るわなかったんですけど、履き心地が良かったです。
足の甲の部分に絞りが入っているんですけど、これのおかげなのか、土踏まずの部分もしっかりフィットしています。
↓ユニクロは土踏まずのところが少し余る
生地が余っている感じが少なく、生地が薄手ということもあって、靴下を履いているとき特有の異物感・不快感が少ないんですよね。
一番素足に近い感覚って言えばいいでしょうか。
あと、仕事用靴下に使えるのもプラスポイントです。
私は普段仕事中は革靴を履くんですけど、厚手の靴下だと窮屈すぎて靴の中がパンパンになってしまうんですよね。
今回買った中では唯一革靴と組み合わせて使えそうだったので、その点もポイント高いです。
しかも安いですし。
ということで、この3つが今回のベスト3という感じですね。
まるでこたつは・・
まるでこたつソックスはちゃんと温かったんですけど、価格が高い割には他でも代用できそうな点で少し物足りない感じがします。
あと、丈が長くてふくらはぎあたりまで暖かいのはいいんですけど、ズボンの裾が邪魔になって上まで上げるのが大変な場面が多いですかね。
素材感や履き心地はいいので、買って損という感じではないんですけど、個人的には他のでいいかなって思います。
まとめ
最後に簡単におさらいです。
まるでこたつはあったかいけど、飛び抜けて暖かい訳ではない
保温力最高でリラックスタイムにぴったりなのがボアフリース
家事するときならメリノウール
外に出るならヒートアシスト
でこの3つがベスト3
そして、靴下は暖か効果がでかい
いやー私は靴下を侮っていましたよ。
これまで、家では靴下は履きたくない。ふかふかのスリッパで済ませたい
みたいに思っていたんですけど、こんなにあったかいなら考えを改めたいと思います。
数百円で買えて、これだけ効果あるなら、これからは積極的に活用したいと思います。
以上、暖か靴下ナンバーワン決定戦でした。
本日も最後までご覧いただきありがとうございます。