テレビ関連 買ってよかったシリーズ

ドンキホーテで買った19インチバッテリー内蔵ポータブルテレビを使ってみる

今日用意してきた商品はこちら。

バッテリー内蔵19インチポータブルテレビです。

近所のドンキホーテで買ってきました。

ということで、今回はこの商品を

▶︎ポータブルテレビとして使ってみたり

▶︎モニターとして使ってみたり

したいと思います。

↓動画版はこちら

購入の経緯
バッテリー内蔵のモニターが欲しい

私はYouTubeの動画はiPhoneで撮影しているんですが、カメラのセット位置によってはディスプレイが見えず、映したいものが見切れていたなんていうこともありました。

それで、録画中の映像を確認するための、いわゆる"返し"のモニターが欲しいと思っていたわけです。

そこでモバイルモニターを探してみたんですけど、バッテリー内蔵のモデルはAmazonの安めのやつでも大体2万円くらいするようです。

↓手頃なものでもこれくらい

「画角のチェックだけのために2万円はちょっと高いよね・・」なんて思っていたところ、ドンキホーテで見つけたのがこちら。

バッテリー内蔵・hdmi入力端子付きということで、これでも代用できるんじゃないかということで買ってみました。

 

製品概要・スペック

まずは製品の概要から見ていきましょう。

▶︎型番 TV-192

ドンキホーテブランドの私の右腕テレビと一緒に並んでいたので、てっきりこれもそうだと思ったのですが、どうやらこのモデルは違うようです。

ドンキホーテのウェブサイトにも掲載がないので、店舗によって取り扱いがあったりなかったりするかもしれません。

▶︎画面サイズは19インチワイド

モバイルモニター的な使い方をすると考えるともう少し小さい方が良かったんですが・・

①店頭でみた感じで14とか17インチよりも19インチの方が少し色合いが良かったこと

②19インチだけ期間限定の値下げになっていて、17インチよりも安かったこと

2つの理由で19インチを選びました。

通常時で1万8千円ほどで販売しているようですが、私が買ったときは値下げで1万5千円ほどになっていました。

画素数は1440×900

縦横比は16対10となっています。

一般的なテレビは16対9なので、普通のテレビで見るよりも映像が少し縦に引き伸ばされる格好になります。

テレビ放送の受信はワンセグ・フルセグ両対応で、自動切り替え付き

スピーカー出力は10W

充電時間は4.5から5時間

動作時間は約1.5時間となっています。

この画面サイズなので仕方ないところですが、バッテリーで動く時間は短めですね。

それと一応、外付けHDDを接続するすることで録画にも対応していますが、シングルチューナーなので録画中は他の番組は見る事ができません。

録画中は録画している番組からチャンネルを変えることができなくなるということです。

留守中の録画に使う分にはいいんじゃないですかね。

まさかのティーズネットワーク

そして買ってから気づいたんですけど、輸入元はティーズネットワークになっています。

少し前に動画を上げた、夢グループのテレビ機能付きDVDと同じ会社ですね。

嫌な予感はしつつも、店頭で試聴した限りでは、そんなに酷い感じはしませんでした。

まぁ、輸入元が同じでも作っているところは違うということもあると思うので、夢ポータブルと比べてどんな感じかもみていこうと思います。

 

開封

それじゃあ開封してみたいと思います。

中に入っているのは・・

▶︎本体

▶︎ACアダプター

▶︎リモコン

▶︎ワンセグ用ロッドアンテナ

▶︎AVケーブル

▶︎車用の電源ケーブル

▶︎イヤホン

接続端子

端子類はこんな感じです。

hdmiは1系統、他にイヤホン・アナログ映像入力・アンテナケーブル接続端子などがあります。

スタンドは上から下まで動くので、据え置き・吊り下げのどちらでも使えそうです。

角度調節は無段階です。

上まで動くので、吊り下げ設置もできそうです。

 

ポータブルテレビとして使用

最初はこの商品のメインと思われる、ポータブルテレビとして使った場合からチェックしてみたいと思います。

説明書の案内に従って、まずは家のアンテナに接続してチャンネル合わせを行います。

余計なチャンネルもスキャンする・・

一般的なテレビでは郵便番号を入力することで自動的にエリア設定されるのですが、この商品にはそれがありません。

そのせいで、隣の県の放送まで拾ってしまって邪魔くさいです。

しかもチャンネル割り当てのボタンを変えるような設定も見当たりません。

我慢してこのまま使うしかないようです。

画質は店頭で見た通り、実用の範囲内かなぁていうレベルですね。

 

付属のアンテナで受信できるか?

ポータブルテレビということで、付属のロッドアンテナに付け替えて、家の中で受信できるのかチェックしてみたいと思います。

夢ポータブルの時のテストでは家の中では全くといっていいほど受信できなかったので、今回も同じような結果になる気がします。

電波塔に近い方の部屋に移動して、どこか受信できる場所があるか探してみます。

電波塔に近い部屋で試しても、ほとんど受信できません。

なんとか頑張って受信できた時もあるんですけど、映ったところでワンセグ放送なんですよね。

ワンセグを19インチの画面で見ると、かなり荒くて実用性は低いように感じました。

↓参考までにワンセグ相当の画質に加工した映像を映すとこんな感じです。

モザイク感がありますよね。

ということで、テレビを見るなら家のアンテナ接続口に繋いでフルセグで見る方がいいと思います。

 

雑談 説明書の内容が・・

ちょっと話が逸れるんですけど、

夢ポータブルの説明書には・・

テレビが受信できない時はアンテナを調整してください的なことしか書いていません。

それに対して

ドンキで買った方は・・

付属のアンテナは強電界地域の屋外で使うためのサービス品です。

ブースター機能は含まれていませんので、中電界地域や屋内では受信できないこともあります。

その際には室内のアンテナやブースター内蔵のアンテナなどに接続してください。

といった案内がちゃんと書いてあります。

おそらく夢グループもドンキも説明書の掲載内容までは関わっていないと思うんですけど、このわかりやすさというか親切さの違いはどっからくるんですかね。

まぁ、話を戻して、テレビで使った場合の話の続きです。

 

テレビの操作感

次は操作感についてです。

映像はそれほど悪い感じはしませんでしたが、操作感は残念ながら結構悪いです。

リモコンを使った操作がまぁもっさりしています。

ボタンが小さい上に、押し心地もぶにぶにといかにも安物という感じです。

まぁ、これだけなら価格を考えれば仕方ないところですかね。

一番気になるのは、ボタンが10個しかないことです。

10・11・12がありません。

二桁のチャンネルを入力する場合、2つのボタンを続けて押す必要があります。

例えば、12なら1を押してすぐに2を押すと12になります。

これがまぁだるいですね。

1桁のチャンネルだったとしても、二桁目の入力があるかないかを判定する分の時間が空くので、チャンネルが入力されるまでに一呼吸タイムラグがあります。

そして、そこからチャンネル切り替え動作になるんですが、これももっさり動作です。

あと、リモコンの赤外線の範囲も狭いようで、しっかりと受光部に向けて操作しないと反応しないことが多いです。

ということで、リモコンでの操作感は悪いです。

度々チャンネルを変えて「何か面白そうな番組ないかなぁ」みたいな使い方をする人はイライラするんじゃないかと思います。

 

ポータブルテレビとしては・・

ということで、テレビとして使った場合・・

▶︎画質はそんなに悪くはない

▶︎付属のアンテナでのテレビ視聴はそもそも受信が安定しないし、できてもワンセグで粗い映像なのっで実用性が低い

▶︎家のアンテナ端子に接続すればフルセグで視聴できて、画質も実用の範囲内

▶︎リモコンの操作性は悪い

という感じですね。

メインのテレビとして使うには物足りない内容ではありますが

○家族とチャンネル争いになった場合、一時的に使う

とか

○とりあえずテレビをつけておきたいみたいなラジオ的に使う

というように、サブテレビ的な使い方であれば結構実用的なんじゃないかと思います。

 

画質をチェック

では、画質チェックということで、改めてドンキポータブルの映像をご覧いただこうと思います。

地デジ相当の画素数の映像を流します。

ふむふむ

綺麗とまでは言わないですけど、そこそこ見れる感じじゃないですかね。

明るさも十分ですし、色合いも悪くないです。

正面からずれると

正面からずれたときにどれくらい色の変化があるのかチェックしてみます。

↓正面から見た時の色合い

斜めから見た時はこんな感じです。

↓左右方向にずれた場合

↓上から見た時の色合い

正面から左右にずれる分にはそれほど影響がありませんが、上下方向にずれると結構白っぽくなります。

置き場所やスタンドでの角度を調整すれば問題ない範囲かと思います。

 

他のディスプレイと比較

参考に他の商品とサイズ感や映り具合を比べてみましょう。

地デジ放送相当の映像をいくつかのモニターで再生し、見比べてみたいと思います。

32型テレビと比べるとこんな感じです。

TCL 32S5200A

テレビはTCL製、2年ほど前に3万円くらいで買ったものです。

流石にテレビの方がキレイですね。

ドンキポータブルは若干ですがモヤがかったような映像です。

とはいえ、こういったポータブル機器としては善戦しているようにも思います。

 

夢ポータブルと比較

次はポータブル機器同士ということで、みんな大好き夢グループの夢ポータブルと比べてみます。

明らかにドンキのポータブルテレビの方がいいですね。

夢ポータブルはワンセグ専用ということで画素数が少ないため、画像が荒く見えるのは当然なんですけど、色合いもかなり違いますね。

夢ポータブルはDVD再生機能付きで1万円ということで値段が安いのはいいんですけど、画質はひどいものです。

映像が粗いだけじゃなく、色もおかしいですからね。

それに対してドンキポータブルは綺麗とまでは言えないものの、そんなに悪い感じでもありません。

むしろ価格を考えるとかなり健闘しているように思います。

バッテリー内蔵で19インチで1万5千円なら、結構お得な感じがします。

ということで、夢ポータブルと同じ会社が輸入している商品ではありますが、使った印象は大きく違うという結果になりました。

 

モニターとして使う

次はモニター的な使い方として、パソコンと繋いだり、スマホと繋いだりしてみたいと思います。

まずはパソコン。

MacBookのサブモニターにする

普段使っている古のマックブック13.3インチと繋いでみます。

明るさと発色は結構いいので、画像のチェックくらいなら問題ない感じがします。

ただ、文字の滲みは少し気になりますかね。

テキスト部分に近づくとこんな感じです。

画面越しでは分かりにくいかもしれませんが、実物を見るとややボケたような見え方です。

MacBookはこんな感じです。

いや、Retinaディスプレイ綺麗すぎでしょ・・。

マックと比べるのは酷という気もしますが、サブモニターとして使うとどうしてもメインのモニターと交互に見ることになるので、どうしても気になっちゃいますね。

資料なんかを表示して、時々見たりする分にはいいんじゃないかと思います。

ちなみに明るさやシャープネスは設定で変更できるので、設定次第ではもう少しキリッと表示できるかもしれません。

 

スマホと接続

次はスマホと繋いでYouTubeを見て見ましょう。

Lightning-HDMIアダプターを使ってiPhoneとテレビを接続します。

 

こちらもちょっと粗さは感じますが、それほど違和感なく視聴できます。

ただ、動きのカクカク感は感じるので、長く見ていると目が疲れる感じがします。

この価格帯・このサイズであればどのテレビでも似たり寄ったりという気がするので、ここは仕方ないところですかね。

動きの滑らかさが気になるとかならないとかは、普段使っているテレビや視聴環境・個人差によって大きく変わるかと思います。

気にならないっていう人もいるでしょうね。

 

カメラの返しモニターとして使う

次は私の今回の購入目的である、録画画面の返しとしても使ってみます。

縦横比は少し変わっていますが、ちゃんと録画中の映像が確認できますし、タイムラグみたいなものもそんなにないのでこれは問題なく使えそうです。

 

Amazon fire tv stickと接続

次はアマゾンfire tv stickを繋いで、スマートテレビ的な使い方をしてみたいと思います。

fire tv stick本体をhdmi端子に接続し、電源ケーブルをUSBの口に接続します。

おお、動きましたね。意外です。

fire tv stickはテレビのusb接続口に挿しても電力不足で動かないことが多い印象なんですけど、この組み合わせの場合内蔵のバッテリーからの出力だけで動くようです。

バッテリーの減りは早くなるとは思いますが、電源いらずで使えるのは嬉しいですね。

これならキッチンで料理動画見たり、ごろごろしながら近くに置いてYouTube流しておくみたいなこともできそうです。

最近は最初からネット動画に対応のテレビも増えていますが、fire tvを使った方がサクサク動くのでこの組み合わせは結構おすすめできます。

もちろん、ネット動画を見るだけなら安いタブレットでも買ったほうがずっと使いやすいとは思います。

ただ、こちらは画面サイズも大きいですし、テレビも映りますし、普通タブレットにはないhdmi入力端子もある、しかも安いっていう点が魅力ですね。

 

モニターとしての使用感

ということで、モニターとして使った場合・・

○デカくてみやすい

○色合い明るさもいい

△でも精細感には少しかける

という感じですかね。

用途次第とは思いますが、結構使えるんじゃないかと思います。

fire tv stickを接続してのなんちゃってスマートテレビみたいな使い方はアリなんじゃないですかね。

 

音質は値段なり

最後に一応音質チェックをしておきます。

手短に言えば音は良くないです。

少しガサガサした感じの音といえばいいですかね。

しかもスピーカーが後ろ向きなので、音がこもっているというか、遠くで聞こえる感じですね。

音源によってはビリビリして聞こえることもあって、ここは値段なりという印象です。

 

まとめ

では最後に簡単にまとめです。

▶︎画質は悪くない

▶︎ワンセグ放送は実用性が低い

▶︎フルセグにも対応しているので、テレビを見るなら家のアンテナに接続がおすすめ

▶︎モニターとしても使えそう

▶︎fire tv stcikと組み合わせはおすすめ

こんな感じですかね。

メインで使うにはちょっと物足りない部分もありますが、サブテレビ・サブモニターとして使う分には結構いいんじゃないかという印象です。

以上、ドンキホーテで買った19インチポータブルtvの紹介でした。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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