今回用意してきたのはこちら。
洗濯革命ナノバブール
洗濯機の吸水ホースに取り付けることで、洗浄力がアップするというものです。
私の勤め先にも似たようなものが売っていて、こういうのって効果あるのかなぁと気になっていました。
そこでAmazonを見てみると、似たようなのがいくつもあったので1つ買ってみました。
革命っていうからには、それはもうどえらい変化があるはずということで、ナノバブールの有無でどれくらい差がつくのか試してみようという内容です。
商品概要
じゃあまず軽く商品の説明から
洗濯革命ナノバブール
ホース型の取り扱いが無くなっているため、代替品を表示しています。
Amazonで4,000円しないくらいの価格でした。
パッケージには「ナノバブルの力で洗濯物を耀くような白さに」と書いてあります。
ナノバブルというのは1000分の1ミリ未満の微細な気泡とのこと。
この目に見えないほど小さな泡が繊維の隙間に洗剤の成分を届けることで洗浄用がアップするという理屈ですね。
東芝の洗濯機にウルトラファインバブルで洗うものがあるのですが、狙いとしては同じようです。
ナノバブールを選んだ理由は安かったことと、口コミ件数が多かったことですね。
この手の製品は8000円から1万円程度の商品が多い中、これだけ三千円台でした。
レビュー内容としては微妙なものが多かったので、単純に安くて売れているからレビューが多いんだと思います。
ちなみに現在は取り扱いがなくなっており、ナノバブールプチが販売されているようです。
こちらだとナノバブルの発生量が2割くらい多いようです。
ホースだけでテスト
説明はここまでにして開封しましょう。
中に入っているのはホース型の本体と取説くらいですね。
使い方は簡単で、洗濯機の既存の吸水ホースに付け加えるだけとなっています。
取り付ける時は吸水口→ナノバブール→既存のホースの順ですね。
特殊なホースがトルネード水流を作るということなので、まずはホースだけの状態でいくつか試してみたいと思います。
洗濯機置き場だと撮影しずらいので、一旦キッチンへ行き食洗機の口を使います。
ナノバブールを取り付けて、水を出してみます。
確かにトルネードっぽくなっていますね。
ただ、洗濯機に接続する時と同じになるように既存のホースも繋いだ場合、見た目はもはや普通の水流と同じになってしまいます
まぁ、ナノバブルが残っていればいいんですよ。
これで何か変化はあるんでしょうか。
水だけでも違いがあるのか気になったので、布巾にファンデーションを塗り、ナノバブールあり・なしで水をかけてみました。
んー 違いがあるようには見えませんね。
まぁまぁまぁ、水だけで判断するのは気が早いというものです。
ナノバブルには洗剤を溶かして繊維の奥まで届ける的な説明があったので、そっちがメインなのかもしれません。
ということで、次は洗剤を溶かしてみたいと思います。
粉末の洗剤と柔軟剤をペットボトルに入れ、ナノバブールありとなしで溶け具合が違うのかチェックしてみます。
10分後の様子がこちら。
んーこれも変わんないっすね。
泡が弾ける力とかがいい感じに作用して洗剤を溶かす的なことが起こるのかもと思っていましたが、そんなことはないようです。
まぁ、これもまだ小手調ですよ。
洗濯機に取り付けて使用
次こそ本番ということで、洗濯機に取り付けて使ってみたいと思います。
じゃあ、いつものメンバーに登場してもらいましょう。
ソース・ケチャップ・コーヒー・カレー
これをワイシャツと、インナーシャツに塗ります。
ワイシャツは黄ばみすぎてもう着ていないものなので、比較のためにカットしてあります。
インナーシャツは手持ちに真っ白がなかったので、仕方なくダイソーで買いました。
じゃあ、これをナノバブールありとなしの両方の状態で洗ってみたいと思います。
さっきテストで使ったファンデーション付きの布巾もついでに入れておきます。
まずはなしの方から。
洗濯機はパナソニックのNA-FA80H9
コースはおまかせ
洗剤はアタックゼロをワンプッシュ
この条件でスタート
洗い終わりました。
結構取れてますね。
詳しくは乾かしてから比べることにします。
じゃあ、次はナノバブールを取り付けて、こちらも同じ条件でスタートします。
何か違いは出るんでしょうか。
洗い終わりました。
ぱっと見は変わんないですかね。
それぞれ乾かした後の状態がこちら。
ワイシャツ
インナーシャツ
布巾
んー 違いがあるのかわかんないですね。
右上のコーヒーと左下のソースは割と取れている
ケチャップ・カレーは残りぎみ
ソースとコーヒーは結構落ちていますが、ケチャップはだいぶ残って、カレーもうっすら残っています。
見た目としては、ナノバブールありの方がカレーのあとが濃いように見えます。
これはおそらく、洗うまでの時間が違うせいじゃないかと思います。
汚れをつけたのは同時で、先にナノバブールなしの方を洗濯したので、その間にありの方は汚れが強く染み着いてしまったんでしょうね。
あとは、ケチャップを塗る量が多すぎたせいで、他の場所にもついてしまい、わかりにくい結果となってしまいました。
リトライ
ということで、もう一回やってみます。
ケチャップとカレーだけ試せば比較できそうです。
今度はそれぞれ洗う直前に汚れをつけます。
塗りすぎは他の場所についたり、ムラができたりするので、今回は余分な汚れは拭き取り、できるだけ汚れ方を同じにします。
じゃあ、これでナノバブールあり・なしで洗濯してみましょう。
何回か洗ったら違いが出るかもしれないので、インナーシャツと布巾も2回目の洗濯をします。
そして、洗って乾かした状態がこちら。
みなさんもう予想できてると思うんですけど、変わんないですね。
油性ペンだけはありの方が落ちたように見えなくもないですけど、誤差の範囲という気がします。
ということで、残念ながら革命は起きませんでした。
まぁ、今回のテストだけでは全ての汚れに対して効果がないとまでは言い切れませんが、お子さんの食べこぼしで汚れた服を綺麗にしたいとかは期待できない感じですね。
以上、洗濯革命ナノバブールのテストでした。