今回紹介するのはこちら。
AmazonのFire TV Stick
テレビの画面でYouTubeなどの動画サービスを視聴できるようになる商品です。
半年ほど前に購入してずっと使っているんですが、これがなかなかいいので、みなさんにも紹介したいと思います。
購入の経緯
我が家のテレビはアンドロイドTV搭載をしており、fire TV stickがなくてもyoutubeなどの動画サービスを視聴できます。
ですが、購入から8年ほど経過し、購入当初よりも動作が遅くなったように感じます。
まぁ、テレビで8年となると、そろそろ買い替えサイクルと言える年数。
もっさりしてくるのも仕方ないところです。
とはいえ、他にも買いたいものが多くあり、テレビまではなかなか手が回りません。
そこでfire TVを使えば、またサクサクyoutubeを視聴できるようになるんじゃないかと考えたわけです。
実際に使ってみると、期待通りサクサク動作してくれました。
というわけで、今回は8年前のアンドロイドテレビとfire TVの動作のスピードがどれくらい違うのか比べてみたので、その様子をご覧いただこうと思います。
fire tv stickとは?
↓2K対応
↓4K対応(第1世代)
4K MAXに新型登場
2023年10月18日には4K MAXの第2世代が発売されます。
また、4K対応のスタンダードタイプも新たにラインナップされます。
主な違いは以下のようになります。
第1世代 4K MAX |
第2世代 4K MAX |
第2世代 4K 無印 |
|
プロセッサ | 1.8 GHz クアッドコア |
2.0 GHz クアッドコア |
1.7 GHz クアッドコア |
ストレージ | 8GB | 16GB | 2GB |
Wi-Fi | 6対応 | 6E対応 | 6対応 |
2021発売 販売終了 |
2023 10月発売 |
2023 10月発売 |
まず最初に、FIRE TV STICKがどんなものか説明するんですが、すでにご存知の方も多いと思うので、ざっくりとにしておきます。
Amazonの販売ページ上での商品カテゴリーとしてはストリーミングメディアプレイヤーとなっています。
近しい商品としてGoogle Chromeキャストがあります。
fire tv スティックにはいくつか種類があり、私が購入したのは4K MAXというものです。
価格は通常時は6,980円ですが、ちょこちょこセールで値下げしている様子を見かけます。
fire tvスティックは・・
youtubeやNetflixなど多くのアプリに対応しており、その映像をテレビに出力できるアイテム
と思ってもらえればOKです。
テレビとの接続方法は、テレビのHDMI入力の口につなぐようになっています。
任天堂スイッチとかPSを使ってテレビでYouTubeを見ているという方もいるかと思いますが、イメージとしてはそれらに近いです。
電源はusbでとるようになっています。
テレビ背面のusbの口に繋いでも電力不足で動かないこのが多いので、その場合は付属のアダプターを使ってコンセントに接続します。
操作は付属のリモコンで行います。
必要なものとしてはWi-Fi環境
そして、有料のアプリを使う場合には、その利用料が別途かかります。
本体代金にアプリの使用料金が含まれているわけではないので、その点はご注意ください。
じゃあ、説明はこれくらいにして、実際の様子をご覧いただきたいと思います。
比較①
起動速度
電源を入れてからYouTubeを起動し、入力が受付されるようになるまでの時間ををテレビ側のアプリで行った場合と、fire tv stckで行った場合で比較します。
ホーム画面にして、YouTubeアプリにカーソルを合わせた状態で電源を切ります。
電源オンと同時にタイマースタート
テレビは約7秒5
fire TVが約7秒8
ほとんど同じですね。
こんな感じでテレビは調子がいい時だと早いんですが、古くなってきたせいかやたら遅い時があって、動画が再生できるまでに30秒くらいかかったりすることもあります。
それに対してfire tvは安定して10秒以内に操作ができる感じですね。
比較②
カーソル移動
次はカーソル移動の速度を比べます。
私のチャンネルの動画一覧でハジからハジまでカーソルを移動して往復の時間を測ります。
テレビでは約20秒
fire tvでは約15秒
ここは結構違いができましたね。
YouTubeなどの動画サービスで、「なんか面白そうな動画ないかなぁ」なんてブラウジングする時にはこの差が結構大きなものだと感じます。
比較③
再生位置の移動
次は再生位置の移動がどれくらいスムーズか見てみましょう。
22分の動画で、再生位置を最後まで送って、最初に戻ってくる時間を計測します。
テレビが約12秒
fire tvが約11秒
位置調整の時間はそれほど変わりませんでしたね。
ただ、決定ボタンを押してから動画が再生されるまでの時間はFIRE TVの方が早いです。
↓同時にボタンを押してもfire tvが先に映る
テレビでは決定ボタンを押してから再生まで大体2~3秒
それに対して、FIRE TVは大体1秒くらいで再生が始まります。
例えば再生時間の長い動画でも、何がとは言いませんが、こうお目当てのシーンまでサクサク飛ばせるのはノンストレスでいい感じです。
と、こんな感じでFIRE TVの方が全体的にレスポンスが速く、サクサク動いている感じがします。
もちろんYouTubeに限らず他の動画配信サービスでもfireTVは快適に動作しました。
画質について
使っているテレビにもよるかもしれませんが、私の環境の場合fire tvの方が色が濃く映ります。
ちょっとベタッとした色合いに感じることもあります。
最初は少し違和感がありましたが、これは使っているうちに慣れました。
操作性について
付属のリモコンなんですが、小さめながら操作感は結構良いです。
カーソルの移動や決定のボタンは上の方に大きめに配置されていて押しやすいですし、
ボタンを押した時にはしっかりとしたクリック感があり、さらに上下移動と決定ボタンの間に段差がついているので押し間違いも少ないです。
ボタンは少なめで、テレビ側の操作として対応しているのは電源のオンオフと音量調整・ミュートくらいとなっています。
入力切り替えやテレビのチャンネル切り替えはできないので、テレビ放送もよくみるという方には物足りないかもしれません。
私の場合、テレビはもはやYouTubeとU-NEXTの再生専用機になっているので、これくらいボタンが少ない方がむしろ使いやすいと感じます。
ちなみにfire tv stickの画面の時でもテレビのリモコンを使って操作できるんですが、fire tvのリモコンで操作するよりもレスポンスにもたつきを感じます。
おそらくhdmiのリンク機能を使って動かしているのだと思いますが、どのテレビでも同じようになるのかまでは分かりません。
動作のサクサク感を損なわないためにも、付属のリモコンを使う方が良いと思います。
○向きを気にせず使える
それと、このリモコンもう1ついいところがあって、テレビの方を向けなくても操作ができます。
↓本体と反対に向けても操作できています
多分Bluetoothで繋がっているんでしょうね。
いちいちテレビの方を向けなくても大丈夫ですし、多少の障害物があっても反応するので使い勝手が良いです。
だらしない体勢でだらっとリモコンを持っていても操作できるので楽ちんです。
最近のリビング向けテレビはリモコンがBluetooth接続のものも増えているんですが、確かにこれだけ快適なら採用が増えているのも納得です。
向きを気にせず、ボタンを押しさえすれば反応するのは思った以上に快適です。
ということで、リモコンの使い勝手はかなり良いと感じています。
終わりに
fire TVを使った様子をご覧いただきました。
操作がサクサクでいい感じですね。
しかもお値段も数千円と性能の割には手を出しやすい価格と感じます。
アプリに非対応のテレビのお使いの方はもちろん、私のようにテレビの動作がもっさりしてきたという方にもおすすめです。
以上、fire tv stickの紹介でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。