テレビ関連

ブラビア2021年発売モデルおさらい【X95J・X90J・X85J・X80J】

では早速本日のテーマはこちら

ソニーブラビアの2021年モデルをおさらい

X95J

X90J

X85J

X80J(X8000H)

の違いを解説。

この内容でお話ししたいと思います。

各メーカーモデルチェンジが進む中、旧モデルが残っているソニー。

秋の決算セールで購入を検討している方も多いんじゃないでしょうか

と言うことで、ソニーのテレビのグレードごとの違いを説明したいと思います。

注意点

各モデルの販売状況は、自分の勤務先と、大手量販店の通販をベースに記載しています。

すぐに変わってしまったり、地域や量販店によって違ったりする可能性があることにご注意ください。

液晶テレビ

ではまず液晶テレビから紹介したいと思います。

カタログのスペック表は情報が多く、わかりにくいので大事な部分だけ抜き出すとこうなります。

ソニー液晶の主なチェックポイントは・・

▶︎2021年の目玉であるXRプロセッサー

▶︎前面直下バックライトの部分駆動

この辺になります。

XRプロセッサー

XRプロセッサと言うのは、ソニーが2020一年ブラビアの1部モデルから採用した新しい映像処理の回路です。

ソニーの説明はこのようになっています。

人が物事を認識する際、目や耳から入ってくる膨大な量の信号を、脳が横断的に判断しています。

従来のテレビのAI技術では、色やコントラストといったような映像信号をそれぞれ個別に処理していますが、認知特性プロセッサー「XR」は、人の脳のように、数十万もの映像信号を横断的に分析が可能なので、より自然な美しさで映像を描き出します。

なんだか凄そうな説明ですが、難しいくてイメージしにくいですよね。

シンプルに言えば、色が濃くなったという感じです。

ひとつ前のモデル、X9500HではX1アルティメットと言うプロセッサーが使われていました。

これはこれで、すごくキレイだったんですけれども、わずかに色が薄いような感じもしました。

XRになって色が際立ちし、バランス良い発色になったと言う印象です。

バックライト部分駆動

前面直下バックライトの部分駆動の説明も見てみましょう。

LEDバックライトを液晶パネル下に配置し、映像全体を小さなブロックに分けてコントロールすることで明暗のきめ細かな描写を可能にする「直下型LED部分駆動」搭載。

暗いシーンでも奥行や微妙なディテールまで美しく表現します。

要するに、明るくするべき場所をしっかり明るく、暗くするべき場所をしっかり暗くする効果があるということですね。

この2つが揃っていると、ソニーらしい鮮やかで明るい映像って言う感じです。

では、1番の人気モデルであるX90Jを基準に違いを紹介していきたいと思います。

 

X90J

主なスペックはこのようになっています。


⭕️メリットは・・

▶︎XRプロセッサー

▶︎前面直下バックライト

がしっかり採用されており、ソニーならではのパッとした映像を楽しむことができること

△デメリットは・・

▶︎やや視野角が狭いこと

▶︎スピーカー出力が他社の同価格帯の商品に比べやや低いこと

と言うふうになっています。

現在リビング用として最も人気の55インチがラインナップされていると言うことで、一番の売れ筋モデルとなっています。

販売状況で言うと、50インチ55インチは品薄ながらも、まだ注文できる状況で、

65インチ以上は販売終了していて、新品を見つけるのは望み薄と言う状況です。

後継モデルにあたるX90Kは、55インチが8月上旬に発売となります。

新型X90K

新型はのX90Kは・・

▶︎コントラストブースターが5から10へ

▶︎スピーカー出力が20Wから30Wへ

と、大幅ではないものの、画質・音質ともに進化しています。

 

X95Jと比較

ソニー液晶の大黒柱的なモデルです。

X95Jは65インチ以上のみラインナップされています。

次は、このX90Jと、1つ上のグレードに当たるX95Jの違いについてお話ししたいと思います。

共通の項目は・・

▶︎XRプロセッサー

▶︎全面直下型バックライトの部分駆動

▶︎豊富なアプリ

▶︎PS5への対応

この辺りは共通となっています

違い

画質面の違いには次のポイントがあります。

X95Jは、 エックスワイドアングルが採用されており、視野角が広い。

これが結構重要です。

X95JはVAパネルが使われていると思われます。

一般にVAパネルは・・

⭕️明るく高コントラストという長所がある代わりに

❌視野角が狭いという弱点があります。

そんな中、X95Jは明るさと、高いコントラストを備えつつ、視野角も確保しているとんでもない液晶テレビって言う感じです。

違い②
エックスアンチリフレクションで低反射(75インチ以上に限る)


x95jは低反射の新素材が採用されています

テレビの表面は平面なので、多かれ少なかれ光が映り込んでしまうものですが

アンチリフレクションは、この写り込みを減らしてくれるものです

X90JとX95Jが並んでいる様子がこちらです。

X95Jの方が蛍光灯の反射が少し弱まっているように見えますね

違い3
ピクセルコントラストブースター

X90Jにはコントラストブースター5

X95Jにはコントラストブースター10

が搭載されています。

ピクセルコントラストブースターは、映像の中の暗い部分の電流を明るい部分に集中させることで、部分的な強い明るさを実現する処理です。

例えば、宝石の輝きや、水面に当たった光の反射などのキラキラ感をしっかり表現してくれます。

この部分でも、エックス95ジェーの方が優れています。

まぁ、この辺の違いは細かい部分になるので、気にしすぎなくてもいいかもしれません。

画質の違いおさらい

と言うことで、X95JはX90Jに比べて・・

⭕️視野角が広い

⭕️画面への映り込みが気になりにくい(75インチ以上)

⭕️部分的な強い明るさの表現に優れている

このような違いがあります

とは言え、大きな差では無いかもしれません。

実際の画質の違いのイメージは次のような感じになります。

X90JとX95Jを二台並べて・・

▶︎真ん中に立つとX95Jのほうがきれいに見えるけどちょっとした差

▶︎X90Jのま正面に立って、X95Jを斜めから見ると同じくらいの綺麗さに見える

▶︎逆に、X95Jの前に立って、X90Jを斜めから見ると、明らかにX95Jが綺麗

こんな感じかと思います。

 

X85J

では、次はX85Jについてです。現状ではほぼ全サイズ完売っていう状況じゃないかと思います。

X85Jは・・

XRプロセッサーなし

前面直下バックライトなし

また、細かいところでもちょっとずつスペックダウンしています。

ということで、画質はそれなりに良いながらも、ソニーらしい華やかさが薄れてしまっている印象です。

⭕️豊富なアプリに対応している点

⭕️スマホ連携が得意な点

⭕️PS5に対応してる点

に関しては上位モデルと同じです。

1つ上のグレーに当たるX90Jと比べると、機能が少ないというわけではなく、画質面でソニーらしさが薄いという感じですね。

そういった理由から、ソニーのテレビとしては注目度は低めになっています。

良く言えば豪華すぎなくてちょうどいいバランス、悪く言えば中途半端な性能なのかもしれません。

私も せっかくならX90Jいかがですかーっていうことが多いですね。

 

X80J

最後はX80Jです。

こちらは4kブラビアでは唯一、倍速のないモデルとなっています。

それ以外はX85Jとそっくりなスペックですね。

まぁ、色々な考えがあるとは思いますけど、個人的には、倍速なしのテレビをリビングで使うことをおすすめする気持ちにはなれないです。

特に、50インチを超えるサイズで検討している時にはなおさらですね。

寝室とか自分の部屋などで、43インチを使う分には良いかなって思います。

ちなみにX80Jはネット通販メインでの販売になっており、家電量販店の店頭では基本的に展示していないモデルとなっています。

家電店ではさらに一つ前のX8000Hというモデルが2年に渡り販売されていましたが、それもほぼ完売状態ですかね。

X8000Hは、なぜか去年の秋頃に価格が上昇していることもあり、あんまり優先して検討する理由はないんじゃないかと思います

あと、外付けHDDに録画する場合、1番組しか同時録画できないので、録画の利用が多い場合も避けた方がいいかもしれません。

まとめ

最後に簡単にまとめです。

画質、音質共に期待するならX95J

ソニーならではの画質に期待しつつ、正面で見ることが多いならX90J

予算は抑えたいけど、なんとなくソニーがいいという場合はX85JとかX80J

メイン使用なら倍速は欲しいので、X85J以上がおすすめ

こんな感じかと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

▼トップページへ戻る

-テレビ関連

Copyright© 白物家電ブログ , 2024 All Rights Reserved.