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【2023は例外】年末・年始はテレビの買い時なのか? 傾向と対策

私のブログのアクセスデータを見ていると、テレビの買い時に関するページの閲覧数が増えているようです。

年末・年始を控え「このタイミングでテレビを買うのはどうなんだ」と気になっている方が多いようです。

例年であれば年末年始のタイミングは新型メインで、価格としてはやや高めの時期となるんですが、

今年はいつもと状況が違います。

ということで、本日は・・

▶︎テレビコーナーの現在の状況をチェックしたり

▶︎年末・年始にテレビを買うにはどういう作戦がいいのか考えたり

▶︎おすすめをモデル紹介

していきたいと思います。

 

2023年11月
テレビコーナーの状況

まず最初に、例年と今年の違いをお伝えしたいと思います。

例年であれば初夏から秋頃にモデルチェンジがあり、ほとんどのリビング向け機種のが旧型から新型に入れ替わります。

ですから、年末・年始にテレビを買おうとすると、新型ばっかりという状況になってしまいます。

ところが今年はモデルチェンジせずに、そのまま販売を続ける機種が多くあります。

物価高による買い控えとか、輸送コスト・原材料費の高騰などの影響なんですかね。

ということで、今年の年末・年始のタイミングでは新型はいつも通り価格高めのスタートですが、旧型の選択肢が残っているという状況になっています。

 

次はメーカーごとにモデルチェンジの状況を確認していきましょう。

ソニーのモデルチェンジ状況

まずはソニーから。

  2022発売(K) 2023発売(L)
有機EL A95K 継続
A80K A80L
A90K 継続
ミニLED液晶 X95K X95L
液晶 X90K
X90L(65以上)
継続(55以下)
X85K
X85L(55以上)
継続(50以下)
X80K X80L

新型に切り替わったのは、有機ELのスタンダードグレード A80シリーズ、ミニLED液晶のX95シリーズ、ミドルグレード液晶のX85シリーズ

継続して販売しているのは・・

▶︎有機EL最上位のA95Kシリーズ

▶︎液晶のX90Kシリーズの55インチ以下のモデル

▶︎X85Kシリーズの50インチ以下のモデル

となっています。

注目モデル 55X90K

この中で注目はX90Kシリーズの55インチです。

種類 液晶
倍速 あり
ポイント XRプロセッサー
コントラストブースター10
スピーカー出力 30W
ネット動画対応 豊富

 

価格は家電量販店のネット通販をいくつかチェックしての最安値を記載しています。

液晶ハイグレードモデルという位置付けで、55インチではトップクラスの人気を誇るモデルとなっています。

ソニーご自慢のXRプロセッサーで色合い鮮やか、ブライトブースター10で明暗のメリハリも感じられます。

パッと明るく華やかな映像でありながら、クリアさもあるという感じですかね。

 

詳しい紹介はX90Kが発売した頃に動画を上げているので、よかったらそっちをチェックしてみてください。

販売終了に向かう?

それで、このX90シリーズ、当初は2023年モデルでは65インチ以上の展開のみで55インチが出ないっていう話だった気がするんですが、結局55インチも出るようです。

新型 XRJ-55X90L

新型はXRクリアイメージが追加されています。

新型が出るということは、旧型は販売終了に向かうことが予想されます。

価格コムの平均価格の推移を見ても、夏の終わりごろに一旦売り尽くしモードに入って下降し、その後しばらく継続販売することがわかり持ち直して、そして今再び下がってきている感じです。

いつまで販売があるのかわからない状況ですから、55X90Kを検討しているならこの年末・年始は大きなチャンスとなります。

旧型と新型のスペック比較はブログの方でまとめているので、リンクを貼っておきます。

パナソニックのモデルチェンジ状況

続いてパナソニック。

  2022 2023
有機EL
LZ2000↗︎
↗︎MZ250
LZ1800 MZ1800
LZ1000 →継続
ミニLED液晶   ↗︎MX950
液晶 LX950↗︎
→継続
LX900 MX900
LX800 MX800

パナソニックは例年通りほとんどの機種が新型に切り替わっています。

注目は950シリーズ。

TH-55LX950

種類 液晶
倍速 あり
ポイント プレミアムIPSディスプレイ
上向きスピーカー
スピーカー出力 60W
ネット動画対応 主要のみ

55インチの旧型モデル、55LX950が継続して販売されています。

プレミアム液晶ディスプレイとヘキサクロマドライブの組み合わせでバランスの良い色合い、IPSディスプレイも採用で試聴位置による色合いの変化も少なめ。

さらに音質面では、音を反射させて耳元に音を届けるイネーブルドスピーカーも備えており、全体的にハイレベルなモデルとなっています。

広く好まれる色合いで、どこから見ても綺麗、音も聞こえやすいと、まさに家族で見るテレビにピッタリという感じですかね。

新型MX950は別物

この950シリーズですが、2023年のMX950ではミニLED採用、IPSパネル廃止とこれまでとは全く違う方向性になっています。

2023年 TH-55MX950

種類 液晶
倍速 あり
ポイント パナソニック初のミニLED
スピーカー出力 50W
ネット動画対応 主要のみ

型番こそ同じシリーズっぽく見えますが、内容は別物という感じですね。

新型のMX950はミニLED採用の割に価格を抑えて登場してはいるんですが、IPSパネル廃止、上向きスピーカーもないと、パナソニックの良さが減っているような感じもします。

そういう意味ではLX950はむしろ貴重なモデルで、残っているうちに買っておいた方がいい機種の筆頭と言えます。

まぁ、その辺は気づいている方も多いようで、価格コムの人気ランキングでもかなり上位に入ってきていますね。

価格もソニーよりもしっかり下がっている傾向なので、年末・年始での購入におすすめのモデルとなります。

ここで少し有機ELテレビについて触れておきます。

有機ELテレビについて

テレビを買い替えるにあたって、有機ELにしてみようかなという方も少なからずいるんじゃないかと思います。

その場合はパナソニックを軸に考えてもらうといいんじゃないかと思います。

パナソニックは今年MZ2500・MZ1800の2モデルを発売していますが、これがどちらもいいです。

最上位有機EL
TH-55MZ2500

種類 有機EL
倍速 あり
ポイント マイクロレンズ
ラインアレイスピーカー
スピーカー出力 150W
ネット動画対応 主要のみ

 

MZ2500は国内初のマイクロレンズアレイを採用モデルとなっています。

まぁ、ざっくり言えば、レンズを使って光を効率よく取り出す仕組みですね。

光を効率よく取り出している分画面が明るいけど、消費電力や発熱量は従来と変わりないという優れものです。

有機ELの中で「これが一番綺麗ですよ」って言って、多くの方が納得してくれるくらいの綺麗さがあると思います。

価格は高いですが、せっかくならいいものが欲しいという方にはおすすめです。

もう一つのMZ1800も要チェックですね。

ハイグレード有機EL
TH-55MZ1800

種類 有機EL
倍速 あり
ポイント 元最上位のパネル
上向きスピーカー
スピーカー出力 80W
ネット動画対応 主要のみ

ダイナミックハイコントラストディスプレイが採用されているんですけど、これは2年前の最上位に使われていたパネルです。

明るく・色合いの癖もなく、有機ELならではのクッキリ感があってこれでも十分綺麗です。

音質面でもイネーブルドスピーカー採用で合計80W出力と、なかなかの充実ぶりです。

パナソニックの有機ELはメーカー指定価格ということで、手を出しにくい雰囲気はあるんですけど、その点を考慮してなのかMZ1800は比較的抑えめの価格で登場しています。

ソニーの55A80Lが29万円付近なことを考えると、結構お得感はあるんじゃないかと思います。

メーカー指定価格ということで、特に年末・年始を狙って買う必要はないですが、家電店に足を運ぶ機会があれば、是非実物をチェックしてみてください。

レグザのモデルチェンジ状況

次はレグザです。

  2022発売 2023発売
有機EL X9900L X9900M
X8900L→ →継続
ミニLED(液晶) Z875L Z970M
Z870L Z870M
液晶 Z770L→ →継続
Z670L→ →継続
Z570L→ →継続

レグザは今の段階では旧型メインの販売となっています。

有機EL最上位とミニLED液晶は新型が発売していますが、ネットで探せばまだちらほらあったりしますし、

液晶の主力となるZ770L・670L・570Lが丸ごと残っています。

注目はZ770Lですかね。

レグザ
55Z770L

種類 液晶
倍速 あり
ポイント 量子ドットパネル
重低音スピーカー
スピーカー出力 60W
ネット動画対応 主要のみ

全面直下バックライトで明るく、量子ドット採用で色彩も鮮やか。

スピーカーも重低音立体音響システム採用で合計60W出力と、映画・ゲームなども迫力を感じられます。

画質面でも音質面でもインパクトがあり、テレビが新しくなったことを実感させてくれる内容という感じですかね。

もう一つ残っているのが有機ELの55X8900Lです。

有機EL
55X8900L

種類 有機EL
倍速 あり
ポイント 低反射パネル
スピーカー出力 72W
ネット動画対応 主要のみ

液晶テレビ並みの価格ということもあってか、今最も売れている有機ELテレビですね。

安いのはいいんですけど、個人的にはあんまりおすすめする気持ちにはならないです。

低反射パネルの影響なのか、有機ELならではのかっちり引き締まった黒とか輪郭のキリッと感が弱い感じがして、これだったら液晶の優秀なモデルでいいかなって思います。

まぁ、決して悪いわけではないので、実物を見て判断してもらえればと思います。
 

シャープ

最後はシャープです。

  2022発売 2023発売
有機EL ES1 FS1
   ↗︎
EQ1/2→
↗︎FQ1
→継続
ミニLED(液晶) EP1→ 継続
液晶 EU1↘︎ 終了
EN1 FN1

EN2 FN2

シャープはミニLEDのEP1以外はモデルチェンジしています。

ミニLED
4T-C55EP1

種類 液晶
倍速 あり
ポイント ミニLED
量子ドット
スピーカー出力 85W
ネット動画対応 豊富

EP1はこれぞミニLEDという雰囲気で、他にないほどの明るさと、色の鮮やかさを感じます。

手短に言えば派手な感じですね。

個人的には結構いいなって思うんですけど、ミニLED採用というだけあって、価格はまだ高めをキープしています。

価格の手頃さも含めておすすめするなら液晶のFN1シリーズですね。

液晶
4T-C55FN1

種類 液晶
倍速 あり
ポイント 画質・音質
スペックアップ
スピーカー出力 50W
ネット動画対応 豊富

FN1シリーズは2023年モデルではありますが、6月に発売されておりすでに価格も落ち着いてきています。

今年は1つ上位のEU1と統合されるような格好になっており、画質・音質全体にレベルアップしています。

アクティブLED駆動で明暗表現が向上し、新しいメダリストS4プロセッサーで色合いも豊かになった印象です。

昨年モデルのEN1は他社の同ランク品と比べた時に1段落ちる感じがあったんですが、今年は上位モデルと統合されたことでスペックが底上げされてバランス良くまとまっている感じですね。

シャープはほぼ毎年のようにプロセッサーが変わるんですけど、その度にちょっとづつ色合いが良くなっている感じがします。

特に今年の世代は優秀な感じがしていて、有機ELのFS1やFQ1あたりもワンランク画質がよくなったように感じます。

年末・年始に買った方がいいっていう雰囲気は薄いですが、2023年モデルは粒揃いという印象なのでチェックしておいて損はないんじゃないかと思います。

メーカー別の状況はここまでです。

まとめ

じゃあ、最後にまとめです。

▶︎今年は旧型が多く残っており、年末・年始が狙い目のモデルあり。

▶︎注目はソニーX90K・パナソニックLX950・レグザのZ770L。

▶︎これらはどれも従来型液晶のハイグレードモデルで、各社の主力モデルです。

▶︎明るくクリアなソニー・家族団欒にぴったりのパナソニック・インパクトのレグザ

お好みで選んでもらえればと思います。

以上、年末・年始のテレビ購入についての傾向と対策でした。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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