2021年は、プレイステーション5で遊ぶことを意識したテレビが数多く発売されます。
中でも注目は、
4K120P入力に対応しているテレビはどれ?
っていうところじゃないかと思います。
そんなわけでこのページでは
プレイステーション5に適したテレビと選び方
について紹介したいと思います。
このページの内容
プレステ5で遊ぶ際にあると良い機能
まずは、PS5と接続する際にあると良い機能から紹介していきます。
HDMIの機能
プレステ5と接続する際によく話題に上がるワードとして、"HDMI2.1"というものがあります。
ところが、テレビのカタログなどを見てもHDMI2.1対応と書いていない場合もあります。
というのも、HDMI2.1の規格には様々な機能が含まれており、その全てを網羅しているわけではないからですね。
そんなわけで、カタログやスペック表には対応する機能ごとに個別に記載されています。
▼PS5を接続する際に重要になる機能は次のようなものがあります。
4K120P入力
これは動きの滑らかさや、くっきり感に関わる機能です。
多分、これが一番注目される部分じゃないですかね。
これまでのテレビでは4K映像は60Pまでの対応となっていたのに対し、2021年発売のテレビには4K120P対応のモデルが多くラインナップされています。
対象のモデルは後半で紹介しています。
ALLM
オートローレイテンシーモード(自動低遅延モード)の略称です。
例えば、
▶︎ゲームの場合は高画質処理よりも低遅延優先
▶︎映画の場合は遅延対策よりも高画質化の処理を優先
というように、入力危機からの情報に連動して、自動で低遅延のモードに切り替えてくれる機能です。
VRR
PS5とテレビの駆動する速さの違いにより、表示が崩れたり、カクついたりするのを防ぐ機能です。
eARC
eARCはエンハンスド・オーディオ・リターンチャンネルの略です。
ドルビーアトモスなどの、新しいサラウンド規格に対応したシアタースピーカーを接続する場合に効果を発揮します。
主に、UHDBD(ブルーレイの新し世代)で映画などの見る際に関係してきます。
8Kは?
ですが、現時点ではテレビの中での選択肢が極端に少ないため、ここでは触れないことにします。
価格的にも今のところ現実的じゃないですからね・・。
4K120P対応テレビはどれ?
おすすめメーカーは?
4K120P入力に対応するテレビは基本的に2021年以降発売のモデルが対象となります。
メーカーとシリーズ名で言うと
ソニー
▶︎液晶テレビ
X95J
X90J
X85J
▶︎有機ELテレビ
A90J
A80J
パナソニック
▶︎液晶テレビ
JX950
JX900
JX850
▶︎有機ELテレビ
JZ2000
JZ1000
東芝
▶︎液晶テレビ
Z670K
Z570K
▶︎有機ELテレビ
X8900K
シャープ
▶︎液晶テレビ
DN1
DN2
▶︎有機ELテレビ
DS1
DQ1
このように有名メーカー4社では、2021年モデルから4K120Pに対応するモデルがラインナップされています。
おすすめはソニー
価格なら東芝
多くの方が予想がつくんじゃないかと思いますが、
おすすめメーカーはやはりソニー
ですね。
▶︎4K120Pに対応する機種が豊富
▶︎4K120P以外にVRRなども対応するモデルが多い
といった特徴があります。
プレステ5でゲームすることを考えるなら、
ソニー最優先で選んでいけばOK
という感じですね。
価格優先の場合は、最近東芝から発売されたZ570Kシリーズに注目です。
ということで、次はモデルごとの違いを見ていきましょう。
注目モデル
今年は4K120Pに対応するモデルが数多く発売されました。
ちょっと多いので、先に注目モデルをいくつかピックアップしておきます。
①ソニー XRJ-50X90J
人気モデル。テレビとしての性能もそれなりに高く、PS5にもしっかり対応と、安心感のあるモデルですね。
②ソニー KJ-43X85J
「ソニーの中でなるべく予算を抑えて」という場合に候補になるモデルです。
③東芝 55Z670K
視野角も広く、スピーカーもそこそこ良く、首振りできて便利。それでいて割安な価格設定が魅力です。
④東芝 43Z570K
PS5で遊ぶのに欲しい機能を一通り備えつつ、価格を抑える時に候補になるモデルです。
ソニー
さすがソニーというところで、4K120P入力に加え、ALLM・VRR・eARCまで対応のモデルが揃っています。
ゲームメインでテレビ購入を考えている方は・・
「そこそこの大きさがあればOK」
「値段もなるべく抑えられるといいなぁ」
こんなケースが多いんじゃないかと思います。
そういった基準でおすすめモデルを紹介していきたいと思います。
液晶テレビ
X90Jシリーズ
サイズ展開50・55・65・75インチ
ソニーの液晶テレビの中で上から二番目のグレードとなっています。
テレビの性能&PS5対応で、価格のバランスが一番良いグレードかなぁと思います。
「テレビとしてもそこそこ良くて、PS5とも相性が良いといいな」
「55インチくらいで探してるんだけど」
こんな時におすすめなのがX90Jシリーズです。
50インチモデル
XRJ-50X90J
(注目モデルの①)
テレビ性能 | おすすめ度 | 7 |
種類 | VA液晶 | |
視野角 | やや狭い | |
倍速 | 対応 | |
スピーカー出力 | 20W | |
PS5対応状況 | 4K120P入力 | 対応 |
ALLM | 対応 | |
VRR | 対応(後日) | |
eARC | 対応 |
サイズが豊富で、50インチから用意されているのが良ポイントですね。
メリット
ソニーの液晶テレビの大きな魅力である全面直下バックライトを備えており、ぱぁっと明るめの画質が魅力となっています。
画質としてはこれで十分と考える方が多くなるんじゃないかという印象ですね。
デメリット
視野角はやや狭く、正面からずれるほど色がボケるというか、白くモヤがかったような色合いになります。
一人でゲームをする時なら問題ないと思いますが、家族と一緒にテレビ鑑賞となると視野角の狭さが気になるかもしれません。
また、スピーカー出力は20Wと、この価格帯のテレビとしては若干物足りないものとなっています。
別でサウンドバーなどを用意する予定があるなら気にしなくてOKです。
液晶テレビ
X85Jシリーズ
サイズ展開 43・50・55・65・75インチ
液晶テレビでは3番手に当たるグレードで、ソニーの倍速対応テレビで一番手頃な価格のグレードにもなっています。
なるべく予算を抑えつつ、PS5に見あった性能のテレビを探すならこちらが一番の候補になります。
「自分の部屋用だからなるべく小さめで」
「ゲーム重視でテレビはほとんど見ないから、予算抑え目で」
こんな時におすすめなのがX85Jシリーズです。
43インチモデル
KJ-43X85J
(注目モデルの②)
テレビ性能 | おすすめ度 | 6 |
種類 | 液晶 | |
視野角 | 狭い | |
倍速 | 対応 | |
スピーカー出力 | 20W | |
PS5対応状況 | 4K120P入力 | 対応 |
ALLM | 対応 | |
VRR | 対応(後日) | |
eARC | 対応 |
メリット
ソニーの4K120P対応では一番小さな43インチが用意されています。
倍速もしっかり対応していますので、必要最低限の機能は揃っている感じです。
デメリット
全面直下バックライトを採用しているX95Jや、X90Jに比べると、やや暗い画質になります。
上位モデルと比べなければ気にならない程度とは思いますが、なんというか普通の画質なんですよね。
テレビとしては、ソニーらしさが足りないというか、画質・音質面でこれと言って目を引くものがないような気がします。
液晶テレビ
X95Jシリーズ
サイズ展開は65・75・85インチ
ソニーの液晶テレビではトップグレードとなります。
画質はもちろん音質も強化されますから、テレビ重視ならこのモデルが一番おすすめですね。
テレビとしての性能はとても良いものの、ゲーム用として買うには65インチ以上しかラインナップがなく、手が出しにくいかなぁっていうモデルですね。
「PS5も使うけど、まずはテレビ性能重視で」
「大きくてキレイな画面でゲームしてみたいなぁ」
こんな時におすすめなのがX95Jシリーズです。
65インチ
XRJ-65X95J
テレビ性能 | おすすめ度 | 8.5 |
種類 | VA液晶 | |
視野角 | 普通 | |
倍速 | 対応 | |
スピーカー出力 | 50W | |
PS5対応状況 | 4K120P入力 | 対応 |
ALLM | 対応 | |
VRR | 対応(後日) | |
eARC | 対応 |
流石のトップグレードということで、性能は液晶テレビでは最高峰となっています。
メリット
明るく華やかな画質となっています。映えるっていう感じですね。
X wide Angleが採用されており、VAパネルとしてはトップクラスに広い視野角を実現しています。
また、スピーカーも50Wと、これまでの液晶ブラビアにはない力の入りようになっています。
毎年人気の高い最上位グレードが、さらにパワーアップしたスペックとなっています。
ソニーの液晶テレビで検討しているなら、これが間違いないって言えるモデルですね。
デメリット
性能は文句がない内容ですが、サイズが65インチからしかないのが最大のネックですね。
「65インチは大きすぎる」って感じる方も多いんじゃないかと思います。
年々テレビのサイズは大きくなっているとは言え、現状で主流の55インチがあっても良かったんじゃないかって思っちゃいますね。
有機EL
A90J
ソニーの最上位の有機ELテレビとなります。
サイズ展開は55・65・83インチ
当然画質は最高峰ですし、画面から音が出るスピーカーで迫力もあります。
価格は高いので、良いゲーム環境のみを求めるなら割高な選択肢になるかもしれません。
テレビとしては間違いないモデルですけどね。
「せっかくなら最高画質でゲームもしたい」
こんな時におすすめなのがA90Jシリーズです。
55インチ
XRJ-55A90J
テレビ性能 | おすすめ度 | 10 |
種類 | 有機EL | |
視野角 | 広い | |
倍速 | 対応 | |
スピーカー出力 | 60W | |
PS5対応状況 | 4K120P入力 | 対応 |
ALLM | 対応 | |
VRR | 対応(後日) | |
eARC | 対応 |
トップグレードだけあって、他メーカーを含めてもベスト3に入るくらいのスペックとなっています。
メリット
有機ELの魅力であるくっきりメリハリのある画質なのはもちろん、昨年モデルから映像プロセッサが刷新されたことに伴いやや明るくクリアな印象になっています。
また、ソニー独自の画面から音が出るスピーカー配置も採用されています。
デザインのかっこよさや、画面から音が出る独自性もありさすがソニーというモデルとなっています。
デメリット
画面から音が出るのは先進的でかっこいいのですが、多少無理している感じはあります。
他社のトップグレードと比べるとスピーカー出力もちょっと低めです。
また、画質としても画面の中にスピーカーがない方が構造的に有利になります。
もちろん、高画質・高音質というのは揺るぎないのですが、画面から音が出ることはメリットばかりじゃないっていうくらいは言えるかと思います。
ソニーのポイント
ここまでを簡単におさらいしておきますと・・
▶︎テレビ性能とPS5対応のバランスが良いのがX90J
▶︎ゲーム重視で、予算抑えめやサイズ小さめで探すならX85J
▶︎テレビ性能重視なら高画質なX95J
▶︎最高を求めるならA90J
こんな感じで選んでもらえれば良いかと思います
東芝
東芝で注目は・・
①Z670K
②Z570K
この2つの液晶テレビシリーズです。
東芝は価格面で有利になるケースが多いんですね。
ソニーがなかなか値崩れしないのに対して、東芝は発売から時間が経つごとにどんどん値下がりしていきます。
中でも、Z570Kシリーズは初期価格も安く、今後の値下がりも期待できるモデルです。
「予算を抑えつつPS5に対応」という場合に候補になりそうです。
液晶テレビ
Z670K
東芝の液晶テレビとしては2番手のグレードです。
サイズは43・50・55・65・75インチ
パネルの種類は非公表ではありますが、見たところ43・50インチはVAパネル。55以上は広視野角パネル(IPSか、それに並ぶもの)となっているようです。
割安感があるのは55インチですね。
東芝
55Z670K
(注目モデルの③)
テレビ性能 | おすすめ度 | 8 |
種類 | 液晶 | |
視野角 | 広い | |
倍速 | 対応 | |
スピーカー出力 | 60W | |
PS5対応状況 | 4K120P入力 | 対応 |
ALLM | 対応 | |
VRR | 対応 | |
eARC | 対応 |
Z670Kはなかなかの多機能モデルなのですが、その割に価格は控えめなのがポイントです。
メリット
高輝度パネルが採用されており、明るくクッキリとした画質です。
また、スピーカーが上下方向についており、合計60Wとこの価格帯としては優秀な性能となっています。
首振りできるスタンドも採用されていて、性能・機能・手頃さを併せ持ったモデルという印象があります。
デメリット
アンドロイドTVということで豊富な動画アプリに対応していますが、Netflixには非対応となっています。
Netflixのアプリをダウンロードすることができない仕様なんですね。
Netflixは動画サービスでも最大手ですから、使っている人も多いはずです。
その点だけは残念ですね。
液晶テレビ
Z570K
東芝の液晶テレビとしては3番手のグレードです。
サイズは43・50・55・65インチ
パネルの種類は非公表ではありますが、見たところ43・50インチはVAパネル。55以上は広視野角パネル(IPSか、それに並ぶもの)となっているようです。
注目はPS5に対応するテレビの中では最も安価で狙える43インチです。
東芝
43Z570K
(注目モデルの④)
テレビ性能 | おすすめ度 | 7.5 |
種類 | 液晶 | |
視野角 | 狭い | |
倍速 | 対応 | |
スピーカー出力 | 40W | |
PS5対応状況 | 4K120P入力 | 対応 |
ALLM | 対応 | |
VRR | 対応 | |
eARC | 対応 |
PS5向けに欲しい機能は揃えつつ、他はスタンダードな内容のモデルとなっています。
メリット
上位グレードに当たるZ740XSや、Z670Kとさほど変わらないという印象です。
細かいことをいえば、高輝度パネルが使われていない分、Z670Kに比べてほんの少しくすんだ色合いに見えます。
とはいえ、2台並んでて見比べるような場面でもなければ、ぱっと見で差がわかるというほどでもないかと思います。
倍速を備えており、リビング用テレビとしても充分に使える性能だと感じています。
デメリット
Z670K同様に、Netflixに非対応となっています。
パナソニック
リビング用テレビの人気メーカーで、ソニーとトップを争うのはパナソニックじゃないでしょうか。
パナソニックの2021年モデルでも、4K120P対応モデルがラインナップされています。
ただし、VRR対応は一部機種となっています。
PS5で遊ぶことを優先するならソニーで良いかと思いますが、
▶︎レコーダーがパナソニック
▶︎転倒防止スタンドが欲しい
こんな時にはパナソニックも候補になるんじゃないかと思います。
ここでは特にVRR対応モデルをピックアップして紹介したいと思います。
液晶テレビ
43JX850
パナソニックの液晶テレビの中では3番手のグレードですね。
4K120P・ALLMは49インチも対応していますが、VRRまで対応しているのは43インチのみとなっています。
ソニーの43X85Jと同等グレードという感じですね。
「レコーダーがパナソニックだから、パナソニックで選びたい」
「パナソニックの色合いの方が好みだ」
こんな時におすすめのモデルとなっています。
液晶テレビ 43インチ
TH-43JX850
テレビ性能 | おすすめ度 | 7.5 |
種類 | VA液晶 | |
視野角 | 普通 | |
倍速 | 対応 | |
スピーカー出力 | 30W | |
PS5対応状況 | 4K120P入力 | 対応 |
ALLM | 対応 | |
VRR | 対応 | |
eARC | 対応 |
価格が特別高いわけでもなく、それでいて必要な性能は一通り揃った優種なモデルです。
メリット
転倒防止スタンドが採用されており、揺れても倒れにくくなっています。
スタンドの中に大きな吸盤が入っていて、テレビ台にくっつくようになっているんですね。
また、上位モデルと同じ"ヘキサクロマ"という映像プロセッサがしっかりと使われています。
ソニーのX85Jだと、プロセッサ自体が上位からランクダウンしてしまいますからね。
パナソニックの方が色合いが好みという方もいるんじゃないかと思います。
デメリット
パナソニックのテレビと言えば視野角の広いIPSパネルが特徴なのですが、こちらの43JX850はVAパネルが採用されています。
ゲーム目的なら正面に座るでしょうし、サイズ的にあまり横方向から見るケースは少ないはずです。
そう考えばデメリットというほどではないかもしれません。
とは言え、少し調べた人だと"パナソニック=IPSパネル"って思っちゃうかもしれないので、誤解がないといいなって思います。
有機EL
JZ2000シリーズ
パナソニックの最上位有機ELがこちらです。
有機ELでは4K120P・ALLMだけでなく、VRRにも対応となります。
画質・音質ともに最高峰スペックですね。
他メーカーを入れても、東芝のX9400Sとトップを争う性能じゃないかと思います。
でも、東芝は4K120P入力に対応してないので、ここではこのJZ2000が最高性能になりますかね。
画質・音質だけで比べるならソニーのA90Jよりも上かなぁって思います。
「一番いいテレビでゲームもしたい」
「スピーカー性能もいいと嬉しいなぁ」
こんな時におすすめなのがJX2000シリーズとなります。
有機EL 55インチ
TH-55JZ2000
テレビ性能 | おすすめ度 | 10 |
種類 | 有機EL | |
視野角 | 広い | |
倍速 | 対応 | |
スピーカー出力 | 125W | |
PS5対応状況 | 4K120P入力 | 対応 |
ALLM | 対応 | |
VRR | 対応 | |
eARC | 対応 |
流石の最上位モデルというスペックですね。
メリット
有機ELテレビはどれもキレイではあるんですけど、その中でもパナソニック独自のダイナミックハイコントラストディスプレイは他メーカーと比べてもやっぱり少しキレイかと思います。
特に人の顔いらなどの色がキレイなんですよね。
スピーカーも前向き+上方向+左右と、音で包み込むような配置となっています。
音のキレイさももちろんですが、臨場感もピカイチですね。
ちなみに音は変な味付けがない聞きやすい音っていう印象ですね。
デメリット
性能は文句のつけようのない内容ですが、それだけに価格はお高めですね。
まぁ、ソニーのA90Jと同等の価格帯ですね。
この性能を考えれば仕方ない気もします。
サイズが55・65の2サイズっていうことで、選択肢はちょっと少ないように感じます。
有機EL
JZ1000シリーズ
サイズ展開 48・55・65インチ
パナソニックの有機EL2グレードのうち、2番手のモデルがこちらです。
JZ2000のスピーカーを普通のテレビ並みにした感じですね。
現状発表されている中で、唯一4K120P入力に対応する48インチの有機ELがこちらです。
「スピーカーは別に持っている」
「音にはそんなに拘らないけど、画質はいいものが欲しい」
「サイズ小さめの有機ELで4K120P対応はどれ」
こんな時はJZ1000シリーズがおすすめです。
48インチ
TH-48JZ1000
テレビ性能 | おすすめ度 | 9 |
種類 | 有機EL | |
視野角 | 広い | |
倍速 | 対応 | |
スピーカー出力 | 30W | |
PS5対応状況 | 4K120P入力 | 対応 |
ALLM | 対応 | |
VRR | 対応 | |
eARC | 対応 |
48インチは首振り機能はありませんが、転倒防止スタンドは採用されています。
メリット
現状では有機ELとして一番小さな48インチモデルとなっています。
このサイズではソニーA9Sをはじめ、他社では4K120P対応モデルはまだ発売がないんですね。
設置スペースの兼ね合いで48インチじゃないと・・という場合はこちらが一番PS5におすすめの有機ELテレビとなります。
デメリット
JZ1000シリーズでは55・65インチではハイコントラストディスプレイという独自構造パネルが採用されています。
ですが、48インチでは通常の有機ELパネルとなっています。
なんというか、2世代くらい前の有機ELを思い出すような少し暗いというか、寒色系の色合いです。
スペースが問題ないなら55インチがよりおすすめとなります。
液晶テレビ
75JX950
パナソニックのプレミアム液晶テレビが950シリーズです。
画質・音質ともに液晶テレビの中ではトップクラスの実力です。
ただし、VRRまで対応しているのは75インチのみとなっています。
液晶75インチ
TH-75JX950
テレビ性能 | おすすめ度 | 8.5 |
種類 | IPS液晶 | |
視野角 | 広い | |
倍速 | 対応 | |
スピーカー出力 | 60W | |
PS5対応状況 | 4K120P入力 | 対応 |
ALLM | 対応 | |
VRR | 対応 | |
eARC | 対応 |
48インチは首振り機能はありませんが、転倒防止スタンドは採用されています。
メリット
プレミアム液晶ディスプレイというだけあって、画質は液晶最高峰ですね。
IPSパネルで視野角が広いため、家族揃ってテレビを見る時もみんながキレイに見ることができます。
また、スピーカーも液晶テレビの中では東芝Zに次ぐ二番目の出力60Wを持ち、しかも上下の配置となっています。
シアタースピーカーを買うほどじゃないけど、せっかくなら音もちょっとは良いといいなぁ」っていう時におすすめです。
デメリット
デメリットというわけでもないですが、ソニーの全面直下バックライトモデル(X95J・X90J)に比べるとごく僅かに明るさが控えめに見えるかもしれません。
まぁ、ソニーが非常に明るいだけで、パナソニックも明るさは十分あります。
好みの問題っていうところですかね。
パナソニックまとめ
パナソニックはVRRに対応しているモデルと、そうでないモデルがあるので注意が必要です。
▶︎有機ELはJZ2000・JZ1000ともにVRR対応
▶︎液晶では43JX850と75JX950がVRR対応
▶︎有機EL JZ2000はテレビの中でもおすすめ度最高ランク
▶︎液晶JX850は価格と性能のバランスが良い
▶︎液晶JX950は性能はいいけど、VRR対応は75インチのみ
こんな感じになっています。
自室用のテレビっていう括りなら43JX850が本命になりますかね。
シャープ
シャープの2021年モデルも、いくつかのグレードでは4K120P入力に対応となります。
ですが、ALLM・VRR・eARCに対応するモデルはありません。
あと、付け加え得ると、最近流行りのドルビーアトモスにも対応してないですね。
ということで、PS5で遊ぶという条件なら特別優先されることはないかと思います。
テレビとしてもやっぱりソニー・パナソニックに勝てる部分っていうのがほぼないですしね・・。
ドルビーアトモス
ドルビーアトモスっていうのはサラウンド規格の1つで、最近対応するコンテンツが増えて来ています。
ゲームというよりは、映画に使われる立体的な音響のシステムですね。
5.1チャンネルとかの進化版っていうイメージでOKです。
PS5でULTRA HD ブルーレイ(UHD BD)の視聴もするかもという場合、ソニー・パナソニックがドルビーアトモスに対応しているのでおすすめです。
ウルトラHDブルーレイっていうのは、ブルーレイの次の世代の記録メディアです。
DVD→ブルーレイ→UHD BD という順で新しくなっています。
あまり知られていないですが、ブルーレイよりもキレイな画質のディスクがすでにあるんです。
まとめ
長くなったので簡単にまとめておきます。
▶︎PS5優先ならまずはソニーで検討
▶︎テレビの性能も加味するならパナソニックの一部モデルもおすすめ
▶︎シャープは優先度は低い
こんな感じになります。
少しでも参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。