今日はワイシャツを買ってきました。
私は仕事の時はワイシャツを着るんですけど、そんな毎回アイロンがけしたり、クリーニングに出したりするのは面倒すぎるので、干したままの状態で着ています。
いつもはユニクロのスーパーノンアイロンのシャツを買っていて、それなりに満足もしています。
ただ、・・
▶︎時々シワが気になることがある
▶︎時間が経つと変色しやすい
という印象もあって、もっと他にいいものがあるんじゃないかと思ったわけです。
ということで本日は・・
前半→シワの少ないシャツを探し
後半→着心地や汚れ落ちについて
わかったことをお伝えしていきたいと思います。
↓動画版はこちら
比較するワイシャツ
それじゃあ、買ってきた商品の紹介からしていきます。
選んだ基準としては、身近な店でおおむね5千円までという条件で探しています。
①ユニクロ
スーパーノンアイロン
購入時の価格が3,990円
私が普段着ているのがこれです。
今回用意した中では一番厚手な感じがして、しっかりした生地という印象です。
綿100パーセントで、適度なツヤとハリがある馴染み深い手触りです。
生地が厚手なので透け感も少なめです。
透け感をチェックするためにボーダーのロンTと重ねるとこんな感じになります。
多少は透けるんですけど、今回用意した中では少なめですね。
②オリヒカ
スーパーノンアイロンシャツ
購入時の価格は4,290円
こちらも綿100%。
ユニクロと近い質感ですが、こちらの方が少し生地が薄いように感じます。
透け感はこんな感じ。
ユニクロよりももうちょい透けているように見えます。
③はるやま
完全ノーアイロン iシャツ
購入時の価格4,389
こちらはポリエステル100パーセント
このiシャツ、シワがつきにくいということで、いろんなところで紹介されてますね。
私は今回初めて買ったんですけど、完全ノーアイロンということで期待が膨らみます。
生地は他とは違い、薄いニットのような柔らかい感触で、伸縮性も高いです。
パリッとしているというよりは、薄手のカーディガンみたいなテロっとした見た目です。
生地の密度がそんなに高くないことと、素材が柔らかくインナーと密着しやすいことで、結構透けて見えます。
④ドンキホーテ
時間節約シャツ
購入時の価格は2,490円
ポリエステル65パーセント・綿35パーセント
干したらすぐにパリッと着られるというフレーズに引かれて購入し、ユニクロと一緒に普段から使っています。
生地はかなり薄めで、ウインドブレーカーというか、ちょっと障子紙っぽいシャカシャカしそうな質感です。
生地が薄いのでかなり透けていますね。
⑤コナカ
形状安定加工 ワイシャツ
購入時の価格は1,881円。
ポリエステル65パーセント・綿35パーセント
ドンキとかなり似ていて、薄手で障子紙っぽい質感です。
ドンキと同じかそれ以上に透けています。
今回用意した中では一番生地が薄い感じがします。
並べてみる
袋から出した状態で並べてみるとこうなります。
ユニクロとオリヒカは似ていて、適度な柔らかさとハリがあるスタンダードな質感。
ドンキとコナカも似ていて、こっちは薄手で、障子紙っぽいパリッとした質感。
はるやまのiシャツは柔らかいニットのような質感。
ユニクロは厚手で透けにくく、オリヒカはちょい透け、iシャツ・ドンキ・コナカはかなり透けます。
畳まれた状態で袋に入っていたので、その折り目がついているんですが、この時点でIシャツのシワが少ないように見えます。
サイズ感
今回は全てXLサイズで購入しています。
大体どれも似たようなフィット感ではあるんですが、ユニクロは少し丈が長め。
オリヒカはやや身幅が小さいというか、腰回りにかけて絞られていてる感じです。
ユニクロはスリムフィットでオリヒカはレギュラーなんですけど、オリヒカの方が若干細いですね。
じゃあ、前置きはこれくらいにして、洗濯機で洗ってみましょう。
洗濯1回目
洗濯に使うのはパナソニックの縦型洗濯機NA-FA80H9
コースはいつも使っているパワフル滝洗いを選びます。
おまかせコースよりも洗い時間が長めになります。
洗い終わったので、ハンガーにかけ、いつも通り浴室で乾燥を行います。
乾いてから並べた様子がこちら。
↓左から コナカ ドンキ iシャツ オリヒカ ユニクロ
↓左がオリヒカ 右がユニクロ
↓ユニクロ
ユニクロは腕の部分や胸周りに細いシワがありますが、まぁ許容範囲という感じですね。
↓オリヒカ
オリヒカの方がもうちょっとシワは少ないですかね。
これくらいなら、そのまま着て問題なさそう。
iシャツは梱包時のシワがいくらか残ってはいますが、1番シワが少なめで、さすが完全ノンアイロンという感じですね。
ドンキとコナカは梱包時の折りたたみのシワが結構深めに残っています。
背中側も見てみましょう。
やっぱりユニクロは細かなシワが多めですね。
オリヒカとiシャツは結構綺麗。
↓左コナカ 右ドンキ
ドンキとコナカはやはり折じわが残っています。
と、こんな感じで、噂通りiシャツがシワ少なめとなりました。
と言っても1回洗っただけで結論を出すのは気が早いというものです。
もっと回数を重ねたいですね。
洗濯5回
ということで、5回くらい洗ってみました。
全体的に梱包時のオリジワは目立たなくなりました。
ユニクロは先ほどよりも洗濯シワが目立ってきて、オリヒカとの差が広がった印象です。
アイシャツは元々ついていた折りたたみシワも取れ、かなりストンとしています。
ドンキとコナカは生地が薄いせいか、ちょっとくしゃっとしていますね。
5回洗って、iシャツがトップで、オリヒカも結構いいという印象です。
まだ、仕上がりが安定しないので、もう少し洗ってみます。
洗濯合計10回後
追加で5回ほど洗い、合計10回の洗濯が終わりました。
1番シワが少ないのは、やはりiシャツ。
オリヒカもパリッとしていていい感じです。
ユニクロは回数を重ねるごとにシワが増えてきた感じですね。
ユニクロとオリヒカを比べてみると明らかにオリヒカの方がシワが少ないですね。
特に腕の部分は差が大きいです。
iシャツはストンとしていて本当にシワは少なく、オリヒカはパリッと感があっていかにも新品のような雰囲気でいいです。
ドンキとコナカは
梱包時のおり畳じわもだいぶ取れて、そのまま来てもよさそうな仕上がりになりました。
背中側はこんな感じ。
ユニクロのシワの多さが目立ちますね。
それ以外はどれもいい仕上がりです。
1番シワが少ないのは?
さて、10回洗ってもう満足したので、ここらでシワの少ないシャツナンバーワンを決めようと思います。
優勝はiシャツ。
さすが完全ノーアイロン 期待通りの結果です。
最初からずっとこれだけ違ってましたもんね。
時点でオリヒカがシワも少なく、パリッと感もあって優秀という印象です。
ということで、一旦iシャツを優勝にしたいと思います。
ただ、これでiシャツを着続けるかといえば、そんなわけでもありません。
それぞれ、一長一短あるように感じました。
着心地・メリット・デメリットなど
ということで、次は着心地など含め、シワ以外の部分についてお伝えしていきます。
①ユニクロ
細かなシワはあるんですけど、ワイシャツを着て動いていたらどうせこれくらいのシワはつきますから、そこまで気にすることもないかと思います。
やや厚手でしっかりとハリのある感触の生地は個人的には印象がいいです。
しっかり包まれている感じがする
なるべく透けないものが欲しい
という場合にはいいんじゃないですかね。
②オリヒカ
シワも少なく、ユニクロよりも柔らか目でありながら、適度なハリがあってシルエットもいい。
1番バランスが良いのはこれっていう気がします。
③はるやま iシャツ
シワは1番少ない。
生地がニットのように柔らかく、伸縮性も高いので着心地はいいです。
ただ、冬にると、静電気がやたら起きやすく、静電気で張り付いた細かな糸屑が取れにくい点が気になりました。
ワイシャツの上にカーディガンを羽織ったり、裏地が起毛の上着をきたりすると、結構毛がくっついて、そして取れにくいです。
もちろん、他のワイシャツでも多少は付くんですですけど、iシャツはちょっと多いきがするんですよね。
袖の部分にカーディガンを擦り付けて、他のシャツと比べてみました。
画像では伝わらないかもしれませんが、やっぱり細かな毛がくっ付きやすい感じがします。
そして、静電気のせいなのか、生地のの網目のせいなのか、これが取れにくい感じもします。
まぁ、普通にワイシャツの上にスーツだったら大丈夫だとは思うんですけど、冬はちょっと注意が必要になりそうです。
夏はいいでしょうね。
④ドンキと⑤コナカ
どちらもかなり薄手で障子紙のようなパリッとした着心地ですね。
大きめのシワはあるんですけど、細かなシワはあまりないので、しわくちゃな感じはしません。
どちらも価格が安いのが魅力ですね。
仕事の時、在庫の段ボール箱を持って服が汚れるなんていうこともよくあります。
いいものを買っても長持ちしないっていうのもあるので、これはこれで選択肢には残りますね。
この2つだったら、どっちかといえば、ドンキの方がよりパリッとしていて良いと感じました。
ということで、iシャツは着るものの組み合わせの影響が大きく、バランス良いのはオリヒカという印象です。
夏はiシャツ、冬は厚手のユニクロ、春と秋はオリヒカを着たいなって思います。
ただ、この3つは価格が高めなので、今後の劣化というか、変色の仕方次第で優先度が変わってきます。
汚れ落ち、変色について
いや、あくまで、個人的な感覚なんですけど、綿100パーセントって黄ばみやすい気がするんですよね。
ここに一年位きているユニクロとドンキがあるんですけど、ドンキは新品と比べても白さがそんなに変わらないのに対して、ユニクロは結構黄ばんでいる感じがします。
ユニクロとドンキ、新品と一年位着用しているものを並べてみるとこうなります。
ユニクロは新品と一年経過で色合いがちょっと違うのがわかりますかね。
ちょっと黄ばんで白さが薄れています。
それに対してドンキの方はそこまで色合いは変わっていません。
ネットで調べてみると、綿は汗や皮脂を吸収しやすく、汚れが蓄積し黄ばみやすいみたいなことが書いてあったり、一方で、ポリエステルは汚れが落ちにくいといったことも書いてありました。
うーん。これでは判断がつきません。
まぁ、わからないならやってみれば良いということで、次は汚れ落ちのテストをしてみます。
蓄積された汚れをチェック
目に見えない油よごれはブラックライトで照らすと見えるみたいなネット記事があったので、ブラックライトを買ってみました。
まずは白く見えるものからチェックします。
右からユニクロの新品。ドンキの新品。ドンキの一年ものを並べてあります。
特に異常はないですね。
次はユニクロの一年ものを照らしてみます。
画像では伝わりにくいと思いますが、右の方がより黄ばみが強いです。
ん。。肩のところにまだらにシミみたいなものが見えますね。
脇のところにもあります。
もう一枚の方もところどころにシミがありますね。
もちろん普通の照明の時はシミは見えません。
いや、結構ショックなんですけど。
普段着ているシャツにはこんなに謎のシミがついていたんですね。
これだけではシミの正体はわからないんですけど、
綿の方が何かしらを吸収して、それが残っているということなんでしょうか。
汚れ落ちを比較
いくつか汚れをつけて試してみましょう。
新品のワイシャツにそれぞれコーヒー・ファンデーション・サラダ油を塗ります。
シャツは今後着るつもりなので、最悪汚れが残っても影響が少ないように、裾の部分にしておきます。
それじゃあ、これを洗ってどうなるかやってみましょう。
洗剤は以前の動画で汚れ落ちナンバーワンに選んだアリエールのジェルボールを使います。
洗い上がりました。
ぱっと見はちゃんと落ちているように見えます。
乾かしてから細かくみていきましょう。
まずはユニクロ。
これは目で見てわかるレベルでシミが残っています。
次がオリヒカ
これも綺麗になっているように見えて、油のシミが残っていますね。
やはり綿100パーセントは油が残りやすいんでしょうか。
次がポリエステル100パーセントのiシャツ
んーー。油のシミは見当たらないですね。綺麗です。
ドンキとコナカの綿・ポリエステル混合組もチェックしてみましょう。
ドンキはファンデーションが少し残り、油のシミはほんの僅かに残っている
コナカも油のシミはあるにはあるけど、かなり薄いという感じですね。
右がユニクロ・左がオリヒカ、この2つはやはり油のシミが多く残っているように見えます。
ブラックライトを当てるとこんな感じで、やはり油の部分だけ光の透け方が違いますね。
今度は右がユニクロ 左がドンキ
ドンキも0というわけではないですが、ユニクロの方がだいぶくっきりシミが見えています。
ブラックライトを透かすとこんな感じ。
ユニクロはすぐにどこがシミなのかわかります
ドンキの方はよーく探さないとわからないくらいですね。
ということで、油汚れに関しては綿の割合が多いほど残りやすいという結果になりました。
まぁ、私は汚れとか洗濯に関して知識があるわけじゃないですし、素人テストなので参考程度にみて欲しいというのはあるんですけど、思っていたよりも差がついたので、これが今後の黄ばみとか変色に影響する可能性はそれなりにあると思います。
今後何度も着てみて気づいたがなどあれば、コメント欄にでも書き込もうと思います。
今回テストした限りでは、iシャツが汚れ落ちも良いという結果になりました。
シワも少なく、油汚れも落ちやすい。
ということで、総合優勝もiシャツにしたいと思います。
まとめ
最後に軽くまとめです。
干したままでシワが1番少なかったのはiシャツ
オリヒカもシワがかなり少ない
iシャツは柔らかい素材で型崩れは気になりずらい
オリヒカは適度なパリッと感があって見た目がいい
ユニクロは生地がしっかりしている印象で透け感も少なめ
ドンキはコスパいい
油汚れの落ちがいいのはiシャツ
こんなところでしょうか。