では早速本日のテーマはこちらです。
ソニーブラビアA95Kの解説と初見の感想
このテーマでお話ししていきたいと思います。
ついにソニーの最上位、有機ELテレビA95Kが発売になりました。
55インチ
XRJ-55A95K
他のYouTubeの動画やネット記事などを見るとかなり褒めち
▼動画版はコチラ
主なスペック
65インチ
XRJ-65A95K
種類 | 有機EL(量子ドット) |
倍速 | ○ |
スピーカー出力 向き |
60W 画面から音が出る |
サイズ | 65 55 |
昨年モデルとの違い
ではまず最初に、去年の最上位グレードであるA90Jとの違いを見ていきたいと思います。
参考 昨年モデル
A90J 生産終了
※↑生産終了から時間が経っているため、家電量販店では完売しています。
では違いを見てみましょう。
初の量子ドット有機EL
一番大きな変化は画質面で・・
▶︎初の量子ドット有機ELパネルが採用
またそれに伴って
▶︎トリルミナスプロが取りルミナスマックス
に変更
量子ドットって聞くとなんかハイテクな雰囲気があって、「なんか凄そう」なんて思っちゃいますよね。
これが何かと言うと・・
▶︎簡単に言えば色を濃くする仕組み
って言う感じです。
メーカーの説明では「純度の高い色」とか、「色が際立つ」と言った言葉で説明されています。
これをわかりやすく聞き慣れた言葉で言えば、「色が濃い」って言う感じですね。
量子ドットは最近流行ってはいますが、
色が濃くて、くっきりするんだなぁって思う位で、量子ドット自体に良いとか悪いはあんまり感じないです。
まぁ、
音質について
スピーカー出力は60Wと、この価格帯にしては控えめ。
ただ、画面から前向きに音がでるので、プラス評価(右の星マーク)してもいいように思います。
次は音質面の話です。
音質面のスペックは前モデルのA90Jから据え置きで、60wのアコースティックサーフェスオーディオとなっています。
前のモデルよりもまとまりの良い音に調整されているような気もし
ソニーの特定のサウンドバーと連携できる"アコースティックセンターシンク"に対応しています。
連携可能シアターバー
例 HT-A7000
↑一般的にテレビにシアターバーをHDMI接続した場合、テレビからは音が出なくなりますが、アコースティックセンターシンク対応モデル同士なら、テレビとシアターバーが役割分担しつつ両方から音が出るようになります。
また、AVアンプと接続できる端子も継続で採用となっています。(センタースピーカーモード)
そのほか
その他の特徴としては・・
▶︎Google TVによる豊富なアプリへの対応
YouTube・Netflix・Amazonプライムビデオ・HULUなど色々な動画配信サービスに対応しています。
(要ネット環境・月額利用料が発生するサービスもあります。)
▶︎スマホ連携
Androidスマホ・iPhone共に画面出力に対応しています。
▶︎ps5への対応
4K120P対応。
▶︎ブラビアコア
主にソニー・ピクチャーズの旧作映画を2年間無料で視聴できるサービスです。(要ネット環境&会員登録)
この辺のエンタメ系の機能も昨年から継続となっています。
画質など初見の感想
では初見の感想をお伝えしたいと思います。
一番最初に思ったのは、
「おっ綺麗じゃん! でもなんかしっくりこない・・」
みたいな感じです・
ちなみに他のテレビコーナーのスタッフも一緒に見ていたんですが・・
「濃いね」
「おお?これが新型」
みたいな、ちょっと戸惑い混じったような反応でした。
その後しばらく眺めながら他のテレビと比べてみたりしていたので
色が濃くてメリハリがあるので・・
▶︎よく言えばくっきりクリアな映像
▶︎悪く言えば作り物っぽいCGとか絵画みたいな映像
って言う感じで
陸上の大会が放送されていたのでこれを例に具体的にどうだったか
・トラックとかユニフォームの色は、やっぱり結構濃い。
・赤や黄色系の依頼はちょっと蛍光っぽい派手な発色。
・また、人の顔が僅かに赤みがかって見えるくらい色が強調されているよう
・芝や木の葉っぱなど緑は綺麗。
全体に、
自然なリアルさみたいな方向と言うよりは、
って言う感じですね。
アニメも見てみたんですけど、
元々の絵画っぽい色合いがマッチしているように感じました。
A90Jと比べて
前モデルのA90J比べたときには、新型の方がよく見えることもあれば、前の方がよ
A95Kは得意と苦手が分かれていて、調子に波があるって言う感じですね。
それが映像にマッチすることも有れば、
多分何ですけど、画面がそんなに明るいわけではないのに・・
色によって蛍光っぽい発色なこと
画面に映り込んだ光が紫が勝手反射することで、
が違和感の原因じゃないかとい
ちなみにパネル表面はハーフグレアっぽい質感です
A80Jほどマットな質感ではないんですけど、A90Jほどツルツルピカピカでもない感じですね。
しばらく見て
発売後も色々観察して、わかったことがあります。
輝度アプリで測定するとしっかり明るさはでているようなんですが、色合いのせいか、暗く見えることもよくある。
また、赤系の色が、有機ELというよりもソニーの従来の液晶の色合いに近いように感じます。
これが当初の感想にあった"違和感"の、その他の原因なんじゃないかと思います。
デザインについて
では次はデザインについてお話ししたいと思います。
このA95Kからはスタンドっぽいものではなく、
台座は前方向にも後ろ方向にも取り付けできるになっているんですが
ただ残念なことに去年のA90Jの時よりも下側の縁が太くなっ
前は1センチ無いくらいの枠だったんですが、A95Kでは2.
スタンド取り付けの兼ね合い香香との兼ね合いだと思うんですが、
前回の細くて目立たない足のほうがよかったんじゃないかなぁって
その他の特徴
最後はその他の便利機能についてです・
Google TVによる豊富なアプリへの対応や、スマホとの連携・PS5対
あとは、新しくブラビアカムというカメラが付属となりました。
視聴環境をカメラで測定し、自動で最適な画質・音質に調整してくれるきのうです。
まとめ
では最後に簡単にまとめをしていきたいと思います。
画質
量子ドット採用で色が濃くなりました。
色が濃ければそれできれいに見えるかというとそうとは限らないの
画質についてはもともと好みによって評価が分かれやすい部分ですが、A95Kはよりその傾向が強い気がします。
また2022年 液晶最上位のX95Kでは、ミニLEDのみの採用で、
もしかしたら有機ELGはくっきり系、液晶はぱっと明るい系と役割分担を進めていくのかもしれません。
ということで、
音質は据え置き
便利さ楽しさも据え置き
デザインは個人的にはダウン
と言うことで、
昨年のA90Jからパワーアップしたと言うよりは、
あと、パネルの供給元は非公開ではあるんですけど、
こういう大きな変化があった時は様子見が無難なんじゃないかなぁ
以上、A95Kの紹介でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
少しでも参考になれば嬉しいです。