Amazonのブラックフライデー先行セールが始まりましたね。
ざっと見たところ、シャープの加湿空気清浄機がいくつかセール対象のようです。
ということで、取り急ぎ
モデルごとの違いを・大事なポイントに絞って
まとめていきたいと思います。
スタンダード3種
KC-○50
まずはスタンダードモデルから。
KC-J50
KC-N50
KC-R50
この3つは年式が違うくらいで、大きな差はありません。
数字の前が年式を表す
KC-○50の丸の部分が年式を表しており、アルファベットが順に進んでいきます。(使わない文字もあります)
J→L→N→P→R→S(2023)
KC-S50が最新です。
ただ、見た目や販売ページの説明画像からもわかる通り、内容的にはほぼ一緒です。
主なスペックはどれも共通で以下のようになります。
空気清浄最大 | 〜23畳 |
加湿量/時 | 500ml |
加湿 木造 | ~8.5畳 |
加湿 コンクリート | ~14畳 |
プラズマクラスター濃度 | 7000 |
戸建なら寝室向け・マンションならリビングでも使えるくらいのスペックです。
KC-J50
KC-J50はブラウン系カラーがあるようなので、色が好みならこれです。
KC-N50
白が良ければこっち。
家電量販店だと、「旧型在庫処分」みたいな時でも2万円はなかなか切らないので、かなり安いと思います。
KC-R50
この中では一番新しい年式ですが、その分価格は高めとなっています。
修理や部品取り寄せを考えると年式が新しい方が後々有利になる可能性もありますが、予算優先で古い世代でもいいんじゃないかと思います。
ちょいスペックアップ
KI-○S50
先ほどの3機種よりも少し性能が上がります。
KI-PS50
KI-RS50
これも先ほど同様に年式が違うくらいです。
主なスペックはこちら。
空気清浄最大 | 〜23畳 |
加湿量/時 | 600ml |
加湿 木造 | ~10畳 |
加湿 コンクリート | ~17畳 |
プラズマクラスター濃度 | 25000 |
先ほどのスタンダード(KC-○50)シリーズが
加湿量500ml/時・プラズマクラスター5000だったのに対し、
こちらのKI-○S50は
加湿量600/時・プラズマクラスター25000に少しずつアップします。
KI-PS50
ホワイト系
KI-PS50
ブラウン系
KI-RS50
戸建で寝室が10畳というような「これでピッタリになるケース」であればおすすめですが、それ以外のケースではスタンダードモデルとの差も少なく中途半端な選択肢になりがちです。
リビングで使うのであれば次のパートのKI-○S70をおすすめします。
リビングにおすすめ
KI-PX70
一番おすすめのシリーズです。
KI-PX70
主なスペックはこちら。
空気清浄最大 | 〜31畳 |
加湿量/時 | 750ml |
加湿 木造 | ~12.5畳 |
加湿 コンクリート | ~21畳 |
プラズマクラスター濃度 | NEXT(50000) |
戸建ならリビング、マンションならワイドリビングも対応できるくらいのスペックです。
プラズマクラスター最高ランクのNEXT(50000)が採用されています。
プラズマクラスターの効果
プラズマクラスターの効果はいくつもありますが、実感できそうなもので言えば
消臭
静電気の低減
あたりでしょうか。
空気清浄機には元々フィルターを使った脱臭効果がありますが、プラズマクラスターは部屋に放出されるため、より広い空間のニオイを抑える効果が期待できます。
また、静電気を抑制することで、花粉・埃が衣類や壁などに付着することを抑え、空気清浄機に吸い込みやすい状況を作ります。
KI-PX70
デザインもこれまでの丸みを帯びたデザインから、かっちりとした直線基調のデザインになっています。
こっちの方がスッキリ・スタイリッシュな雰囲気ですね。
家電量販店系のネット通販で39,800円付近ですから、これも結構安いと思います。
自動フィルター掃除あり
KI-PX75
75シリーズには背面プレフィルターの自動掃除機能がつきます。
背面1番外側のアミの部分についた埃を、ブラシを使って自動で掃除します。
一般的な空気清浄機の場合
空気清浄機をお使いの方ならわかると思いますが、背面のアミの部分には結構埃がくっつきます。
放っておくと風の通りが悪くなるので、定期的に掃除機で吸うなどの手入れが必要です。
それがこちらの○X75ではお手入れ自動となっています。
手入れが完全になくせるわけではないですが、手入れの頻度は減るでしょうね。
かなり便利な機能だとは思いますが、その分価格は高くなります。
ご予算次第でおすすめという感じです。
基本スペック面では1つ上のKI-○X70と大きくは変わらず、ちょいアップくらいです。
空気清浄最大 | 〜31畳 |
加湿量/時 | 750ml |
加湿 木造 | ~15畳 |
加湿 コンクリート | ~25畳 |
プラズマクラスター濃度 | NEXT(50000) |
戸建でワイドリビングという場合はこれくらい欲しいという感じですね。
KI-PX75
ホワイト系
KI-PX75
ブラウン系
価格コム1位の安値ですね。
家電店なら6万クラスなので、相当安いと思います。
その他
その他の関連製品も少しだけ触れておきます。
加湿器
HV-R55
加湿量/時(最大) | 550ml |
加湿 木造 | 9 |
加湿 コンクリート | 15 |
プラズマクラスター | 7000 |
空気清浄のない加湿だけのモデルです。
戸建なら寝室向き・マンションならリビングでも頑張れるかもくらいのスペックです。
ハイブリッド式なので、加湿スピードと電気代のバランスが良く、上から吸水できる特徴もあります。
まぁ、そんな細かいことはどうでもいいくらいに安いですね。
2万円切るだけでもかなり安い印象ですけど、1万円台前半ですからね。
冬に向けて加湿器の購入を検討している方は、畳数さえ合えば買っておいて損はないと思います。
エアコン・オイルヒーターで暖房する場合は乾燥しやすいので、その点だけご注意ください。
加湿機能なし
空気清浄機
空気清浄最大 | 〜23畳 |
加湿 | なし |
プラズマクラスター濃度 | 7000 |
KC-○50から加湿を抜いたようなスペックです。
加湿付きと値段が変わらないので、あえて選ぶ必要があるかは分かりません。
除湿付き
KI-PD50
空気清浄最大 | 〜21畳 |
加湿量/時 | 400ml |
加湿 木造 | ~7畳 |
加湿 コンクリート | ~11畳 |
プラズマクラスター濃度 | 25000 |
除湿・加湿・空気清浄の3 in 1モデルです。
除湿までついているのはいいのですが、空気清浄能力・加湿能力共に少し弱めです。
他のモデルは集塵・脱臭フィルターが独立で寿命10年のフィルターが使われていますが、このモデルは集塵脱臭一体型フィルターで寿命も2年です。
確かに安いですが「なんとなく除湿あった方がいいかも」と安易に飛びつかない方が良いと思います。