2022年、日立の縦型洗濯機シリーズ、ビートウォッシュに新たなモデルが加わりました。
これまでのBW-Vに加えて・・
BW-Gが加わった格好です。
同じビートウォッシュで、2モデルになったということで・・
「どっちを選んだらいいの」
と、悩んでいる方もいるはずです。
というわけで、このページでは・・
日立の縦型洗濯機 ビートウォッシュ
▶︎BW-G70J
▶︎BW-V70J
この2つのモデルの違いを見ていきたいと思います。
ではまず基本情報から。
新シリーズ
BW-G70J
| 洗濯容量 | 7kg | 乾燥機能 | なし |
| 使用水量 | 95L | 洗濯時間 | 35分 |
| 運転音(洗い・脱水) | 34・41 | 風呂水ポンプ | なし |
| サイズ(幅 奥行 高さ) | 577 586 980 | ||
こちらが新たに加わったBW-Gシリーズです。
容量はラインナップは7kgのみとなっています。
新しいシリーズではありますが・・
これまでのビートウォッシュシリーズよりも、スペックは控えめです。
従来型
BW-V70J
| 洗濯容量 | 7kg | 乾燥機能 | なし |
| 使用水量 | 86L | 洗濯時間 | 27分 |
| 運転音(洗い・脱水) | 32・39 dB | 風呂水ポンプ | あり |
| サイズ(幅 奥行 高さ) | 577 586 980 | ||
昨年のBW-V70Gの後継機はこちらですね。
基本性能はこちらが上になります。
では、次は各項目を比較していきましょう。
スペック比較
それでは・・
▶︎基本スペック
▶︎洗濯機能
▶︎清潔機能
この3つの項目で比較してみましょう。
基本スペック
| BW-G70J | BW-V70J | |
| 使用水量(L) | 95 | 86 |
| 運転時間(分) | 35 | 27 |
| 運転音(洗い・脱水) | 34・41 | 32・39 |
| 風呂水ポンプ | なし | あり |
| 本体サイズ(幅 奥行 高さ) | 577 586 980 | |
このように、各項目でBW-V70Hの方が優秀となっています。
洗濯時間が30分を切るか・切らないかという部分は気にする方もいるかもしれません。
とはいえ、大きな違いというほどでもない印象はあります。
使用水量で9Lほど違いがあるのですが、水道代に直した場合は以下のようになります。
| BW-G | BW-V | |
| 使用水量 | 95L | 86L |
| 1回あたりの水道代 | 約23.75円 | 約21.5円 |
| 差(1回) | +2.25円 | 0 |
| 洗濯365回の差 | +約821.25円 | 0 |
このように、BW-V70Hの方が僅かに水道代が安いのですが・・
1回あたりでは約2円の差
1年間毎日洗濯しても約820円
これくらいの差しかつきません。
洗濯機の平均的な買い換えサイクルである 、7年使ったとしても6千円程度の差です。
本体の価格が逆転するようなことはないでしょう。
運転音も2dBくらいの差なら、それほど気にしなくてOKと思います。
運転時間は 7分違うので・・
▶︎洗濯機を何度も回す
▶︎日頃から洗濯時間が長いと感じる
というように、時間が気になる場合はBW-V70Hが良いかと思います。
注意ポイント
BW-V70Hには洗濯槽自動おそうじ機能が搭載されています。
自動お掃除機能をオンにすると
使用水量+9L
洗濯時間+5分
ということで、両者の差はほぼなくなります。
風呂水ホース
&デザイン
また、風呂水ホースはBW-V70Hのみ採用されています。
▶︎残り湯を使って節水したい
▶︎温かい残り湯で洗浄したい
という場合もBW-V70Hがおすすめとなります。
▼BW-G
風呂水ポンプなし
全面樹脂フタ

▼BW-V
風呂水ポンプあり
一部ガラスフタ

BW-Vは一部だけガラス蓋が採用されています。(BEAT WASHのロゴのあるプレート部分がガラスです。)
ガラスは傷・汚れに強いというメリットがあります。
洗濯機能
| BW-G70H | BW-V70H | |
| 洗い方 | ナイアガラビート洗浄 | |
| 節水水流 | あり | |
| ほぐし脱水 | あり | |
| つけ置きコース | なし | あり |
| シワ低減コース | なし | あり |
| ナイアガラすすぎコース | なし | あり |
洗い方は大まかには同じですが、搭載されているコースに違いがあります。
▼BW-G BW-V共通
ナイアガラ洗浄

▼BW-Vのみ
つけ置きコース

▼BW-Vのみ
シワ低減コース


▼BW-Vのみ
ナイアガラすすぎコース


ナイアガラすすぎ
→多くの水を循環させ、シャワー・強い遠心力を生み出す高速回転などの技術を用い、汚れや繊維に潜んだ洗剤まで徹底的にすすぐコースです。
「洗剤残りが気になる」という時に使うコースです。
清潔機能
| BW-G70H | BW-V70H | |
| 糸くずフィルター | 標準 | 抗菌 |
| 清潔維持 | 自動槽洗い | 自動お掃除 |
| 手動槽洗浄 | あり | |
▼BW-Vのみ
抗菌糸くずフィルター
BW-Gは抗菌ではない普通のフィルターです。
▼自動お手入れ
BW-G→自動洗濯槽洗い
BW-V→自動おそうじ

BW-G・BW-V共に洗濯槽の自動お手入れ機能が搭載されています。
どちらも、すすぎの後に洗濯槽の裏側の汚れを洗い流す工程が入ります。
自動槽洗いと自動おそうじの違いは・・
| 設定 | 除菌 | 黒カビ抑制 | |
| BW-G 自動槽洗い |
常にオン | ー | ー |
| BW-H 自動おそうじ |
オン・オフ切り替え可 | ○ | ○ |
このようになっています。
まとめ
BW-G70HとBW-V70Hの違いをまとめてきました。
はっきりとした違いとしては・・
BW-G→風呂水ポンプなし
BW-V→風呂水ポンプあり
この部分でしょうか。
それ以外の部分としては、洗濯コースの数に違いがありますが、大きな影響はないと感じる方も多いんじゃないでしょうか。
現状では、価格差で1万5千円程度ということで、売れ行きとしてはBW-G優勢という感じですね。
ということで・・
「洗濯容量は7kgでOK」
という場合には、BW-G70Hが有力な候補になるんじゃないでしょうか。
BW-G70H
BW-V70H
以上、ビートウォッシュ2モデルの比較でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
