テレビ関連

【4K関連も】テレビコーナーでよくある質問にあれこれにまとめてお答え

久しぶりのテレビの買い替えともなると知らない単語が出てきたり、いまいちピンとこないことがたくさんあるんじゃないかと思います。

「4Kってよくわからない」

「どのくらいのサイズがいいの?」

などなど、いろいろ知りたいことが出てくるんじゃないかと思います。

そこで本日は

テレビの基本的な質問に答えて行こうと思います。

私が店員としてテレビコーナーに立っている時によく聞かれる内容を集めてみました。


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4Kって何?

4Kとは画面の横方向の画素数が約4,000画素の映像、及びそれに対応したテレビのことを指す場合が多いです。

詳しくはこちらのページで解説しています。


 

4K画質で見るためには?

4K放送を楽しむために必要なものとして一番シンプルな方法は

4Kテレビ(4Kチューナー内臓)+BSアンテナ

の組み合わせです。

少し詳しくいうと

①4Kの画素数に足りる画面(ディスプレイ)

②受け取った4Kの放送を映像化する機器(チューナー)

③4Kの放送を受け取るための機器(アンテナ)

この3つが必要になります。

①と②を合わせ持つのが4Kテレビで、①だけのテレビは4K対応テレビって呼ばれたりします。

どちらの場合もBSアンテナが必要なんですね。

ケーブルテレビの場合は、各ケーブルテレビ会社ごとに確認が必要です。

▶︎4K放送視聴OKパターン

▶︎そのままでは視聴NGパターン

 

BSアンテナは今までので大丈夫?

4K放送は

▶︎今までのBSアンテナでOKなグループ

▶︎BSアンテナも新しくしないといけないグループ

に分かれます。

今までのBSアンテナでOKなのは・・

BS4K・日テレ4K・テレ朝4K・TBS4K・フジテレビ4K・テレ東4K

BSアンテナも取り替えないといけないのは・・

WOWWOW・ショップチャンネル

その他スポーツチャンネルなどCS4K放送を視聴する際は対応のアンテナを新しく購入する必要があります。

詳しくはこちらのページで確認できます。(外部サイト)

簡単にまとめますと、

テレビ局の放送(無料の放送)は今までのアンテナでOK

映画など有料の放送や通販系はアンテナの取り替えが必要

このようになります。

ほとんどの方は今までのアンテナで足りるって思うんじゃないでしょうか。

 

4Kを見るための操作・どんな番組がある?

4KテレビにBSアンテナと、必要なものが揃ったところで、じゃあいったいテレビでどんな操作をすれば4K放送を見ることができるんでしょうか。

答えは"リモコンの4Kボタンを押す"だけです。

これでどんな番組が見れるかと言いますと・・

BS4K・日テレ4K・テレ朝4K・TBS4K・フジテレビ4K・テレ東4K

これらの在来局が4Kの放送波を使って番組を放送しています。

ですが、これらが全部4K画質かというと、今のところそうでもないんです。

4K画質で放送している番組は番組表をみればすぐにわかるようになっています。

番組名の先頭に4Kというマークがある番組は4K画質で放送されています。

NHKBS4Kはほぼ全部4K画質で放送されています。

2019年にはラグビーワールドカップや紅白歌合戦の4K画質放送もがありました。

民放局でもちらほら4K画質の番組を見かけますが、まだまだ4K画質になっていない番組も多いです。

民放局に関してはこれからに期待というところですね。
 

東京オリンピックは4Kで見れる?
4Kの番組は増える?

東京オリンピックの4K放送は総務省が目指しているわけですから、まぁ問題なくご覧いただけるでしょう。

その他の民放局も機材が整い次第徐々に4K番組が増えていくことが期待されています。
 

4Kテレビは暗い?

新聞の影響なのか「4Kテレビって暗いの?」って言うお問い合わせはよくいただきます。

技術的な部分では私も完全に理解しているわけではありません。

でも、答えは簡単に出すことができます。実際にテレビの画面を見ればいいだけですからね。

で、あくまで私の意見ですが

「4Kテレビはちっとも暗くありません」

皆さんも家電店でテレビを実際に見ていただければ同じように思ってもらえるかと思います。

安心して4Kテレビを選んでもらって大丈夫です。

4Kテレビが暗いと言われる理由は↓です。興味ある人だけ読んでください。

4K放送は暗い場合も・・

ちなみにこの「4Kは暗い」は正しい場合もあります。主に4K放送を見る時は、確かに暗い場合もあります。

多分HDRがうまく働いていない、表現できていないことに原因があるんでしょう。

HDRとは、今までよりも明るさの段階を増やして表現する規格のことです。

明るい部分をより明るく。暗い部分をより暗くすると、全体の明るさが落ちてしまうわけです。

今まで明るさ5段階評価だったとして、80点以上の明るさなら明るさMAXで表現していたわけです。

それが明るさ10段階評価になってしまうと、今まで85点で明るさMAXで表現されていた色が1段階暗い色に変更されてしまうわけですね。

ですから、4Kテレビは暗くないけど、4K放送などHDR規格の映像は暗いということは言えるかと思います。

 

リビング用のテレビの予算とサイズはどれくらい?

リビング用として一番売れているサイズは

55インチで、僅差で49インチ、少し離れて65と43インチ

という格好ですかね。

「みんなそんなにおっきいテレビ使っているの?」

って思う方もいるんじゃないかと思いますが、大き目を選ぶ方が増えているんです。

理由は主に2つですね。

①大画面でも値段がかなり下がった

10年くらい前だと32型でだいたい20万円くらいでしたかね。

となると、「もっと大きいのがいいな」と思っても予算の都合で難しいということもありますよね。

それに対して今なら同じ値段で55型くらいまで買えちゃうわけです。

「前買った時と同じ値段でいいならおっきくしたいな」って思うのも自然なことですよね。

だって、大きい方が断然見やすいわけですから。

②画質がよくなった

性能の違いによる画質の差はあるとして、それでも10年前のテレビに比べたらずっとキレイになりました。

ですから、画面が大きくても荒くザラザラに見えたりするようなことはだいぶ減ったわけです。

言い換えるなら、テレビからそれほど離れなくてよくなったわけです。

こういった理由で55インチを中心に大き目サイズが売れています。
 

▶︎予算はだいたい10〜20万円

4Kチューナー内臓で49型なら10万円くらいから

画質いい目だと49型で15万円前後

画質いい目で55型だと20万円弱

このくらいが目安となります。

4K放送に備えるなら10万円〜って言う感じですね。
 

32型で4Kテレビってないの?

残念ながら今のところ無いです。

32型なのに価格が高くなる・画面のサイズ的に高画素を必要としない

このあたりが理由になると思います。

32型でできるだけ画質がいいものということならこちらがおすすめです。

 

32型でお探しの方はこちらの記事がおすすめです。


 

メーカーはどこがいい?

同じメーカーの中でも差はありますので、ひとくくりにこのメーカーって言うのはいいにくいんです。

それでもあえて挙げるならパナソニックとソニーがおすすめです。

私の中でのイメージなんですが・・

パナソニック→いい意味で無難

ソニー→最新のテレビという感じ

東芝→タイムシフトするならあり

シャープ→価格次第ではあり

こんな印象です。

有機ELって何?

有機ELはテレビの種類です。

今多くの方が使っているテレビは"液晶テレビ"ですね。

で、それよりも新しい世代のテレビが"有機ELテレビ"です。OLEDって書いてあったりもします。

液晶テレビに比べくっきりした映像表現ができて、ディスプレイが薄くなっているのが特徴です。

有機ELテレビは今のところ55型・65型の2つのサイズのみとなっています。

 

以上、テレビの基礎的なよくある質問集でした。

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