コードレスダイソンに軽量V8モデルが登場!!
どこが変わったの? 他のモデルと何が違う?
最近ますます普及してきたコードレスクリーナー。
中でもダイソンは相変わらず人気のトップを走り続けていますね。
そんなダイソンから、待望の軽量重視モデルが登場となりました。
ダイソンV8SLMシリーズ
個人的にはダイソン製品で久しぶりにグッとくる性能何です。
何と言っても、
ダイソンの1番の欠点として挙げられることの多い、"重い"という弱点が大幅に改善されている
わけですから、これは要チェックですね。
そこで本日はダイソンV8SLMについて詳しくご紹介していきたいと思います。
▶︎紹介する項目
①ダイソンV8SLMってどんな掃除機
②V11との比較
③他メーカーとの比較
こんな内容でお話させてもらおうと思います。
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最新のV12のレビューはこちらです。
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【買ってよかった掃除機】ダイソンV12を購入 悩んだポイントとレビュー
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ダイソンV8SLMってどんな掃除機
■基本スペック
・本体重量 2.15kg
・充電式コードレス掃除機
・サイクロン式(紙パック不要)
・運転時間 強7分 標準30分
・充電時間 約5時間
運転時間は短いように見えますが、まぁコードレス掃除機としては普通くらいですかね。吸引力と価格を考えれば優秀なスペックじゃないかと思います。
そして、何と言っても注目するべきポイントは本体重量です。
同じく2019年に発売のV11と比べると・・
V11→2.63kg
V8SLM→2.15kg
と、約500グラムも軽量化されています。
まぁ、他のメーカーも含めればもっと軽い掃除機はあるのですが、吸引力が全然違いますからね。
女性の方に試してもらっても
「これくらいなら大丈夫そう」
と言っていただける場合が多いです。
"重い"ことが何よりも大きな弱点だったダイソンコードレスにとって、これはとても大きな進歩と言っていいでしょう。
これでダイソンはようやく
よく吸って・手入れが楽で・排気もキレイで・それほど重くもない掃除機になることができた
というわけです。
ダイソンV8スリム
2モデルの違い
ところでこのダイソンV8スリムには2つのモデルがあります。
①基本モデルのSV10KSLM
②付属品多めのSV10KCOM
どんな違いがあるのかをみておきましょう。
先に書いておきますと2つとも性能は全く同じで、付属品が違うだけなんですね。
SV10KCOM | SV10KSLM | |
収納用ブラケット | ![]() | |
ミニモーターヘッド | ![]() | なし |
隙間ノズル | ![]() | ![]() |
布団ツール | ![]() | なし |
ソフトブラシ | ![]() | なし |
収納用ブラケット(ホルダー)は共通となっています。
ちなみにこのブラケットは使わなくても充電できますので安心してください。本体に直接電源ケーブルを挿せばOKです。スマホみたいな感じですね。
それ以外の違いは・・
▶︎ミニモーターヘッド
車内やソファなどの掃除に適しています。マットレスなんかに使うのもいいですね。ダイソンの付属品の中でもおすすめ度の高いツールです。
▶︎布団ツール
ミニミーターヘッドよりも優しくお布団の掃除ができます。掛け布団や毛羽立ちのきになるシーツなどにおすすめです。
▶︎隙間ノズル
どちらにも付属しますが、SV10COMの隙間ノズルにはLEDライトが搭載されていて、隙間のホコリも照らしながらお掃除が可能です。
▶︎ミニソフトブラシ
姿見の鏡など、傷がつきやすいものについたホコリを取り除くのに適しています。
というわけで、
予算優先の場合や布団掃除機をすでに持っている場合
→基本モデルとなるSV10KSLIM
車や布団などあちこち掃除したい方は
→付属品の多いSV10KCOM
がおすすめです
ちなみに
SV10KSLMはDyson V8 Fluffy
SV10KCOMはDyson V8 Fluffy+
このように記載されている場合もあります。
基本モデル
SV10KSLM(Dyson V8 Fluffy)
付属品多めモデル
SV10KCOM(Dyson V8 Fluffy+)
ダイソンV8って前からなかったっけ??
こんな風に思った方はなかなかの家電好きですね。
確かにダイソンV8という掃除機は2016年に発売のモデルです。
▼リニューアル前のV8
さすがに家電店で見かけることはないはずですが、アマゾンなんかでは未だに販売中のようです。
当時のV8は2.61kgと、今よりもっと重かったんですね。
間違えないように注意してください。
とはいえV8シリーズは当時から、価格・運転時間のバランスがよく、結構なヒットモデルではあったんです。
その2016年のV8の本体部分の性能はそのままに、
パイプを細く短く・ヘッドもコンパクトにしてリニューアル
したのが2019年のV8スリムというわけです。
軽量化のメリットはわざわざ書くまでもないですが、それ以外にも
▶︎短めのパイプで取り回し楽チン
▶︎小さなヘッドで家具の下もお掃除しやすく
と、特に女性の意見を積極的に取り入れた改良という印象ですね。
V11と比較すると
ダイソンを使ってみたいけど、いろいろあって悩んじゃうという方もいるはずです。
現在主に家電店に並んでいるモデルは
▶︎V8SLIM
▶︎V11
この2つの世代ですね。
最高スペックは一応V11ということになるでしょう。ちなみに2019年の春に発売したモデルです。
ダイソンV11
▶︎本体重量 2.72kg
▶︎強8分 中20分 弱40分持続
V8スリムよりも重い分
運転時間が長い・運転3段階切り替え・静音性が高い・運転の残り時間が見える点で優れています。
V11 | V8SLM | |
重量 | 2.72kg | 2.15kg |
運転時間 | 強8分 中20分 弱40分 | 強7分 弱30分 |
充電時間 | 3.5時間 | 5時間 |
残り運転時間表示 | あり | なし |
静音性 | 高い | 普通 |
吸引力 | 10 | 9 |
と、こんな感じで性能面ではV11が有利となる部分も多いです。
それでも今はV8の方がだいぶ売れ行きがいいですね。
理由は・・
▶︎V11は結構重いけど、V8はそれほどでもない
▶︎運転時間はV8の弱30分でも足りる場合が多い
▶︎ダイソンは弱でも割と吸ってくれる
▶︎V8でも特にうるさいわけでもない
ということで、V8でも充分に実用的な性能なんですよね。
だったら重いという弱点を克服したV8を選びたいという方が多いのも自然な流れなのかと思います。
そもそもダイソンって何がいいの?
他メーカーと比較
ここまでV8スリムが軽くて使いやすくなったことをご紹介してきたわけですが、
「そもそもダイソンってどうしてこんなに有名なの? 」
「何がすごいの?」
「他のメーカーにもたくさん掃除機あるじゃない?」
という疑問を持っている方もいるのではないかと思います。
そんなわけで、ダイソン掃除機のメリット・デメリットを軽くおさらいしておきましょう。
ダイソンコードレスのメリット
⭕️吸引力が強く、持続する
これだけコードレス掃除機が増えてきたことで、「コードレスでもコード付き掃除機くらい吸うんじゃないの?」と思っている方もいるんじゃないかと思います。
でも、残念ながらそうでもないんです。コード付きはやっぱりパワーがあります。
でも、コードレスを使いたいですよね? だって、絶対に楽ですもん。
で、コードレスでもなるべくしっかり吸う掃除機は?といえばやっぱりダイソンなんです。
理由なんですけど、構造的なことは省略するとして、
"重い"とか"うるさい"と言われ続けながらも、ずっと吸引力にこだわった設計を続けてきたからこそコードレスにもそれが生きていると思ってもらえればOKです。
コードレス掃除機の数はとても多くなりましたが、ダイソンの吸引力に敵うような商品は未だにないですね。
こんなにいろんなメーカーが増えてもダイソンが売れ続けているのをみれば、もうそれが答えでしょう。
⭕️お手入れ楽チン
サイクロン掃除機には大まかに分けて、「お手入れ楽チンタイプ」と「お手入れ大変タイプ」があります。
お手入れ楽チンタイプって言うのは、しっかりと遠心分離を2段階で行っている掃除機のことですね。国内メーカーだとフィルターレスなんて言われたりします。
そのお手入れ楽チンタイプの元祖といえばダイソンです。
⭕️太めのローラー型ヘッド
ダイソンV8スリムには、ソフトローラークリーナーヘッドという太いローラー状のヘッドが採用されています。
これがまた優れものなんですね。
▶︎大きなゴミも小さなゴミもしっかり吸引
▶︎毛絡みが少ないというか、ほぼしない
こんな特徴があります。
大きなゴミも小さなゴミも・・って言うと当たり前に聞こえるかもしれませんが、これがコードレス掃除機にとっては難しいことなんですね。
それを両立しているこのヘッドは本当に画期的なアイデアだと思います。
また、ローラーの軸が太いため、毛絡みがほとんどないのも大きな魅力となっています。
ダイソンコードレスのデメリット
❌重い
ダイソンは他社のコードレス掃除機に比べると割と重めです。吸引力をしっかり確保するのが目的と思われます。
❌うるさい
まぁ、静かとは言い難いモデルも以前は多かったですね。V8は普通っていうところですかね。
というか、コードレス掃除機全体で音が大きい傾向にあります。特に本体がスリムなモデルは音が響き安い傾向にあります。
❌ふかふかカーペット&ペットの毛の組み合わせは苦手
今となってはこれが一番の弱点かもしれません。ふかふかのカーペットで、なおかつペットの毛が絡みついているような場面は苦手です。
まぁ、ダイソンは使い勝手の面などで完璧とは言えないまでも、コードレスでも良く吸う掃除機として人気をキープしているわけなんです。
で、他のメーカーと比べるとなんですけど、
吸引力で比べると
国内メーカーは、真正面からパワー勝負みたいなことは避けているように見えます。ダイソンと吸引力でガチ勝負は難しいんでしょうね・・。
良くパワー重視のコードレスとして登場するのが日立やパナソニックのハイパワーモデルですが、やはりダイソンには一歩及ばないですね。
もちろん得意・苦手はあるので必ずしもダイソンの方が吸うわけではないですが、ダイソンを10とするならその他のメーカーのハイパワーモデルは7〜8くらいの吸い込みという印象です。
しかもダストケースにゴミがたまるほど吸引力が落ちちゃうんですよね・・。
パナソニック ハイパワーモデル
MC-VGS8100
▶︎重量2.4kg
▶︎強6分 自動23〜50分
6分持続の強運転はダイソンに張りあえるくらい吸うのですが、なんせ時間が短いです。目詰まりの影響を考えると、やっぱりダイソンの方が吸引力の面では有利に思えますね。
日立 ハイパワーモデル
PV-BH900G
▶︎重量2.0kg
▶︎強10分 弱40分
従来モデルでは強運転で8分持続だったのですが、このモデルからは強でも10分持続となっています。
それだけ聞くといいように思えるのですが、実質はパワーダウンなんですよね・・。
モーターもバッテリーも変わっていない中で、どうやって時間を伸ばすかと言えば、パワーを薄めるしかないわけなんです。
そんなわけでやっぱり吸引力の面ではダイソン有利ですね。
だからと言ってダイソンが一番優れているとは言い切れないかもしれませんが、やっぱり掃除機ですから吸引力は重要なポイントになるかと思います。
その他の使い勝手や特徴などはこちらのページで比べています。
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まとめ
待望の軽量ダイソンとして登場したV8スリムを紹介してきました。
▶︎実用に十分な性能
▶︎それでいて軽い
▶︎吸引力ならやっぱりダイソン
ということで、しばらくは人気のトップを走りそうなモデルとなっています。
正直おすすめです。きになる方はぜひ家電店の店頭でチェックしてみてください。きっと気に入ってもらえると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。少しでも参考になれば嬉しいです。