洗濯機

【洗濯機の基礎知識】基本を知ればネットショップも怖くない?洗濯機の選び方を初歩から解説!

洗濯機の買い替えとなれば、家電の中でも大きな出費になりますよね。

中には「価格が魅力のネットショップで」なんて考えている方も多いでしょう。

最近ではネット通販も身近になりましたからね。

そこで一番の難関になるのがやはり"機種選び"ですよね。

「自分で選びたいけど、どうやって選んだらいいかわからない」

「情報収集していると、どれもいいことばかり書いてあって判断がつかない」

こんなケースもあるかと思います。

そこでこのページでは

「自分で洗濯機を選ぶ」ことを目標に初歩から

説明していきたいと思います。

「手っ取り早くどれがいいのか知りたい!!」

という方は↓のページをご覧ください。

【店員おすすめベスト3】洗濯機はどれを買ったらいい?縦型・ドラム式おすすめベスト3

続きを見る

洗濯機のページ一覧はこちらです。

洗濯機の買い時と販売期間について

すごくよくあるお問い合わせの1つに

「型落ちでもいいから安いのありませんか?」

というものがあります。

ネットで全国から探すなら別として、

大手家電店の店頭で洗濯機を安く買うことのできる期間は限られています。

「いつ安いのか?」先に書いておきますと・・

縦型インバーターモデル
→春の終わりから初夏が狙い目

縦型乾燥付き
→インバーターとだいたい同時期

縦型それ以外
→比較的バラバラ

ドラム式
→夏

このあたりが狙い目です。

要は、生産が終わる少し手前くらいが一番狙い目ということになります。

洗濯機の生産期間はどのメーカーさんでも基本的に1年間で、1年たったらモデルチェンジとなります。

大手家電店の在庫状況は、ほぼメーカーさんの生産状況とリンクしているので、型落ちすると間もなく完売(入荷終了)となります。

生産終了を迎えたとしても、ネットショップなら残っているということも多いですね。

ですから、「ネットでいいの見つけたし、値段も下がってるみたい。お店に見に行ってみよう」

なんて思っても、いざお店に行ってみるとなかったりすることもあるわけです。

 

寿命は7年

寿命という言葉は店員的にはあまり好ましくないのですが、わかりやすいのであえて使ってみました。

洗濯機の"設計上の使用年数"はどのメーカーであっても7年です。

最近は本体の横に貼ってあるラベルシールにきちんと記載されている場合もあります。
 

もちろん、7年を超えても問題なく動く場合もあります。

ですが洗濯機は稼働部品も多く、割とこの中に収まるようにも感じます。

安く買うことのできる時期は限られていますから、壊れるまで使うよりは計画的に買い替えしていただく方が結果的にはお得になるかなぁと思います。

 

洗濯容量について

まず最初は洗濯機の容量についてです。

1人1日=1.5kg

これが洗濯物の量の目安となります。

つまり、4人家族なら1日で6kgの洗い物が出ることになりますね。

洗濯機は容量ギリギリで使うのはあまり好ましくないですから、余裕を持たせる意味も込めて7kg以上がファミリー向けというイメージです。

今まで使っていた洗濯機が7kg容量という方も多いのではないかと思います。

ただし、ここ数年では大容量化がトレンドとなっていて、

各メーカーさんの主役のモデルは
▶︎縦型なら8kg容量
▶︎ドラム式なら10kg以上

といった状況になっています。

 

乾燥を使う場合は・・

ほとんどの乾燥付き洗濯機では

洗える量よりも乾燥できる量が少ないです。

ですから、乾燥まで使う場合は乾燥容量を基準に洗濯機を選ぶ必要があります。
 

洗濯機の種類とそれぞれの特徴

洗濯機には縦型とドラム式の2つの形状があるのはみなさんご存知の通りです。

そこで「ドラム式と縦型、どっちを選ぶのが良い?」

について考えてみましょう。

大きく分けると洗濯機は・・
①縦型洗濯機
②ドラム式洗濯機

③縦型乾燥付き洗濯機

この3つにわけることができます。

シンプルに説明するなら・・

日常的に乾燥を使う→ドラム式

時々乾燥を使う→縦型乾燥付き

乾燥は使わない→縦型

こんな選び方になります。

 

次はもう少し詳しく、それぞれの特徴を見ていきましょう。

 

①縦型洗濯機

 洗濯機売り場に、ネットの紹介記事にと、何かとドラム式が目立つ環境ではありますが、まだまだ洗濯機の主役はこの縦型です。

ドラム式は乾燥機能に魅力があるわけですが、

「天日干ししかしない」
「浴室乾燥や除湿機がある」

など、乾燥機能を使わないご家庭も多いですもんね。

今はもうみんなドラム式?

縦型かドラム式か悩んでいる方の中には「これからは全部ドラム式になるの?」といった不安を持っている方もいらっしゃるでしょうか。

全然そんなことはありませんのでご安心ください。

洗濯機の買い替えサイクルである7年くらい前だと、ドラム式が1割程度。

最近ではドラム式のシェアは増えてきてはいますが、それでもドラム式3割程度といった印象です。

数字的にもまだまだ縦型が主役なんですね。まぁ、私の体感なんですけど・・、価格コムのシェア率などを見ても近い数字にはなると思います。

 

縦型洗濯機も実は2つの種類に分けることができまして・・

インバーター縦型洗濯機

ポイント
▶︎まだまだ主役になれる性能
▶︎清潔・静音・節水と理想的

おすすめシーン
「乾燥はいらないけど、せっかくなら節水・静音も」
「洗濯槽の汚れが気になるから自動洗浄機能が欲しい」

代表モデル 日立
ビートウォッシュ BW-V80H

インバーターモデルとインバーター無しモデルには静音性・節水性などの違いもあるのですが、注目すべきポイントとして

インバーターモデル→洗濯槽自動洗浄あり
インバーター無しモデル→自動洗浄無し

といった違いもあります。

▶︎日立ビートウォッシュ
▶︎パナソニックすっきりフロント
▶︎東芝ZABOON
など、今主流になっている洗濯機はインバーター洗濯機なんですね。

皆さんも聞き覚えがあるかもしれませんね。

インバーターって?

インバーターは電気の流れる量を調節するための装置です。

コンセントから洗濯機のモーターへ流れようとする電気の量は本来一定なわけですね。

それをそのまま流してしまうと、モーターは常にフルパワーで回ろうとしてしまいます。それだとうるさい上に、洗い方も下手なんですよね。

ですからインバーターを付けることで必要な電気を流し、洗濯の時はゆっくり目、脱水の時は素早くという風に回転数を変えているんです。

ドラム式や乾燥付きモデルなど、ある程度価格の高いものは当然インバーターが採用されています。

ですが、普通の洗濯機で、中でも価格優先のモデルは今でもインバーター無しなんですね。

また、インバーター採用モデルは基本性能の面でもインバーター無しのモデルよりも優遇されていて、

▶︎節水性
▶︎清潔性
▶︎デザイン
などで有利になります。

インバーターモデルとノンインバーターモデルの比較

たとえば日立の8kg容量でインバーターあり、なしのモデルの主なスペックを比べると・・

使用水量の違いは洗濯1回あたり28Lですね。これは水道代にすると約7円です。

年間200回洗濯×使用年数7年とすると、1400回が運転回数となりますね。

1400回×7円=9,800円

洗濯機の寿命である7年使ってこれくらいの差ですから、月々の水道代に影響するほどではないかもしれません。

ですが、本体の価格差のうち、1万円は水道代で縮まるということは頭の隅に入れておいていただけるといいかと思います。

運転音についても大きな違いが見られますね。

〇〇デシベルと言われてもピンとこないかもしれませんが、

インバーターモデルの脱水の音<ノンインバーターモデルの洗い音

と、大きな差がついています。

「洗濯槽の汚れが気になる」

「夜に洗濯することもあるかな」

「おしゃれでお手入れしやすいデザインから選びたい」

こんな場合はインバーター採用モデルがおすすめです。

インバーターがついているかどうかはカタログ表記などではわかりにくいこともあります。

日立ならBW-V
パナソニックならNA-FA
東芝ならAW-◯DH△
シャープならES-GV

から始まるモデルがインバーター採用モデルとなっています。

最近のインバーター洗濯機

洗浄力はもとより
▶︎縦型でも節水
▶︎洗濯槽自動洗浄搭載

このあたりはすでにスタンダートになってきていますね。

そのリーダーとなったのは日立ビートウォッシュです。

ドラム式ほど派手な機能や特徴の差が出にくい縦型では、基本性の向上に力を入れる日立が有利になるというわけです。

最近というほどでもないですが、ここ数年ではガラスフタの採用が増えてきています。汚れや擦り傷に強いという利点があります。

加えて"つけ置き洗い"ブームですね。ドラム式では温水洗浄を使った"いざという時の頼れるコース"が増えています。

乾燥なしモデルでは基本的に温水は作れませんから、じゃあつけ置きで・・という流れですね。

インバーターモデルのおすすめ品

機能や性能の紹介、おすすめ機種は↓のページにまとめてあります。

【縦型洗濯機を店員が解説】日立・パナソニック・東芝ならどれがおすすめ?選び方は?

続きを見る

 

インバーター無し洗濯機

ポイント
▶︎お値段が魅力
▶︎たくさんのお水で洗う安心感

おすすめシーン
「戸建だし、日中しか洗濯しないから音は気にしない」
「昔ながらのじゃぶじゃぶ洗う方式がいい」

インバーターモデルに比べ、音は大きめ、使用水量も多めですがその分価格は手頃になります。

また、作業着を洗うことが多いご家庭など、「節水洗浄では物足りない」という方も時々はいらっしゃるんですね。

そんな場合はお水をたくさんためて洗うインバーター無しモデルが適しています。

なんだかんだでお水はたくさん使えば、汚れ落ちはいいですからね。

洗濯槽自動洗浄がついているような紹介をされていることもありますが、インバータータイプでいっている自動洗浄とは別物なので、それだけ注意してください。

おすすめ品は↓のページで紹介しています。

【手頃な7kg容量】縦型洗濯機のお買い得品は?おすすめノンインバーター機種紹介

続きを見る

 

②ドラム式

ポイント
▶︎乾燥が得意
▶︎乾燥の質が高く、ランニングコストにも優れたヒートポンプ乾燥が主流

おすすめシーン
「(花粉や時間の問題で)外には干せない」
「時短のために乾燥を使っていきたい」

など、乾燥機能の使用頻度が高い場合はドラム式洗濯機がおすすめです。

ドラム式洗濯機の多くは6kgの乾燥容量となっています。縦型の乾燥付きだと4.5kgのものが多いですね。

これを先ほどの1人あたりの洗濯物の量に置き換えると、

ドラム式→4人分
縦型乾燥付き→3人分

これが乾燥できる量になります。

つまり、ドラム式は洗った分量の全部を乾燥することもある場合におすすめとなります。

「家族みんなの衣類を洗って、そのまま乾かせる洗濯機は?」

となればドラム式が候補になるわけですね。

ヒートポンプとヒーター

ドラム式には乾燥方式が2種類あり、

①ヒートポンプ乾燥
②ヒーター乾燥
に分かれています。

細かい話はこちらのページで解説していますので省略しますが、

▶︎ヒートポンプ式乾燥の方が
⭕️衣類の痛みや縮みが少ない
⭕️電気代が安い
⭕️余分な水道代を使わない

と、コストにおいても、仕上がりの質においても有利です。

今買うならヒートポンプ式

5〜10年くらい前だと、ヒートポンプ式は一部の高級モデルだけに採用されていました。

ですが、最近では比較的手頃な価格のモデルの登場もあり、

ドラム式といえばヒートポンプ乾燥

と言ってもいいくらいヒートポンプ式が普及してきています。

予算抑えめのヒートポンプ採用モデルといえば・・

パナソニック NA-LX113B

このあたりがベーシックなヒートポンプ式ドラム式でで、ランニングコスト・本体価格も抑えることができるモデルですね。

日立のヒートリサイクルって?

日立のドラム式はヒートリサイクルという独自の方式を採用しています。

区分的にはヒーター乾燥なのですが、モーター類などの発熱を再利用することでヒートポンプ式に迫る省エネ性を達成しています。

厳密には違うものではあるのですが、「だいたいヒートポンプ」と思っていただいてOKです。

ドラム式は
▶︎乾燥量量が多い
▶︎省エネで質の高い乾燥
といったように、やはり乾燥機能に優れた洗濯機ということがわかりますね。

最近のドラム式の特徴は・・

最近のドラム式洗濯機では
▶︎ヒートポンプ乾燥
▶︎温水洗浄コースあり

この組み合わせのモデルが多くなっています。

乾燥は質が良く、コストも安いヒートポンプ。

洗浄力は十分に上がってきて、普段のお洗濯だけではなく、いざという時のお洗濯にも対応できるようになっています。

その時に活躍するのが温水洗浄ですね。

水温をあげることで洗剤の効きを高め、しっかりと汚れを落とすことができます。温水の方が汚れ落ちがいいっていうのは皆さんも想像しやすいですよね。

メーカーとしてはヒートポンプ・温水洗浄をいち早く取り入れ、しかも液体洗剤自動投入の便利さも備えたパナソニックが人気です。

ドラム式洗濯機のメーカー比較は↓のページをご覧ください。

【店員のドラム式解説】ドラム式洗濯機主要3機種の特徴とオススメパターン

続きを見る

 

③縦型乾燥付き洗濯機

ポイント
▶︎設置しやすいサイズ
▶︎価格もドラム式よりは手頃

おすすめシーン
「乾燥はたまにしか使わない」
「ドラム式は大きすぎておけない」

縦型の乾燥付き洗濯機は全てヒーター式で、布の痛みや縮みはある程度仕方ないです。また、乾燥容量もドラム式より少なく、乾燥時間も長めの傾向にあります。

つまり、乾燥はちょっと苦手なイメージです。

とはいえ、たまにしか乾燥を使わないというご家庭も多いですよね。

「子供の体操着明日までに洗わないと!!」

なんていう緊急の時に使うようなイメージです。

乾燥を使う頻度でいうなら、週に1回以下なら縦型も候補になるでしょうか。

設置場所の問題

「ドラム式がいいのはわかるけど、置き場がなくてドラム式は無理」

という場合もありますよね。

縦型ならドラム式よりは場所をとりませんから、多くのご家庭で設置することが可能です。

詳しくはこちらのページで書いてますが、

あくまで私の体感ですが
▶︎縦型は95%のお家でOK
▶︎ドラム式は80%のお家でOK

こんな感じです。

最近はドラム式でも手頃な価格のモデルが増えてきたため、

乾燥ありならドラム式
乾燥なしでいいなら普通の洗濯機

と、縦型洗濯乾燥機の影は薄くなりつつあります。

とはいえ、
▶︎手頃な価格で乾燥付き
▶︎設置性も高い
と、魅力は残っています。

除湿方式2種

縦型乾燥付きモデルには2つの除湿方式があります。

除湿っていうのがなんのことかといえば、

"乾燥を使った時に衣類から出るムシムシた湿気"のことです。

乾燥を使うとなると、濡れいてる衣類に熱風を当てるわけですから結構な湿気が出るんです。

ですからこれを除湿して、部屋に漏れないようにする必要があるんですね。

それでですね。細かい話はまた置いておくとして、

▶︎日立とパナソニックは水冷除湿
⭕️湿気が部屋に比較的出にくい方式を採用しています
❌その代わり本体価格はちょっと高めの場合が多いです

▶︎東芝とシャープは空冷除湿
❌湿気が部屋に比較的出やすい方式を採用しています
⭕️その代わり本体価格は安い傾向にあります

「洗濯機置き場の湿気が気になる」
「洗濯機置き場は換気しにくい」
こんな場合は日立かパナソニックがおすすめです。

「乾燥使う時は換気するから大丈夫」
こんな場合は東芝かシャープだと予算を抑えることができます。

縦型全部じゃないですよ。乾燥付きモデルで選ぶ場合です。

ちなみにドラム式の場合はヒートポンプ式ならヒートポンプ除湿が、ヒーター式なら水冷除湿が採用されています。

 

以上が洗濯機の種類となります。

 

ドラム式のよくある誤解

ドラム式洗濯機って家電店の店員でもない限り結構謎の多い家電じゃないかと思います。

ネットで調べ物というか、「他のサイトってどんなことが書いてあるのかなぁ」なんて見ていたりするんですが、まぁ古い情報がそのまま残っていたり、間違ったイメージのまま伝わっていたりということも多いです。

未だに
「洗浄力なら縦型」とか
「ドラム式は節水だからお得」
みたいな説明しているページありますもんね。

情報がコピーされて、またコピーされてみたいに使いまわされているんだろうなぁ・・という気持ちになります。

そこで、よくある誤解やフレーズについて私なりにお答えしていきたいと思います。

Q ドラム式は洗浄力が低い?

確かにドラム式は縦型に比べ
▶︎少ないお水で洗う
▶︎衣類をこするような動きが少ない
こともあり、洗浄力では不利な傾向があります。

ですが、最近のドラム式は少ないお水でもしっかり洗えるような機能が備わっているモデルが多いです。

私も5年前なら「縦型の方が汚れ落ちはいいですよ」って言っていましたが、今は「心配入りませんよ」って言っています。

とはいえ、そういった洗浄力が高いドラム式は高価な場合も多いですね。そういった意味では確かに不利とも言えるかもしれません。

小さなお子さんがいらっしゃるなど洗浄力が気になる場合は
▶︎パナソニックなら泡洗浄W
▶︎日立ならナイアガラ洗浄
▶︎東芝ならウルトラファインバブル洗浄
▶︎シャープならマイクロ高圧洗浄

これらの洗浄方法を採用したモデルがおすすめです。

また、いざという時のために温水を使って洗浄力をもっとアップさせることができるモデルも増えてきています。

Q 節水だからドラム式にした方がいい?

確かにドラム式は節水です。

ですが、だからと言ってドラム式の方がトータルコストが安く済むかといえば、そうはならない場合が多いです。

縦型モデルとドラム式の使用水量の差は、洗濯だけの場合でおよそ20〜30Lです。

お水30Lは約4円ですね。

洗濯機を寿命である7年まで使ったとして・・

年間300回洗濯×7年使用=2100回お洗濯

1回の差が4円として、7年使っても8400円の差にしかならないわけです。

ですから、節水という理由でドラム式を選んでも、本体の価格差を回収できない場合がほとんどです。

「節水だから」ではなく、「乾燥機能をよく使うから」ドラム式を選ぶというのがおすすめの選び方です。
 

Q ドラム式は布が痛む?

▶︎ドラム式は持ち上げて落とす
▶︎縦型は衣類同士でゴシゴシこする

ですから、ドラム式の方が傷みやすいということはありません。落とすだけよりも、こすった方が痛み安いというのはイメージしていただけるかと思います。

ですが、これは誤解とも言い切れない面もあります。

ドラム式は衣類を落とす、つまり叩き洗いになります。

叩いて洗うと繊維が寝てしまうので、そのまま天日干しするとゴワゴワした仕上がりになることもあります。

特にタオル類は影響が出やすいと言われていますね。

乾燥機能を使っていただければ、また繊維と繊維の空気が入りふっくらします。

最近のドラム式はゴワつき低減機能を備えたモデルも増えています。

特にゴワ付き対策に優れているのは
▶︎日立のナイアガラ洗浄を搭載
モデルです。
 

Q ドラム式は衣類の出し入れがしやすい?

ドラム式洗濯機のドアが手前にあるのは、衣類の出し入れをしやすくするためではありません。

乾燥には洗濯槽が横向きの方が有利なので、前にドアがあるだけです。

10年くらい前、ドラム式が出始めだった頃によく言われていたフレーズですね。

性能面でおすすめできる要素が少なかった時は、そうやって無理やり勧めている人もたかなぁなんて思います。

実際はもちろん人によります。
傾向としては背が高い方は縦型の方が衣類の出し入れがしやすいと感じるようですね。

 

まとめ

洗濯機の選び方の基礎知識のご紹介でした。

簡単に振り返ると・・
▶︎ドラム式は乾燥が得意
▶︎主役はまだまだ縦型
▶︎縦型ならインバーター採用モデルがおすすめ

このようになります。

縦型・ドラム式のそれぞれの解説は別ページをご覧いただければと思います。

▼おすすめ品紹介【縦型&ドラム式】

▼縦型インバーターメーカー比較

▼縦型ノンインバーターおすすめ紹介

▼ドラム式メーカー比較

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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