ロボット掃除機の大本命ルンバに新型登場!
新型2モデルの違いは?従来モデルとの違いは?
お掃除ロボの定番ルンバですが、この2019年2月・3月で新型のi7、i7+が発売となります。
「新しくなってどう変わったの?」
「我が家も新型を選んだ方がいいの?」
と、いろいろ気になっている方も多いはずです。
そこで本日は
新型2モデルの違い
これまでの機種との違い
この2点を中心にお話をさせていただこうと思います。
このページの内容
スポンサーリンク
新型i7概要とi7+との違い
まず最初に新型の2モデルをご覧いただこうと思います。
ルンバi7
・iAdapt3.0で部屋を個別に認識
・ダストケース水洗い対応
iAdapt3.0でお部屋をリビングとか、寝室のように個別に認識することができるようになりました。
これにより、お部屋単位でお掃除のスケジュールを登録することが可能となっています。
また、吸引力もお手頃モデルである643の10倍と、カーペットのお掃除も安心です。
i7+
・iAdapt3.0で部屋を個別に認識
・ダストケース水洗い対応
・お掃除終了後にダストケースのゴミを充電台で回収
ご覧いただくとわかるように、充電台に違いがあります。
そうなんです。i7とi7+は充電台に違いがあるだけで、本体は同じものなんです。
では、充電台にどんな違いがあるかと言いますと、
i7の充電台は従来通り充電の役割のみ
i7+の充電台は充電&本体内部のゴミ回収
このようになっています。
i7+なら毎回ゴミ捨てを行わなくても、充電台がゴミを回収してくれるんです。
充電台にはダストケース30杯分のゴミをためることが可能となっていますので、時々ゴミ捨てするだけでOKというわけですね。
ちなみに充電台のゴミ捨ては紙パック方式を採用しています。
紙パック代金は多少かかりますが、いっぱいになったらそのままポイするだけで楽チンですね。
東芝トルネオロボのダストステーションが近いイメージですね。あっちはサイクロン式でしたけど。
▼ゴミを回収している様子はこちらです。
ビジュアルローカライゼーションって何?
新型ルンバi7を始め、ルンバの説明でいたるところに登場するiAdaptビジュアルローカライゼーションというワード。
これって一体何を表しているんでしょうか?
これは、簡単に言えばルンバにカメラが搭載されているかを表しているものなんです。
iAdapt2.0ビジュアルローカライゼーション(980・960に採用)
本体にカメラを搭載しており、お部屋の間取り図を作成します。
地図があるから
→廊下や隣の部屋まで辿りつける
→隣の部屋からでも戻ってこれる
→効率よいルートでお掃除できる
このような利点があります。
つまり、ビジュアルローカライゼーションは・・
カメラが搭載されていて、地図を作れる。だから複数の部屋のお掃除に対応している。
ということを示しているんですね。
新型の3.0は?
それで、新型i7シリーズに搭載されているビジュアルローカライゼーション3.0は何なのかと言いますと・・
地図作成に加え、リビング・寝室など各お部屋を個別に認識できるように進化しています。
従来のビジュアルローカライゼーション2.0では廊下も隣の部屋も1つながりで認識されていたわけですね。
それが、各お部屋を個別に認識できるようになったので、
「今日はリビング」とか「玄関が埃っぽいから掃除しよっ」のように、部屋を指定してお掃除できるようになったわけです。
ということで、新型のi7シリーズは
i7
→部屋を個別認識
→吸引力10倍
→ダストケース水洗い対応
i7+
→上記に加え、ゴミ回収充電台付属
このように進化を遂げたというわけなんです。
それでは従来のルンバと比べて、どのモデルとどんな部分で違うのかも比べて見ましょう。
従来のルンバ
e5などとの違い
数あるルンバの中で、人気のトップはe5になるでしょうか。
「人気のモデルがいいの?新型がいいの?」
と、お悩みの方も多いでしょうから、従来品ともう少し詳しく比べていきましょう。
ルンバ643
現行のルンバでは一番手頃な価格のシンプルモデルですね。
スケジュール登録もできませんし、何よりも、ルンバと言えばの"ゴムベラ吸い口"になっていないんですよね。
そういったわけで、できればちょっと予算を足してe5を選んでいただくことをおすすめします。
ルンバe5
・カメラ機能なしの一部屋対応モデル
・デュアルアクションブラシでしっかり吸引
・ダストケース水洗いOK
カメラ無しとは言っても、リビングダイニングとキッチンくらいまでお掃除してくれれば十分という方も多いはずです。
ゴムベラブラシのエアフォーステクノロジーに加え、手の届く価格が魅力で人気のトップにいるモデルですね。
上位モデルに比べると本体の質感はややプラスチックっぽい印象ですね。掃除に見た目は関係ないと言えばないのですが、上位モデル、特に新型i7と比べるとちょっと見劣りするかなぁという気もします。
ルンバ960
・カメラ搭載で複数部屋対応
・吸引力はE5と同等
・ダストケース水洗い不可
E5の複数部屋対応版みたいなイメージですね。とはいえ、発売はE5の方が後ということもあり、ダストケースの水洗いには対応していない世代となっています。
そのおかげもあって、カメラ付きモデルとしてはダントツの買いやすいお値段何ですよね。使い方次第では候補になります。
ルンバ980
・カメラ搭載で複数部屋対応
・吸引力は643の10倍
・ダストケース水洗い不可
カーペットに乗った時に自動で吸引力を強くする"カーペットブースト"を備えた、旧最上級モデルです。
バーチャルウォールも最初から2個付属し、稼働時間も最長でしたが、その分お値段も高めでした。
メーカーサイトでの販売が終了していることを考えると、この980をなくしてi7に置き換えなんですかね。まぁ、発売から長い年月も立ってますから、順当なところかもしれません。
ルンバi7
・お部屋の個別認識機能あり
・吸引力10倍
・ダストケース水洗い対応
新型ということもあり、掃除性能・清潔性・利便性のどれもが改良されています。
デザインもちょっとした違いですが、新型が一番いいですね。
E5みたいなプラスチック感は少なく、色も単色でシックです。ゴテゴテしてなく、でも高級感があるデザインだなぁと感じました。
お値段は980よりで、960との中間くらいですかね。
960と比べると・・
・吸引力アップ
・ダストケース水洗いOK
・お部屋の個別認識OK
このような違いがあるわけです。
気になる吸引力は?
一番気になるのは吸引力だと思うのですが、数字で表されているほど大きな違いではないように感じました。
960が5倍、I7が10倍と2倍の開きがあるのですが、売り場で試した感じだと、
「気持ちi7の方が吸うかな」くらいの違いだったんですね。
まぁ、売り場の展示スペースだと広さも限られているので、差が出にくかっただけかもしれませんが・・。
吸引力の違いだけで960→i7とするにはちょっと価格差が大きいような気がします。
i7+
・i7と本体は同じ
・ゴミ回収充電台付属
お掃除を楽にするためにロボット掃除機を買うわけですから、手入れを楽にしてくれるゴミ回収充電台は絶対に相性が良いはずです。
ということで、新型で選ぶならこっちなのかなぁと。
一番人気のE5と比べるとE5はカメラ無しで一部屋対応、i7シリーズは複数部屋対応というのが一番大きな違いですね。
価格差は2倍以上ありますが、ダストケースのゴミ捨て(できれば掃除機を使うごと)が面倒に感じる方は思い切ってi7+にするという手もあるかと思います。
悩みどころは価格
これだけの性能ですから、値段が高いのは仕方ないです。
東芝のゴミ回収トルネオロボも最初はこれくらい、というかもう少し高かったですからね。
悩ましいポイントとしては
「ここまで出すならルーロもありじゃない?」
という考えなんです。
パナソニックのルーロの最上位モデルMC-RS810が視野に入る価格帯なんですよね。
・スマホ対応
・カメラで複数部屋対応
・ダストケース水洗いOK
こういった主要な機能は持ち合わせながら、さらに壁や家具に衝突することを回避するためのセンサーまで搭載しているモデルがこちらなんです。
ルンバは壁にぶつかったら向きを変えるという仕組みなので、場合によっては家具や壁にぶつかったあとがついてしまうことがあります。
それに対して、ルーロは基本的には壁や家具などにぶつかりません。(細いものなど、センサーで読み取れない場合はぶつかることもあります)
これまでは
「壁にはぶつからないでほしいけど、ルーロは値段が高すぎるなぁ」
となるケースが多かったのですが、i7+ともなるとあと一歩でルーロに手が届く価格となってしまいます。
ですから、
ゴミ捨て楽ちん優先ならルンバi7+
壁や家具への衝突回避を優先ならルーロRS810
こんな選び方になってくるかと思います。
ルンバとルーロの比較はこちらのページで行っています。
-
-
【ルンバ vs ルーロ】ロボット掃除機のメーカー選び方とルンバE5の人気の理由を解説!!
続きを見る
モデル比較
ここまで登場したモデルの特徴を表にまとめたものがこちらです。
1部屋で使用という方も多いでしょうから、e5の人気はまだまだ続きそうですね。
逆に、複数のお部屋で使いたいという場合にはi7+をおすすめしたいところです。
まとめ
新型ルンバi7について特徴やモデルごとの違いをお話させていただきました。
ゴミ捨ての手間を大幅に減らすことのできるi7+はとても魅力的ですね。
とはいえ、ルンバの魅力の1つには価格も含まれているはずです。
今後の値段の変化によって評価が変わってきそうなモデルだなぁというのが今のところの感想です。
ルンバとルーロ、今後の値下がりを見守っていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。