セット・くせ毛対策におすすめのヘアアイロンの選び方!
大きめor小さめどっちが使いやすい?
前回ドライヤー比較の続きとして、今回はヘアアイロンの比較です。
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ドライヤーが終わったら、次は最後の仕上げということでヘアアイロンを使う方も多いでしょう。
そんなわけで前回同様に
パナソニックナノケア
テスコムNobby
お手頃価格品
それぞれシリーズを合わせつつ、仕上がりや使い勝手の違いを比べていきたいと思います。
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家電系メーカーの王道
ナノケアシリーズ
パナソニック
ナノケア EH-HS9A
最高温度 | 200度 |
立ち上がり | 約30秒(使用可能温度まで) |
⭕️ナノイーでしっかりツヤ感
⭕️大き目ヘッドでしっかり挟める
❌ピンポイントで使うにはかさばる?ヘッド
❌ツヤ感ありすぎも・・?
ヘアアイロンで一番有名かつ売れ行きの良いシリーズといえばこちらになるんでしょうか?
こちらもナノイーというマイナスイオンの1000倍ほどの水分を保有するイオン機能を搭載しております。
潤い・ツヤ系なら間違いのないモデルと言っていいでしょう。
ヘッドは割と大きめで、毛先を軽く流したり・ゆるく巻いたりさせるのに適している印象です。
大きなヘッドは前髪・生え際・トップだけのようにポイントで抑えるにはかさばるように感じる場合もあります。
とはいえ、新型のEH-HS9Aではヘッドの先端がスリムな形状になり、ポイント取りもしやすくなっています。
ストレーターとして使ってみる
では早速使ってみましょう。
今回は本来の目的に沿って、どれくらいストレートにできるかを中心にチェックしてみたいと思います。
用意したのは、敢えてくしゃくしゃに乾燥させた人毛エクステです。
※画像では前モデルのEH-HS97を使用しています。
さすがナノケアシリーズということもあって、ドライヤーでブローしただけである程度伸びましたし、指通りもよくなりました。
続けてナノケアアイロンを使用して見ると、毛先まですーっと良く伸びました。
まぁ、元がストレートエクステを使っているということもありますが、うねりもなくなり、まとまりも良く伸びています。
ツヤ感もありますね。潤いというよりはツヤ感という言葉が近いと思います。
ツヤがあって、光沢があって、という仕上がりですね。悪く言えばうすーくワックスをぬっているようというか、ちょっとしたギラつき感のようなものもあります。
おすすめパターン
「毛先まできっちりストレートに伸ばしたい」
「ゆるーく巻いたり、カールも少しさせたい」
「輝くまっすぐストレートに憧れる!」
こんな場合は大きめ&丸みのあるヘッドでツヤ感最高のナノケアがおすすめです。
サロン系の老舗
Nobby by テスコム
テスコム
Nobby NIS3000
最高温度 | 200度 |
立ち上がり | 約18秒(100℃) |
⭕️薄めのヘッドで必要な部分に当てやすい
⭕️プロ仕様の速熱ヒーター
⭕️ナチュラルでストレートな仕上がり
❌ツヤ感はナノケアリード
私は前髪の特に生え際に強い癖があって毎朝困っていたんですね。
そこで使っていたのがこのあと登場するコンパクトヘアアイロンです。「小さいから生え際とか部分的に挟みやすいかなー」と思って使っていました。
ですが、いまいち伸びないですし、キープ力もそれほどないです。
そこで次に買ったのがナノケアですね。確かにすごく伸びますし、ツヤもあっていい感じです。でも、生え際の根元をピンポイントとなると、結構ヘッドが大きくて使いにくかったんです。当てたいところにプレートを当てるのが難しかったです。
そんな経緯もあって、最後に行き着いたのがこのNobbyです。
高温でしっかりストレート
薄めのヘッドでピンポイントに当てやすい
と、ナノケアとコンパクトアイロンのいいとこ取りをしたこのモデルを買ってみたんです。
結果は大正解ですね。
ヘッドがうすめなので、生え際までプレートを入れても周りの髪を巻き込みにくく、とても使いやすいです。
ストレーターとして使ってみる
コラーゲンドライヤーだけでもだいぶ手ぐしの通りはよくなりました。
仕上がりはナノケアよりも自然で軽めの仕上がりですね。
ツヤ感とかいうよりは"ただまっすぐになっただけ"という感じです。そのナチュラルさがいいんですけどね。
もともとまっすぐに近い方はいいのかもしれませんが、私みたいに癖が強い前髪の場合、まっすぐ&ツヤツヤとなるとちょっと"やりすぎ感"があるなぁと思っていたんです。
ですから、特にツヤ感とかはなくても、しっかり伸びてくれれば満足です。
キープ力も申し分ないですね。
ヘッドが薄い分、少量の毛束をとってミックス巻きとか、ポイントで毛先流しはしやすいと思います。
唯一ネックになるのは、ヘッドが平べったいのでうまくクルッとさせるのが難しいことでしょうか。
メーカーサイトには"ラウンドボディでカールも得意"みたいに書いてはあるのですが、やっぱりその点ではヘッドに丸みのあるモデルが有利かなと感じます。
業務用に近いプレートということで髪をしっかり挟むことができます。滑りが良いかと聞かれれば"普通"と言ったところでしょうか。
しっかり挟んでいる分、引っ張られ感はあるにはあるのですが、個人的には許容範囲です。
おすすめパターン
「根元までしっかり当てたい」
「自然なサラサラ感が欲しい」
「ポイントで使いたい」
根元・生え際など、部分的に癖が強い場合はこのうすめのヘッドが便利です。トップにボリュームとか、ミックスでハネなど少量を挟むのにも向いているように思います。
女性にはもちろんですが、男性にもおすすめできるストレートアイロンという印象ですね。
コンパクトアイロン
コイズミ
KHS-8510
最高温度 | 160度 |
立ち上がり | 不明 |
⭕️コンパクトで扱いやすい
❌伸ばす力・キープ力は低め
私が最初に使っていたシリーズがこちらです。
「小さくて根元に当てやすそう」と思ったんですね。で、実際その通りだったんですが、伸びとキープはいまいちでした。
まぁ、こちらはコンパクトシリーズであって、携帯性重視なわけですから当然と言えば当然ですね。
旅行に持って行ったり、会社に置いておいたりといった場合には良いかと思います。
ヘッド部は丸みがあり、カールなども作りやすいですね。
ただし、見た目の通りプレートも細めです。クセやうねりが強い場合、綺麗にまっすぐ伸ばすのは苦労するかもしれません。
ストレーターとして使って見た
こちらも同じようにテストしてみます。
イオンなどの特別な機能のないドライヤーですから、うねりは結構残っていますね。ブローではばさっと広がった感じがあります。
肝心のアイロンも広がりは抑えることができず、伸びもいまいちとなっています。
うーん。やはり携帯性重視の品だとこんな感じなんですかね。
上2つとはっきりと違いが出たので、試した甲斐があったとは思います。
3つを比較
それでは3のアイロン使用後を比べてみましょう。
アイロンで伸ばしたあと、毛先からふわっと机に着地させた状態で、手で形を整えたりはしていません。
ナノケア・Nobbyはまとまりがあって、しかも毛先までしっかりと伸びていますね。
お手頃価格ではパサつきというか、広がりが結構ありますし、ところどころうねりが残っているように見えます。
やっぱり値段で結構効果に違いってあるものなんですね。
次はナノケアとNobbyの拡大画像です。
左のナノケアの方が色がほんの少しだけ色が明るいというか、金髪っぽい雰囲気がありませんか?
これが光沢感とかツヤって表現した理由です。
それに比べてNobbyは画像の上から下までの色の変化が少ないように見えます。自然な仕上がりと言った理由がこちらです。
もちろん同じ場所で同じようにライトを当てて撮影はしています。
どっちが良いということはないかと思いますので、理想に近い仕上がりで選んでいただければと思います。
まとめ
最後に簡単にまとめておきます。
ナノケア
ロングヘアーで毛先までしっかりストレート
ツヤ感のある仕上がりを求める
こんな場合はナノケアがおすすめです。
Nobby
ピンポイントにもしっかり当てたい
自然な仕上がりでもしっかりまっすぐ
こんな場合はNobbyがおすすめです。
まぁ、ロング向きがナノケアで、ショートならNobby、ミドルなら目的によって、という選び方でも良いかと思います。
さて、イオンドライヤーや強力ストレートアイロンなど、ちょっといい目のヘアケア商品を2回に分けて比べてみました。
やっぱり値段がいいだけあって、お手頃価格品とは結構な差が出ましたね。
値段も大事な要素ですが、ヘアセットは悩みの種として大きなものでもあります。せっかくならしっかりしたものを選んでいただくのが満足度が高いのではないかなぁと思います。
少ない機種の比較ではありますが、参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。