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【東芝トルネオVコードレス】VC-CL1500・VC-CL500・VC-CL410の違いは何? 吸引力や狙い目モデルも紹介!

軽量本体にスイスイ進む自走式で使い勝手良好!
お値段も抑えられていてまさにベストバランス!!

最近急に人気の掃除機ランキングに顔を出すようになった東芝のトルネオV。

特にお手頃価格のVC-CL410が気になっている方も多いのではないでしょうか?

そこで本日は東芝のコードレス掃除機トルネオVについて解説とモデルごとの違いをお話させていただきたいと思います。

 

トルネオVコードレスの概要

東芝ではトルネオVシリーズと、それ以外のシリーズがラインナップされています。

トルネオVシリーズは

しっかりと遠心分離を行うことで

▶︎お手入れが楽チン

▶︎吸引力の低下が少ない

といった魅力があります。

せっかく東芝で選ぶならトルネオVシリーズをおすすめしたいところです。

これくらいしっかり遠心分離しているのは、コードレス掃除機に限るとダイソンと東芝くらいなんですね。

3つのトルネオVコードレス

現在、トルネオVコードレスには

①VC-CL1500
②VC-CL500
③VC-CL410
の3つのモデルが用意されています。

大事なことなので先に書いておきますが、

▶︎吸引力
▶︎充電時間&運転時間

は、どれも同じです。

では実際の機種を見ておきましょう。

どこでもお掃除モデル
VC-CL1500

▶︎豊富な付属品が揃うマルチに活躍が期待できるモデル

トルネオVコードレスの看板モデルはこちらになります。
 

ブロアつきモデル
VC-CL500

▶︎吹き飛ばし機能のついたスタンダードモデル

ブロア機能はあれば便利だとは思うのですが、それを理由にこの機種を選ぶには「少し値が張るなぁ」という印象です。まぁ、正直あんまり売れてもいないようですし、強くおすすめしたい気持ちも少ないです。
 

床掃除モデル
VC-CL410

▶︎床掃除&ちょっとした手元掃除ならこれで十分なお買い得モデル!

ブロア機能なし&付属品少なめではあるのですが、それにしても最近の値下がりを見ていると「お得だなぁ」と感じるモデルです。

実質このCL410と最上位のCL1500の一騎打ちですね。

詳細な違いは後半でお話するとして、ところでこのトルネオという掃除機って他のメーカーと比べるとどうなんでしょうか?

次はその辺りを書いていきたいと思います。

トルネオVコードレスの人気の理由は?

今ではたくさんの種類のあるコードレス掃除機ですが、トルネオVはいったいどんな掃除機なのでしょうか?

それは・・

吸引力&重量&価格のベストバランス

これに尽きると思います。

吸引力に関しても、重量に関してももっと優秀なモデルは他にもあります。

ですが、パワーがあっても重かったり、軽くてパワーがあっても高価だったりすることがほとんどです。

そういった意味でも非常にバランスの良い掃除機というのが私の評価です。

 

吸引力は・・?

おそらくみなさんが一番気になるのは吸引力ではないかと思います。

そこでトルネオVコードレスの吸引力がどれくらいかと言いますと・・

私の勝手な感想ですが、10点満点中で7点くらいの吸引力と思っています。

ちなみに10点はダイソンとパナソニックのパワーコードレスの絶好調時(手入れしてすぐ)のイメージです。

三菱のZUBAQと日立のパワーブーストサイクロンの絶好調時が8〜9くらいなので、そこには及ばないですね。

とはいえ、とはいえですよ・・

普段の掃除には全然問題ないです。普段の掃除はパワー5くらいあれば問題ないですからね。

床に張り付いた埃・砂くらいならよく吸いますし、髪の毛・ペットの毛も得意です。

米粒大の砂利くらい重いものだと吸い込みにくいこともありますが、それほど重いゴミもそうそう落ちていないはずです。

逆に小さなお子さんがいて、「ポケットから砂や砂利が出てきた・・」といったケースが頻発するなら他のパワー重視品をおすすめします。・・といった程度の吸引力はあります。

まぁ、一言で言いますと、普段使いには十分な吸引力があります。

軽さも備える

それに、トルネオVの良いところは軽量とも両立していることですからね。

パワー重視でおなじみのダイソン・パナソニックのパワーコードレス・日立のパワーブーストサイクロンはいずれも本体重量が2kgオーバーとなっています。

今のコードレス掃除機業界では2kgを切るか切らないかが結構大きな分かれ目となっていて、そんな中で1.9kgの東芝は軽量といって問題ない部類に入るでしょう。

また、自走式パワーヘッドというスイスイ進む吸い口を搭載していますので、軽い掛け心地という面では非常に優秀な掃除機となっています。

価格も魅力

トルネオVには充電台は付属しておらず、壁かけホルダー&電源コードの組み合わせを採用しています。

「置き場所に悩む」という声も聞こえてはきますが、充電台がないおかげで価格が他社よりもぐっと安くなっていることは大きなメリットになるはずです。

 

良バランスのトルネオV

吸引力が一番というわけでも、軽量で一番というわけでもありません。

ですが、吸引力&重量&価格のバランスでいえば非常に優秀な掃除機なんです。

選ぶ基準としては・・

パワー重視ならダイソンかパナソニックのパワーコードレスが良いでしょう。ただし、少し重いです。

軽量重視ならシャープが良いでしょう。ただしパワーがもう少し下がります。

充電台も軽量もパワーも備えるなら三菱ZUBAQが良いでしょう。ただし、価格がぐっと上がってしまいます。

こんなイメージです。全体的にちょうど良いのがトルネオというわけですね。

トルネオVの弱点

ここまで良い風に書いてきましたが、弱点がないわけではありません。

弱点①
運転時間は短め

トルネオVはおまかせモードでの運転が一番効率よく電気を使うことができます。

おまかせモードはゴミがあると強く運転して、なくなると運転を弱める自動パワー調節機能のことです。

おまかせモード時の運転時間は約8分〜20分です。

ずっとゴミが落ちてる状態だと、ずっと強運転になりますので、8分で電池切れとなります。

平均的には10〜20分といったイメージですね。

勝手にパワー切り替えを行って欲しくない場合は標準運転に固定も可能で、その場合は20〜25分の運転時間になります。

標準運転なら40分〜60分運転できる他メーカーの機種も多い中、最大でも25分というのは少し短めではあります。

この辺りはお部屋の広さや、掃除の頻度によって足りる・足りないが変わってくるかと思います。普段の掃除機を使う時間を思い出して見ていただき、判断していただければOKですね。

電源コードにつないで充電しながら運転はできませんのでご注意ください。コードがつながっていると電源は入らないようになっています。

ちなみにバッテリーは充電を繰り返すほど・もしくは寒い時期ほど性能が下がります。できればゆとりを持って選んでいただくのが良いかと思います。

繰り返し充電回数は?

今年のモデルに関しては繰り返し充電回数は公表されていないようですね。

ただし前モデルのVC-CL1400が3,100回、前前モデルのVC-CL1300が2,100回充電可能だったことを踏まえると、同じ程度の回数は見込めるのではないかと勝手に予想しています。

ちなみに掃除機本体の寿命はどのメーカーも共通で7年です。

1年で300回使用×7年=2,100回

こういう計算になりますので、基本的には寿命まで使ってもバッテリー交換は必要ないはずです。

とはいえ、先ほども書いたように、使っているうちに性能は下がってきますし、室温の影響も受けます。場合によっては1回くらいは交換することもあるかもしれないですね。

ちなみにバッテリー交換の場合は東芝の修理センターに本体を預けて、中のバッテリーを入れ替えてもらうようになります。自分では交換できないタイプなんですね。

弱点②
収納は壁掛けホルダー

先ほども書いた通り、トルネオVには収納充電台は含まれていません。

充電自体は電源コードを本体にさせばOKなので、ホルダーは使わなくても家具などに立てかけつつ充電は可能です。

ですが、きちんと収納場所を決めておきたいという場合には壁掛けホルダーを使うことになります。これが穴あけなんですよね。

まぁ、このホルダー自体はもったいない気もしますが、使わない方が多いかと思います。収まりの良い場所に立てかけて充電する方が楽チンかと思います。
 

ということで・・
①運転時間短め
②壁掛けホルダーを使う場合は穴あけが必要

これがトルネオVの弱点ですね。時間以外はそれほど問題ないような気がします。

軽量でそれなりにパワーもありますので、運転時間さえクリアできれば候補にして良いかと思います。

それでは最後にそれぞれの細かな違いを見ていきましょう。

3モデルの詳細な違い

最初にも書いたように
▶︎吸引力
▶︎充電時間&持続時間
これはどれも共通です。

違いはゴミの圧縮具合と付属品だけなんですね。

リストにまとめるとこうなります。

ゴミ圧縮というのは、ダストケース内に溜まった埃をギュッと潰して、ゴミ捨て時の埃の舞い散りを抑える機能のことです。

本体をよく見比べていただくと、CL1500とCL500はダストケース内のカップがオレンジ色で、CL410は透明なんですが、これが圧縮率の違いを表しています。

 

マルチに活躍
VC-CL1500

先ほどとは別のレッド系の色のリンクを貼っています。

ホコリ圧縮→◎

▼VC-CL1500 付属品一覧

&壁掛けホルダー・電源コード

VC-CL1500だけの付属品として
▶︎布団ノズル
▶︎延長ホース
があります。

この2つがすごく大事なんです。

布団を掃除できるなら、ただの掃除機が布団掃除機兼用になって1台2役でお得です。

ホースがあれば本体は手元に抱えたまま、棚の上でも、車内の隙間でも吸い口を自由に動かすことができます。

ということで、掃除機が活躍できる場所がぐっと増えるのがこの2つの付属品なんです。

せっかくコードレスなんですから、いろいろな場所に持ち運んで、今まで掃除機をかけていなかったような場所もお掃除しやすくなります。

そんなわけで、コードレス掃除機の"コードレス"をより活かすためにも、付属品は多い方が良いかとは思います。ご予算が合うならこちらをおすすめします。

 

ブロア付きが魅力?
VC-CL500

ホコリ圧縮→◎

▼VC-CL500 付属品一覧

&壁掛けホルダー・電源コード

布団ノズルと延長ホースがなくなって、ブロアだけが残ったモデルです。カラーはホワイト系の1色のみとなっています。

ブロア(吹き飛ばし)は落ち葉を飛ばしたり、玄関の砂埃を外に飛ばしたりするのに役立ちます。・・が、それはあくまでおまけとしてついていたら便利な機能であって、売りにするポイントでもないように思います。

ということで、価格の面で見てもまず候補に入ることはないかなぁと予想しています。
 

お買い得モデル
VC-CL410

ホコリ圧縮→◯

▼VC-CL410付属品一覧

&壁掛けホルダー・電源コード

エアブローもなくなって、ベーシックな付属品だけの構成となります。

床掃除メインで、ちょこちょこ手元を掃除するくらいならこれで十分ですよね。

それで上位機種と同じ吸引力・軽量本体を兼ね備えているとなれば人気が出るのも納得です。

3万円きっていたら十分お得だとは思いますが、最近はもっと安いお店もありますね。

3万円以下の部門であれば間違いなく一番おすすめのコードレス掃除機です。というか、ライバルになれそうなモデルがないですね。

「あんまり予算はかけたくないけれど、あんまり安いのも不安だなぁ」という方はぜひこちらで。

逆にいうと、これより安いコードレスはメイン掃除機で使うには不安が大きいです。

ハイパワーとは呼べないにしても、コスパという意味では超優秀ではないでしょうか。

ということで以上3モデルの違いでした。

 

まとめ

最後に簡単に内容をおさらいしておきましょう。

他のメーカーと比べると・・

パワーや運転時間など、他社にはかなわない部分ももちろんあります。それでもこの価格でこの吸引力、しかも軽量となればバランスはとても良い掃除機です。

VC-CL1500
豊富なツールであっちもこっちもお掃除OK。掃除機の活躍の幅が広がる1台です。小さなお子さんがいらっしゃるならパワーも安心で運転時間の長いダイソンがライバルになります。ただし、ダイソンは本体も掛け心地も重めではあります。

いざという時でも安心なダイソン(重め)VS普段使いには十分な東芝(軽め)という戦いになります。

どちらが良いかは使い方・考え方次第ですかね。

繰り返しになりますが、ダイソンの吸引力を10として、トルネオが7くらいのイメージです。

日常のお掃除、フローリングについたホコリを吸うのに必要なのが5くらいで、髪の毛やペットの毛を吸うのに必要なのが7。

あんまりないとは思いますが、米粒くらいのサイズの砂利のような重いゴミを吸うのに必要な吸引力が10という感覚です。

VC-CL500
ブロアはいいんですが、構成バランスとしてはうーん・・

VC-CL410
掃除機らしい使い方と割り切るならこれほどお得な機種はないかもしれません。今まで通りの掃除範囲でOK&パワーよりも軽量重視ならトップ候補にして良い掃除機です。

ということで、使い方次第でCL1500とCL410の一騎打と言った格好になっています。

以上、トルネオVコードレスの違い紹介でした。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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