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乾燥がきになる季節。
今年はコロナもあって、加湿器の需要がより高まっている様子です。
中には


おすすめ? いまいち?
と、疑問に思っている方もいるんじゃないかと思います。
そんなわけで、本日は
ダイソンの加湿器は、確かに良い製品だけど、おすすめするには条件がります
って言う結論と、その理由についてお話していきたいと思います。
ダイソン MF01
加湿機とは思えないデザインですね。
では、どんな特徴があるのか早速みてみましょう。
基本性能は?
加湿能力 300ml/h 適応畳数
木造(戸建、アパート) 5畳まで
鉄筋コンクリート(マンション) 8畳まで
この価格の商品だったら、もうちょっと加湿能力が高くてもいい気がしますね。
正直、木造5畳までの対応ではリビングで使うにはパワー不足です。
寝室や子供部屋で使うのには問題ない加湿能力だと思いますが、この価格でを考えるとリビングで使いたいですよね。
でも、そこまでのパワーは無いんです。
ちなみに加湿能力300ml/hで国内メーカー品だと以下のようなものがあります。
ダイニチ HD-3020
デザインや加湿方式などに違いはあるものの、ダイソンはやっぱり割高な感じはありますね。
加湿方式
加湿方式 超音波方式
超音波方式の特徴を簡単に説明すると
メリット
○加湿スピードが速い○電気代が安い
デメリット
×タンク内の水を霧状にしてそのまま放出する
×水が汚いと汚れが部屋に放出される
メリットも大きいですが、デメリットも大きいため国内の大手家電メーカーでは採用されていない方式ですね。
水とタンク、流水経路をいかにきれいに保てるかがポイントです。
注目ポイント
▶︎ウルトラバイオレットクレンズテクノロジー
先ほど書いた通り、超音波式加湿機を使う上でのポイントはキレイな水を使用することです。
ダイソンの加湿機には除菌用UV-Cライトがついており、99.9%のバクテリアを除菌できます。
しかも、必ずすべでの水にUV-Cライトが当たるように流水経路が設計されています。
飲み水に使っている技術ですから、衛生面の不安は一気に減りますよね。

この機能により超音波式加湿機の最大の弱点である衛生面をクリアしているわけです。
おかげで、ダイソンの加湿器は電気代も安く、清潔性も高いと、十分な魅力がある製品と言えるんじゃないでしょうか。
▶︎エアマルチプライアーテクノロジー
ダイソンの羽の無い扇風機はご存知の方も多いと思います。
この加湿機MF01にも同じ気流テクノロジーが採用されています。
本体から出た気流が、周囲の風を巻き込み吸い込んだ空気の何倍もの気流を発生させます。

この加湿機AM10では加湿機能をオフにすることもできますので、夏場には扇風機やサーキュレーターとして使用することもできるようになっています。
これなら1年中利用することができますね。
▶︎インテリジェントサーモスタット
早い話が湿度の自動調節機能ですね。
これが無いと加湿機としてはお話にならないんですけど、超音波式で湿度自動調節機能が付いているものは少ないです。
湿度は低いのも良くないですが、高すぎるのもよくありません。
高すぎる湿度はカビやウイルスの繁殖する原因となります。
ダイソンは当然湿度自動調節ですから、そんな心配は要りません。
まぁ、これだけの高級機種ですから当然ですね。
▶︎使用感
まずは運転している様子をご覧下さい。
スチーム式でも蒸気がみえるんですが、スチーム式はほんのりあったかい湯気なのに対し、こちらはただの霧吹きです。
こまかーーい霧を扇風機の風に乗せているわけですから、場合によっては少し寒々しく感じるかもしれません。
電気代
超音波式加湿機の電気代は安いって何度か書いたんですけど、実際にはどの程度なんでしょうか?
せっかくなので計算してみましょう。
消費電力
加湿使用時55w 1時間あたり約1.5円
一日8時間で約12円
1ヶ月で約360円
気化式並みに電気代が安いですね。
しかも、超音波式は、気化式に比べ加湿が圧倒的に早いですから、かなり優秀であることは間違いありません。
リモコン・タンクなど
リモコン
本体のボタンは電源入り切りだけで、その他の操作は全てリモコンで行います。
リモコンは非常に小さく、文字が一切書いてありません。
記号と色で操作を表していますので直感的に使いやすいですが、その操作が何なのかはっきりと分かりづらい欠点があります。
まぁ、1度慣れれば問題無い範囲だとはおもいます。
リモコンは磁石で本体のてっぺんにくっつけて置くことが出来ます。
動画の中でもくっついた状態になっていましたね。あれくらいの大きさです。
タンク
タンクは水が2.84L入るようになっていて、連続で10時間~18時間運転することができます。
タンクは同クラスならやや大きめですね。
運転音
ダイソンの羽の無いシリーズは、運転音がやや大きめなことはご存知の方も多いかと思います。
今ではだいぶ改善されていて、静かとは言えないまでも、実用の範囲には収まっていると思います。
最小22db~最大46dbですから、弱運転ならほとんど気にならないでしょう。
それでも普通の扇風機よりは若干音が大きいですので、静かな物を希望している方はやめておきましょう。
おすすめ? いまいち?
これまでの話をまとめますと
メリット
○電気代が安い
○超音波式なのに清潔性が高い
○デザインが良い
ダイソンの加湿器はこんな魅力があるわけですね。
ただし、
×リビングをこれ1台で加湿は厳しい
って言う点がネックになります。
その点を踏まえてまとめると・・
おすすめパターン
・デザインに惹かれた
・加湿しながら暖房の風を循環させたい
・電気代の安い加湿機がほしい
・清潔な加湿機がほしい
・タンクの大きい加湿機がほしい
いまいちになるパターン
・リビングで使いたい
・なるべく音は小さいほうがいい
・スースーするのが苦手
・お得感重視
と、こんなところですね。
おすすめか? いまいちか? って言うことでいうなら、いまいちの方が近いかなぁと思います。
なんとうか、期待と違うってなるパターンが多いですね。
よくできた製品ではあるんですけど、値段と加湿能力にギャップを感じる方が多い印象です。
画期的な製品であることには違い無いので、鉄筋コンクリートのマンションにお住まい&オススメの条件を多く満たす方は”買い”でもいいんじゃないでしょうか?
以上ダイソン ハイジェニックミストのご紹介でした。
最後までお読み頂きありがとうございます。