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【パナソニックが安心な理由】ホームベーカリーの選び方とおすすめ品・ライバル機種を比較

ホームベーカリーの簡単な選び方とおすすめ機種を紹介!
 

焼きたてのパンってあったかふかふかで香りもよくて美味しいですよね。

パン屋さんの前を通るだけもお腹が空いちゃうという方もいるのではないでしょうか? 私のことですね・・。

 

「焼きたての美味しさをお家でも味わいたい!」

「いろいろなパンを作ってみんなでシェアしたい!」

「好きな具たっぷりで作ってみたい!」

自分でパンを焼いてみたいと思った方も多いはずです。
 

ですが、パン作りは温度管理や材料を混ぜるタイミングが難しいと不安に思っている方も多いでしょう。

そこで活躍するのが"難しいことは全部お任せできる”ホームベーカリーというわけですね。

と言っても、ホームベーカリーにもたくさんのモデルがあり、どれを買ったら”自分の理想の使い方”ができるのか迷ってしまいますよね。

 

そこで本日は

①すぐに決められるホームベーカリーの選び方

②パナソニックモデル比較

③ライバル候補紹介
・IHのタイガー
・価格重視MK
・2斤対応シロカ

④番外編ゴパン

この順番でお話させていただきたいと思います。

違いだけ知りたい方は目次機能を使って"3"までスキップしてください。

 

選び方その①
パナソニックかそれ以外か

ホームベーカリー選びはきっとみなさんが思っているよりも簡単です。

”パナソニックにするか?他社にするか?"

これさえ決めてしまえば、ほぼ選び終わったも同然と言って良いでしょう。
 

ホームベーカリーはパナソニックやTWINBIRD、タイガーなど複数のメーカーが販売していますが、その中でも特にパナソニックが高いシェアを誇っています。
 

価格コムや通販サイトの人気上位もほぼパナソニックですよね。

シェアはだいたい6〜7割あるようで、"ダントツの人気"と言ってもいいでしょう。
 

これだけの人気ですから、何かそれだけの決定的な違いがあるはずです。

まずはその人気の理由に迫って見ましょう。

 

ホームベーカリーはパナソニック1強時代

パナソニックのホームベーカリーが高い人気を誇る理由は、何と言っても全モデルで

"イースト自動投入"

が採用されていることです。
 

▼一般的なホームベーカリー

小麦とイーストを最初からセット。
 

▼パナソニック

イーストを途中で投入。
 

イーストを途中で投入するメリットは2つあります。

▶︎いつでも美味しいパンが焼ける

▶︎ふっくら焼き上がる

なぜかと言いますと・・
 

”いつでも美味しい”の秘訣

イーストを最初から投入すると発酵しすぎになる可能性があります。

特に夏場などは発酵が進みやすいので注意が必要なんですね。
 

発酵しすぎたパンは

▶︎生地がのびすぎていびつ

▶︎空洞が多くスカスカ

▶︎イースト臭が強い

このように形の悪い・パサパサした・香りの強すぎるパンになってしまいます。

"ふかふかで香り高い”が度を超えてしうということですね。
 

パナソニックはイーストを途中で投入することで、この"発酵のしすぎ"を防いでいます。

温度センサー・室温センサーも活用し、最適なプログラムで運転と万全の体制をとっています。
 

室温が高い時でも発酵のしすぎを防ぐのがイースト自動投入の1つ目の役割です。

 

"ふっくら焼き上がる”の秘訣

発酵の過程でイーストからガスが発生します。

このガスを逃がさないように膜で包み込むことで、生地の中に適度な隙間ができ、ふっくらとしたパンが焼き上がるんですね。
 

この時にガスを包む役割を果たすのが”グルテン”です。
 

”グルテン=小麦の成分"のように思われている方もいらっしゃるかもせんね。

ですが、実はグルテンは水と小麦粉を練ることで初めて生成されます。
 

つまり、小麦と水を練ってグルテンが生成されてからでないと、イーストが活躍することができないのですね。
 

イースト自動投入なら

最初に小麦と水だけを練って十分にグルテンが生成されるのを待つ
 ↓
イーストを投入し、ガスをしっかり包み込む
 ↓
パン生地に適度な隙間ができ釜の中で十分に伸びる
 ↓
ふっくら焼きあがる

このように効果的なタイミングで投入をしてくれるということです。
 

つまり、グルテンをしっかり生成してふっくら焼き上げることがイースト自動投入の2つ目の役割です。

 

パナソニックなら最適なタイミング

イースト途中投入で発酵しすぎを防ぐ
 +
でもグルテンが十分だからしっかり膨らむ
 ||
”いつでも美味しいふっくらパン”

これがパナソニックの人気の理由ですね。
 

この"イースト自動投入”があるだけでパナソニックを選ぶ価値があると思います。

それに加えて

▶︎豊富な機種ラインナップ

▶︎具材自動投入ももちろん搭載

▶︎トレンドメニューにもいち早く対応

と、安心して選べる要素が揃っています。
 

これがパナソニック1強時代の理由というわけです。

ここまで読んでいただいた方の中にも

「確かにこれならパナソニックが良さそうだ」

と感じた方が多いのではないでしょうか。
 

それならあとはパナソニックの中からどのモデルにするか選ぶだけですね。

 

パナソニックホームベーカリーの選び方

パナソニックだけでもいくつかのモデルがあり

「ここから選ぶのが大変なんじゃ・・」

と心配に思っている方もいるかもしれませんね。
 

でも大丈夫です。

チェックするポイントはたったの2つだけと簡単です。

モデルごとの違いは?

機種決定のために考えるポイントは

①対応するメニュー数

②練りの上手さ(モーター)

の2点になります。

 

チェック1
メニュー数の違い

モデルごとの違いは主にメニュー数の違いです。

せっかくホームベーカリーを買うのであれば、いろいろな種類のパンを作ってみたいものですよね。
 

"自分の作りたいパンメニューに対応しているいるか"のチェックをしておきましょう。

後ほど詳しく紹介しますが、今年のモデルであるSD-MB1、SD-MT2、SD-MDX101の対応メニュー数は以下のようになります。

型番メニュー数
SD-MB120種類
SD-MT238種類
SD-MDX10140種類

 

基本モデルのSD−MB1はパン中心。中間モデルのSD−MT2と高級モデルのSD−MDX101はもち・パスタ生地作りも対応という点も見逃せません。

 

インバーターモーター搭載か否か

中間モデルのSD-MT2と高級モデルのSD-MDX101はインバーターモーターを搭載しています。
 

従来のモーターは一定の速度で回転するのに対し、インバーターモーターは速度の調節が可能となっています。
 

低速〜高速までを使い分けることで

▶︎食感の異なる3種のパン・ド・ミ

▶︎手ごねのようなきめ細やかなパン

▶︎高速練りを生かしてスピードパン

▶︎見た目にも美味しいマーブルパン

にも対応しています。
 

パン・ド・ミって?

フランス語で"中身のパン"という意味だそうです。

バケットのような外側の皮を味わうパンに対して、中身を味わうパンという意味で、簡単にいうと”皮の薄い食パン”ということですね。
 

インバーター搭載モデルなら、このパン・ド・ミ食感を普通・ふっくら・もちもちの3つから選択できるわけですね。基本モデルの場合でも普通食感なら対応しています。
 

どうやらパン・ド・ミは"皮が薄くてパリッ・中身たっぷり"のちょっといい目の食パンと考えて良さそうです。
 

パナソニックでは”プレミアム食パン”という位置付けのようですから、使用頻度は高くなりそうですね。

日常使いするなら自分の好みの食感で焼けた方が、より一層ホームベーカリーを買う甲斐があるのではないかと思います。

 

パナソニックおすすめ機種3点の特徴を解説!

それではホームベーカリーの主役3モデルの紹介に移りたいと思います。

主なチェックポイントは以下のようになります。

SD-MB1

パン中心の基本モデル

イースト自動投入あり

普通のモーター採用
 

SD-MT2

パンの他にもち・パスタ生地対応

イースト自動投入あり

インバーターモーター採用

SD-MDX101

パンの他にもち・パスタ生地対応

イースト自動投入あり

インバーターモーター採用

マニュアルモードあり
 

それでは詳細と選ぶポイントも見ていきましょう。

 

SD-MB1

【作れるもの】

オートパンメニュー生地メニューその他
パン・ド・ミ
食パン
ソフト食パン
早焼き食パン
クイックスイート食パン
フランスパン
アレンジパン
米粉パン(小麦入り)
米粉パン(小麦なし)
パン生地
ピザ生地
クイックブレッド
ケーキ
生チョコ
ジャム

2017年11月発売モデル

▶︎イースト自動投入

▶︎具材の自動投入

を備えたモデルとなっています。
 

注目ポイント

具材の自動投入機能

レーズン・ナッツなどの具材をちょうどいいタイミングで投入してくれる機能です。

最初に材料をセットしたら、あとは完成まで待つだけという楽ちんさが魅力ですね。

洗濯機でいえば全自動ですね。
 

自動投入機能のないホームベーカリーでは生地のコネ作業が終わるとブザーが鳴り、手動で具材を投入する必要があります。

二層式洗濯機のイメージですね。今はピンとこない方も多いかもしれませんが・・。
 

※具材自動投入機能があっても、チョコやチーズなど、ケースにくっつきやすい具材は手動で投入する必要があります。

 

基本メニューが充実

オートメニューはパンを中心に20種類となっています。

高級モデルと比べるとやや少なく感じるかもしれませんが、パン・ド・ミ(普通食感)、早焼きなど基本メニューは充実しています。

 

おすすめパターン

「朝食用のパンは焼きたてを食べたい!」

のように、使い道がほぼ決まっている方もいるでしょう。

それならパン中心のモデルで十分ですよね。
 

「パン作りは初めてだし、まずは入門用として・・」

手頃な価格でいつでも美味しいパン作りを目指すなら、こちらがおすすめです。

「たくさんは使わないかも・・」と不安な時は価格を抑えたいものですよね。
 

「パン作りは大得意!」

反対にパン作りを長く続けている方の中には、「ホームベーカリーの便利機能に頼らなくてももう大丈夫。基本だけこなしてくれればあとは自分で工夫してなんでも作っちゃうよ〜」という方もいるでしょう。
 

面倒な生地練り発酵まではホームベーカリーに任せて、成形や具入れは自分で、焼き上げはオーブンでというベテランさんはこれで十分でしょう。
 

入門用としても熟練者向けとしても使い勝手の良い機種となっています。
 

ただ、個人的には初めてホームベーカリーを買うという方にはもう一つ上のモデルをおすすめしたいですね。
 

上位モデルでは対応するメニューの数がぐっと増えます。

その方が
「パン作りが初めてでも、簡単にいろいろな種類のパンが作れる」

というホームベーカリーの醍醐味を感じていただけるのではないかと思います。
 

「慣れてない・手間を減らしたいからこそ道具に頼る」

という考え方もありなんじゃないでしょうか。
 

ということで私の一押しは次のモデルになります。

 

SD-MT2

※2018年10月発売

天然酵母メニュー
食パン パン生地 生地おこし
ドライイースト

 

半自動

オート生地作り
ブリオッシュ
マーブルパン
アレンジパン
パン・ド・ミ(3種)
食パン
ソフト食パン
早焼き食パン
クイックスイート食パン
60分パン
ごはんパン
ごはんフランスパン
フランスパン
ライ麦パン
全粒粉パン
白パン風食パン
ハーフ食パン
米粉パン(小麦入り)
米粉パン(小麦なし)
パン生地
ピザ生地
8分スピード生地
うどん
パスタ
その他
クイックブレッドコース ソイスコーン グルテンフリーケーキ ケーキ べジケーキ 生チョコ ミルクジャム ジャム コンポート 甘酒 あん 餅

▼前モデル SD−MT1
(2017モデル)

posted with カエレバ 

"パン・ド・ミ旧プログラム"
"甘酒コースなし"

▼2斤タイプ SD−BMT2000

posted with カエレバ
"パン・ド・ミ旧プログラム"
"甘酒コースなし"
"1,5斤・2斤対応"


▶︎イースト・具材自動投入あり

▶︎インバーターモーター採用

 

新機能

2018年モデルでは、好評のパン・ド・ミコースが7年ぶりにリニューアルされています。

プログラムの見直しにより、これまでよりも口どけがよく、自然な甘みのあるリッチな仕上がりへと進化しています。
 

また、新たに甘酒コースが追加となっています。

最近甘酒人気りますよね。

 

飲みきりサイズのパックに入ったものはどこのスーパーでも見かるようになりましたからね。

健康効果は諸説あるようなのでここでは触れませんが、自分で作れば保存料や添加物の心配がないのは嬉しいですね。

 

注目ポイント

インバーターモーター採用

内容は先ほどお話した通りです。

イースト自動投入モーターで手ごね再現
  ||
キメの細い
ふっくらパン

イースト自動投入のパナソニックの魅力をさらに引きしてくれるモーターと言えます。

 

粗混ぜ機能あり

素材をざっくり混ぜることで、チーズやベーコンなど柔らかい具材も形を残したまま焼き上げることができます。
 

60分パンコースあり

SD−BM1にも搭載の早焼きコースでは1時間55分の焼き上げ時間になるのに対して、なんと60分で完成するコースが追加されます。

インバーターモーター採用で"高速ねり"ができるからこそですね。
 

「お昼前に急にパンが食べたくなった」

「食べようと思ってたのにパン焼くの忘れてた・・」

食べたいものって一度頭に浮かぶとなかなか離れないものですよね。

"急に"にも"うっかり"にもすぐに対応できるのが嬉しいですね。
 

突然友達が遊びにきた時に"焼きたてパン"でおもてなしなんていうのも良さそうですね。

 

天然酵母パン対応

自然由来の菌を化学の力で培養→イースト

自然由来の菌を化学の力なしで培養→天然酵母

イーストの方がいつでも安定した仕上がりになり手軽さがあります。

ですが、近年では"1から素材にこだわりたい"という声も高まり、天然酵母が注目を集めているようですね。
 

ご飯パン対応

ご飯を少量混ぜてパンを焼くことでもっちりした食感のパンを味わうことができます。

普段とは違う食感のパンを楽しむことができ、残りご飯の有効活用にもなりますね。
 

もち・うどん・パスタ対応

焼きたてのパンももちろんですが、つきたてのお餅や生パスタも、もちもちで美味しいですよね。

もちの分量は2合、もしくは3合となっています。たくさんは作れませんが、1袋買ってもなかなか食べきれないような時には活躍が期待できますね。
 

パスタとうどんは、粉で300gと3〜4人で食べるのに適した分量を一度に作ることができます。

 

おすすめパターン

繰り返しになってしまいますが、インバーターモーターとイースト自動投入は非常に相性の良い組み合わせと言えます。

▶︎いろいろ作れる

▶︎早くも作れる

▶︎パン以外も作れる

と活躍の場が多くなりそうですね。
 

肝心のパンメニューでは

▶︎3種のパン・ド・ミ好みのプレミアム食パン

▶︎しっとりきめ細やかにも

▶︎粗混ぜでいろいろな具で

▶︎天然酵母対応

などなど非常に充実しています。

 

「せっかく買うならたくさん使いたい・いろいろ作ってみたい」

「いつもの食パンをもっと美味しく、好みの食感で」

こんな時にはこちらのモデルがおすすめです。

 

SD-MDX101

※2018年10月発売

【作れるもの】

天然酵母メニュー
食パン パン生地 生地おこし
ドライイースト
半自動オート生地作り
ブリオッシュ
マーブルパン
アレンジパン
パン・ド・ミ(3種)
食パン
ソフト食パン
早焼き食パン
サンドイッチ用食パン
クイックスイート食パン
60分パン
ごはんパン
ごはんフランスパン
フランスパン
ライ麦パン
全粒粉パン
白パン風食パン
ハーフ食パン
米粉パン(小麦入り)
米粉パン(小麦なし)
食パン生地
ハード生地
リッチ生地
ピザ生地
8分スピード生地
うどん
パスタ
その他
クイックブレッドコース ソイスコーン グルテンフリーケーキ ケーキ べジケーキ 生チョコ ミルクジャム ジャム コンポート 甘酒 あん 餅

前年モデル SD−MDX100

posted with カエレバ 
"マイねり機能なし"
"パン・ド・ミ旧プログラム"
"甘酒コースなし"

 

新機能

SD−MT2と同様に

▶︎パン・ド・ミ新プログラム

▶︎甘酒コース

採用となっています。

"マイねり"については注目ポイントの中で説明します。
 

注目ポイント

対応メニュー数としては先ほどのSD−MT2とそれほど変わりませんね。

どこが違うのかといえば、マニュアルモードが追加されることです。

ねり・発酵・焼成の3つの工程で、それぞれ4段階のレベル設定が可能になっています。
 

"ねり"

弱くすれば口溶けが良く、強くすればグルテンの効果が高まりふっくら。
 

"発酵"

ハード系のパンなら少なめ、リッチ系のパンなら多め。室温が低ければもっと多め。
 

"焼成"

焼き色のつきやすいブリオッシュなどは弱め。フランパンならしっかり強め。
 

このように好みやパンの種類に合わせて、それぞれの工程の強さを設定が可能なんですね。
 

洗濯機でも、慣れてくると「今日は汚れ物だから洗い長め」とか「型崩れしたら嫌だから脱水短め」とか調整しますよね。

それと同じイメージでOKです。

そして、自分が設定した内容を5つまで登録しておけるのが、新機能の”マイねり"というわけです。

 

おすすめパターン

マニュアルモードで好みの設定にたどり着くまでにはそれなりの使用回数が必要になりそうですね。

ホームベーカリーの使用頻度が高い方向けの機能といえそうです。
 

その代わり慣れてしまえば、自分の好きな焼き方に調整できるメリットがありますね。
 

「自分の好きなパンを追求したい」

「内臓メニューだけでなく、ネットやレシピブックを見ながらいろいろなパンに挑戦したい」

といった場合におすすめです。
 

また、買い換えという方は

「これまでのホームベーカリーではいまいちしっくりこなかったな」

という方もいるでしょう。もうちょっと焼きたいとか、もっとふっくらさせたいなど、自分好みにカスタマイズできたら嬉しいですよね。
 

ここまでがパナソニック商品の紹介でした。

イースト自動投入が魅力とは言え、他のメーカーも作っているならそちらも気になるものですよね。
 

そんなわけで、次はパナソニックのライバルになりそうなモデルを紹介していきます。

他のメーカーのホームベーカリーのおすすめは?

価格コムや通販サイトなどを見ているとパナソニック以外の製品もちらほらありますよね。

そこでパナソニックの対抗馬になる可能性のあるモデルも取り上げておきたいと思います。

 

もう一つの高級路線
タイガー KBD−X100

※2017年9月発売
(該当する前モデルなし)

天然酵母
オート生地作り
天然酵母食パン天然酵母パン生地
天然酵母生地おこし
ドライイースト
オート生地作り
食パン
熟成食パン
早焼き食パン
ソフト食パン
リッチ食パン
フランス食パン
ライ麦食パン
全粒粉食パン
ブリオッシュ風食パン
米粉食パン(小麦入り)
米粉食パン(小麦ゼロ)
ごはん食パン
無塩食パン
大豆粉食パン
パン生地
米粉パン生地(小麦入り)
米粉食パン生地(小麦ゼロ)
ピザ生地
うどん
パスタ
グルテンフリー
オート生地作り
無添加グルテンフリー食パン
無添加グルテンフリーケーキ
無添加グルテンフリーパン生地
無添加グルテンフリーめん
その他
ケーキ ジャム 餅 わらび餅


▶︎イースト・具材自動投入あり

▶︎インバーターモーター採用

▶︎IHヒーター採用

パナソニックのSD−MDX101と方を並べる高品質路線のホームベーカリーで、パンソニック以外では貴重なイースト・具材の自動投入機能・インバーターモーターも備えたモデルとなっています。
 

つまり、パナソニックSD−MDX101とほぼ同等の性能を持っているということですね。
 

何か違いはあるのでしょうか?

注目ポイント

最大の特徴はIHヒーターを採用で高火力を実現していることです。

IHとは電磁誘導のことで、炊飯器の説明なんかでも聞いたことがあるのではないでしょうか。
 

普通のヒーター

本体に内臓の熱線でパン釜を外側から加熱
 

IHヒーター

本体に内臓のコイルから電気を流し、内釜自体が発熱
 

"外の熱→パン釜→パン”
の順番で熱が伝わるよりも、

"パン釜の熱→パン"
で直接直接加熱した方が火力が高くなりますよね。

それがIHで高火力が出せる理由です。
 

グルテンフリーパンコース

米粉100パーセント(水、ドライイースト、砂糖、食塩、油脂を使用)でのパン作りに対応しています。

グルテンなしで焼き上げることになりますので、パンの膨らみは少なく、もちもちと弾力のあるパンを楽しむことができます。

 

おすすめパターン

IHヒーターの得意分野は・・

▶︎外側がパリッとした食パン

▶︎フランパンなどハード系のパン

と、こんがり・香ばしい系のパンが得意と言えるでしょう。

しっかりとした食感と香りを楽しむのに向いていますね。
 

パナソニックはどちらかというと、ふっくらとか、きめ細やかが得意ですから、口当たりの良さや口どけの良さを楽しむのに向いていると言えそうです。
 

お好みに合わせて選んでいただければ良いと思います。

と言っても、あえてちょっとした方向性の違いをあげるなら・・というくらいの差ですけどね。
 

 

お手頃価格路線
MK HBS-100W

※2017年7月発売
【作れるもの】

ドライイースト
オート生地作り
食パン
早焼きパン
塩糀パン
ごはんのパン
やわらかパン
フランスパン
全粒粉パン
スイートパン
パン生地作り
中華まん生地作り
うどん
パスタ
その他
ジャム ヨーグルト ほっくり焼き芋 蜜甘焼き芋


▶︎イースト・具材自動投入なし

基本のパンメニューにしっかりと対応しながらも手頃な価格で人気の商品です。
 

「ホームベーカリーに期待するのは焼きたての食パン」

という方も多いでしょう。

それならこれくらいのメニュー数でも困ることはなさそうですね。
 

予算を抑えて”お家でパン作り”をスタートするにはうってつけのモデルと言えるでしょう。

ただし、"焼きたて"ということ以外に

▶︎仕上がりの良さ・安定

▶︎食パン以外のメニューも
という風に考えると、イースト自動投入・説明書が詳しい・掲載レシピが多い・使っている人が多くWEBや雑誌での作例掲載が多いなどの点でパナソニックが有利となります。

使い道に合わせてお選びください。

 

みんなで食べられる2斤容量
シロカ SHB−712

※2015年7月発売
SHB−722は同スペック品

天然酵母
オート生地作り
天然酵母パン天然酵母パン生地 天然酵母生地おこし
ドライイースト
オート生地作り
食パン(みみ やわらかめ)
食パン(みみ かため)
早焼きパン
ソフトパン
フランスパン風
スウィートパン
全粒粉パン
ライ麦パン
パン生地
ピザ生地
うどん
パスタ生地
そば生地
米粉パン
グルテンありグルテンなし
米粉パン米粉パン
その他
もちつき
ケーキ
ケークサレ
ジャム
生キャラメル
フレッシュバター
ヨーグルト
フレッシュチーズ(室温25度以上)
フレッシュチーズ(室温24度以下)


▶︎イースト・具材自動投入なし

1斤・1.5斤・2斤の食パンに対応したモデルとなっています。

「家族全員朝はパン」

のようにみんなで食べたい時でも安心のモデルですね。
 

バターやチーズなどの乳製品作りにも対応しています。

パンと乳製品は相性がいいですから、活躍の機会もあるのではないでしょうか。

自家製パンとチーズでサンドイッチなんてちょっぴりリッチな気分になれそうですね。
 

パナソニックのSD−BMT2000は1斤に対応していませんから、量の作り分けが必要な方には一番の候補になるモデルでしょう。
 
 

番外編 GOPAN(ゴパン)
パナソニック SD−RBM1001

※2013年3月発売
【作れるもの】

天然酵母
オート生地作り
小麦食パンパン生地
生種おこし
米パン米パン生地
お米食パン
小麦ゼロお米食パン
玄米食パン
雑穀食パン
お米食パン(アレンジ生地)
お米パン生地
小麦ゼロお米パン生地
玄米食パン生地
雑穀食パン生地
お米食パン生地(アレンジ)
小麦
オート生地作り
小麦食パン
ソフト食パン
早焼き
フランスパン
全粒粉パン
ごはんパン
パン生地
ピザ生地
その他
ケーキ
ジャム
パスタ
うどん

お米からパンを作れる一風変わったホームベーカリーです。

他のホームベーカリーでもごはんパンに対応しているモデルは結構あるものですが、ゴパンはそれらとはコンセプトが違うんですね。

ゴパン以外・・

普通のパンの中に少量の炊いたごはんを入れもっちりさせる
 

ゴパン・・

お米をすりつぶしてペーストにしてパンを作る
 

米粉パンをお米から作ることができるのがゴパンというわけです。

(米粉の他にイースト・グルテンを使うのでグルテンフリーではありません。)
 

もちもち感の強いパンを楽しむのに向いています。

"ごはんを使ったパン"メニューが広く普及した理由はこのモデルにあると言っても良いでしょう。
 

お米でパンを作れるゴパンがヒット
 ↓
手軽に再現できるごはんパンが普及

といった流れです。
 

当時米粉パンが注目され始めたこと、お米からパンが作れるという目新しさもあったことからゴパンが注目を浴びたんですね。

その時はまだ三洋でしたけど。
 

そこで普通のホームベーカリーでもごはんを使うことが流行り、そのまま定着した格好になります。

反対にゴパン自体は影の薄い存在になりつつありますね。

▶︎お米をミキサーですりつぶすので大きな音がする

▶︎米粉が普及し、ゴパン以外のホームベーカリーでも米粉パンが作れるようになった

▶︎グルテンフリーというわけではない

このあたりがネックになったと思われます。
 

"ごはんパンコース”が広く定着したことからも1つの時代を築いたと言ってもいいモデルです。

気になっている方もいるかなと思って書いてみました。
 

以上おすすめモデル紹介でした。

 

まとめ

ホームベーカリーの選び方を簡単におさらいしておきましょう。

①イースト・具材自動投入のパナソニックが安心

食パンメインならSD−BM1

いろいろ作りたいならSD−MT2・SD−MDX101
 

②ライバルになりそうなのは

香ばしい系が好みならタイガー
 

③お手頃価格で探すなら

MKでも焼きたては味わえる
 

④たくさん焼きたいなら

2斤まで対応のシロカ
 

このような流れで選んでいただければ良いかと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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