掃除機

【値段に見合うの?】我が家もそろそろコードレス?ダイソンV10購入ガイド

コードレスならやっぱりダイソンがおすすめ?

他のメーカーとは何が違うの?モデルごとの違いは?

 

■はじめに・・
2019年にはダイソンV10よりも新しいV11・V8スリムが発売されています。

それぞれの紹介はこちらのページをご覧ください。

V8スリム←おすすめ

V11

 

「古くなってきたしそろそろ買い替えかな・・」

「掃除機重くて掃除したくない・・」

「なんか流行ってるみたいだし私も・・」

"我が家もそろそろコードレス掃除機にしようかな?"

と考えている方も多いでしょう。

と、なれば有名なダイソンが一番に頭に浮かんでくるかもしれませんね。

 

そこで、どんなものかと思って見ると、一番最初にびっくりするのはその値段の高さになるんではないでしょうか。

正直高いですよね。普通の掃除機2・3台買えちゃいますから。
 

「そこまで出してコードレスにするべきなの?それほどにダイソンはすごいの?」

 

と悩んでしまうのも無理はありませんね。

そこで本日は”我が家にとってもダイソンV10は最適な選択か?”をテーマに

▶︎コード付き掃除機との違い

▶︎国内メーカーとの考え方の違い

▶︎各世代ごとの違い

▶︎V10モデルごとの違い

を中心に解説していきたいと思います。
 

前半はコード式とコードレスを比較しています。

歴代ダイソンの違い(V8→V10など)が知りたい方は目次5まで、

V10世代同士の違いが知りたい方は6まで

目次を使ってスキップしてください。

 

 

コード有りvsコードレス


まず、そもそもの疑問として浮かぶのが”コードレスにするべきか?"という点でしょう。

ダイソンに限らずとも有名メーカー品はどれもそれなりの価格ですからね。
 

コードレス掃除機はここ数年で急速に普及してきましたが、一体どんなところが支持されて選ばれているのでしょうか。

 

コード式掃除機の要点

コードと車輪のついた普通の掃除機のことで、キャニスターなんて呼ばれることも有りますね。

使ったことがある方が多いと思いますので、簡単にだけまとめておきます。

コードレス掃除機比べて・・

⭕️使用時間を気にしなくて良い

⭕️パワフル

⭕️ゴミをある程度貯めておける
 

❌重い

❌コードの範囲でしか動けない

❌コード自体が邪魔になる

主にこのようなメリット・デメリットが有ります。

簡単にまとめると、機動性は低い代わりにパワーに優れ、時間を気にせず使える掃除機ということになりますね。

 

コードレス掃除機の要点

コードレス掃除機はまだ使ったこともないという方もいらっしゃるでしょう。

なんとなく想像はついていると思いますが、念のため特徴をまとめておきます。

コード式掃除機と比べると・・

⭕️軽くて持ち運びしやすい

⭕️コンセントのない場所でも使える

⭕️コードが邪魔にならない
 

❌運転時間は限られる

❌パワーはコード付きに及ばない

時間やパワーに制約はあるものの、機動性に優れた掃除機と言えるでしょう。

 

どちらが欲しいか

コード式とコードレスを比べた時に・・

①機動性が低い代わりにパワーと時間の制限なし

②機動性が高い代わりにパワーと時間の制限有り

このうちどちらが欲しいかと聞かれてもきっとみなさん困るのではないでしょうか。

そんなのは程度によりますよね。

いくら軽くてコードが邪魔にならないとしても、全然吸わないとかすぐに電池切れでは魅力を感じませんよね。

それが”コードレスでもまぁまぁ吸う”なら欲しい人はいるでしょうし、”コードレスでも結構吸う"ならさらに人気になるでしょう。
 

そして今、コードレスは"結構吸う"の段階まできています。

そして吸引力の向上にもっとも貢献したのがダイソンです。

ダイソンがコードレス掃除機のリーダーであり主役です。
 

時間の制限は当然有りますし、コード式掃除機に完全に匹敵するほどのパワーがあるとも言い切れません。

ですが、コードレスも年々改良され、間違いなく性能は大幅に向上しています。
 

その結果、コードレスに対する期待が不安を上回り、購入に踏み切る方が増えているのでしょう。

 

▼コードあり・なし 決め手は?

使い方・予算などの購入条件によりどちらがいいかは変わってきます。

ですが、コードレスにより強い魅力を感じる方が増えてきていることは間違いなさそうです。

コード式にするか、コードレスにするかは、その"魅力"の内容次第ですよね。

機動性が高いという魅力についてもっと詳しく見ていきましょう。

 

コードレス掃除機の魅力

コードレスクリーナーを購入する方はどんなところに惹かれて購入をするのでしょうか。

1つずつ利点をまとめていきたいと思います。

魅力①
コードが邪魔にならない

コードが邪魔にならないだけでもお掃除はだいぶ楽になります。

▶︎コードがテーブルに引っかかった

▶︎あとちょっと、部屋の隅に届かない

▶︎かがんでコードの抜き差しが面倒

長さが足りてるはずなのにどこかに引っかかって進まないような経験はみなさんあると思います。

届くと思ってひっぱたらコンセントから抜けてしまったなんていうパターンもありますよね。
 

コード付き掃除機では
"テーブルの周りをぐるっと1周”することすらできずもどかしく思った方も多いでしょう。
 

そんなことしたらコードがテーブルに巻きついて進めなくなるか、進めても結局ぐるっとまた一周戻らないといけませんからね。

たださえうるさい中で手や腰など体に負担をかけながら掃除しないといけないのに、最短ルートを進めないとなってはイライラしてしまうのも無理はありません。

コード式掃除機しかなければ

「そういうものか・・」と納得できたことも、

コードレスが普及し始めた今となっては

「致命的な弱点」と捉えられても仕方ないのかもしれませんね。
 

コードレスなら自分の思った通りにどんどん前に進んでも大丈夫ですよね。

次のお部屋に移動する時もコンセントを差し替える必要もありません。
 

"コードを気にせずどこまでも進んで行ける快適さ"は一度知ってしまうと戻れないほど大きな魅力があります。

ですが、これだけなら今までの形のままコードだけ無くせば済む話ですよね。
 

それが実際はどうかと言えば、ダイソンをはじめとする多くのコードレスクリーナーはスティック型でハンディにも変形できるスタイルをとっています。

理由は簡単ですね。

せっかくコードが無いのですから、いろいろな場所に持って行って掃除できる方がいいに決まっています。

それなら軽量なスティック型が有利ですよね。
 

魅力②
いろいろな場所を掃除できる

コンセントの無い

▶︎車

▶︎階段

▶︎玄関

などのお掃除にはコードレスがぴったりですね。
 

さらにハンディー型にもなって軽量なので、

▶︎窓枠の段差や溝

▶︎カーテンレールの上

▶︎サイドボードの上

など、掃除機を持ち上げないとノズルが届かない場所も手軽にお掃除することができます。
 

”掃除機1台であっちもこっちも掃除できる便利さ"もコードレス人気を支える要因になっているのは間違いありません。
 

▶︎コードを気にせず移動できて

▶︎いろいろな場所をお掃除ができる

これがスティック型コードレスクリーナーが支持を集めている理由なんですね。

手軽で便利な掃除機と言えます。
 

魅力③
すぐにさっと使える

手軽で便利と言えば掃除機を使う準備と収納のことも忘れてはいけません。

▶︎掃除機を出してくるのが面倒

▶︎置き場所にも困る

といった悩みは皆さんもきっとあるはずです。
 

「重い掃除機を出してくるのが億劫・・。でもすぐ使える場所に置いておくと邪魔だし」

それがコードレスなら片手でさっと持ち出して掃除を始めることができます。

収納時も専用のスタンドを使ったり、立てかけておくなりすれば省スペースで済みます。

コードレスクリーナーは"使いたい時にすぐ使える手軽さ"も兼ね備えていると言えるでしょう。
 

このようにコードレスクリーナーは

手軽で"いつでも"

軽量で"どこでも"

範囲を気にせず"快適に"

掃除できるということがわかりますね。

とは言え、もちろん良いことばかりとも限りません。

メリット<デメリットにならないか見ておくことにしましょう。

コードレスクリーナーに対する不安

不安①
吸引力は十分か?

掃除機なんですからゴミを吸わなきゃ話になりませんよね。

先ほどコードレスクリーナーは"結構吸う”の段階まできたことはお伝えしました。

それで”結構吸う”はどの程度かといいますと、
"コード付き掃除機の弱か中くらいの吸引力”と思っていただければOKです。
 

そう聞くと不安に思う方もいるかもしれませんので、少し言い換えてみます。

「普段のお掃除には十分使えて、手強いゴミだとちょっと不満」といったレベルです。

手強いゴミは例えば”砂だらけの玄関マット”とか、”年末の大掃除でしか掃除機をかけないベットの下"などですね。
 

つまり日常的に使う分にはほぼ不満はでないレベルまできております。

中でも特にダイソンは吸引力に優れたメーカーですから、吸引力が弱くて使い物にならないなんていう心配はありません。
 

不安②
運転持続時間は十分か?

"いつでも手軽にお掃除”といいながら、必要な時に充電切れではがっかりです。

そこで運転の持続時間をみていきますと・・

国内の人気コードレス掃除機の場合

▶︎標準運転で20〜40分程度

▶︎強運転だと10分以下

メーカーによってばらつきはありますが、だいたいこれくらいです。

今回ピックアップのダイソンV10の場合だと
(ヘッド装着時)

▶︎弱で40分

▶︎標準で20分

▶︎強で8分

このようになります。
 

ダイソンにしても国内メーカーにしても標準モードなら困ることがなさそうな運転時間ですね。

強運転の8分だとちょっと物足りないような印象を受けます。
 

つまり、標準と強の使用割合次第で”十分”にも”不十分”にもなるということですね。

私の場合の使用感

目安としてダイソンV6ユーザーの私がどのように強と標準を使い分けているかを書いておきます。

ちなみにV6の時は標準16分、強で6分持続です。

カーペット・フローリング→標準

キッチンマット・玄関マット→強

大部分は標準運転で問題ありません。

ただ、私が散らかすせいか、キッチンマットは結構ゴミが絡まっていることが多いんですね。それで強にしています。

玄関マットは汚れているようには見えませんが、小さな砂ほこりなどが入り込んでいる可能性が高いのでこれも強にしています。

その他汚れが目立つ部分では一時的に強運転にしています。それ以外の普通のお掃除は標準でOKですね。

私の場合、2〜3ヶ月に1回くらいのペースで”お掃除魂”に火がつくつくことがあり、その時は運転時間の物足りなさを感じます。

年末の大掃除などとなれば持続時間への不満も出るかもしれません。

ですが、普段のお掃除では途中で電池切れとなることはほぼありません。


「あっちもこっちも気になる!」

「たまにはしっかり掃除するか!」

といった場面には向かないですね。

そうならないために日頃から綺麗にしておくのが、コードレスの役割と言っても良いかもしれません。せっかく手軽に使えるのですからね。

"いっぺんに"ではなく”気になるたびにちょこちょこお掃除”がコードレスに適した使い方と言えるでしょう。

もし充電がなくなってしまっても、数時間あれば再充電が可能となっています。

ダイソンV10ならフル充電まで3.5時間と、午前に掃除して充電がなくなっても、また夕方には使える計算になりますね。

ということで、計画的に使っていただく分には問題ない持続時間があると言えるでしょう。

 

コードレスVSコード式

コードレスの魅力は・・

▶︎コードが邪魔にならない快適さ

▶︎掃除できる場所が増える便利さ

▶︎すぐに使える手軽さ

これらを兼ね備えている点にあることがわかりましたね。

これまでのキャニスターの不満点を見事に解消した掃除機ということになります。

不安としては・・

▶︎パワーがコード付きに及ばない

▶︎運転時間に限りがある

ことが挙げられますが、十分に実用的な性能であることも知って頂けたと思います。
 

この状況であればコードレスへの期待>不安となり、購入に踏み切る方が多いのも納得ですね。
 

"しっかりまとめてお掃除”
ならコード付きがまだまだ有利ですが、

”こまめにちょこちょこお掃除”
ならコードレスで十分という結論になります。

▶︎手軽・便利・快適なコードレスという魅力

▶︎日常使いには十分な性能

コードレス掃除機は多くの方の期待に答えられる掃除機と言って良さそうですね。
 

言い換えれば、従来のコード式掃除機の・・

▶︎コードが邪魔

▶︎掃除できる場所が限られる

▶︎取り出し・持ち運びに不便

といった重大な不満を解消できる掃除機と言うこともできるでしょう。
 

これだけの条件が揃っていれば、
「多少値段が高くてもコードレスがいい」と考える方が多くても納得していただけるのではないでしょうか。

これで
「コードレスに決めた!」

となれば、次は

「やっぱり一番有名で、売り上げランキングの順位も高いダイソンがいいの?」

という疑問が浮かんできますね。

コードレスクリーナーの3つの路線

ダイソンにするかどうか?を判断するためには、他のメーカーと比べる必要がありますよね。

現在、コードレスクリーナーについては主に3つの路線に分けることができます。
 

①吸引力重視路線

ダイソン

パナソニックMC−VGS800

コードレスとは言っても掃除機なのですから、吸引力が大事と考えるのは当然ですね。

コードレス掃除機では、その元祖とも言えるダイソンが常に人気のトップを維持していました。
 

この状況を打破するために、国内メーカーはダイソンの弱点を補うような製品を発売してきたんですね。
 

"吸引力ガチ対決”ではなく、他の分野で勝負してきたわけです。

そんな中ついにパナソニックが吸引力を売りにしたモデルを発表し注目を集めている状況です。
 

先ほども書きましたように、コードレスはまだ吸引力の点でコード付きにはやや及びません。

それなら少しでもコード付きに近いパワーを目指そうという考え方です。

 

②軽量重視路線

シャープ RACTIVE Airシリーズ

東芝 トルネオVコードレスシリーズ

ダイソンのパワーに対して軽量という魅力で対抗するシリーズです。

シャープのRACTIVE Airがとにかく軽量特化。

東芝はダイソン対抗をかなり意識した作りで、軽さとパワーの両立を目指している印象です。

コードレス掃除機の”コードレス”の部分の魅力を引き出すことを重視した路線です。

 

③独自性重視路線

三菱 iNSTICシリーズ

日立 PV-BFHシリーズ

三菱のリビングに調和するデザインや、日立の強力自走など独自の魅力を提案する路線です。

マキタに関しても業務向け・低価格路線でここに入れて良いかと思います。

それでどの路線が有力なのかと言いますと・・

メーカーごとの傾向と今後の予想

これは100パーセント私の個人的なイメージですが、メーカーごとの製品作りの傾向を書いてみたいと思います。
 

パナソニック→これからのライフスタイルを見据えて作るのが好き

東芝→既存の製品の不満点を解消するために作るのが好き

日立→既存の製品の純粋な進化版を作るのが好き

シャープ→オリジナリティ溢れる視点で作るのが好き

三菱→高い技術力でキラリと光る特徴を持たせるのが好き

こんな感じです。
 

それで何が言いたいかというとですね・・

パナソニックは先を見据えた製品作りが好き
 +
パナソニックが吸引力重視方向に舵を切った
 ||
今後のライフスタイルにフィットするのはパワー重視路線と予想できる

「なぜか??」
は簡単に想像が付きます。

今後コード付き掃除機は減少し、「掃除機は一家に一台で、それはコードレス」というスタイルになると考えているからでしょう。

ダイソンV10シリーズのキャッチフレーズも
「すべてをこの一台の掃除機で。」となっており、同じことを考えていることがわかります。

コードレスクリーナーを検討している方の中にも
「できればこれ1台で済ませたい」
と考えている方がたくさんいらっしゃると思います。
 

現状は
▶︎しっかりお掃除のコード式
▶︎機動力のコードレス
と、今までの手持ち掃除機と併用して使っている方が多いでしょう。
 

ですが、コード式もいずれは製品寿命を迎えます。

そうなった時にコードレスだけで済ませたいと考えるのは当然ですよね。

それなら、コード式になるべく近いパワーを持った製品を選んでおきたいと考えるのも自然な流れかと思います。

つまり
「メイン・もしくは単独で使いたいなら吸引力重視路線が安心」

と考える・直感的に感じている方が多いのでしょう。
 

それなら一番当てはまるのはダイソンですね。

これが吸引力重視路線のダイソンが、弱点も結構あるにもかかわらず高い人気を誇る理由です。
 

逆に併用スタイルで行くならコード付きの不満点を解消できるような選び方が良いでしょう。

▶︎重いのが不満なら軽量路線

▶︎スイスイ進まないのが不満なら強力自走

▶︎すぐ使えるとこにおくと邪魔なのが不満ならハイデザイン

のように役割分担する考え方ですね。

パナソニックMC−VGS8000は発売から間もないためまだ評判が聞こえてくるのを待っている状態です。

今わかっていることは

▶︎がば取り構造

▶︎フィルター分離集塵

▶︎親子ノズル

という特徴です。

お部屋の隅や隙間を掃除するのに適したモデルと言えます。

反面、がば取りは密着力の低下、フィルター分離集塵で目詰まりもあると予想でき、吸引力ではダイソン優勢の印象です。

部屋の隅っこや隙間の掃除が得意というメリットをどう捉えるかなのですが、

①隅っこや隙間に汚れがたまりやすいのだから、そこの掃除が得意な方が有利

②隅っこや隙間に汚れがたまるのはわかるけど、それって掃除する面積からするとごく一部でしょう?それなら床面の掃除が得意な方が有利

この2つの考え方ができます。

私はやや②寄りの考えなので、それに基づいてダイソンを推します。

ダイソンでも隅っこのゴミはそこそこ吸いますし、念入りにしたい時はアタッチメントを付け替えれば済むことですからね。

このように単独、もしくはメイン機として使いたい場合はダイソンが有利です。

「それならメーカーはダイソンでいいかな」と判断する方も多いかもしれません。次の悩みどころはどの世代にするか?ですね。

ダイソンにはV6・V8・V10などいくつものシリーズがあり、どれにしたら良いか悩んでいる方も多いでしょう。次は世代ごとの違いをさっと見ておきましょう。

 

ダイソンへ不満と改良
【世代ごとの違い】

「ダイソンは吸引力は確かに1番、でも弱点も多い」

ダイソンについて調べたことがある方ならきっとこういうフレーズを聞いたことがあると思います。私も書いてますし。

よく挙がる不満はこんなものです。
「重い」

「うるさい」

「持続時間が短い」

「大きなゴミは吸わない」

「排気が顔にかかりやすい」

「ゴミ捨て時に埃が舞いやすい」

「収納スタンドは壁に穴あけが必要」

ダイソンではこれらの不満を解消するために積極的に改良、モデルチェンジを行ってきました。
 

「V8とV10どっちがいいの?もっと古い機種は何が違うの?」

とお悩みの方も多いでしょう。
 

ここ5年ほどのモデルの要点をまとめると以下のようになります。

(運転時間はDC62はモーターヘッド、それ以外はフラフィーヘッド装着時)

ダイソンDC62

"通風路・気流の改善で吸引力アップ"

運転時間 強6分 標準17分

この辺りからコードレスでも実用的な性能という認識が広まってきました。

 

ダイソンDC74

"初のフラフィーヘッド搭載で大小様々なゴミを吸引"

運転時間 強6分 標準16分

大きなゴミは吸えないという不満を解消と床面への密着度を低下させないという両立の難しい課題を見事に解決した画期的な製品でした。

 

ダイソンV6

"空気清浄フィルター搭載で排気が綺麗に"

運転時間 強6分 標準16分

「本体が手元付近にあるなら排気が顔にかかるのもある程度仕方なし。それなら排気を綺麗にすれば解決だ!それに排気が綺麗な方がいいに決まっている!」

と、排気の改善に注力したモデルとなっています。

これで

▶︎実用的な吸引力

▶︎大小様々なゴミも吸引

▶︎排気もキレイ
となり、多くの不満が解消したどころか、魅力が多い掃除機になってきました。

そのおかげもあって、この辺りから認知度が一気に上がってきます。

 

ダイソンV8

"ゴミ捨て方法が改良"

"運転時間大幅アップ"

運転時間 強7分 標準30分

レバーを引くだけでゴミ捨てができて、さらにダストケース内の埃も払えるとゴミ捨てが楽になりました。

また、大型バッテリー採用で標準モードの持続時間が大きく伸びています。

 

ダイソンV7

運転時間 強6分 標準20分

V6とV8の中間に位置するスペックで、発売自体はV8よりも後になっています。V8のお手頃価格路線と言えるポジションですね。

 

ダイソンV10

"気流の改善で吸引力の更なる強化"

運転時間 強8分 標準20分 弱40分

充電残量表示や吸引力3段階切り替えなど細かな変更点もありますが、「

画期的な発明ができるまでは新型を発売しない」

と明言しているダイソンからみれば些細な変更点に思えます。
 

これまではフラフィーヘッドなり空気清浄フィルターなり、それまでと明らかに違う差があったわけですからね。

それを踏まえると、この"気流の改善・吸引力アップ”が画期的な発明だったと思い当たります。

直販の最高級モデル限定でフロアスタンド(床置き収納台)が付属しており、この場合に限っては穴あけ必要な収納スタンドの不満も解消されます。

これが最新V10までの主な改良の道のりです。

 

全体を振り返ると・・

音について

モデルチェンジを重ねるごとに低騒音化されてはいますが、明確な数値は公表されていません。

他のメーカーと比べてどうかと言われれば、まぁうるさい方の部類に入るでしょう。

ですが、私は音にが大きいということに対して、それほど否定的な意見は持っていません。

いくら静かな掃除機を探しても、何か具体的な悩みが改善するほどに静かな掃除機はないからです。

静かに越したことはありませんが、どれもある程度の運転音がします。

ちょっとマシになることはあっても、

▶︎掃除中にもテレビや音楽を聞きたい

▶︎子供が寝てても安心

など具体的な悩みの解消までには至りません。

逆に静音化には明確なデメリットがあります。

本体が大きく・重くなることです。

静音化の方法は簡単です。モーターなどの大きな音の原因となる部分を防音材で包めばいいんです。

空気の流れのゴーッという音が大きいなら、それをうちけすようなサイレンサーをつければいいんです。

ですが、やればやるほど重くなってしまいます。

具体的な悩みの解消ができるほどでないなら、明確なデメリットを増やす必要はないと考えています。

掃除機の使用時間が限られていることを考慮すると、静音化路線が消滅傾向にあることも納得していただけるのではないかと思います。
 

重量について

フラフィーヘッド搭載モデルではだいたいどれも2.5kg前後の重量となっています。

軽量特化のシャープRACTIVE Airで1.5kg、ダイソンに近いスペックの東芝トルネオVコードレスで1.9kgですから、このあたりのモデルと比べるとずっしりとした使い心地になります。

大きなローラーを備えたヘッドはそれなりの重量があり、先端を浮かせるような動作は男性でも続けるのがしんどいくらいです。
 

ということで、重量に関しては改善もされていないし、軽快な使い心地と言えるほどでもないという結果になります。

改良を期待したい部分であることは確かなのですが、そのせいで吸引力をセーブするのは本末転倒となってしまいます。

ダイソンは吸引力が期待されて選ばれる製品です。

他者に負けることは許されません。

なので、私の結論は「パワーで絶対に負けないなら、ある程度重くても致し方なし。」です。

 

V10の存在意義

改良の歴史を見ていただくとわかるように、ダイソンはモデルチェンジごとに大きな改良がなされています。

特にV8までは画期的とも言える大きな改良が積み上げられています。

ある意味V8が一つの完成系と言ってもいいでしょう。
 

それに対して、V8→V10での大きな変更点は気流の改善だけと地味に思えます。

確かにサイクロン構造が直線に配置されていることで見た目はぐっと変わります。

ですが、本当に見違えるほどパワーはアップしているのでしょうか。

ダイソンV10の購入を検討している方の中には

「実際にお店で手にとってV8と比べた」

「比較記事や動画を見た」

という方も多いでしょう。

きっと

「これくらいの差ならV8で十分」

と感じた方が多いのではないかと思います。
 

私もV8とV10に大きな吸引力の差があるとは感じていません。

「少し強いかな?」程度です。
 

じゃあ、どうしてV10を発売に踏み切ったのか?

画期的な発明がなければ新型は出さないと言っていたダイソンがですよ?
 

それはこれまで書いてきた通りです。

「コードレス単独で使うなら、少しでも吸引力をコード付きに近づけたい」

からですね。
 

ダイソンの言う
「すべてをこの一台の掃除機で。」を実現するために吸引力の改良がまだ必要だったということです。

そして十分な吸引力を持ったV10を発売した今、ダイソンはこうも言っています。

「これでもう、コード付き掃除機の開発をする必要がなくなりました」

つまり、ダイソンV10のコンセプトはコードレス単独使用が実現することです。

それなら、充電の残量がわかるインジケーターをつけたり、吸引力を3段階にわけたことも納得です。
 

1台しか掃除機がないなら、

▶︎あとどれくらい使えるか知りたい

▶︎必要に応じてパワーを切り替えて長く運転したい

こういう気持ちはより一層強くなるからですね。
 

「ただ便利そうだから・・」という理由ではなく、コードレス単独使用を見据えた変更点だったとわかります。

V8に関しは発売が時間が経過しており、価格は下がってきております。コスパで優位なのは間違いありません。

V8の詳細解説はこちらです。

▶︎V8の特徴とV6からの変更点

▶︎V8のモデルごとの違い

「コードレスだけにしたいから吸引力は高い方が安心」

という考えに納得していただいた場合はV10のラインナップに進みましょう。

ダイソンV10のモデルごとの違い

ダイソンV10シリーズには

V10 Fluffy

V10 Fluffy+

V10 Absolutepro

V10 Animal+

V10(公式オンラインストア限定)

の5つのモデルがラインナップされています。

まず1番にお知らせしたいことは"本体部分は全て共通”ということです。

モーターのパワーが違うとか、バッテリーの容量が違うとか、操作できるボタンの数が違うとかそういったことはありません。

▶︎付属品

▶︎カラー

▶︎ヘッド
だけが異なります。

パイプの色が何色かあるのですが、これはカラーバリエーションではなく、モデルごとに決められています。

付属品についてはあとで触れますが、+モデルとproモデルにはフトンツールが付属します。

つまり布団クリーナーとして使いたいならこの3つから選ぶと良いわけですね。

 

ヘッド・付属品紹介

ヘッド①
ソフトローラークリーナーヘッド

柔らかく、短いブラシが密集している大型のヘッドです。

床面への密着度を高めることで吸引力を維持しつつも、大きなゴミはブラシにめり込んでヘッド内に入るという万能ヘッドです。

基本的にはこれでOKですが、柔らかくて短いブラシではカーペットに絡まった髪の毛やペットの毛をからめとる力がやや弱くなっています。

硬いブラシを備えたミニモーターヘッドに付け替えれば解決できますが、

▶︎ペットの毛が多い・広範囲

▶︎ミニモーターヘッドはソファーや車のシートなど、体が触れる場所専用で使いたい

などの理由があればダイレクトドライブヘッドも候補になります。
 

ヘッド②
ダイレクトドライブクリーナーヘッド

硬いブラシが少量ついた大型ローラーヘッドです。

ソフトローラーが"吸う”のに適しているとすれば、こちらは”絡め取る”ことに適したヘッドです。
 

Animal+に採用されていることからもわかるように、主にペットの抜け毛対策ようにヘッドがこちらです。

▶︎毛足の長い絨毯をしっかりお掃除

などにも使えますが、ブラシが硬いので毛並みが悪くなる可能性もあります。

ブラシでガリガリひっかくくらいじゃないと毛が取れないという時に使うヘッドと思っていただければ良いです。

付属品①
ミニモーターヘッド

モーター駆動のブラシを搭載した小型のヘッドです。

密着力が高く、部分的に高い吸引力を発揮します。マットレス・ラグはもちろん、ソファ・車のシートなど平面ではない場所でもその小ささから密着できる利点があります。
 

付属品②
布団ツール

回転ブラシはなく、布団の奥から細かなチリを吸い出すのに適しています。

羽毛布団など繊細な素材が含まれたものの場合、回転ブラシがあると中身を痛めてしまう可能性があります。そこで活躍するのがフトンツールですね。
 

敷布団やマットレスにはミニモーターヘッドも有効です。

ぴったりと密着してチリを吸い出しつつ、布にからみついた髪の毛なども一緒に取り除いてくれます。

実際に、布団掃除向けモデルとして発売されているV7 mattressではミニモーターヘッドでマットレスを掃除する使用方法が提案されています。

 

付属品③
コンビネーションノズル

ブラシありにも無しにもできる小さなノズルです。

私はブラシありにして車の足元の掃除によく使っていて、ブラシで砂や小石を搔き出しつつ吸うようにしています。

 

付属品④
隙間ノズル

掃除機の付属品としてよく見かける細長いノズルです。

窓サッシの溝などはもちろん、車のシートの下など狭くて手の届きにくい場所に使えます。

 

付属品⑤
ミニソフトブラシ

かけ面が柔らかいブラシで覆われた小型のノズルです。

サイドボードやテレビ台の上など傷をつけたくない場所に向いています。

雑巾の乾拭きに近い使い心地ですが、雑巾と違ってゴミを吸い込んでくれる点が魅力です。

 

付属品⑥
延長パイプ(重要)

私がもっとも重要だと考える付属品です。本体を動かさずに掃除できるメリットがあります。

例えば車内などの狭いスペースで掃除機を使う場合、本体に直接隙間ノズルをつけるとかさばってしまい狙った場所を掃除できないことがあります。

本体+ノズルの長さを取り回すスペースがない時でも、延長パイプがあれば楽にお掃除でします。

また、窓枠の段差や本棚など掃除機を持ち上げないと届かない場所でも、本体は脇に抱えたままホースだけを伸ばしてお掃除できるメリットがあります。
 

自分の頭の高さくらいまで本体を持ち上げるのと、本体は脇に抱えてホースだけ伸ばすのではどちらが楽かは考えるまでもありませんよね。

コードレスの”どこでもお掃除”の幅を広げるアイテムとして、延長ホースはなくてはならないものだと考えています。

 

付属品⑦
アップトップアダプター

パイプと別の方向にノズルを曲げることのできるアダプターです。

吸い込み口が自分側に向くといえばいいでしょうか。カーテンレールなどのお掃除で役立ちます。

 

付属品⑧
壁収納ホルダー

収納ブラケットと呼ばれている台のことです。

取り付けはビス止めのため、抵抗がある・できないという方も多いでしょう。
 

収納ブラケットは使わなくても充電は可能です。

パソコンとか携帯電話みたいに充電コードを本体に直接させばいいだけです。
 

収納自体はどこか安定の良いところに立てかけておけば良いでしょう。

私はスチールラックに引っかかるように立てかけて保管しています。

これでヘッドと付属品の役割紹介が終わりました。

最後にモデルごとの違いを見ていきましょう。

 

モデルごとの違いとおすすめパターンをチェック!!

運転時間はどれも共通ですが、装着するヘッド・付属品によって運転時間が変わります。

ソフトローラーヘッド 強 8分
標準 20分
弱 40分
ダイレクトドライブヘッド 強 7分
標準 20分
弱 35分
モーター非搭載の付属品 強 5分
標準 30分
弱 60分

※モデルによって付属するヘッドは異なります。

ダイソンV10は最長60分運転と紹介されることが多いですが、それは弱運転かつモーター駆動なしの付属品を使った時の話ということですね。

実際はヘッドをつけて使うことが多いと思うので、標準モードで20分と覚えておけば良いでしょう。

基本モデル V10
SV12FF

ソフトローラーヘッド
ダイレクトドライブヘッド ×
ミニモーター フトンツール ×
コンビネーション 隙間
ミニソフト 延長 ×
アップトップ × 壁収納ホルダー

フトンツールと延長ホースがないのが残念なところです。

フトンツールに関しては

▶︎布団クリーナーはすでに持っている

▶︎布団はクリーニングに出す

などの理由で必要ない方もいるかもしれません。
 

ただ、延長パイプはあった方がいいと思うんですよね。

「ダイソンV10使ってみたいけど、予算がなぁ」

「使うかわからないツールは後回し」

ということならおすすめのモデルとなります。

ですが、せっかく買うなら延長パイプ・フトンツールの付属する次のモデルがおすすめです。

充実モデル V10Fluffy+
SV12FFCOM

ソフトローラーヘッド
ダイレクトドライブヘッド ×
ミニモーター フトンツール
コンビネーション 隙間
ミニソフト × 延長
アップトップ 壁収納ホルダー

ミニソフトブラシ以外が揃ったソフトローラーヘッドモデルです。

実質これがメインモデルということになりますね。

延長パイプは本当に便利です。腕が入るくらいの隙間があれば狭い場所でもお掃除できちゃいますからね。

フトンツールもおすすめです。

布団掃除機の需要が実は高かったことは、布団クリーナーの急速な広まりをみればわかりますね。
 

フトンツール付きモデルをお買い求めいただいた方にはぜひ、クリアビンを一度キレイに空にした状態でお布団を掃除してみていただきたいです。

キレイに見える布団・・からっぽにしたはずのクリアビン・・でも掃除をするとビンの中には白い粉が・・みたいなちょっとゾワッとする展開になること請け合いです。
 

布団って見えない汚れが付着しているものなのですよね。

それがダニの餌になると思うと「もうちょっとこまめにお掃除しないと・・」と思わされます。

ということで、

▶︎お掃除の幅を広げる延長パイプ

▶︎想像以上にチリを吸い出すフトンツール

この2点の揃ったV10Fluffy+(SV12FFCOM)がおすすめです。
 

「せっかくコードレスならいろんなところを掃除したい!」

という要望にもしっかり答えた内容と言えるでしょう。

これ以降のモデルはシチュエーション特化モデルなので、条件にぴったり当てはまった時に選ぶモデルとなります。

 

全部モデル Absolutepro
SV12ABL

ソフトローラーヘッド
ダイレクトドライブヘッド
ミニモーター フトンツール
コンビネーション 隙間
ミニソフト 延長
アップトップ 壁収納ホルダー

Absolute(完全な)のモデル名が表すとおり

▶︎2種のヘッド

▶︎すべてのツール

が付属するモデルとなっています。
 

例えば・・

▶︎小さなお子さんがいる

▶︎ペットを買っている

といった場面では、食べこぼしなどの大きなゴミと大量の毛絡みの両方に対応できることが望ましいですよね。
 

万能型のソフトローラーヘッドと毛絡みに特化したダイレクトドライブヘッドを使い分けたいという方に向けたモデルがこちらです。

「大小様々なゴミを吸い取るヘッド
 毛絡みに強いヘッド
 どっちがいいか選べない!!」

こんな時でも安心して選ぶことができるモデルとも言えます。
 

大量のペットの毛とまでは行かなくても、「カーペットに絡まった髪が吸えない不満」は根強く、ダイレクトドライブヘッドがきになる方も多いようです。

特にロングヘアーの方はその傾向が強いですね。
 

「せっかくダイソンを買うのだから、どんなシチュエーションでも最適な方法で掃除したい!」

こんな本格思考・質重視の方におすすめのモデルとなります。

 

ペット特化モデルV10Animal+
SV12ANCOM

ソフトローラーヘッド ×
ダイレクトドライブヘッド
ミニモーター フトンツール
コンビネーション 隙間
ミニソフト × 延長
アップトップ 壁収納ホルダー

Animal+の名のとおりペットの抜け毛対策特化モデルとなっています。

これまでお話してきましたように、普段のお掃除には万能型のソフトローラーヘッドがおすすめです。
 

「ペットの毛対策最優先」

という状況以外では選ばれることの少ないモデルとなっています。

基本モデルに付属のミニモーターヘッドでもある程度代用が聞くからですね。
 

ミニモーターヘッドとダイレクトドライブヘッドは毛絡みに強い”硬いブラシを備える”という点で同じです。

使用状況に応じてダイレクトドライブヘッドが必要かを考えてみましょう。

▼ミニモーターヘッド
ヘッドが小さいので広い範囲を掃除するのには向いていません。

また、ブラシ自体が細く、長い髪だと絡まることが多いです。

自分の周りだけなど、限られた範囲をお掃除する分にはこれで済ますこともできるでしょう。
 

▼ダイレクトドライブヘッド
広い範囲をお掃除するなら大きなヘッドのダイレクトドライブヘッドが断然楽ちんです。

また、太いローラーの形状は、髪の毛が絡まりにくいメリットがあります。

ローラー部分に髪が巻きつく前に吸い込むような構造になっているからですね。
 

あちこち動き回るペットの抜け毛と考えれば、広い範囲を掃除しやすいダイレクトドライブヘッドがおすすめとなります。

 

床置き収納台付属モデル
SV12FFOBL

ソフトローラーヘッド
ダイレクトドライブヘッド ×
ミニモーター フトンツール
コンビネーション 隙間
ミニソフト 延長
アップトップ 床置き台

床置き型の充電・収納スタンドが付属するモデルです。

これまでダイソンは”収納ホルダーを設置するには壁に穴を開けないといけない”という弱点をずっと指摘されてきましたからね。

そこで待望の床置きスタンド付属モデルの登場ということです。

また、床置きスタンドは

▶︎フトンツール

▶︎延長ホース

▶︎ミニソフトブラシ

▶︎アップトップアダプター

▶︎ハードブラシ

を内部に収納、その他のツールもスタンドに装着するような格好で保管が可能です。

スタンドは白で圧迫感のないデザインとなっています。

せっかく本体はかっこいいのですから、スタンドはこういう地味なものがあっているかもしれませんね。

家電店の展示台みたいな印象もありますが、他のメーカーのプラスチック感丸出しのスタンドに比べればいくらかおしゃれと言って良い気がします。

ネックになるのは

▶︎最高価格モデルだけ

▶︎公式ストア限定販売なので値下がりがあまり期待できない

ことでしょうか。

まぁ、”壁に穴あけ問題”はいつかは取り組まなければいけないテーマでしたから、これが一つの答えということで納得したいと思います。

ネットで社外品のスタンドを買って作りが甘かったりしても嫌ですからね。

ちなみに公式ストアでコードレスクリーナー(ハンディは除く)を購入するとフレキシブル隙間ノズルのプレゼントがあるようです。

伸縮可能な細長いノズルで、ノズルの先端側半分がゴム素材でできているので、少し曲げて使うことができます。

障害物の裏に回りこむような使い方ができてとても便利なツールです。

 

以上、ここまでがダイソンV10のモデルごとの違いと、機種選定のポイントでした。

 

まとめ

最後に簡単におさらいをしておきましょう。

「高い金額を出してまでコードレスにするべきか?」

日常使いには"十分な性能"
 +
コードを気にせずどこまでも進んでいける"快適さ"
 +
いろいろな場所を掃除できる"便利さ"
 +
さっと使える"手軽さ"

これだけの条件が揃ったなら「多少高くてもコードレスにしたい」と考える人が増えていることも納得ですよね。

"これまでの掃除機に対する不満"の解消は、価格に変え難い魅力となるでしょう。

 

「やっぱりダイソンがいいの?」

コードレス単独での使用を考えるなら、パワフルな方が頼もしいですよね。

それならやっぱり吸引力に優れたダイソンがおすすめです。

 

「V8・V10ならどっちがいい?」

コスパも考慮すればV8がお得。V8の時点で”大小のゴミを吸うヘッド・長時間運転・綺麗な排気”は揃っています。

単独使用を見据えた「コード式に負けない吸引力を目指す」という考えに大いに賛成できるのであればV10がおすすめです。

 

V10ではどのモデルを選べば良い?

フトンツールと延長ホースがついたV10Fluffy+(SV12FFCOM)がコードレスの「どこでもお掃除」という目的にマッチしていておすすめです。

 

結論

「我が家にとってもダイソンV10は最適な選択か?」

▶︎掃除機はコードレス1台で済ませたい
なら最適な選択と言えるでしょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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