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【エアコンのベストメーカーは?】各社の要点と選び方 おすすめ機種を紹介

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メーカー別特徴解説と選ぶ基準を紹介!我が家にはどれがベスト?

家電選びのご相談はたくさんいただくのですが、その中でも特に多いのが「エアコンはどのメーカーがおすすめ?我が家の場合は?」というものです。

そこでこのページでは各メーカーごとに要点をまとめて比較もしたいと思います。スムーズにメーカーを決めるための私なりの基準も書いておきますね。

エアコンは種類というか価格の幅も広いので、お部屋の種類ごとに予算を分けておすすめ品も紹介したいと思います。

※この記事は全部で2ページあります。
1ページ目 リビングにおすすめのエアコン

2ページ目 寝室におすすめのエアコン

リビング向けエアコンの考え方

リビングは家族が一緒に過ごす大切な空間ですね。使用頻度や時間も長くなるのではないかと思います。それならやはり電気代が安く、快適機能充実・清潔性も高い超省エネ型がぴったりですね。

暖房性能も高く、きちんと適応畳数を合わせていただければメインの暖房としての活躍も期待できるグレードとなっています。

また、合計20畳程度のお部屋用のモデルではお手頃グレードのラインナップ自体がないこともしばしばあります。ということで、広いリビングやLDKでお使いの場合は必然的に超省エネ型が候補となりますね。

リビング向けグレード
メーカー選びの要点

まずは各メーカーのおすすめグレードの要点と私の印象をまとめておきます。あくまで私の印象ですので、参考程度にお考えください。

超省エネグレードはどのメーカーも機能・性能ともに充実していますのでそれほど気にする必要はないのですが、お大きく分けてエアコンには2つの考え方があります。

個別空調

人やモノなど状況に応じて気流を調節する考え方。”人は快適さを保ったまま、無駄な運転は抑えて電気代を節約”とか”我慢しない省エネ”を目指しています。

高精度・多様なセンサーでお部屋の状況を判断し、多くのフラップ(吹き出し口の羽)で気流の吹き分けを得意とします。

一番色濃く出ているのが三菱、次いでパナソニック、日立と続く印象です。だからと言って三菱が一番快適とか、一番省エネとかそういうことではなく部屋全体と部分部分のバランスをどう取るかの話ですね。

全体空調

大きなフラップで風を遠くまで届けることを得意とし、お部屋全体が快適になることを目指しています。”どこにいても快適・みんなが快適”な空間を作ることを目指しています。センサー運転などもありますが、あくまで補助的に使うケースが多くなっています。

メーカーとしては富士通・ダイキン・シャープ・東芝が該当するのではないかと思います。
 

大まかに分けるなら
▶︎少人数で電気代を抑えて運転
▶︎暑い・寒いなど人に合わせて運転
こんな場合は個別空調の得意分野です。

逆に
▶︎広いリビングや続き間全体を快適に
▶︎複数箇所に人がいても快適
こういったケースが全体空調の得意分野です。

どちらが良いと言うことではありませんので、ご家庭ごとの使い方や状況に合わせて選んでいただくことが重量です。と言っても、どうしてもメーカーで迷った時に参考にする程度でOKです。先ほども書きましたが、どのメーカーも機能・性能は充実しています。8割くらいは同じで、後の2割の部分のちょっとした部分の違いと言ったところですね。

個別空調 メーカーごとの要点と私の印象

三菱Zシリーズ(MSZ−ZW〜18)

例 4.0KW(主に14畳向け)
MSZーZW4018S

▶︎ムーブアイで一人一人が快適
▶︎無駄な運転を抑えてさらに省エネ
▶︎お手入れ性の高い構造

超高精細温度センサーのムーブアイMIRAI搭載が一番の魅力ですね。とても細かく温度を測っているので、人の手先・足先の温度まで測定可能です。フラップも前後左右の4枚に分かれており、効率良い気流制御や風当て・風除けを得意としています。

2018年モデルからは温度変化を予測した先読み運転も搭載され、快適さキープ力が一層向上しています。これまでのエアコンは室温の変化に後追いで運転を調節していましたから、先読み運転は画期的な機能と言えます。

選ぶ基準

エアコンは温度を管理する家電ですから、温度センサーの精度が高いことは非常に有利に働くシーンが多いはずです。

ハイブリッドナノコーティング(防汚加工)もZシリーズでは通風路・ファン・熱交換器と内部まで対応、フラップも工具無しで外せるなど清潔性も高く私の一押しは三菱Zシリーズです。

他メーカーでは人の位置や間取り・日射・障害物のセンサーを採用しているものもありますが、結局は温度の分布がわかればそれで済むのではないかと思います。という事で最強温度センサーのムーブアイMIRAIを備えた三菱を一番に推します。デザインもそこそこスタイリッシュでモダンインテリアにマッチしそうですね。

 

パナソニックXシリーズ(CS−X〜8)

例 4.0KW(主に14畳向け)
CS−X408C2

▶︎自動排出フィルターお手入れ
▶︎ナノイーで本体も空気もクリーン
▶︎フィルター式空気清浄でお部屋もクリーン

フィルターの自動お手入れで取れたホコリを自動で屋外に排出する唯一のメーカーで、ゴミ捨て不要で楽チンです。他にもナノイーXや可動式空気清浄フィルター搭載と独自の魅力が詰まった機種となっています。

空気清浄機能は単独の空気清浄機ほどのパワーはないものの、手軽に使える空気清浄として優秀です。日立や東芝などで採用されている電気集塵とは異なり可動式のフィルターでしっかりとホコリをキャッチします。

フィルター式空気清浄は安定してホコリをキャッチできるメリットがある反面、フィルターの影響で風の通りが悪くなってしまう不安があります。そこで空気が汚れている時だけフィルターを広げてホコリをキャッチするアクティブクリーンフィルター方式が採用されています。

ナノイーXもカビ菌抑制や脱臭などお部屋の空気を浄化するだけでなく、本体内部を清潔に保つのに貢献しており”健康な空気と暮らそう”というキャッチフレーズにフィットした構成となっています。

唯一不安な点があるとすれば、ホコリの自動排出機能のための配管が必要なことです。他のメーカーよりも配管が1本多くなるんですね。配管が壁に埋め込みの時や配管用の壁の穴が小さめなど、場合によっては設置ができないこともあります。

省エネ・温度管理の面では三菱が温度のセンシングだけなのに対し、パナソニックでは日射や間取りなども感知するセンサーを搭載しています。とはいえ、結局は全部温度に反映されますから、温度センサーの精度の高い三菱が良いような気もします。

 

選ぶ基準

屋外自動排出はメリットもデメリットもあるので置いておくとして、ナノイーXや空気清浄が評価のポイントですね。空気清浄機を別で用意する予定がない場合には良い選択肢となるかと思います。

あとはデザインも好きですね。最新家電の雰囲気を出しつつも、余分な色や柄もなく、少し丸みのある優しいデザインがパナソニックらしくて良いです。

空気清浄が得意という点では東芝のE-DRシリーズも候補になりますが、東芝はどちらというと全体空調が得意なので方針が少し違います。パナソニックにはナノイーXもありますから、東芝より劣るという事もないのではないかと思います。
 

日立Xシリーズ(RAS−X〜H)

例 4.0KW(主に14畳向け)
RAS−X40H2

▶︎凍結洗浄で熱交換器をきれいに保つ
▶︎ステンレスクリーンシステムでホコリに強い
▶︎間取りサーチで続き間でも効率よく運転

日立伝統のステンレスクリーンシステムに加え2018年モデルからは凍結洗浄機能を搭載し清潔性がアップしています。

凍結洗浄は室内機内部の熱交換器を冷やし、霜ができる工程で汚れを絡め取る洗浄方法です。熱交換器は通常自分で手入れができない部分なので、汚れ対策はよりしっかりされているに越したことはありません。熱交換器の防汚コーティング自体は今では多くの高級グレードで採用されていますが、汚れの付着を防ぐだけでなく、”ついてしまったホコリを絡め取る”と積極的に汚れにアプローチしている点が好印象です。

気流制御としては、温度センサーの他に画像認識センサーで人の位置や活動量を見分け、6枚のフラップで効率良い気流を生み出します。間取りサーチ機能も備えており、続き間があるお部屋で扉を開けた状態と閉めた状態、それぞれ効率良い気流制御を行います。(対応畳数が増えるわけではありません)

付加機能としてはステンレスイオン空清という電気を使った空気清浄を搭載しています。静電気で細かなホコリをフィルターにくっつけて取るイメージで、軽い小さなチリをキャッチするのが得意な反面、大きなホコリは重いので引き寄せられにくい、フィルターにホコリがつくほどキャッチ力が弱まると言った点がフィルター式との違いとなります。

フィルターに付着したチリはフィルター自動お手入れで本体のダストボックスに回収されます。空気性能の能力自体は高くありませんが、エアコンをつけているだけで少しずつでも空気がきれいになるならあって損ではないですよね。

 

選ぶ基準

清潔性・吹き分け・付加機能と全体を通して良いバランスなのですが、何か1つキラッと光るものがあるとさらに良かったのになぁと感じてしまいます。凍結洗浄にしても間取りサーチにしても似たようなものは他のメーカーにもありますからね・・。よく言えばバランスよく安心な内容で、悪く言えば器用貧乏と言った印象です。

6枚フラップの吹き分けは強みですから、リビングとダイニングとかリビングと隣の部屋など複数箇所に人がいる場合や家具や下がり壁など障害物が多い環境で使う場合には候補になるかと思います。デザインはセンサーなどが目立ちエアコンっぽいというか、いかにも家電っていう感じで好みが別れそうですね。
 

全体空調 メーカーごとの要点と私の印象

富士通Xシリーズ(AS−X〜H)

例 4.0KW(主に14畳向け)
AS−X40H2

▶︎デュアルブラスターで冷房も暖房も快適
▶︎デュアルブラスターで省エネ
▶︎変形の間取り・続き間にも強い

なんと言っても最大の特徴は両サイドの送風機であるデュアルブラスターです。

デュアルブラスターは・・
冷房時は冷風と周囲の風を混ぜながら冷房することで、心地よい風を生み出します。冷房の風が直接当たると不快感に繋がりますから、周囲の風と混ぜることで自然な風に近づけているわけですね。さらに風の流れを作り出すことで感気温を下げ省エネ運転にも貢献しています。暖房時は暖気のふきあがりを防ぐ蓋の役割を果たし、しっかりと足元から温める仕組みです。

また、冷気・暖気を広げる効果がありますので、変形のリビングや続き間での温度ムラの解消にも役立つと利点が満載の機能がデュアルブラスターなんです。

清潔機能もパワーアップしており、2018年モデルからは熱交換器の加熱除菌機能が加わっています。熱交換器だけ除菌すれば嫌なニオイがしなくなるとかそういったことではありませんが、先ほども書いたように熱交換器は自分で手入れできない部分ですから、清潔に保てるに越したことはないですよね。ちなみに菌以外のホコリなどの汚れは熱交換器に付着する結露で洗い流すようになっており二重に汚れ対策が施されています。

選ぶ基準

デュアルブラスターのメリットが非常に多く、お部屋全体の快適さを目指すなら一番のおすすめ機種です。エアコンの付加機能はいろいろありますが、快適で効率良い気流というエアコンの本質に近い部分で有利なデュアルブラスターは一押しです。

ネックになる部分があるとすればその独特なデザインでしょうか。メカっぽくて男性受けは結構良かったりするのですが、女性には抵抗がある方もいるようですね。
 

ダイキンRシリーズ(AN〜VRS/VRP)

例 4.0KW(主に14畳向け)
AN40VRP

▶︎エアコン唯一の加湿機能、しかも無給水
▶︎真下に吹き出してしっかり足元から温める暖房
▶︎天井沿いを這わせるロング気流冷房

エアコンの暖房は灯油を買う手間がなく便利な反面、空気の乾燥が気になる方も多いでしょう。そんな時に役立つのが無給水加湿機能です。加湿器代わりになるほどではありませんが、手間なく使える加湿として便利なシーンもあるはずです。

また、ダイキンと言えばパワフルな気流が特徴ですが、これは大きなフラップを搭載していることが有利に働いているんですね。フラップはいわば送風のための滑走路ですから、これが大きいほど遠くまで風を飛ばしやすくなります。

この大きなフラップを活かし、暖房は垂直に、冷房は天井沿いへ気流を制御しています。フラップが小さいと暖房は足元まで届きませんし、冷房は風向を上に向けても勢いが足りず室内機に吸気されてしまうんですね。ですからこのガバッと開く大きな吹き出し口あってこそのダイキンと言えるわけです。

選ぶ基準

ネックになりそうな点としては唯一無二の加湿機能でしょうか。効き目をしっかり把握した上で選ぶのであれば問題ないのですが、加湿器の代わりになるようなイメージだとがっかりするかもしれません。

このエアコンの加湿は室外機で空気中の水分を集め室内に放出する方式なのですが、そのせいで室外機が大きめになります。あと、冬は外の空気も乾燥しているのでカタログに記載しているような条件・結果になることがあるのかという疑問もあります。

加湿能力測定条件/外気温度7℃DB、6℃WBと記載があるのですが、計算してくれるサイトで調べてみると湿度約86%となります。冬にそんなに湿度が高いことがあるんでしょうか。外の湿度が20%下がるごとに加湿能力も20%低下するようなので、実際にはカタログの5〜6割くらいの加湿量になるんじゃないかと思ったりしてしまいます。

もちろん無給水で手軽に使えるという魅力はありますし、あって困るものでもないのですが、ダイキン最高級機種の1番か2番目にくる目玉機能がこれではちょっと弱い気がします。室外機も大きくなっちゃいますし・・

あと、すごく個人的な意見なんですけど、空調専門だからダイキンが良いっていうのも作られたイメージな気がします。知ってる方も多いかと思いますが、ダイキンエアコンって業界最大手のヤマダ電機で扱ってないんですね。

ですからヤマダ電機以外の家電店では1番最初にダイキンを勧めるケースが多いです。もちろん製品自体が良いからという理由もあると思いますが、それとは別に価格競争にならないからという理由もあるように感じます。お客様が「ダイキンがいいな!!」ってなったらヤマダ電機で買うことはなくなるわけですからね。他の家電店からしたらバッッティングしない方がいいに決まってます。まぁ、これは私の妄想も入っているかもしれませんが・・

私自身はダイキンが本当に良くて”エアコンはダイキン”のイメージになっているのか、他の思惑でそうなっているのか測りかねるというのと、目玉機能が加湿っていうところで優先しておすすめすることは少ない機種となっています。

加湿抜きで考えるなら
富士通→デュアルブラスター
シャープ→プラズマクラスター
東芝→プラズマ空清
と他に候補がたくさんありますからね。違うの選んだ方がお得じゃないかなぁと思ってしまいます。

長々書きましたが、ダイキンの候補にしている方、気に入って使っている方もたくさんいらっしゃるのも事実です。商品の良し悪しを判断できない私の知識や経験が不足しているだけということもありますので、あまりお気になさらないようお願いします・・気に入ったものを使うのが一番ですからね。
 

シャープXシリーズ(AY−H〜X)

例 4.0KW(主に14畳向け)
AY−H40X2

▶︎最高濃度のプラズマクラスターNEXT搭載
▶︎ロング冷房&しっかり足元気流
▶︎無線LANアダプター内臓

こちらも非常に大きなフラップを備えており、気流制御に関してはほぼダイキンと同じ説明になるので省略します。

機能面ではシャープと言えばプラズマクラスターが大きな特徴となります。念のためお話しておくとプラズマクラスターにもグレードがあり、7000→25000→nextと進むに連れイオン濃度が高くなります。

プラズマクラスターは菌の抑制や脱臭などの効果を期待できるのですが、その役割を果たすと水に分解されます。いつまでもプラズマクラスターでいられるわけではないんですね。ですから、どんどんイオンを出す高濃度タイプの方がお部屋中に効果が行き渡りやすいということになります。

さらに最高濃度となるnextではストレスの緩和や集中力のアップ効果も見込めるそうです。この辺りはどれくらい実感できるか疑問もあるのですが、個人的にはプラズマクラスター機能の脱臭効果は評価しており、好きな機能ではあります。エアコン内部のカビやニオイ抑制を見込めるのも高評価ポイントです。

選ぶ基準

プラズマクラスターの効果に関しては実感できる内容に個人差があるようですし、効果自体に懐疑的な意見があることも確かです。

すでにプラズマクラスターを使っていて気に入っているとか、使ってみたいという場合にはおすすめですね。逆にプラズマクラスターに期待していないならあえて選ぶこともないかもしれません。

もう一つの注目ポイントは無線LANアダプターを最初から内臓していることですね。(2018年モデルから)

個人的には家電とネットワークの連携は今後確実に普及すると思っています。使用データの蓄積は便利なだけでなく、ニーズの把握として必ず役に立ちますからね。

他メーカーでは無線LANアダプターは別売りの機種が多く、取り付け自体にも費用がかかります。後付けも可能ですが、出張料など費用が加算される場合がほとんどですので、使うなら最初からつけておきたいところなんですよね。ですが、実際は使うかわからないものを最初に買っておく事には抵抗を持つ方も多いかと思います。そういった点で最初から無線LANアダプターを内臓しているというのはありがたいかなぁと感じます。

ネットワーク連携はすぐには普及しなくても避けては通れない分野となるでしょう。そういった部分にいち早く力を入れるシャープを私は少し見直しました。エアコン選びには関連が薄いかもしれませんが、参考程度に書かせていただきました。

▶︎プラズマクラスターが好き・使ってみたい
▶︎スマホ連携は気になるけど、すぐに使うかわからない
こんな場合はシャープがおすすめです。
 

東芝 E-DRシリーズ
(RAS-E〜DR)

例 4.0KW(主に14畳向け)
RAS−E406DR

▶︎大型ユニットプラズマ空清
▶︎掃除機で簡単お手入れ”楽ダストボックス"
▶︎45Wで冷房が使える省電力運転

こちらも大きなフラップを採用しており、気流制御はダイキンに近い方式になります。

機能面での特徴は"大清快"の愛称の通りその強力な空気清浄が挙げられます。他メーカーでも空気清浄機能を搭載したエアコンはありますが、東芝の空気清浄ユニットは断然大きく適応畳数が広いのが魅力です。

適応畳数は200V機種で20畳、100V機種で15畳とエアコンについているにしては本格的な能力を持っています。本来は”部屋の畳数×3”程度の適応床面積の空気清浄機を使うことが理想ではあるのですが、どうしても本体サイズが大きくなりがちです。そういった点では場所を取らない空気清浄機として活躍が見込めますね。集塵のスピードはそんなに期待できませんし、脱臭フィルターがあるわけでもないので本格的な空気清浄機にはおよばない部分もありますが、ゴミ捨て自動(屋外に排出)で場所も取らない・単独運転も可能ということで採用する価値はあるかと思います。

”楽ダストボックス”はフィルター自動お手入れでダストボックスに溜まったホコリを掃除機でダイレクトに吸引できる構造のことです。付属のアタッチメントをお手持ちの掃除機に装着し、エアコンからゴミを吸い出します。(すべての掃除機に装着できるわけではないので注意が必要です)

選ぶ基準

空気清浄機能に加え、東芝ならではのエナジーセーブコンプレッサーも見逃せないポイントですね。室外機に2つのシリンダーを搭載し、弱運転時は1つだけ動かして運転ができます。これにより従来よりも小さな電力でも冷房運転が可能になったわけですね。半分だけ動かすみたいなイメージです。

弱運転時は1つだけシリンダーを動かしてきめ細やかな運転に、強運転時は2つのシリンダーを使ってパワフルに運転できるということですね。

多くのエアコンでは一番弱い冷房運転でも150W程度必要ですが、東芝なら45wから冷房運転が可能です。これはだいたいACモーターの扇風機と同じくらいですね。電気代で言うと1時間あたり約1.2円となります。もちろん小電力運転時はそれに伴ってパワーも落ちますが、ものすごく弱くも運転できるというのは大きなメリットです。

「つけると寒い、でも消すと暑い」
「暑いけど1人出し電気代がなぁ・・」
など、エアコンを使おうか迷う時でも電気代・冷えすぎを気にせず使える魅力があります。

▶︎冷房は苦手だから少しだけ使いたい
▶︎ダストボックスの手入れが面倒
▶︎そもそもダストボックスの手入れできるか不安
▶︎空気清浄もなるべく本格的なものが欲しい
こんな場合は東芝がおすすめです。

リビング向けグレードまとめ

主なエアコンメーカーごとに要点と選ぶ基準を書いてきましたが、総合的にはどれが良いのかまとめてみたいと思います。

状況に応じて運転で更なる省エネを目指すなら個別空調メーカーがおすすめです。

その場合に重要な役割を果たすのが各種センサーですね。環境や人に合わせて運転する必要があるわけですから、それらをいかに正確に測定できるかが鍵となります。

現在のエアコンには人の位置や日射・間取り・モノなど様々な項目を測定するセンサーがありますが、個人的にはすべて温度に集約されると思うんですよね。人の位置や日射などは、温度の分布がきめ細かくわかればそれで事たりるように思います。

という事で個別空調部門のおすすめ1位はダントツの温度センサー精度を持つ三菱Zシリーズとなります。とはいえ、パナソニック・日立も多彩なセンシングでかなり追い上げてきていると思いますし、ナノイーや凍結洗浄など魅力的な機能を考慮するとどれも近い実力なのではないかと感じます。

家族が揃ってもみんなが快適・お部屋のどこにいても快適を目指すなら全体空調メーカーがおすすめです。

私の一押しは断然富士通Xシリーズですね。ロング冷房気流や足元暖房はどれも共通ですが、その中でデュアルブラスターはエアコンの気流制御という根本的な部分で優位な機能を持っている事を評価しています。

それ以外のメーカーの付加機能は
ダイキン→加湿
シャープ→プラズマクラスター
東芝→空気清浄
どれも魅力的な機能ですが、エアコンにより必要なのは快適で効率的な気流だと思うんですよね。ですから全体空調部門では富士通Xシリーズが私の1トップです。あとは3つ巴ですかね。

富士通のデザインが苦手な場合は上記の付加機能から自分が欲しいもの・魅力に感じるものを選んでいただければと思います。

総合的には広いリビングには富士通Xシリーズを1番におすすめしたいです。無駄を省いて運転という面では三菱がおすすめで2位ですね。

この辺りは好みというか考え方の違いで逆転するかと思います。快適さ重視の富士通X、ランニングコストの効率が良いのは三菱Zという感じで、どちらが良いかは使う人次第となるでしょう。

あとはエアコンの取り付け方向に対してお部屋が縦長とか続き間も含めて空調したいなどの場合はロング気流&デュアルブラスターの富士通が良さそうです。反対に、横長の向きの取り付けや部分的な空調を求めるなら三菱が良さそうですね。

私は賃貸住まいなのでエアコンを自分で買う事ができないのですが、もし自分で買う事があるならパワフルで全体が快適な富士通Xを買います。それで、寝室ならきめ細やかな運転&暗くても有効なムーブアイが魅力の三菱Zにしますね。いくらムーブアイでも布団をすっぽりかぶると体感気温を正しく測る事はできないでしょうが、くらいと見えない画像センサーとかよりは期待ができそうです。

まとめると

個別空調なら三菱Zがやや有利で、パナソニックX・日立Xも近いおすすめ度です。全体空調なら富士通Xが単独首位で、付加機能の必要度合いによっては他メーカーといった優先度となります。

以上が私の独断のおすすめ機種と選び方の基準です。最後に一応ランキング形式でおすすめ機種を見ていきましょう。説明内容はこれまでとかぶっている部分が多いので、デザインや価格のチェックにお使いください。

 

リビング向けおすすめランキング

おすすめ①パワフル広々快適
富士通 Xシリーズ

▼例 4.0kw AS−X40H2

デュアルブラスターと呼ばれるサイドのファンが特徴の機種となっています。

デュアルブラスターには・・
▶︎風を広くどどける
▶︎冷房の時には冷気と室内空気を混ぜながら冷やすことで、冷房が直接体に当たる不快感を抑える
▶︎暖房の時には温風が足元に止まるように抑え込む
と言った役割があります。

LDKや続き間をムラを抑えて空調したい場合におすすめで
▶︎ダイニングとリビング両方快適にしたい
▶︎リビングのどこにいても快適にしたい
▶︎家族みんなが快適な空間が良い
といった、家族がそろった時に魅力を発揮する機種となっています。また、特に女性の方には室内での気温差に敏感な方も多いようです。一部分だけ暖いとか涼しいというのが苦手な方や、冷房の風が苦手な方にもおすすめの機種となっています。

また、今年のモデルからは業界初の熱交換器加熱除菌機能を搭載しています。室内機内部に結露した水滴を使って汚れを流すのはどのエアコンも共通ですが、こちらの機種では熱交換器と水滴を加熱することでお湯にしてカビ菌や汚れ・ニオイなどを除去しています。
 

おすすめ②ムーブアイで快適・省エネ
三菱 Zシリーズ

▼例 4.0kw MSZ−ZW4018S

三菱といえば高性能温度センサーのムーブアイが最大の魅力ですね。

ムーブアイは・・
▶︎人の温度を細かく測ることで快適さをキープ
▶︎快適さは保ったまま余分な電気代をカット
と、もともとの省エネ性の高さに加え、さらなる省エネを目指すための機能となっています。

さらにZシリーズに搭載のムーブアイMIRAIは室温の変化を先読して運転を調節と、快適キープ機能が更に強化されています。従来のエアコンでは室温の変化に後追いで運転の強度を調節していましたら、先読み運転はとても画期的な機能といえます。

また、ムーブアイMIRAIは非常に高精細で、人の手先足先の温度まで測定することが可能です。これにより設定温度はもちろん、人の体感気温に合わせた運転が可能となっています。他のメーカーにも室温測定センサーを搭載した機種はありますが、エリア別の温度感知であって人の手のような細かなパーツの温度までは読み取れないんですね。そこがムーブアイの凄さなんです。

家族団欒の時にはもちろんですが、
▶︎一人で使うことも多い
▶︎ムダな電気代を減らしたい
と言った時にもおすすめの機種となっています。また、ムーブアイがあることで風を当てたり避けたりする設定も可能となっています。

帰宅時やお風呂上りに涼みたいお父さんは風当て、風に当たりたくないお母さんは風避けなど、シーンに合わせた使い方も可能となっています。一人一人に優しいエアコンと言えるかもしれません。

汚れの付着を防ぐハイブリッドナノコーティングもファン・通風路・熱交換器の3箇所に施されています。特にファンや熱交換器は通常では手が届かない部分ですから、清潔に保つ加工がされているのは心強いですね。

また、三菱の場合はフラップ(風の吹き出し口の羽)を工具無しで外すことができるようになっています。これにより、フラップ自体はもちろん通風路まで手を入れて拭き掃除することが可能となっています。汚れ防止の加工も大切ですが、少し手をかけることで更に清潔に保てることも見逃せないポイントとなっています。
 

おすすめ③続き間に強い
日立Xシリーズ

▼例 4.0kw RAS−X40H2

温度だけでなく、人の位置や間取りをセンシングする”くらしカメラ”と、一歩進んだ清潔機能の凍結洗浄が魅力の機種となっています。パナソニックと悩んだのですが、新搭載の凍結洗浄に期待して3位に選びました。

くらしカメラは・・
▶︎人の位置や活動量
▶︎テーブルやキッチンカウンターなどの障害物
▶︎お部屋の間取り
などいろいろな項目をセンシングし、吹き出し口良にある6枚の羽根と組み合わせることで効率の良い気流を実現させています。

温度繊細ーは三菱ムーブアイほど高精細ではないものの、間取りやモノのセンサーがあることで空間を認識することが得意な機種となっています。

▶︎続き間があって、ふすまを開けてる時も閉めている時もある
▶︎家具やカウンターなど障害物が多い
こんな時に魅力を発揮する機種となっています。部屋の形状を感知する間取りセンサーは日立ならではの魅力ですね。

もともと内部ステンレス構造で汚れに強いメーカーでしたが、今年のXシリーズでは凍結洗浄が搭載され更に清潔性がアップしています。

室内機内部の熱交換器に霜をつけることで、氷で汚れを吸着し、とかして一気に汚れを洗い流す仕組みになっています。またXシリーズではしつこい汚れが着いた時には凍結洗浄を2度繰り返し、よりしっかりと汚れを洗い流すようになっています。

三菱Zシリーズ、富士通Xシリーズともに内部防汚加工はされていますが、これらはあくまで汚れの付着を抑制する内容となっています。それに対し、汚れを霜でからめとって落とすという点では日立が一歩リードしている感じがしますね。

日立伝統のステンレス内部構造もしっかり採用されています。ステンレスは静電気が起こりにくく、ホコリの付着を抑えることが期待できます。また、キッチンや調理器具にも採用されているように、ステンレスは汚れに強い素材なんです。通風路やフラップなど風通りの多い箇所がステンレスになっています。

以上がリビングにおすすめの機種となっています。

この3機種でいうと・・
大人数でお部屋全体→富士通
少人数で個別に快適→三菱
が得意で、その中間が日立と言ったイメージです。どれが優れているというわけではないので、使い方に合わせてお選びいただければ良いかと思います。

次は寝室用のエアコンについて考えてみましょう。

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