掃除機

【吸引力がいいのは?】販売員が詳しく解説 掃除機の選び方Part1 

サイクロン式の方が主流?

吸込仕事率が大きい機種を選べばいい?

掃除機は”ゴミを吸い込む”というシンプルな目的を持った家電ですね。

それだけに・・

「どれもある程度吸うんでしょ?」

「使い方はどれも似たようなもの」

と、あまり違いを気にしないで買っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

でも、シンプルに見えて実は奥深いのが掃除機の世界です。

まずは掃除機の基本から

このページでは掃除機の中でも一番ポピュラーな、キャニスター(車輪付き)タイプの掃除機の基礎知識とおすすめ品の紹介をしていきたいと思います。

  

⬇︎の目次に沿ってお話を進めていきますね。

サイクロンか紙パックか


紙パックがいいか、サイクロン式がいいかでお悩みの方も多いでしょう。

掃除機選びでは避けては通れない問題ですね。

 

それぞれ利点・欠点は何?
紙パックvsサイクロン

紙パック式の特徴

▼紙パック式の利点

⭕️ゴミがいっぱいになったら捨てるだけ

⭕️ゴミ捨ての時に埃が舞にくい

と、手軽に使うことができます。

 

 

▼紙パック式の欠点

❌紙パック代がかかる

❌紙パックを買う手間もかかる

と、後からのコストがかかるのが欠点といえます。

 

楽チンさで言うなら紙パック式が有利です。

 

サイクロン式の特徴

▼サイクロン式の利点

⭕️紙パック代がかからない

⭕️ゴミをこまめに捨てる事で吸引力を維持しやすい

⭕️コンパクトなボディのモデルも多く種類も豊富

と、主にランニングコストのやすさがメリットとなります。

 

▼サイクロン式の欠点

❌こまめにゴミを捨てないといけない

❌ゴミを捨てるとき、埃が舞いやすい

と、コストの代わりに手間がかかるのが難点となっています

 

手入れは必要なものの、吸引力の維持はサイクロン式がしやすいですね。

 

簡単にまとめると

▶︎紙パック→楽だけどランニングコストがかかる

▶︎サイクロン→手間がかかるけどランニングコストがかからない

これが基本です。

 

吸引力はどっちがいいの?

ところで、掃除機で一番大事な吸引力はどちらが強いんでしょうか?

「そんなの当然サイクロンタイプ」

とお考えの方が多いかもしれませんが、実はそれは正解とも言い切れません。
 

紙パックタイプでもサイクロンタイプでも 掃除機の中にゴミが詰まっていれば、風の通り道の邪魔になるので吸い込みは悪くなる

これが大事な考え方です。
 

逆に言えば、ゴミが入っていない状態であればどちらも吸引力が十分に発揮されるということになりますよね。

ゴミが入っていない状態に戻し易い方はどちらかを考えますと、それはサイクロンタイプです。

平均的なゴミ捨て頻度

▶︎紙パックタイプ→だいたい1〜2ヶ月に一度

パック内にゴミが入っている(吸引力が低下している)時間が長い
 

▶︎サイクロンタイプ→1〜3回使用ごと

ダストケース内が空(よく吸う)になる頻度が高い

 

サイクロン式は手間はかかりますが吸引力が発揮されやすいと言えます。
 

今まで紙パックタイプをご利用だった方は、

紙パックを交換したら大分吸い込みがよくなった

こんな経験ないでしょうか?

あの吸引力の回復を毎回再現できるのがサイクロンタイプです。
 

逆に、ゴミ捨てをサボってしまうとサイクロンの利点は発揮されません。それなら紙パックの方が楽でオススメです。
 

簡単で楽な方がいい方は紙パック

面倒でも吸引力を優先するならサイクロンタイプ

 
どちらがいいかは使う方それぞれです。

割合はだいたい半々程度でしょうか。
 

これが基本なのですが、サイクロン式の中にはお手入れも楽で吸引力の低下が起こりにくいフィルターレスサイクロンと呼ばれる機種もあるんです。
 

値段は高めにはなりますが「手間が少なくて吸引力が良いものは無いの?」と考えている方にはこちらがおすすめです。

 

お手入れ簡単
吸引力も維持できる”フィルターレスサイクロン”

従来のサイクロン式掃除機ではダストケース内に目の細かなフィルターを備えるものが一般的でした。

フィルターを使って細かなチリ・ホコリを取り除いていたわけですね。

サイクロンの方式2つ

▶︎よくあるサイクロン式
→フィルターを使ってチリ・ホコリを分離
→するとフィルターが詰まって吸引力が低下

▶︎お高めなサイクロン式
→フィルターレスと言われる方式で、風の力でゴミを分離
→フィルターが詰まらないので吸引力の低下がほぼない

 

フィルターレスの先駆けとなったのはみなさんご存知のダイソンですね。

例① フィルターレスサイクロン式
ダイソン CY29FF

ダイソン CY29FF
集塵方式 フィルターレスサイクロン
吸込仕事率 非公表 ヘッド パワーヘッド
本体重量 3.14kg 運転音 非公表

ちなみにダイソンは厳密にはフィルターレスとはちょっと違います。

ただ、遠心分離をしっかり行うという点で、フィルターレスグループに入れています。

 

例② フィルターレスサイクロン式
東芝 VC-SG910X

集塵方式 フィルターレスサイクロン
吸込仕事率 180〜50 ヘッド 自走式
本体重量 2.3kg 運転音 64〜58dB

この辺りが代表的なフィルターレスサイクロンの掃除機です。

やはり価格は高くはなってしまいますが、それ相応の魅力が詰まった商品となっています。

フィルターレスのメリット

●ゴミを遠心分離することで風の通り道を確保
→吸引力の低下が非常に少ない

(厳密にいえばモーター保護用フィルターなどがあるので、完璧に吸引力を維持できるわけでは無いのですが、従来の方式に比べればずっと良好です。)

●フィルターによるゴミの捕集ではない
→普段はゴミ捨てだけでOKで、手入れも楽

予算よりも内容重視という方にはフィルターレスをおすすめしたいと思います。

 

吸込仕事率は高ければいいのか?

掃除機を買う際によく目にする、吸込仕事率という数値があります。

”ハイパワー吸込仕事率600w” なんて書いてあったりするんですが、これって何を表しているんでしょうか?

吸込仕事率とは?

 凄く簡単に言えば吸い込みのパワーのことなんですが、数字が大きければ吸い込みがいいとは限りませんので注意が必要です。

吸込仕事率は"本来持っている吸い込み量"みたいなものです。

ですが、本来の力が発揮できるかどうかは主に集塵方式とヘッドの性能によって変わります。

なので、吸込仕事率で見比べても良いのは紙パックタイプだけです。

サイクロン式の場合は手入れや遠心分離の方法によって吸込仕事率は大きく変わってしまうものなんです。
 

紙パック式の場合はどの掃除機も構造が似ていますので、吸込仕事率が高ければ吸い込みも良いと考えても問題ありません。

"紙パックでゴミを分離"という点が共通だからですね。

 

サイクロン式の場合は・・

サイクロンタイプの場合ダストケース(ゴミが溜まる箱)の形状が機種によって大きく異なり、目詰まりの起こりやすさが大幅に異なります。

目詰まりが多く起こる機種であれば数値上の吸込仕事率が高くても、実際にはパワーを発揮できていないということになってしまいます。
 

ですからゴミの詰まり易いものほど吸込仕事率が高く、ゴミの目詰まりしにくい優秀な掃除機ほど低い数値になるという逆転現象が起こるんですね。 

目詰まりによる吸引力の低下を想定して、大きな吸込仕事率を設定しているとも言うことができます。

 

パワーがそのまま発揮されるとは限らない

▶︎紙パック掃除機
▶︎ハイパワータイプのサイクロン

この2つは車で例えるとトラックに近いです。

トラックは大きなエンジンを積んでいますが、荷物を積むとエンジンの大きさの割りにスピードが出せません。

そしてトラックは荷物を積むのが前提でつられていますので、フルパワーを発揮できる場面がほとんどありません。

吸込仕事率の高い掃除機も同じで、フルパワーを発揮できない前提であるため、吸込仕事率を高く設定しているのです。

▶︎吸込仕事率の低いフィルターレスサイクロン
は車で例えるならスポーツカーですね。

軽量・空気抵抗が少ないなどスピードを出すのに特化した構造なので、トラックほど大きなエンジンがなくても十分性能を発揮できるようになっています。

ダイソンなどのフィルターレスサイクロンは、吸込仕事率が小さくてもしっかりとゴミを吸うことができます。

これはスポーツカーが早く走れるのと似ている言えるかと思います。

よく吸うことで有名な高級掃除機のダイソンは吸込仕事率170ワット程度と言われています。目詰まりしなければそれで充分ということですね。
 

このように吸込仕事率が高い=吸引力が強い では無いとうことが上手く伝わりましたでしょうか?

 

例 安価なサイクロン掃除機
MC-SK17A

集塵方式 サイクロン式
(フィルター)
吸込仕事率 500〜60 ヘッド タービンヘッド
本体重量 3.1kg 運転音 65〜60dB

パナソニックのサイクロン掃除機の中で一番安価なモデルですが、吸込仕事率は620wと非常に高くなっています。

サイクロンタイプとしては最大級の数値ですね。

だからといって一番よく吸うかというと、残念ながらそういうわけではありません。

吸い込み仕事率500Wってすんごい強いんじゃない?

と思う方も多いかもしれませんが、やはり残念ながらお値段なりの吸い込みになってしまいます。
 

この機種は特にダストケースが目詰まりしやすい構造で吸引力が低下しやすいんですね。
 

また、ヘッドもタービンブラシですから、ゴミを掻き取る力があまり高く無いことも一因となっています。

もちろん数値は嘘はつきませんから、条件がよければ期待通りのパワーが発揮されます。

ただし条件というのが"ダストケースにゴミが入っていないこと"、"フローリングなどのツルツルの床であること"とハードルは高めになります。
 

極端にいえば掃除機を使い始めた直後からダストケース内にゴミが入ってきますからね・・

 

例 フィルターレスサイクロン
吸込仕事率:低 ダイソン CY29FF

フィルターレスサイクロンタイプの代表選手といえばこちらの機種です。

吸込仕事率は推定ですが170w程度と言われていますから、先ほどのパナソニックの3分の1くらいの数値しかありませんね。

でも、ダイソンの吸引力が強いことは有名な話ですよね。

家電店で試して見て「おおっ!さすがダイソン!」と感じた方も多いことでしょう。
 

その強い吸引力が発揮できる大きな要素がフィルターレスということなんですね。

目詰まりしない→吸引力が十分に発揮できる、という流れです。
 

まぁ、実際はそれ以外にもいろいろな要因が重なってよく吸う・吸わないが決まります。

集塵方式の他に吸い込みの良し悪しに大きく影響するポイントとしてはヘッドの種類も挙げられます。ということで、次はヘッドについてお話していきますね。

 

ヘッドの種類 <重要>

ヘッドとは吸い口の部分のことです。このヘッド部分にも種類がありますので説明します。大きく分けて3つの種類があります。

1 パワーヘッド(パワーブラシ)20000円位~

ヘッドの中のブラシがモーターの力で回転するタイプです。

1番利用できるシーンが多い万能型といえます。

パワーヘッドの特徴は・・

⭕️密着度が高く強い吸引力を発揮できる

⭕️ゴミを床面から剥がす力が強い

このような利点があります。

床に静電気で張り付いたホコリやカーペットに絡まった髪の毛なども、しっかりとブラシで剥がしてから吸引します。
 

パワーヘッドの中でも軽い力でスイスイ進むものを自走式パワーヘッドと呼びます。(単に自走式と呼ぶこともあります。)

スイスイお掃除したい方には自走式がおすすめです。

せっかくなので自走式ヘッドの例をサイクロン式と紙パック式で紹介します。
 
 

例) 自走式ヘッドのおすすめ品
紙パックタイプ VC-PH9

集塵方式 紙パック式
吸込仕事率 350〜60 ヘッド 自走式
本体重量 2.3kg 運転音 65〜61dB

この価格で自走式パワーヘッド搭載のお買い得モデルです。

本体はコンパクトというほどではありませんがそこそこ軽量で、パワーも十分に持った機種となっています。

カーボン採用で軽いヘッド+自走式でスイスイお掃除できるコスパが高い機種ですね。
 

例)自走式モデル
パナソニック MC-PK21G

集塵方式 紙パック式
吸込仕事率 600〜60 ヘッド 自走式
本体重量 2.7kg 運転音 65〜60dB

そこそこ軽量でそこそこハイパワーとバンラスが良いことに加え、親子ノズルも搭載と人気があるのも頷ける内容となっています。

 

パワーヘッドのおすすめシーン

見出し(全角15文字)

▶︎フローリングの溝

▶︎フローリングに張り付いたホコリ

▶︎カーペットに絡まった髪の毛

▶︎マットの中に入り込んだチリ

こういった場面ではパワーヘッドだと心強いですね。

フローリングメインのお家でもやはりカーペットやマット類・畳のお部屋などがあるかと思います。
 

価格はやや高めになりますが、パワーヘッドが一番安心しておすすめできます。

 

2 エアタービン(タービンブラシ) 10000円位~

パワーブラシと見た目は似ているのですが、ブラシが風の力で回るタイプです。

❌ブラシの回転力は風力のため弱い

❌ブラシを回すための空気の流れが必要

❌隙間が多い構造のため空気の漏れが多くパワーが発揮されにくい

⭕️価格はパワーヘッドよりも安い

回転ブラシは小さな風車のような構造で、抵抗があったり風の流れが悪かったりするとすぐにブラシの回転が止まってしまいます。
 

基本的にはフローリング用としておすすめのヘッドです。

回転ブラシはついていますが、床に張り付いた埃を取り去るほど強力な回転ではありません。

やはりできればパワーヘッドが良いかと思います。

エアタービンタイプのおすすめ品も紹介しておきます。
 

例) エアタービンタイプのおすすめ品
紙パック式 MC-PK21A

集塵方式 紙パック式
吸込仕事率 580〜60 ヘッド タービンヘッド
本体重量 2.7kg 運転音 65〜60dB

コンパクトさとパワフルさを兼ね備えたお手頃価格機種です。

やっぱりパナソニックはこの辺のバランスの取り方が上手ですね。

 

例) エアタービンタイプのおすすめ品
紙パック式 TC-FJ2X

集塵方式 紙パック式
吸込仕事率 500〜100 ヘッド タービンヘッド
本体重量 2.4kg 運転音 65〜58dB

三菱のコンパクトタイプでで、軽量本体とモーター無しの軽量ヘッド採用モデルとなっています。

本体重量2.4kgと軽量・コンパクトボディが魅力ですね。

 

タービンヘッドのおすすめシーン

▶︎フローリングのホコリ

▶︎絨毯・カーペットの表面のゴミ

こういった場面ではタービンヘッドでも役目を果たすことができます。

クイックルワイパーやカーペットのコロコロと併用するのが上手な使い方と言えるでしょう。

 

その他のヘッド(床ブラシ)

回転ブラシはなく、簡易的なブラシが付いたタイプです。昔ながらの掃除機といえばいいでしょうか。

❌隙間も多く、ブラシの力もほとんどない
❌価格はもっとも手頃

価格が手頃ということもあり、2台目の掃除機としてお求めになる方が多いですね。

2階専用機にする・砂埃の多い玄関周りだけに使うといったパターンがあるようです。

最近はこのタイプが減ってきたようですね。おすすめ品は省略します。

 
 

床ブラシのおすすめシーン

▶︎リノリウムのツルツルな床面

▶︎砂ほこりなどの掃除がメイン

こういった場合には床ブラシでも対応可能です。保証の問題はありますが、オフィスなどで使われることが多くなっています。ホウキでも問題なく掃除できる場所が床ブラシに適した場所といえます。
 

ヘッドの重要性おさらい

ヘッドの種類は掃除機を選ぶ上で一番と言ってもいい位重要なポイントです。

なぜなら、ゴミは吸っただけでは取れないからです。
 

フローリングの上に浮いてる埃程度で有ればどの掃除機でも吸えますが、絨毯やカーペットの上のゴミはカーペットに絡まっていますし、畳の上のゴミは畳の目に挟まっているからです。
 

ですからゴミを床面からブラシで剥がして、吸い込める状態にする必要があります。

 

吸引だけでは取れないものも・・

いくら吸引力の強い掃除機でも床にくっついたゴミは吸うのが難しいものです。

掃除機をかけた後にカーペットクリーナー(粘着のコロコロ)を使うと、まだ髪の毛なんかがたくさん取れるっていう話を聞いたことがある方も多いと思います。

これは床から剥がせなかったゴミが吸い取られず残ってしまったということですね。

そうならないためにヘッドでしっかりとゴミやホコリを床面から剥がす必要があるんです。

 

床やマット類からゴミを剥がす力が強いのはもちろんパワーヘッドです。

 

ヘッドの種類による密着度の違い

3種類のヘッドを紹介しましたが、実はその種類によって床面への密着度が大きく異なります。

密着度とは、ヘッドと床の間に隙間がどれ位あるのかということです。

床に隙間無くピッタリ接している時ほど吸い込みが強く、隙間が多いほど吸い込みが弱くなります。

 

こんな経験ありませんか?

うっかりカーテンやマットの端っこなんかを吸ってしまうと、ヘッドとの隙間が無くなり凄い力で貼り付くことがありますよね。

このようにヘッドと床に隙間が少ないない程、吸い上げる力は強くなります。

ただし、完全に密着させるとヘッドの前方からゴミを吸えなくなってしまいますし、床に張り付いて動きが悪くなっててしまうのでわざと少し隙間をあけてあります。

密着度が高く、本来の吸引力を発揮できるという点においてもやはりパワーヘッドが有利となります。

 

ここまで紙パック式とサイクロン式、ヘッドの種類の違いを解説してきました。最後にサイクロン式のダストケースの形状について解説します。

サイクロン式掃除機は大きく分けて

①フィルターレス方式

②遠心分離+フィルター方式

③フィルター分離方式

の、3つの方式があります。

それぞれ、吸引力の維持やお手入れに大きく関わる重要な要素となっています。

画像を見ながらどんな違いがあるのか説明していきます。

 

サイクロン式掃除機の遠心分離構造の違い

フィルターレス式 最後まで遠心分離タイプ

最後まで遠心分離を行うタイプです。

価格はちょっとお高めのものが多いですが、その分メリットも大きいです。

ダストケースが筒状で、ダストケース内に目の細かなフィルターを持たない構造となっています。

吸引力の低下がほぼない(少ない)

フィルターがないので手入れが楽

これが本来の”サイクロン”ですね。

比較的高額な機種中心に採用されており、価格面がネックですね。
 

大きな筒で大きなゴミを分離、小さな筒で小さなホコリを分離と、最後まで遠心分離を行います。

風の通り道が常に確保されるので、吸引力の低下がほとんど起こりません。

また、フィルターの手入れも必要ないので、お手入れも楽になります。
 

▼お手入れの目安

基本的にはゴミがいっぱいになったら(お掃除2〜3回)捨てるだけでOKです。

(厳密には本体の内部にはモーター保護のためのフィルターが入っているので、その部分の手入れは必要です。)

機種によりますが、1ヶ月に1〜2回フィルターの汚れをチェックして、汚れていればお手入れをする程度です。

 

2.半分サイクロンタイプ 途中まで遠心分離タイプ

途中まで遠心分離を行いますが、最終的には細かいチリ・ホコリはフィルターでキャッチされます。

ダストケースが筒状で、上部にフィルターを含む構造となっています。

フィルターの目詰まりをやや軽減する

選べる機種の幅が広く選びやすい

サイクロン式掃除機で売れ筋の2〜3万円の機種でよく採用されています。

大きな埃を遠心分離するので、フィルターへの埃の付着を少し抑制できます。

とはいっても、フィルターには細かなチリが付着しますので、こまめな手入れが必要です。
 

▼お手入れの目安

ゴミ捨て(お掃除2〜3回)と同時にフィルターの清掃を行うのが理想です。

 

3.フィルター式 遠心分離していないタイプ

遠心分離を行う構造がない・もしくは非常に少ないタイプです。ダストケースが四角い箱状のものが当てはまります。

厳密にいえば遠心分離構造がないので”サイクロン”ではないんですけどね。

だだ、今の家電業界では”紙パックが無い=サイクロン”なので一応サイクロン式に分類されます。
 

フィルターの詰まり(吸引力の低下)がしやすい

価格は手頃なものが多い

もちろんフィルターの手入れさえこまめに行っていれば十分なパワーが発揮されます。

紙パックを買いに行くよりも、家で手入れできる方がいいという方もいらっしゃいますよね。

▼お手入れの目安

掃除機を使う毎にゴミ捨てと清掃を行うのが理想です。
 

同じサイクロン式でも全然違う

このように、同じサイクロン方式といってもダストケースの形によって吸引力の維持しやすさ・手入れのしやすさが大きく異なります。

長くなりましたが、ここまでが掃除機の基礎知識の解説でした。

 

まとめ

長くなりましたので要点を簡単におさらいしておきましょう。

紙パックタイプがいいかサイクロンタイプがいいかはお好みで。

▼紙パック
⭕️まとめてポイで楽チン
❌本来のパワーが発揮される場面が少ない

▼サイクロン
⭕️手入れ次第でいつでもパワー発揮
❌ごみ捨てや手入れが面倒

予算に余裕があればフィルターレスサイクロンがおすすめ。

▼フィルターレスサイクロン
⭕️手入れが楽で吸引力も維持
❌価格は少し高めのものが多い

 

ヘッドはなんと言ってもパワーヘッド

フローリングだけなく、カーペットやマット類にも対応します。フローリングのお掃除に関しても、タービヘッド式よりも上手に掃除してくれます。

特に、軽い力でスイスイ動かせる”自走式”モデルがおすすめです。

サイクロン式ならフィルターレス

サイクロン式で選ぶ場合は吸引力が維持できて、手入れも楽なフィルターレスタイプがおすすめです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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