暖房器具

【あったかいの?】電気暖房の選び方とオススメ機種

灯油なしで使えて便利そうだけど、電気暖房ってどんなもの?

ちゃんとあったかいの?

種類がたくさんあるみたいだけど、違いは何?

 

最近の灯油代の値上がりもあって、電気で使える暖房が気になっている方も多いんじゃないかと思います。

「でも、たくさん種類があってどれを選んだらいいの?」

「ちゃんと温まるの?」

そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

そこで本日は、電気暖房の種類の解説とおすすめ品紹介をしたいと思います。

 

↓関連動画 ダイソンホット&クールの暖かさ・電気代・運転音を計測

↓関連動画 コロナ コアヒート・ダイソン ホット&クールの室温変化比較

 

電気暖房の種類

電気暖房は大きく分けて2種類あります。

①温風は出さず人を直接温める系

②温風を出す・空気を温める系

色々な種類をこの2つに当てはめるとこのようになります。

温風は出さずに人を直接温める系

 

基本的に、電気暖房は部屋全体を温める目的で使うものではありません。

とはいえ、長時間つけていれば回りの家具や壁・床なども暖まり、少し部屋が暖かくなったように感じる場合もあります。

本当にふんわりと程度ですけどね。

 

温風を出す・空気を温める系


温風が出る系

温風が出る系のセラミックヒーターなら、スイッチオンで比較的早く温風は出ます。

近くで温風に当たっていればすぐに暖かいのがメリットです。

4畳半くらいまでの広さなら部屋の暖房としても使えますが、やはり時間がかかります。
 

周囲の空気を温める系

オイルヒーターやパネルヒーターなどの周囲の空気を温める系は、すごくゆっくりと暖かくなっていきます。

オイルヒーターの場合は速暖性は低いですが、本体が熱をある程度暖かさを蓄えるため、長時間運転した時にやや有利になります。

 

 

電気代について

電気暖房といえば・・

電気代が気になる

という方も多いはずです。

実際に電気代は結構かかりますからね。

そこで「省エネなモデルは?」と探したくなるのも当然ですね。

ところが残念ながら多少の差はあるとして、特別に省エネな電気暖房というのはありません。

形式に違いこそあれ、

電気を熱に変換しているわけですから、電気を使った分しか暖かくすることができない

ものなんです。

 

ですが、諦める必要はありません。

"節電"することはできます。

必要な分だけ使うようにして、使う電気自体を減らすことが電気代を抑える上で重要です。

そのためには

▶︎タイマーで消し忘れ防止

▶︎パワー調節で必要な分だけ運転

こういったものが有効です。

特にパワー調節が細かくできるモデルは快適さの面でも、節電の面でも有利です。

このページでは主にコロナやダイソンの製品が該当します。
 

電気代の目安

電気暖房の多くは強運転で1200W前後、弱運転で600W前後に設定されているモデルが多くなっています。

電気代の目安は↓の表のようになります。

  600Wの場合 1200Wの場合
1時間あたり 約19円 約37円
1日5時間使用 約95円 約185円
1日5時間
を30日(月間)
約2,850円 約5,550円

1kWあたり31円の場合

消費電力が1200Wの場合、1日5時間の使用で、電気代は月に約5千円ほどになります。

1つの家電としての電気代と考えると、やっぱり結構かかりますね。

運転を弱めれば、もちろん電気代も安くなります。

そんなわけで、できるだけ節約しながら使えるモデルがおすすめです。

それでは、種類別にオススメ機種をご紹介していきます。

人を直接温める系

ハロゲンヒーター

こういった扇風機のような形のものが多いです。最近はあまり見かけませんね。

カーボン、グラファイトの下位互換と思って頂ければいいです。

オススメというほどの機種も無いので省略します。

ハロゲンランプなので少し明るく光ます。

つまり電気を明るさにも使ってしまっているので、熱効率が下がってしまっているんです。

価格が比較的安いので、会社や集会所など予算を抑えて手軽に暖房を使いたい時には活躍できそうですね。

 

カーボンヒーターのおすすめ3モデル

現在、電気暖房で一番種類が豊富なのはカーボンヒーターです。

つけるとすぐ温かく(数十秒)体を温めるのに適しています。

速暖性能が高い反面部屋は暖まりませんし、あたっている部分だけ温かいので距離が離れると暖かさはぐっと落ちてしまいます。

活躍シーンとしては一人で部屋にいる時や外から帰ってきてすぐに温まりたい時に便利です。

カーボンヒーター
オススメ①コロナ DH-C923

便利な10段階出力調節

こちらの機種は運転の強さを10段階で調節が可能となっています。

電気暖房はどうしても電気代が高いものですが、必要な分だけ使うことで節電できます。

多くの電気暖房は強・弱2段階調節です。

「弱だと物足りないけど、強だと暑い・・」

「消すと寒いけど、弱でも暑い」

こういうことって冷暖房の家電だと起こりやすいですよね。

こんな時でも10段階調節ならちょど良いパワーで運転ができるんです。

快適と節電を兼ね備えた機能と言っていいですね。
 

また、補助暖房としても優秀です。

エアコンの暖房プラス電気暖房という使い方は電気を使いすぎになりやすく、ブレーカーが落ちる心配があります。

そんな中、こちらの機種であれば運転を必要な分だけに絞ることによってエアコンと併用しやすい機種になっています。
 

どこでも手軽に暖房

電気暖房の持ち手部分は本体裏面についていることが多いのですが、こちらの機種では上部に持ち手がついています。

コンセントさえあればすぐに使える電機暖房ですから

▶︎キッチン

▶︎脱衣所

▶︎ソファーの近く

など、いろいろな場所に運んで使うことも多いかと思います。

上向き持ち手採用なので、立ったまま楽に本体を移動することが可能となっています。
 

また、自動首振りも搭載しておりますので、使う人数によって暖房の幅を変えることができるようになっています。

本体がスリムなので、首振りしても邪魔になりにくいのも利点ですね。

 

カーボンヒーター
オススメ②山善 DC-W092

出力2段階切り替えと、自動首振り機能がついたスタンダードなカーボンヒーターです。

首振りを取り入れつつ、価格を抑えたい時におすすめのモデルがこちらです。

 

カーボンヒーター
オススメ③トヨトミ EH−Q100N

メーカーさんのサイトだと遠赤外線ヒーターという種類になっているんですが、カーボンヒーターに近い特徴なのでここで紹介させていただきます。

首振りなし・タイマーなし、出力調節2段階のシンプルタイプです。

その分値段はお手頃になっていて、暖かさも十分です。

▶︎キッチン

▶︎書斎

など、1人で使い、さらに定位置にいるような時にはこれでも十分ではないでしょうか。

 

グラファイトヒーター

カーボンヒーターとよく似ているのですが、つけると一瞬で温かくなるのが特徴です。

電源オンから1秒くらいで暖かさを感じることができます。

活躍シーンとしてはカーボンヒーターと同じですね。

カーボンヒーターよりも少し値段が高いケースが多いですが、こちらの方がより早く暖かくなります。

帰宅時など、すぐに温まりたい時に使うのに適しています。

グラファイトヒーター
オススメ品 山善 DCTS-A091

900W/450Wの2段階調節に首振り運転のついたシンプルなモデルですが、なんと電源オンからの立ち上がり時間はわずか0.2秒となっています。

 

グラファイトヒーターのおすすめ
アラジン CAH-2G10F

↓ホワイト

 

グリーン

 

出力切り替えが細かくなっており、暖かさを好みに合わせて調整しやすいメリットがあります。

操作はダイヤル式で、運転の強度はデジタルで表示されます。

縦向き・横向きどちらでも使え、向きの切り替えもボタン一つ(電動)でできちゃいます。

1人で使う時は立ててスポット的に、2人なら横向きで少しワイドにという使い方がおすすめです。

操作部分のボタンやダイヤル・本体の見た目も少しレトロな感じで雰囲気がいいですね。

 

ヒーター部分に障害物が近づくと自動で電源が切れるようになっているので、安全性も高くなっています。

 

シーズヒーター 2機種

シーズヒーターはカーボンやグラファイトヒーターのようにすぐに温かくなるわけではありません。

全開になるまでは大体5分程度かかります。

その代わり体の芯からあたためてくれるので、体に温かさが残りやすいんですね。

暖房の前から離れて台所やトイレに言っても、結構へっちゃらです。

ずっと暖房に当たっている状態で、1人だけならこの1台でも乗り切れるレベルで暖かいです。
 

シーズヒーター
オススメ① コロナ DH-923R

便利で使いやすい設計

DH−C923同様に出力10段階調節のモデルです。

コアヒートは近くにいると本当に暖かく、ずっとあたっていると暑くなってくるくらいです。

それだけに出力調節が細かいのは大きな利点です。

暑すぎず・寒すぎず、そのちょうど良い運転ができるのが10段階調節の良いところですからね。
 
 

パワーモニターで暖かさをお知らせ

その他の機能もDH−C919Rとほぼ共通で、首振りと大型の上向きの持ち手がついています。

さらにこちらにはパワーモニターがついており、運転の状況が一目でわかるようになっています。

▶︎消したつもりがついていた

▶︎今の消費電力ってどれくらいかな

こんな時に役立つ機能となっています。

速暖性があまり高くないので、最初から首振り運転にすると物足りないかもしれません。

体がある程度あったまっていれば、首振りでも大丈夫です。

 

コアヒート(シーズヒーター)

コアヒートは種類ではなくコロナ商品名で、シーズヒータの一種です。

電気暖房では一番オススメできる商品です。

シーズヒーター
オススメ② コロナ DH-1223R

 

DH-920Rの幅広タイプと思っていただければOKです。

2020年モデルからはデザインが変更されており、今までよりもすっきりデザインになっています。

今まではちょっと古めかしい見た目でしたからね。

ヒーター部は横向きにすることができ、2人で使ったり、ごろっとしながら使うならこちらがおすすめです。

私も自室用に1台購入しましたのでヒーターを横向きにした状態の写真を載せておきますね。

↓我が家の旧型の画像です。いかにもヒーターっぽい見た目ですよね。

今年のはもうちょっといいデザインしてますよ。

こちらも出力調節はダイヤル式の10段階。

体が温まってきたあとは1か2位で運転しても充分暖かいです。

無駄の少ない運転で電気代も節約しやすく、エアコンと併用がしやすい機種と言えます。

暖かい上にほとんどが運転音がないのでテレビをみたり音楽を聞くときにも邪魔にならないのが大きな利点ですね。

我が家でも大活躍しています。

予算が合うなら一番オススメの機種となります。

 

ダイキン
セラムヒート

ダイキンのセラムヒートも、コロナのコアヒートとよく似た特徴を持つ製品となっております。

正直、大きな違いはないので・・

▶︎買う時に安くなっている方

▶︎デザインが気に入った方

こんな感じで選んでOKかと思います。

一応、ちょっとした違いとしては・・

▶︎横向き・首振り・人がいないとオートオフなどはどちらにもあります。

▶︎セラムヒートは電源コードが長い(3メートル)、コアヒートは2メートル。

こんな感じになっています。

個人的にはセラムヒートの方がデザインと色がかっちりしていてかっこいいかなぁって思います。

 

以上温風出ない系のご紹介でした。

 

温風出ない系まとめ

温風出ない系で全て共通して言えるのは、「当たってないと意味が無い」です。

補助的に使ってこそ満足できる品物です。
 

これだけで冬をしのぐのはちょっと難しいかもしれません。

1人でずっと同じ場所にいるなら暖かいのですが、やはり部屋はほとんど暖かくなりません。

その点に注意した上でこんな場合におすすめです。

▶︎ハロゲンヒーター

比較的低価格です。使用頻度が低い部屋などの臨時用としてなら。
 

▶︎カーボンヒーター

ハロゲンの次に低価格で体もそこそこ温まります。

期待しすぎなければコスパはいいです。

ちょっとだけ寒いときや、エアコン、ファンヒーターで部屋が暖まるまでの補助に最適です。
 

▶︎グラファイトヒーター

点けたとたんにあったかで、外から帰ってきたときや朝起きたときにすぐ温まりたい場合におすすめです。
 

▶︎シーズヒーター(コアヒート含む)

暖房の前にずっといればかなり温かいです。

全開になるまでは少し時間がかかります。だいたい5分くらいでしょうか。

一人でいて部屋全体を温めるのはもったいないときにオススメです。
 

その他のカーボン・グラファイト・シーズヒーターのおすすめ品
【早く暖まりたい!】カーボン・グラファイト・シーズヒーターのおすすめ品

温風が出る、空気を温める系

こちらは周囲の空気をゆっくり温めたり、温風が出たりするような暖房方法となります。

人を温める系とは違って、脱衣所やトイレなどの狭い空間なら室温をあげることもできるようになっています。

 

電気ストーブ

電熱線のヒーターですね。

昔からの定番なので、使ったことがある方もおおはずです。

価格が安いので、良く会社の事務所なんかで見かけたりしますね。

アマゾンで人気
山善 DS-D086

ヒーター菅がジリジリと暑くなり、少しずつ周囲の空気を温めていきます。

オーブントースターの扉を開いて使っている様なもので、ごくごく近距離ならかなり熱いです。

温風が出るわけではないので、本体からの距離が離れると効果がだいぶ薄れてしまいます。

比較的コンパクトかつ安価なので、足元の補助なんかで使う分にはアリかもしれません。

ただし、本体が熱くなるので、お子さんがいる場合には注意が必要となります。

 

パネルヒーター

熱い鉄板が置いてあってその周りの空気を温めるといったらいいでしょうか?

ホットプレートを使ってお料理しているときに、周りが少しあたたまるのと同じです。

薄型のモデルが多く、足元などの近距離で長時間使うことを想定された造りになっています。

最高出力が抑えられていて、ゆーっくりと温めていきます。

安全性が高く、長時間使っても熱くならない利点がありますが、その代わりパワーは低く、速暖性も低くなっています。

こういった板状の暖房器具です。

これも足元の補助暖房的な使い方が多いですね。

 

セラミックファンヒーター
オススメ4機種

温風がでて、電気だけで使用できるファンヒーターです。

灯油を使わない分当然パワーは石油ファンヒーターには遠く及びません。

ですが、

▶︎比較的早く温風が出る

▶︎狭い場所で使えば部屋も温まる

といった利点があります。

暖かさの目安

セラミックヒーターとヘアドライヤーはだいたい同じ程度の消費電力となっています。

少し内容は違うのですが、だいたい同じ程度の暖かさと考えていただいて問題ないです。

ドライヤーは電源を入れればすぐに温かい風がでますよね。

そして吹き出し口付近はかなり熱い風がでます。

「髪を乾かしてたら汗ばんできた」

こんな経験あるんじゃないでしょうか。

セラミックヒーターでも同じことが言えます。

近くで使えば熱いからと言って、部屋にドライヤー向けてても部屋がしっかりあったまることは無いですよね。

同じことがセラミックヒーターにも当てはまります。

対応畳数ってなかなか無いんですけど、無理やり当てはめるなら4畳半くらいまででしょうか。

あとは断熱材と気密性で多少前後します。

 

やはりこれだけで冬を乗り切るのは厳しい場合も多いです。

ただし、他の電気暖房と違って温風がでますので、お部屋の温め効率はそれなりに良いです。

ワンルームにお住いの学生さんなんかはこれだけで過ごす方もいる様ですね。

 

セラミックファンヒーター
オススメ① シャープ HX-SK12

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加湿+1200Wヒーター+プラズマクラスター7000

650mlの加湿ができるので・・

「ヒーターと加湿器の両方を置くとスペースがなぁ・・」

っていう場合におすすめです。

 

セラミックファンヒーター
オススメ② パナソニック DS−FKX1206

加湿+1250W暖房+ナノイーX

どちらも
▶︎加湿機能
▶︎イオン機能
がついています。

ヒーターは・・

▶︎シャープが1200wでパナソニックが1250w(50Hz)

加湿は・・

シャープが650ml/hでパナソニックが600ml/h(50Hz)

ということで、どっちかというとシャープの方が加湿は強く、パナソニックは暖房が強いという格好です。

ただ、どちらも差は僅かなので、実感できるほどの差はないかもしれません。

パナソニックは人センサー搭載で、本体周囲から人がいなくなると自動で運転offになる設定も可能となっています。

 

加湿機能やイオン機能がいらない場合は

セラミックファンヒーター
オススメ③ パナソニック DS-FS1200

出力調節とタイマーのみのシンプル操作の機種です。

コンパクトな本体ながら1120wのハイパワーモデルとなっています。

置き場所がなかなか取れないなぁという時におすすめの機種となっています。

足元用なんかにはちょうど良いように思います。

 

▼少しでも効率がいいものお探しならこちら

セラミックファンヒーター
オススメ④ ダイソン HP07

暖房の出力自体は上の3機種とそんなに変わりませんが、風を遠くまで飛ばすのは得意なモデルです。

部屋全体とはいかなくても1〜2m位先まで温風が届くのは、さすが空力のダイソンといったところですね。

セラミックファンヒーターで一番効率がいい機種はこれでしょうか。

とはいえ価格はお高めです。

価格が高いからといって、飛び抜けて暖かいというわけではない点には注意が必要です。

価格と暖かさが見合っているとは言い難いものの、空気清浄機・扇風機機能も搭載と、やはり独自の魅力はありますよね。

▼ダイソンHP07の紹介はこちら

【HP04・TP04→HP07・TP07】ダイソンの空気清浄機2021年モデル HP07・TP07は何が変わった?

続きを見る

 

▼その他のセラミックヒーターの選び方とオススメ品をまとめました。

オイルヒーター

パネルヒーターの集合体と思って頂ければいいでしょうか?

熱いオイルが循環して熱せられた鉄板が何枚もならんでいます。

熱い鉄板と鉄板の間の空気が温められて、部屋の空気を徐々に温めていきます。

即暖性は低いもののオイルヒーターはそれ自体が熱を蓄えるので、持続性には優れています。

これがオイルヒーターと他の電気暖房の違いですね。

電気だけでお部屋の暖房を考えるなら、一番現実的な種類になるかと思います。

ただし、石油ファンヒーターやエアコンの暖かさには遠く及ばないので注意が必要です。

▼エアコン

電気でコンプレッサーを動かし、効率よく空気中の熱を集める
 

▼オイルヒーター

電気を熱に変え、オイルを温める
 

この様に、電気で使う暖房でも仕組みが全然違うのですね。

もちろんエアコンの方がずっと効率が良いです。

ただ、エアコンは工事が必要なので、取り付けが難しい場合もあります。

そんな時にはオイルヒーターが候補になりますでしょうか。

オイルヒーター
オススメ機種 デロンギ RHJ35M1015

▶︎オイルヒーターのメリット

・運転音が静か

・時間をかければそこそこ温まる

機種によってはフィン(鉄板)の側面も触ってすぐにやけどするほどの高温にならないので安全性も高いですね。

小さなお子さんがいるお家には向いているかと思います。ゆっくり優しく温める暖房器具と言えます。

▶︎オイルヒーターのデメリット

・電気代が高い

・温まるのには時間がかかる

・広い部屋には効果が薄い

1500wで利用した場合の1時間当たりの電気代は約40円です。

だからと言ってパワーを弱めて使ったり、使う時間を短くすると暖かさが感じずらい品物です。

メーカーさんの記載だとオススメ10畳程度までとなっていますが、時間をKAけないとなかなか暖まらないと思います。

 

電気だけで頑張るなら

どうしてもエアコンも灯油も使えない場合はオイルヒーターが一番ですが、その場合は電気代のことは諦めるしかないというのが正直な意見です。

エアコンや灯油といった効率の良い手段を避けているのである程度は仕方ないかと思います。

▼電気代は・・

1500wで使用時の1時間あたりの電気代は約47円です。

1日8時間で約376円
 ↓
一ヶ月で約11,280円
 ↓
冬の3ヶ月で33,840円

これくらいの目安になります。

魅力も多いのですが、期待が大きいと「思っていたのと違う」ってなりやすいかもしれないです。

以上温風が出る、空気を温める電気暖房のご紹介でした。

 

まとめ

上記の温風、空気を温める系の共通点は即暖性が低いことです。

パワーはエアコン、灯油には遠く及ばびません。

パワーではなく、手軽さや価格が魅力の製品と言えます。

それを踏まえた上でこんな場合にオススメです。
 

▶︎電気ストーブ・パネルヒーター

ごく近い距離で使うならこちらが手頃です。足元だけ温めたい場合に近くにおいておくとほんのりあったかいです。
 

▶︎セラミックファンヒーター

普段あまり使わない部屋など、エアコンも石油ファンヒーターも無い場所で使うのに適しています。

温風がでるので、台所や脱衣所などの狭い空間で締め切っていれば暖めることが出来ます。
 

▶︎オイルヒーター

エアコンが取り付けできない・灯油も使えない。そんなときに頼れるのはもうオイルヒーターしかありません

正しく理解すればそれなりに良い品物なんですが、価格が高いせいで過度の期待を寄せる人が多い印象です。

これで済むならもっと普及しているはずというのが本音です。

 

個人的オススメランキング

▲おすすめ度:高

10 灯油、省エネ型エアコン
9  コアヒート(機械の目の前、部屋じゃなくて自分の温かさ)
8 普通のエアコン(畳数適正)
7 普通のエアコン(暖房は使わないつもりで買った場合)
   カーボンヒーター(機械の目の前、部屋じゃなくて自分の温かさ)
6 (超えられない壁)
5 オイルヒーター
4 (超えられない壁)
3 コアヒート(機械の目の前にいない場合)
   セラミックファンヒーター
2 カーボンヒーター (機械の目の前にいない場合)
1 電気ストーブ パネルヒーター

▼ おすすめ度:低

最後に電気代の目安

電気暖房はどれも電気代は高9、節電したい場合は使う量を減らすしかないです。置き場所や断熱性を高める工夫が必要ですね。

消費電力ごとの電気代は次のようになります。

1500w 1時間約40円 8時間約320円 1ヶ月約1万円
1200w 1時間約32円 8時間約260円 1ヶ月約8000円
1000w 1時間約27円 8時間約220円 1ヶ月約6500円
800w   1時間約21円 8時間約170円 1ヶ月約5000円
600w   1時間約16円 8時間約130円 1ヶ月約4000円

大体こんな感じです。ご希望の機種の消費電力に当てはめてみてください。

さて、いかがでしたでしょうか?

電気暖房特集。正しく理解して快適な生活をお送り下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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