加湿機

ハイブリッド式って何?加湿機のおすすめ方式と選び方

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加湿機の説明でよく聞くハイブリッドとか気化式ってどんなものなんでしょうか?
それぞれの方式の特徴とおすすめパターンを解説!

空気が乾燥してくると、喉がイガイガしたり、肌がガサガサしてきますよね。そんなときに欠かせないのが加湿機。

加湿機には色々な加湿方式があるんですけど、家電店の加湿機コーナーではこんな説明書きを見ることがあります。

”気化式は濡れタオルに風を当てるイメージです”
「ふーん、そうなのか?だから何?」って思いませんか?

方式の解説は良く見かけますが、だから何なのかまで説明していることはなかなか無いですね。
そこで本日はそれぞれの加湿方式の違いと特徴を説明したいと思います。

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①気化式 (電気代:安 加湿:遅 蒸気:見えない)

ヒートレスファン式って言ったりもします。

代表機種 パナソニック FE-KXM05 (おすすめ8.5畳まで)

気化式ってどんなもの?

こういうスポンジ状のフィルターで水を吸い上げ、濡れたフィルターに風を当てることで加湿します。
上に書いた通り、濡れタオルに風を当てるイメージですね。
扇風機で洗濯物を乾かすのと一緒です。

気化式のメリット


■とにかく電気代が安い

送風以外に電気をほとんど使ってませんので、省エネなんですね。
あとで出てくるハイブリッド式の約10分の1。

スチーム式から比べると約20分の1の電気代と圧倒的に電気代が安いです。

 

気化式のデメリット


■加湿スピードが遅い

洗濯物を部屋干してもなかなか乾かないのと一緒ですね。

誤解しないでほしいのは、遅いだけであって時間が経てばちゃんと加湿されるということです。
逆に人の出入りが多かったり、加湿能力ギリギリの畳数では湿度が上がらず終いってこともあります。

■フィルター交換が必要
最近では10年交換不要なタイプも出てはいますが、10年手入れ不要ではありませんのでご注意下さい。

2年で交換だろうと10年交換不要であろうと同じ用に汚れます。
10年使うなら、今までよりもこまめにフィルター清掃が必要です。

「こまめに手入れしてくれれば、10年つかえますよ」か
「そうは言っても、掃除なんてそんなにしないだろうから2年で交換しておいたほうがいいんじゃない?」
程度の違いしかありません。

■風が冷たく感じる場合がある
部屋の空気を吸って、湿らせて戻すだけなので室温は変わりません。
しかし、室内の風が循環するので、スースーして寒く感じる場合があります。

どんな場合にオススメか?

電気代が安く、加湿が遅い。つまり電源つけっぱなしを想定して作られているのが気化式です。
空気清浄機と一体型の加湿器も付けっぱなし前提ですから、この気化式が採用されています。

リビングや寝室など長時間いる部屋で使うのに向いています。
また、熱い蒸気が出ることもありませんので小さなお子様がいる場合も安心です。

 

②スチーム式 (電気代:高 加湿:速 蒸気:見える)

代表機種 象印 EE-RL50(おすすめ8畳まで)

スチーム式ってどんなもの?

加湿器といえばこの湯気がもくもくと出てくるタイプが真っ先に思い浮かびますね。

スチーム式は中でお湯を沸かして加湿していきます。
お湯の出口の無い電気ポットだと思って頂ければ分かりやすいでしょうか?

 

スチーム式のメリット

■加湿スピードが速い
水をどんどん沸かして蒸気にしていきますので、加湿効率が最も高いです。

■ふんわり暖かい
それと熱い湯気が出ているので肌寒く感じにくいです。
今までスチーム式を使っていた場合この暖かい湯気に慣れていると、他の方式に変えると肌寒く感じる場合があります。

■フィルター交換が要らない
お手入れは必要ですが、フィルターの交換は必要ありません。
というかフィルターに水を含ませる方式ではないので、フィルターがありません

お手入れは電気ポットと同じです。
水道水が蒸発したとのカルキやミネラルが加湿器のなかにくっついてきますので、定期的に洗浄が必要です。
なかには、ポットの洗浄剤がそのまま使える機種もあります。

 

スチーム式のデメリット

■電気代が高い
ドライヤー、レンジ、ポット、熱を発生させるものはどれも電気代が高いですね。
スチーム式加湿器もお湯を沸かす為に熱を必要としますので、電気代は高いです。

■吹き出し口付近は結構熱い
熱い湯気が出ているので小さなお子さんいるご家庭ですと、少し注意が必要です。

湯気は非常に小さな水滴ですので、空気中に放出されるとあっという間に冷めます。
でも、さすがに吹き出し口付近は結構熱くなりますので、直接触ると火傷してしまうこともあります。

■沸騰音がする
ポットを使っている方だと想像しやすいと思うんですが、沸騰するときのボコボコという音がします。
ずっとうるさいわけではないのですが、音がきになる方は避けたほうが無難です。
寝室だと余計きになるんじゃないかと思います。

どんな場合にオススメか?

とにかく加湿スピードが速いですから、台所、書斎など滞在時間の短い部屋に使うのに向いています。
消費電力は多いですが、短時間の使用であれば電気代にはそんなに大きく影響しませんね。

肌寒く感じるのが苦手な方にもオススメです。
決して室温が上がるわけではありませんが、風の循環がない分スースーする感じは無くなります。

フィルター交換不要ですので、フィルター交換が面倒な方にもオススメですね。
加湿器のフィルターってどれを買ったいいのか分かりづらいですし、お店においてなくて取り寄せの場合も多いですもんね。
スチーム式ならお家での手入れだけで済ませることができます。

 

ハイブリッド式 (電気代:中 加湿能力:中 蒸気:見えない)

代表機種 シャープ HV-F50 (おすすめ 8.5畳まで)

ハイブリッド式ってどんなもの?

ハイブリッドって聞くとなんだかかっこよくて凄そうなきがしますよね?
そもそもハイブリッドってどういう意味なんでしょう。

調べてみると”複合”という意味だそうです。
ガソリンと電気を複合して走るからハイブリッドカーですね。なるほど。

加湿器の場合ですと、ヒーターと送風の複合ということになります。

ハイブリッド式は気化式とほとんど同じ加湿方法なのですが、加湿スピードを上げるためにヒーターも装備しています。

気化式が洗濯物に扇風機で風を当てる方式だとすれば、ハイブリッド式は洗濯物にエアコンやファンヒーターの温風を当てる方式です。

温風を当てたほうが洗濯物は早く乾きますよね。
その乾いた分の水分が空気中に放出され加湿されているわけです。

 

ハイブリッド式のメリット

■電気代とスピードのバランスが良い
スチーム式ほどの電気代もかからず、気化式よりも加湿効率が高いです。いいとこ取りしているんですね。

ほとんどのハイブリッド式は”湿度が低い状態ではヒーターONで加湿スピードを上げる、湿度が上がったら、ヒーターOFFで電気代を抑える”という賢い自動運転機能が搭載されています。

ますます使いやすいですね。

ハイブリッド式のデメリット

■フィルター交換が必要
気化式と同じ説明なので省略します。

 

どんな場合にオススメか?

気化式同様リビング、寝室などの長い時間をすごす部屋に向いています。

部屋の出入りが多かったり、部屋が広くて加湿能力ギリギリで買う場合はハイブリッド式にしておいた方が安心です。
迷ったときはハイブリッドですね。

 

その他の方式

ここでご紹介する以外に超音波式というものがあります。
おしゃれなものや小型のものに多く採用されています。

水を振動版で霧状にして室内に放出します。
スチーム式同様蒸気というか水分が出てくるのが見えるタイプですが、暖かくはありません。

加湿スピードも速く、電気代も安いので一見魅力的に見えるのですが、大きな欠点があります。

タンクの水をそのまま部屋に放出する方式なので、加湿器の内部の汚れがそのまま部屋にばら撒かれます。

スチーム式はタンクの水を沸騰させているので清潔性が高いですし、気化式やハイブリッド式はフィルターがある程度汚れを吸着してくれます。

超音波式は水がそのまま霧吹き状に部屋に出てきますので、すごーくキレイに使える自信のある方だけご利用下さい。
でないと加湿機がカビ拡散機になってしまいますよ。

これで加湿方式の説明は終わりです。

 

次に気になる電気代を見てみましょう。

メーカーや対応畳数により多少ばらつきはありますが、大体次のようになります。

気化式
8畳対応機種 強運転時
消費電力 約15W 一時間当たり約0.4円
一日8時間使用で約3.2円 一ヶ月で約96円

月の電気代約100円。安いですね。

ハイブリッド式
8畳対応機種 強 ヒーターON時
消費電力 約185W 一時間当たり約5円
一日8時間使用で 約40円 一ヶ月で1200円

8畳対応機種 強 ヒーターOFF時
消費電力 約15W 一時間当たり約0.4円
一日8時間使用で約3.2円 一ヶ月で約96円

ヒーターオフ時は気化式と一緒になります。湿度の上がり方次第で電気代は大きく変わります。
なかなか湿度が上がらなければずっとヒーターONで運転します。
つまり少し大き目を買って、早く湿度を上げたほうが快適性も高く、電気代もお得になります。

スチーム式
8畳対応機種 強運転時
消費電力 約450W 一時間当たり約12円
一日8時間使用で約97円 一ヶ月で約2900円

急に電気代が跳ね上がりましたね。
月の電気だが急に3000円も上がったらびっくりしちゃいますね。
使うのは短い時間に留めましょう。

以上、電気代を比較してみましたが、実際はずっと強運転ってことは無いでしょうからこれよりも安くなるんじゃないでしょうか?
加湿能力と電気代のバランスはやっぱりハイブリッドがいいですね。

 

最後に加湿機の値段の違いをご説明したいと思います。

加湿器って2,000円くらいから30,000円くらいまで価格の幅が大きいですよね。
対応する部屋の畳数によって価格が違うのはもちろんなんですが、実はもっと大きな差があって価格が違うんです。

価格の手頃な加湿機は湿度を測っていないです。
これが大体1万円以下の安い加湿機の共通の特徴です。


普通、加湿機には適湿キープ機能が付いています。
湿度は低いのもよくありませんが、高すぎるのもよくありません。

湿度が高すぎる状態は、結露の原因になりますし、カビが繁殖しやすい状態にもなります。
ですから適湿キープは本来必須の機能なんです。

しかし、安い加湿機にはその機能がありません。
「どんどん加湿するから、湿度は湿度計を買って自分で見ながら調節してね」
ってことです。

そもそも湿度を調節する家電なのに、自分で湿度が分かってないっておかしいですよね。
それで適湿に調節できるわけがありません。

湿度調節機能があるかどうかは本体の操作パネルあたりを見れば分かります。
湿度何%の表示や湿度低・中・高などのメモリがあるものは大丈夫です。

安い加湿機には電源入・切や弱・中・強の表示くらいしかないので、こういったものは避けてください。
ちなみに安い加湿機は、大体スチーム式か超音波式です。

どんどん加湿するので部屋の湿度はちゃんと上がりますが、上にも書いたように湿度は高すぎてもよくありません。

どうしても予算に制限があってこういった機種を購入する場合は、湿度計も一緒に購入して自分で湿度管理する必要があります。

使いどころとしては・・
会社なのど広い空間で自分の周りだけ少しでも湿度を上げたい場合なんかは、湿度が高くなりすぎる恐れがないので活躍できそうですね。

 

選び方とオススメ機種

困ったときはハイブリッド式を選びましょう。
対応する畳数はプレハブの方でなく、木造をの方を参考にして下さい。

プレハブ住宅って全体の20パーセント程度しかないそうです。
うちはプレハブ工法だってはっきりわかっている場合は大きい方の畳数でOKです。

ハイブリッド式の加湿機の主なメーカーはシャープ、ダイニチです。
ハイブリッド式での購入であればこの2つのメーカーから選んで下さい。
(全ての機種がハイブリッド式ではありませんのでご注意下さい。)

オススメ機種

シャープの特徴はプラズマクラスターイオンによるカビの抑制と脱臭効果です。

HV-F70 リビングならこちらがオススメ

 

「イオンとかいらない」って方にはダイニチがいいですね。

ダイニチのリビング用通常モデルです

で、もう一つダイニチからご紹介。

こちらはちょっとオシャレなタイプ。
右側の半透明部分が水タンクです。タンクむき出しデザインなのでお水が入る量が通常モデルよりも多いです。給水の手間も減っておしゃれなので価格差が少なければこちらがオススメです。

 

私が購入したのは・・

部屋の乾燥が気になり加湿器を購入しました。
今まで加湿空気清浄機を使っていたのですが、ダイソンの空気清浄機付きヒーターを購入したので空気清浄なしの加湿器から選びました。

購入したのはダイニチのHD−RX516です。
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よかったポイント

 スピード加湿 
さすがハイブリッドだけあって部屋の湿度が低い時には強く運転して一気に湿度を上げてくれます。

 大きなタンクと見やすさ 
タンクが大きくて私の場合給水は1日一回で足りています。楽チンで助かります。
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 豊富な運転モード 
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■自動➡︎普段はこれです。
おまかせで湿度を調節してくれます。湿度が目標に達すると運転を控えるので静かになります。

■エコ(電気代優先)➡︎気化式運転に固定して電気代を抑えます。
長時間運転する場合はこちらですね。エアコンや電気暖房を使っていない部屋ならこれでも十分ですね。

■静音(静かさ優先)➡︎必要があればハイブリッド運転しますが、風量を抑え運転音を小さくします。勉強や読書の時にいいですね。

■のど肌(湿度優先)➡︎のど肌に優しい湿度をキープするように運転します。湿度はやや高めになります。

■おやすみ➡︎寝るまでと寝てからで運転内容を変えます。
最初の1時間は静かさ優先で運転し、その後は湿度優先で運転します。
※おやすみモードはRXシリーズのみ搭載

 シンプルでおしゃれなデザイン 
白可愛くないですか?変な柄とかロゴがあまりなくスッキリしたデザインで気に入っています。
他には高級感のあるブラウンもラインナップされています。

 持ち手が付いている 
加湿器本体を持ち運ぶってことはあまりないんですが、やっぱり取っ手があるのは便利です。
本体に隠れるように収納されていますので、見た目を損なわないのもポイントが高いです。

デメリットはないの?

デメリットと感じるかは人それぞれですが、人気のイオン機能は付いていません。
プラズマクラスターやナノイーのことです。なくても加湿器としては問題ないですが、あったほうがニオイを軽減してくれるのでお得感があるかもしれないですね。

あと、タンクが大きいのはいいんですが水をいっぱいまで入れると結構重いです。
せっかく大容量タンクでも満タンまで入れない方も出てくるのではないでしょうか。

まぁデメリットと言えばそれくらいでしょうか?
フィルター寿命はシャープ、パナソニックよりも短い5シーズンですが、どうせ2〜3シーズンで交換するので特に問題ないです。

タンクの大きさが魅力で選んだダイニチでしたがかなり満足なので紹介させていただきました。

 

加湿機選び方まとめ

電気代重視➡︎気化式
代表メーカー パナソニック
長時間使う部屋の場合はこちらがおすすめです。
パナソニックの加湿フィルターは洗いやすいのも評価が高くなるポイントです。

バランス重視➡︎ハイブリッド式
代表メーカー シャープ、ダイニチ(例外あり)
昼間は留守にすることが多い方や寝室で使う場合などはこちらがおすすめです。
また、エアコンや電気暖房を使用している場合は空気が乾燥しやすいのでハイブリッドをおすすめします。

パワー重視➡︎スチーム式
代表メーカー 象印
特に気化式はただの送風に湿気が混ざっているだけなので寒く感じる場合があります。
スチーム式は暖かい湯気が出るので、寒々しいのが嫌な方はこちらがおすすめです。

以上加湿機の方式の解説とオススメパターンのご紹介でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

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