洗濯機

人気ランキング常連 パナソニック縦型洗濯機NA-FA80H1の実力は?

更新日:

今年大幅なモデルチェンジを行ったパナソニック。
すっきりフロントのCMで見かけた方も多いんじゃないでしょうか?

発売から約5ヶ月経ち、価格も良い感じに下がってきました。人気ランキングも常に上位ですね。
そこで本日は、そろそろ見えてきたNA-FA80H1の実力をチェックしていきたいと思います。

東芝、日立と比較した記事を作りました 2015/03/26
【決着は付いた!】2015年も縦型洗濯機オススメNo.1は日立【日立、パナ、東芝比較】

 

①洗濯機の最重要項目、洗浄力は?

 節水と洗浄力の両立
洗濯機で一番大事なのが洗浄力ですね。でも、最近の洗濯機では高い節水性も求められています。
洗濯というのは極端に言えばたくさんの水でジャブジャブ洗ったほうが汚れ落ちがいいんです。

洗濯槽いっぱいまで水を溜めて、下のお皿の部分を回転させると、洗濯槽の中で衣類が移動します。
このときに衣類と衣類がこすれて洗っていたのがこれまでの洗濯機でした。

たくさんの水を使ってゴシゴシこすったほうが汚れが良く落ちるって言うのはよく分かりますよね?
でも、今はそれじゃあダメなんです。お水も減らさないといけないですからね。
水道代、気になりますよね?

そこで少ないお水で上手に洗う方法を各メーカーさんが一生懸命考えているわけです。
パナソニックの場合は”洗剤の力”、”水の力”、”機械の力”の3つの力を引き出すことで高い洗浄力を実現しています。

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洗剤の力

 進化した泡洗浄”即効泡洗浄” 
この商品の最大の特徴とも言える泡洗浄は、お洗濯開始直後に洗剤を良く溶かしあわ立てる機能です。

これまでの洗濯機では洗濯し始めても、最初はなかなか泡立ちが悪く、洗浄効果を充分に発揮できるまで時間がかかっていました。
でも、この即効泡洗浄なら洗剤の力をより早く引き出し、お洗濯の最初から高い洗浄力を発揮することができます。

パナソニックは以前から泡洗浄を採用してきました。それが今年から泡の生成方法の変更により、さらに早く洗剤をあわ立てることができる構造に変更となりました。
これが即効泡洗浄です。

 即効泡洗浄の利点 
パナソニックが泡洗浄にこだわるのにはちゃんと理由がありまして、洗剤は原液のままでつかっても洗浄効果があまり高くないからなんです。

泡状にすることで汚れを吸着しやすい状態にしてこそ、洗剤本来の力が発揮されるわけです。

ハンドソープや女性用のメイク落としでも泡状になって出てくる商品ありますよね?
それは、泡の状態のほうが汚れを吸着して、落としやすいからなんです。

水の力

 洗剤液を浸透させて洗浄力アップ 
洗剤がいくら力を発揮できても、衣類の一部にしか洗剤が浸透しないのでは泡洗浄の効果を引き出すことはできません。
そこで水流の力により衣類全体に効率よく洗剤を浸透させていくのが”水の力”です。

 循環水流で節水洗浄 
洗濯槽の回転により掻き揚げられた水が、洗濯槽上部かシャワーのように降り注ぎ衣類全体に浸透していきます。
これで泡洗浄の効果を充分に発揮できるわけですね。

 

機械の力

そして最後に機械の力です。

 節水でもキレイに洗う 
少ないお水で効率よく洗うのに大切なことは、衣類が”水に浮いていない状態”でもきちんと衣類を移動させることです。

上の方にも書きましたが、たくさんお水を使えば下のお皿(パルセーターといいます。)を回転させるだけで衣類全体が移動します。
でも、お水が少ない状態で同じ事をしても衣類の移動は少なくなってしまいます。

 お米を研ぐのに例えると 
お米を研ぐときにお水がいっぱい入った状態と、ほんのちょっとしか入っていない状態を思い浮かべて下さい。
お水がたくさん入っていれば、手の動きで水流ができてたくさんのお米が移動します。
お水がちょっとだけだと水流はほとんど無く、手に当たったお米だけが動きます。

では少ないお水で、お米全体を動かすならどうすればよいでしょう?
答えは、”手で混ぜるのでは無く、容器自体を振る”です。
これならお水の少ない状態でも、お米全体を移動させることができますね。

 洗濯機の場合は? 
洗濯機の場合は洗濯槽を振るわけには行きませんから、それに近い状態を再現するのです。
衣類全体を下から押し上げるようようにして、衣類の移動を増加させてあげるんです。

そこで重要なのがパルセーターの形状なんです。従来のパルセーターは平面に突起がある形状でした。
この形状は衣類を引っ掛けるのに向いているので、お水がたくさんあるときには有効です。

しかし、少ないお水で洗うときには衣類の上下の入れ替わりを促す形状が必要なんですね。
平面ではなく、衣類を上下させるためのなめらかな起伏のある形状が必要なんです。
衣類を引っかかるのではなく、ジャンプさせる形状ですね。

このジャンプさせる形状を実現したのがデュアルウェーブパルセーターです。
デュアルウェーブって言われるとピンとこないと思いますが、”衣類をジャンプさせるための波型が2つ付いた”パルセーターって言えば少し分かりやすくなったんじゃないでしょうか?
これが”機械の力”です。

気になる洗浄力を解説してきました。
これだけの技術で洗っていれば、洗浄力の心配はなさそうですね。

 

②清潔性はどうなの?

洗浄力の次に洗濯機で気になるといえば清潔性。
衣類だけじゃなく、洗濯機本体も清潔なほうが良いに決まってますよね?
それでは清潔機能もチェックしていきましょう。

すっきりフロントデザイ


今年から採用のすっきりフロントデザイン。

 すっきりフロントのメリットは? 
操作パネルがおくのほうにあって見やすいですし、手前がすっきりしているので洗濯物の出し入れもしやすいですね。

でも、このすっきりフロントの良さはそれだけでは無いんです。
手前に操作パネルが無いことによって、とっても汚れをふき取りやすくなっているんです。

 見やすいだけじゃ無い。お手入れも楽チン
洗濯機の投入口付近って結構ホコリがたまりますよね?

中には洗濯槽のカビ対策で、蓋を開けっ放しにしている方もいらっしゃるでしょう。
洗濯物の水気が洗濯機の縁に付き、そこにホコリが落ちて張り付く事もよくあると思います。

そんなとき、このすっきりフロントはサッとふき取りやすいデザインなんです。
使いやすいだけでなく、掃除しやすいなんて素晴らしいことですね。

洗濯槽自動洗浄


洗濯槽自動洗浄は今や洗濯機には欠かせない機能の一つでしょう。
この機種にももちろん搭載されています。

洗濯槽自動洗浄といえば日立が真っ先に思い浮かびますが、何か違いはあるのでしょうか?

日立の自動洗浄
洗浄時6Lの洗浄用水道水を追加投入。水道の水が一番きれいな水ですから、これが一番効果的。
でも水道代が一回あたり約1.5円かかります。

パナソニックの自動洗浄
水道水の追加投入0。すすぎのお水の再利用ですから、清潔性としては日立の方が有利ですね。
まぁ、2回目のすすぎの後の水なのでそれなりにきれいですし、汚れを洗い流すのが目的ですからこれで充分かもしれないですね。
何よりも水道代かかりませんし。
良い言い方をするなら、お水を効率よく使っているって事ですね。

 

そのほかの便利機能は?

エコナビ

 賢く省エネ 
ドラム式に採用されている”汚れが少ないと自動で節水”するエコナビではないようです。
こちらのエコナビは”水温が13度以上で自動で時間短縮”というタイプですね。

水温が高いときには洗剤の利きがいいですから、自動で時間短縮してくれるのはありがたいですね。
でもエコって言う割りに電気代の違いは微々たるものです。

 節電よりも時間の節約 
メーカーサイトによれば、エコナビによって最大4whの電気を削減できるようですが、これって電気代に換算すると約0.1円です。
1年毎日削減しても年間約36円の差ですから、大きな効果は見込めないですね。

節電よりは、時間のエコ?ってことなんでしょうか?

デリケートコース

 上質おうちクリーニング→デリケートコース 
今回の大幅モデルチェンジで確実に以前よりも劣化してしまったのがオシャレ着洗い機能です。

以前の上質おうちクリーニングはほとんど型崩れの無い洗浄方法だったのに対し、今回はパルセーター回転の工程があるため、型崩れしやすくなってしまいました。
型崩れを防ぐためのソフト脱水機能も無くなってしまったので、オシャレ着洗いは確実にパワーダウンです。

詳しい説明は省きますが、即効泡洗浄を採用するとどうしても上質おうちクリーニングができなくなってしますんです。
(お水の循環する経路の問題です。)
洗浄力をアップさせるためのオシャレ着洗い機能パワーダウン。
まぁ、仕方の無い選択ですね。オシャレ着よりも普通のお洗濯の機能を強化したほうが洗濯機としてはいいですからね。

他に気になる点は?

運転音

 運転音は大きくなった 
すっきりフロント採用に伴い、内蓋が撤去されました。
これにより、洗い時の運転音が去年よりも大きくなっています。

 うるさいという程ではない 
音が大きくなったとはいっても、インバーター搭載タイプですから”静かな洗濯機グループ”には入ります。
夜に洗濯する方でなければ気にならない程度の差です。

サイズ

 蓋を開けたときにかさばります 
幅、奥行きは去年までのモデルとほとんど一緒です。
ほとんどのご家庭で心配の無いサイズといえるでしょう。

ちょっとご注意いただきたいのが高さです。

操作パネルが後ろに来たことで、少し蛇口と本体がぶつかりやすくなりました。
蓋をあけたときも、ほかのメーカーさんより少し背が高いので洗濯ラックをご利用中の方はぶつからないか確認して下さい。

まぁ、今のとことほとんど困った事例は無いんですけどね。念のためです。

 

最後に個人的な感想

 フルモデルチェンジは好評価 
冷蔵庫のトップユニット方式なんかもそうなんですが、大きな成果のために多少の犠牲は厭わない姿勢は非常にパナソニックらしいですね。

上質おうちクリーニングのパワーダウンや運転音の上昇などちょっぴり残念な部分もありますが、それを補って余りあるパワーアップを果たした機種だと思います。

節水・高洗浄力の追求で”基本に忠実につくられた”感がありますね。

即効泡洗浄の洗浄力の高さと、すっきりフロントの使い勝手の良さ。じわじわ売れ行きが良くなってきているのも納得です。
今回の大幅なモデルチェンジにより、大幅に機能の変わったパナソニック。

小技の効いた洗濯機から、王道を行く洗濯機になった印象です。

人気急上昇の洗濯機NA-FA80H1の価格を

東芝、日立と比較した記事を作りました 2015/03/26
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