ダイソン買うならどれがいい?
モデルごとの違いは?
2019年発売の軽量V8スリムモデルについては↓のページで紹介しています。
このページの旧V8は古くなっており、在庫を探すのも大変ですし、価格面でも有利とは言えない場合も多くなっています。
あえて買う必要はあんまりないですね。
ぜひ新型のV8SLIMをご覧ください。
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前回はダイソンV8シリーズのスゴいポイントをご紹介させていただきました。
少しおさらいしておきますと、
ダイソンV8は・・
⭕️大小様々なゴミをパワフルに吸引
⭕️排気も空気清浄機並みにキレイ
⭕️お手入れも楽チンに
⭕️運転時間アップ
このように進化したんですね。
それで、ダイソンV8シリーズと一口に言っても
①V8fluffy(SV10FF・SV10FF2・SV10FF3)
②V8fluffy+(SV10FFCOM)
③V8animalpro(SV10ANCOM)
④V8absolute(SV10ABL・SV10ABL2)
と、いくつかのモデルがあるんです。
今回はその辺の違いを解説していきたいと思います。
▶︎モデルを見分ける時の注意点
ダイソンのモデルにはにはいくつかの表記があります。
で、紛らわしいことにシリーズの数字と型番の数字が違うんですね。
ここで紹介している
ダイソンV8はSV10で始まる型番です。
SV10だからと言って、これがV10シリーズというわけではありませんのでご注意ください。
V◯って書いてある場合はシリーズ名です。
→数字が大きほど主に運転時間の面で性能が良いです。
SV〇〇といった場合は型番です。
→数字が大きいほど新しい製品です。
V8の本体同士なら性能は同じで付属品が違う
まず最初に大事なことをお伝えしておきますが、
実はダイソンV8シリーズの"本体部分はどれも同じ"ものなんです!
↑本体とはこの部分のことです。
では、一体何が違って幾つものラインナップに分かれているんでしょうか?
先に結果だけ書いてしまいますが、実はV8同士で比べた時には
付属ツールがいくつついてくるか?だけで値段が変わる
んです。
それでははV8シリーズのラインナップごとの違いとオススメパターンを紹介したいと思います。
これまでのV8シリーズ
①基本のFF2
②ツールの豊富なFFCOM2
③ダイレクトドライブヘッドのANCOM2
④全部セットのABL2
4シリーズあったのですが今はもう見つけにくいと思います。
このページのリンクは旧モデルとなる”型番の最後に2"がつくモデルとなっています。
違いは付属品とヘッド
先ほども書きましたが、本体の部分はどれも共通で付属品の違いがモデルの違いとなっています。
最初に機種をざっと紹介して、後半では付属品の使い方やおすすめシーンの紹介をさせていただきます。
■基本性能おさらい
ダイソンのV7・V10などのシリーズごとの性能の違いは主に運転時間にあります。
このページに登場するV8の場合は・・
▶︎運転時間は最大40分
▶︎モーターヘッド使用時は30分
▶︎強運転にすると7分
となります。
充電にかかる時間は5時間です。
こちらがこのページの機種共通の内容です。
最長運転時間とは・・
モーター駆動ではないツール、つまり隙間ノズルや布団ツール使用時で、なおかつ弱運転にした時の運転時間です。
ソフトローラーヘッドを装着しただけで最長よりも運転時間は減ってしまいます。
普段お掃除する組み合わせ(ヘッド+弱運転)で使った場合は赤文字部分の運転時間になります。
それではまずは基本のモデルから紹介します。
dyson V8 fluffy
SV10FF2
内容
・fluffyヘッド(ソフトローラーヘッド)
・基本付属品セット
・アップトップツール
万能型のフラフィーヘッドに充電台、隙間ノズル、コンビネーションノズル、ミニモーターヘッドが付属しています。
オススメパターン
フローリングやカーペットなど普通の掃除機と同様に使えればいいという方にはこちらがおすすめです。
布団掃除とかは別に・・という方や、
布団クリーナーはもう持っているという方もこのモデルで十分ですね。
次に一番人気のモデルを紹介します。
dyson V8 Fluffy plus
SV10FFCOM2
内容
・フラフィーヘッド
・基本付属品セット
・アップトップツール
・布団ノズル
・延長ホース
・ハードブラシ
フラフィーヘッドに付属品が全部付いてくるセットです。
「これまで掃除できなかったいろいろな場所も掃除できる便利さ」は
コードレス掃除機購入の動機の一つとなっていることは間違いないですからね。
オススメパターン
普通の掃除機以上に色々な場所を掃除したい方にはこちらがオススメです。
床だけでなく車、布団、棚の上など掃除できる場所がぐんと広がります。
次がヘッド違いのパターンです。
dyson V8 Animalpro
SV10ANCOM2
内容
・ダイレクトドライブヘッド
・基本付属品セット
・アップトップツール
・布団ノズル
・延長ホース
・ハードブラシ
ダイレクトドライブヘッドの特徴はブラシがかなり硬めになっていることです。
アニマルプロの名前の通りペットの毛をカーペットやマット類から除去するのが得意なヘッドです。
ダイレクトドライブヘッドとフラフィーヘッドの違いは・・
ソフトローラーヘッド
柔らかいブラシが密集していて、床面とヘッドの密着性を高めています。
高い密着性が強力な吸引力を生み出す仕組みです。
しかも大小さまざまなゴミを吸引する万能型のヘッドです。毛足の短いカーペットやフローリングの掃除に向いています。
ダイレクトドライブヘッド
硬いブラシが少量ついています。
毛足の長いカーペットやラグから髪の毛・ペットの毛を強力に絡めとり吸引します。
フラフィーヘッドに比べ専門性の高いヘッドです。
吸引力ももちろんありますが、どちらかというとブラシの力で毛を除去するイメージです。
オススメパターン
ペットの毛や髪の毛にお困りで、なおかつ毛足の長いカーペットやラグなどを使っている方はこちらのアニマルプロモデルがオススメです。
硬いブラシが強力にペットの毛を掻き取って吸引します。
また、毛足の長いラグや絨毯をお使いの場合にも奥からしっかりゴミを吸い出してくれます。
最後に
ソフトローラーヘッド
ダイレクトドライブヘッド
どちらがいいか選べない方へ
dyson V8 Absolute
SV10ABL2
内容
・フラフィーヘッド
・ダイレクトドライブヘッド
・基本付属品セット
・アップトップツール
・布団ノズル
・延長ホース
・ハードブラシ
2つのヘッドと豊富な付属品がセットになったモデルです。
フレキシブル隙間ノズルは、直販限定モデルのSV10ABLEXT2にしかついてきませんので、実質この機種が最上位機種となります。
SV10ABLEXT2はハードブラシが付属しない代わりにフレキシブル隙間ノズルとツールバッグがセットになります。
フレキシブル隙間ノズルは伸縮・折り曲げが可能な隙間掃除に非常に適した細長いノズルとなっています。
フラフィーヘッドが幅広いシチュエーションでオススメで、
ペットの毛にお困りでしたらダイレクトドライブヘッドがオススメ
ということになります。
ちなみに運転時間はダイレクトドライブヘッドの方が少し短いです。
オススメパターン
小さなお子様がいてペットも飼っているとなればこちらのモデルがオススメです。
フローリング・カーペット→ソフトローラーヘッド
絨毯やペットのいる家庭→ダイレクトドライブヘッド
このような使い方が適しています。
付属ツールも多くこれ1台で家中丸ごとお掃除可能です。
布団、階段、車、フローリング、カーペットの毛などなど今までの掃除機以上の使い勝手を求める方には是非オススメしたい1台となっています。
ちなみにヘッドを後から追加で購入することは公式にはできません。
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付属品の種類と
オススメの使い方
ここまでダイソンV8シリーズのラインナップを紹介してきました。
付属品の違いでモデルが変わることがお分かりいただけたでしょうか?
それではそれぞれの付属品がどんなものか見てみましょう。
基本セット
↖️左上 収納用ブラケット
ダイソン本体を縦向きに収納できる付属品です。
電源コードを装着することで収納しながら充電も可能です。
ブラケットの壁面への取り付けにはネジ止めが必要となります。
ネジ止めを避けたい方はブラケットなしでも充電可能ですのでご安心ください。
↙️左下 隙間ノズル
定番の細長いノズルです。
↗️右上 コンビネーションノズル
ブラシつきの幅広ノズルです。
ゴミを掻き出しつつ吸うことができます。サッシなどの凹凸面やマット類の掃除に役立ちます。
↘️右下 ミニモーターヘッド
実はこれが非常に優秀な付属品です。
密着性の高い作りで、高い吸引力を発揮します。
小型ですので、車のシートやソファーの微妙な曲面にもフィットして埃を剥がしつつ吸い取ります。
(ブラシが硬いので要注意です)
マットレスや敷布団の掃除にもこのヘッドがオススメです。
フトンツール
その名の通り布団を掃除するためのノズルです。
先ほどミニモーターヘッドヘッドでマットレスや敷布団を掃除できると書きましたが、こちらのフトンツールは役割が少し違います。
▼ミニモーターヘッド
高速で回転する硬いブラシが付いています。
これで掛け布団、特に羽毛布団を吸うと布団が傷んでしまう場合があるんです。
羽毛が折れてしまうこともあるようです。
その反面シーツにくっついた髪の毛なども強力に絡め取りながら吸引する利点があります。
▼フトンツール
回転ブラシが付いていませんので、羽毛など中身が繊細な掛け布団にも使いやすくなっています。
また、ミニモーターヘッドを布団以外の場所で使用した場合、同じヘッドで布団を掃除するのは抵抗がある方も多いと思います。
ということで、布団掃除の専用ツールがあると良いわけですね。
ハードブラシ
こちらも名前の通り硬いブラシのついた吸い口です。
カーペットやマットの毛や砂ホコリをブラシで払いながら吸引します。
▶︎玄関マット
▶︎車の中
など砂が多い場所で特に活躍します。
アップトップツール
高いところを掃除するための角度調節可能なパイプです。
▶︎カーテンレールの上
▶︎エアコンの上
▶︎照明器具の傘
などの掃除に適しています。
延長ホース
ただの伸びるホースと侮ってはいけません。
これが有ると無いとでは使い勝手が全く異なります。
本体は手元に抱えたまま
色々な場所を掃除出来きるようになります。
▶︎家具と壁の隙間
▶︎ラックの棚と棚の隙間
▶︎肩よりも高い場所
▶︎車の中
そんな時にこの延長ホースがあれば隙間にノズルだけ入れて掃除したり、ノズルだけ持ち上げて掃除できるんですね。
本体は脇に抱えて、ホースだけ動かす。
これが狭いところを掃除するのに一番楽な方法じゃないでしょうか。
もっとも使用頻度が高い付属品になるかと思います。
使う予定があるなら是非セットで
付属品の種類と使いかたを簡単にご紹介してきました。
これらの付属品は一部は後から追加で購入できるものもあるんですが、使う予定があるならセット品を購入したほうが楽ですし、割安です。
ちなみにヘッドは後から別のタイプを買ったりはできないので、ソフトローラーヘッドとダイレクトドライブヘッド両方を使いたい方はアブソリュートで決まりです。
V8シリーズに弱点はないのか?
これまで結構いいとこばかりお話してきたんですが、ダイソンにだって当然弱点はあるんです。
他のメーカーのものと比べる際に参考になるように、あえて弱点もお話しておきたいと思います。
弱点1 重い
十分実用の範囲だとは思いますが、本体は他メーカーと比べるとやや重いです。
V8シリーズは運転時間を伸ばすため新しいバッテリーを搭載していますが、これは以前のV6シリーズの時よりも大きくなっています。
またヘッドも大きいですので、他メーカーのようにスイスイと動く印象はありません。
この辺は是非店頭で一度お試しいただいて判断していただければ良いかと思います。
個人的にはパワーで他のメーカーに負けないならある程度仕方ないかな、と思っています。
弱点2 収納ブラケットは穴あけ必要
本体を収納するための台は壁にネジ穴を開けて取り付けする必要があります。
収納台自体は使わなくても充電できるので問題ないのですが、
本体を立てて収納したい場合は何か他の工夫が必要になります。
ダストケースを棚に引っ掛ける方法が一番楽じゃないでしょうかね。
我が家のV6はこんな感じでラックとラックの間に挟まっています。
充電はコードを直接本体にさせばOKです。
弱点3 サイクロン構造は洗えない
V8シリーズになってゴミ捨ての時にダストケース内に残ったホコリを除去してくれるようにはなったんですが、細かいチリ、ホコリはどうしても取れないですね。
ちなみにサイクロンの筒の内部はこんな感じで細かなホコリが残ります。
目詰まりが原因となって吸引力が低下するというわけではないんですが、なんとなくホコリが残ってるよりはピカピカに洗い流したいですよね。
水分が残ったまま運転すると故障の原因になるので、わざと洗えないようにしてるのかとは思います。
弱点4 強運転7分
ダイソンの欠点と言われていた運転時間の短さはV8シリーズになって大きく改善しました。
標準運転であればパワーヘッドを動かしても30分以上は運転可能です。
でも強運転は7分と相変わらず短めですね。
ここぞというときに使う分にはいいのですが・・
それでもダイソンを選ぶ理由は・・
はい、ここまでダイソンの弱点もお話してきました。
で、やっぱり完璧では無いんです。
それでもダイソンをお勧めする理由。
売れている理由は一つですね。
吸引力はやはり他のどのメーカーと比べても頭ひとつは抜け出ています。
あとはコードレスクリーナーに何を求めるかですね。
”吸ってナンボ”という考えがダイソンです。
ダイソンのダメなところをいろいろ改善したのが国内メーカー品です。
どちらがいいかはやはり使う方次第ですね。
私はダイソン好きですけどね。
”えぐってでも吸ってやる!!”みたいな使い心地がたまんないです(笑)
最後に付く2とか3
SV10FF SV10FF2 SV10FF3の違い
型番の最後につく2や3といった数字はリニューアルした時に増えていきます。
細かいことを言いますと実はダイソンV8もリニューアルを繰り返しており、3つのV8が存在します。
性能は同じなんですが、付属品がちょっとだけ違ったりします。
家電店で見かけるのはほぼSV10FF3ですね。これが現在販売中のモデルです。
それ以前のモデルで、
SV12FF2はアップトップアダプターというツールが多く付属しています。
ネット通販くらいでしか見かけることはないかと思いますが、安く出ていればこちらでも性能は同じです。
さらに古い、1番最初のV8がSV10FFですね。
ネットでもあまり安く出ていることはないので、特に候補には入らないかなぁと思います。
SV10ABL2とかも同じです。
ダイソンV8まとめ
最後にダイソンV8がどんな掃除機かを簡単に振り返ってみます。
■吸引力は十分、さらに使い勝手も向上
吸引力はもとより十分。
さらに運転時間延長、低騒音化、お手入れが簡略化され使い勝手もだいぶ良くなりました。
■掃除機をこれ一台で済ませたい!
個人的な意見としてはコードレスとキャニスター併用が一番いいと思っています。
ですが、大掃除のようなまとめてたくさん掃除するような場面でなければダイソンだけでも大丈夫そうです。
一台で済ませるならやはりパワーも兼ね備えたダイソンがオススメです。
■高級掃除機の代名詞
”ダイソンといえば高級で吸引力が強い”というイメージを持っている人は以前よりもずっと増えてきています。
いわばブランド品のような響きの良さがありますね。
掃除とは全然関係ないですけど、買い物の満足感はやっぱり高いと思います。
"サイクロン"の機能性を表しているようなデザインや、丈夫そうな質感など、好みはあるとしてもデザインも良い方には入ると感じています。
■付属品であちこちお掃除!
付属品が豊富なのもダイソンの特徴の一つですね。
床だけでなく棚や隙間や階段に車など幅広いお掃除で活躍してくれます。
最後に
ダイソンに限ったことではないですが、掃除機をコード無しで持ち歩ける快適さ。
汚れが気になった時にすぐに取り出して使える軽快さはきっと想像以上の便利さです。
私もV6購入した時に掃除機のイメージが変わりました。
クイックルワイパー感覚で掃除機が使えるんですから手軽なものです。
とても便利なコードレスクリーナー。
まだ使ったとこがない方もたくさんいらっしゃると思います。
購入検討中の方の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。